目黒さんこんばんわです。ご感想ありがとうございますです。 いや、ホッとした(笑) 面白かったといっていただいて一安心です。 僕は、海千山千でしたたかなご老人というのも好きなんですが、イノセンスのあるご老人というのも非常に好感を抱くんですね(笑) 今回短い文量でそのあたりを表現できればいいなあと思ってトライしてみました。 オチは、これはもう変化球ですね(笑) このボールでストライクが取れるかどうかが不安だったんですが、ほのぼのほほえましいというくらいの余韻が残ると、狙いどおりの投球ができたかな、と安堵でございます。 パソコン関係の用語については、厳密な説明を避けて、ニュアンスが伝われば成立するくらいのところを狙ってみましたが、でも一部わかりにくいところはありますね。このあたりを改善すべきだなと読み直して思いました。 楽しんでいただければ、実にうれしゅうございます。精進してまいりますのでどうぞ今後もよしなに願います。
こんばんは。また勝手ながら感想を書かせていただきます。うふふふふふふ、おもしろ〜い♪ が、最初の感想でした。おじいさんとおばあさん、そうですよね。時代の波についていけない部分もありますよね。オチがまた絶妙でした。ピリッとしたSSでは、“ああ、なるほど!”で終わる作品が多かったので、この作品のオチは新鮮でしたよ。見ていて微笑ましいですね(^^)ただ、主人公が主人公なだけに、パソコン知識のない読者には疑問符の浮かぶシーンもあると思います。ですが、わからなくても読めるようにと書き手が配慮してくれているのがわかったので、少なくとも私は安心して読めました。楽しかったです。
段階を分けてヒントを出している、という感じでしょうか。第一ヒントでわかったら五十点。第二ヒントでわかったら四十点。第三……ってな具合に。 ちなみに私は最後までわかりませんでした。名前が出てきたときも「たぶん、アレだよな……」と、答えが明かされたのに不鮮明なイメージしかもてません。でもコレ、面白いですよね。不鮮明なわりにはその正体に「なるほどー」とも思えたし、「そう来たか!」と手を打ちました。 流れとしては、【たまにぼくたちの上に色々なものが落ちてきて、制帽と制服の男のひとが降りてくる。落としたものを取りに、降りてくる】の部分が説明臭くて、他の部分とギクシャクしているように思えましたけれど、全体的には「クロさんは○○になりきりながら書いたのだろうなあ」と感じるような心地良い文章でした。 【たまに〜降りてくる】の部分の代わりに、主人公が電車についてどう思っているか書き込んでくれるともっとよかったと思います。木や沢の空を懐かしむだけでなくて、新しい風景を見て何を思ったか。電車以外にも、ホ○ムの様子とか人が何をしているかなどです。その部分がないので、半面しか見ることができない物足りなさを感じるのだと思います。空の対照となる人工物を書いていたなら、【やはり〜また青い】という結末とは違っていたのかなあとか、まあ、いろいろ考えました(人の書き物を作り変えて遊ぶ模造の冠を被ったお犬さまだった)。 クロさん、ご参加ありがとうごいました。
はいはーい。模造の冠を被ったお犬さまです。碧さんには謝ってばかりですけれど、また謝らなくてはいけないことに気づきましたー。パフパフッ。 前のリプライで『碧さん』と書こうとして『翠さん』と書いてるところがありましたー。名前がどうとか、もう言えませーん。私は馬鹿ですか? そうでーす。 (深呼吸) 犬猫の次はこのタイプできましたか。なんというか、着実にステップを踏んでると思えるような選択をしましたね。書き物の構造もショートショートの王道を見事に突き進んでいます。なので、逆に言えば『新鮮味がな』くて『驚けない』という感想になってしまう。 碧さんが必死に「隠そう隠そう」、「騙そう騙そう」としているのがよくわかるのですけれど、それがかえって流れを不自然にしてしまっています。「そういうショートショートなのだからいいじゃん」と言われると元も子もないのですけれど。 私の感覚で言うと、『美しくない』かな? 失礼すぎですか? じゃあ、『整ってない』? 騙すことを書き物の中心に置き、読み手を相手どるなら、盤面をきれいに並べてほしいんですよ。碧さんは詰め将棋とか詰め碁はわかりますか? 詰め将棋や詰め碁の問題には余計な駒や石は置かないのです。駒や石が、役どころに対して過不足なく、もっとも機能的な配置で、そこに置いてなければならないという必然性をもって存在しています。 私の言いたいことはいつも回りくどくて、どこまで私の感覚が相手に伝わっているか心配でならないのですけれど、大筋のところは伝わりましたよね?(びくびく) 三度目のご参加もお待ちしてまーす。
いいこと書いてあるなあ。読んでて実に感心したですよ。 今漠然と思うのは、しかしこの高いハードルの問題というのは今回のお題の方向性ばかりでなくて、そもそもショートショートの構造的な特性なのかなあ、とも。 短編とやっぱりそこが決定的に違っているかな。SSというとキッチリ枠組みや方向性が決まっていて、書き手はまず構造構成で冒険できないというか、SSの構造に呪縛されて定型外の発想が非常に難しいとか、ですかね。
聖藤斗さん、ありがとうございます。 ピリッとしてるかしてないか言えば、してません。はい。 “ピリッとした”というのは抽象的すぎてウマくないかもしれませんね。“瞬発力のある”と書くと今度は難解ですね。 『感動』という言葉があって(話が長くなる前置きである)、私はそれを読み手に伝えたいと思っています。読み手が私に“感動しました”と伝えてくれると私は心底うれしくなる。『感動』とは何かと言えば、『それに触れたとき、何かを感じて、心が動いた』ということです。そのまんまです。 “ピリッとした”に話を戻します。“ピリッとした”とは何か、それは私の考えるところ“感動が急激であること”です。のぉっそり心が動くのではなくて、ガッと心が動くのです(また抽象的だ)。 実は私、「このお題は失敗したなあ」と思っています。それは、主人公の正体を明かすことがピリッとした感動させるのに向いているからです(感動というと大げさですね。読後感としましょうか)。 「だったら、成功じゃん」と声が聞こえてきそうです。ピリッとした読後感を誘うには、主人公の正体を隠しておいてラストにオチとして打ち明ける。それが読み手のサプライズとなって“ピリッとした”印象になる。 いえ、ダメなんです。 これはですね、家で寝ていたらチャイムがうるさく鳴るので玄関に出てみたら笑顔のスーツマンが立っていて「コレはマズイ」と思って締め出そうとしたけれどその巧みな話術にはまってしまって「いいかも」と思って契約する気になったところで隣のおばちゃんがふらっと現れて「ああアンタ気をつけなさいよ。この人、ウチにも来たしつこい詐欺師だから。ホラ、しっしっ。どっか行きな」とまるで犬を扱うかのようにスーツマンを追い払うと「いいことをした」とでも言いたげな満足顔でスーパに向かうおばちゃんを見て気が抜けるような感覚、とでも言いましょうか。 家で寝ていたのが読み手。スーツマンが書き手。おばちゃんが私です。 読み手がせっかく乗り気になっていたのに、私が水を差している形ですね。 わかりにくいですかわかりにくいですね。 私がお題として『人間以外の視点』と明言してしまったことによって、読み手の心理に『主人公は何者だろう』という意識を植えつけてしまった、ということです。 読み手にその意識をもたれてなお、読み手を驚かすことができるのは容易ではありません。それは通常の小説よりもっとエンターテイメン性に傾いた話です。観客を騙しながら楽しませると言ったら、手品師を思い浮かべるのがわかりやすいかもしれません。 このスレッドの中で“ピリッとした読後感”を読み手に与えるのには、私がハードルを高くしてしまっていますね。これじゃあ、なかなかピリッとした読後感は味わえませんね。間抜けだな。 と言う訳で、ピリッとしないのは私の責任のような気がするので気にしないでください。そうは言っても『僕の願い』って、人間以外の視点と知らされずとも三行ぐらい読めばアレだなとわかるわけですけれどね(とってもハッキリ書きすぎ)。 『僕の願い』の主眼は、“正体は何か”ではないのですよね。正体がわかっているからニヤニヤしつつ主人公の気持ちや周りとの関係に没入させる話だと思います。正体なんてのはただの飾りです。偉い人にはそれがわからんのです。 ピリッとはしませんでしたけれど、よかったです。ありがとうごいました。 ちなみに最初の『和弥』だけ漢字が違います。レトリックじゃないですね。 それと、めぐろさん。ありがとうございます。 私だけの感想だと、どうしても浅くなってしまうので助かります。
ああ。謝るべきは私の方です。模造の冠を被ったお犬さま。(三回確認しました。今度こそ大丈夫なはず) 私を省略して呼んで下さって光栄です。「石」ではなく、「珀」だったことに感動を覚えました。HNを「珀石」に変えたくなりました。 それから、猫だと思われたことを、お気になさらないで下さい。私の書いたものが、それ位分かりにくいものだった、という結果であるのですから。文章の分かりにくさ、ラストのオチの甘さ。反省点としてきっちり認識したいと思っています。 また勢いだけで参加させていただいてしまいました。止められなければ、しつこく、これでもか! と書いてしまうかもしれません。暴走しそうな自分自身を自制したいと思います。いろんな意味で、模造の冠を被ったお犬さまに感謝致します。
> 個人的には好きな作品だし、好感度もてる作品だと思うんですけど、喜劇なのか悲劇なのかが中途半端だったのが残念だったかなと……。もう少し、どちらかに決めて話を展開した方が良かったかもしれないです。でも、好きな作品です。やはり自分自身、書いている作品はどれもこれもジャンルのはっきりしない物が多いです。そのせいで内容がゆっくりと傾いていき、最後にはバランスが崩れる事がしょっちゅうなので、アドバイスを貰ったからには、直していきたいと思います。表現力の問題も多々あるので、本当にこれを機に気づけた事を直してみます^^ありがとうございます。
初めまして、勝手ながら感想を書かせていただきます。一言で言うと、なんていうか切ないですね。人間じゃないからこそ、人間に利用されてあっさり捨てられちゃうんでしょうね;; 私も今日から、“僕”を大切にしよう、なんて思う目黒でした(カンムリーヌさんの真似)。個人的には好きな作品だし、好感度もてる作品だと思うんですけど、喜劇なのか悲劇なのかが中途半端だったのが残念だったかなと……。もう少し、どちらかに決めて話を展開した方が良かったかもしれないです。でも、好きな作品です。
ノンノン! 『模造の冠を被ったお犬さま』です。『さま』はひらがなです。漢字にすると11字になってしまうじゃないですか。罰として一回だけ省略して呼びます。『珀さん』。 はい。そんなどうでもいいプライドはどうでもいいとして。問題は私の失敗ですね。 ふたつの失敗を犯しました。 ひとつは、このスレッドを立てるときに自分で立てた誓いなのですけれど、『ネタバレは極力抑えること』です。それなのに『無口な理由』では感想で主人公の正体を明かしてしまっている。これはアウトです。──と、まあ、こっちの失敗は自分ルールを破っただけなのでいいとしても、次が酷い。 感想の中で明かしたそソレが間違っている。これは酷い。「ミニチュアダックスは猫ですか?」「いいえ、犬です」「チワワは猫ですか?」「いいえ、犬です」 【我輩は猫である】を意識しすぎたのか何なのか『猫』と書いてますね、私。ハンドルネームに『犬』ををつけておきながら何という体たらくでしょうか。 こんなときは素直に謝りましょう。「ごめんなさい」 気を取り直して。疑問にお答えいただきありがとうございました。 さらに追い討ちをかけてしまうようで何ですが、ストーリのスタートが外なので室内犬には全然思えませんでした(ハッキリ書きすぎ)。えっと、ママが愛人を家に呼んでいたことも考えの内には入れていましたが、前半の美容室の話を考えると「そりゃねーだろーな」と思っていました。『浮気相手に主人公を連れて会うのだろうか』というのも可能性として挙げただけで、ほとんど信じてはいませんでした。『美容室の主人のようにママが犬に話をしたのだろう』で納得していました。そして、美容室の主人と同じようにうっかりパパのいるときに話してしまってバレる、というまったくの同一パターン。『無口な理由』を読んで思い浮かべるストーリはこれが自然だろうなあ、と思います。パパが無口な理由や家族内の関係は翠さんが書こうとしたものと私が感じたものは同じです。 特に問題がないようでしたら、碧さんの『正解』ではなく、私が初めに感じた『美容室と同一パターン』で理解しておきたいのですけれど、よいでしょうか。>犬は忠実な生き物で〜 はい。上記に書いたとおり、主人公の正体に誤解がありました。きちんと理解していればまた違った感想を書いていたかもしれません(でもやっぱり、あのラストは違和感があるなあ)。 コレを書いている今はまだ『喧嘩はやめて』を読んでいません。これから読ませていただきます。丁寧な感想……そのつもりで書いたのですけれどねえ。…………。 疑問に答えていただき、ありがとうごいました。