上野文様、貴重なご意見ありがとうございます。地の文での、です.ます調の使い方がおかしいという事がよく分かりました。では、小説の内容を引用して例を書いてみますが、こういう事でしょうか?『教室の扉を開けてクラスメイトに挨拶し、自分の席に着いたところでやっと一息つく事ができました。クラスでは友達同士での談笑が聞こえてきます。』という文を『教室の扉を開けてクラスメイトに挨拶し、自分の席に着いたところでやっと一息つく事ができた。クラスでは友達同士での談笑が聞こえてくる。』という風にすればおかしくは無いでしょうか?
はじめまして、桜雪様。 上野文と申します。 私も、一人称における地の部分(台詞以外の部分)で敬語を使うのは避けるべきだと思います。 理由のひとつは、読み手から見て”読みにくい”から、です。 またもうひとつ、書き手から見て、話す(敬う)相手もいないのに、思考が全て敬語調っておかしくない? ということです。 ギャグや理由があってのことなら構いませんが、桜雪様が自然と思われる書き方をされるべきだと思います。 一人称のままでも構いませんよ。(〜だ、〜だった)で〆ても、三人称でなければならない理由は無いのですから。
自分は現在、一人称形式の小説を書いているのですがある人に書いた物を読ませた所、一人称でのセリフ以外の文章で、主人公の口調(です、ます調)を使ってはいけないと言われました。まだまだ、書いている小説が少ないので判別がつきません。その場合、やはりセリフ以外の文章を(〜だ、〜だった)など三人称形式にしなければいけないのでしょうか?どなたか教えてください。
貴重なご意見をありがとうございます.> >寝かす> 投稿できるほどの分量になったら一週間ほど、手を付けません。見ません。> 後に改めて読みますと、初めて読むような新鮮な印象になりますので、誤字脱字が発見しやすくなります。> ただ、完成しているとどうしても気が逸ってしまうので非常に忍耐力が要ります(読んでもらいたい気持ちに負けたことはあります)。 たしかにそうですね.とくにスピードも求められるときは(早めにできない自分が悪いですが),おろそかになりがちです.だから,出張とかの前までに仕上げて机の上に置いておくと効果的です.> >プリントアウト> これができれば推敲の手間が一気に減らすことができると思うのですが、プリンタがないためにできません。> やはり、紙媒体のほうが読みやすいです。 わたしが強くおすすめする方法です.パソコンの画面上よりもミスを発見しやすい(なぜでしょうかねえ).> >信頼できる人> 信頼できる人がいないので、これは登竜門の読み手ということになります。ありがたいことです。 自分で書いていても,そういうことになるなあと思いました.誤字脱字など基本的なチェックを前提にしての批評(堅苦しくいわなくとも他人の意見)を受けられる場というのが登竜門の主旨であり,利用価値でしょう.(ご理解されていると思いますが,補足です:「信頼できる人」は身近な人で,という意味を込めて書きました.登竜門に投稿するということはチェックを前提にしたものと理解してます.舌足らずで申し訳ないです)> >エディタを変える> メモ帳を使っているのならWordに貼り付けて読んでみる。これも、新たな気持ちで読むためです。> 登竜門を投稿するときのプレビュ画面で誤字脱字を発見したこともままあります。>> >【VerticalEditor/地矢ただし】を使う> 回し者ではありません。無料ソフトです。> 原稿用紙の升目を埋める気持ちはとても清廉なものです。誤字脱字を許さない気持ちに、自ずとなります。サンプルを見ましたが,良さそうですね.字も見やすい感じです.> >辞書を使う> 誤字脱字文法誤りとは少々意味が違うのですが。> 今はweb辞書が充実しているので、好みの辞書を手早く引くことができます(おかげで紙辞書を引くことが極端に少なくなりました)。> 使い慣れない語句は辞書で調べます。また、モチーフを用いる際にWikipediaなどで調べておくこともあります。>>> こんなところでしょうか。> 不伝さんの挙げられたノベルチェッカーを私も試してみたのですが、文法作法のうち大雑把なところを指摘するもののようです。誤字脱字文章誤りや文章作法の細かい部分は自分の手と目と頭で直さなければなりません。> またWordの文章校正はあまりに気を回しすぎて原稿を真っ赤にしてしまうので、私はおススメしません。たしかにそうですね...> 一読者さんの【責任】と【完璧】という言葉を使ったことが気になりました。> 私は誤字脱字文章誤りをなくしたからといって【完璧】であるとは到底思えません。「ようやくスタートラインに立てた」という気持ちです。おっしゃるとおりです.完璧というのは実際問題の話ではなくて,どこまでやれば完璧と思えるかといった意識の問題で,個々人で変わります.強調するために「完璧」という言葉を使いましたが,お犬さまさんが仰ることはよく理解できていると思います.> 誤字脱字が、プログラムにおけるバグのように“取っても取ってもなくならない性質のもの”であることはわかっています。それでも、「誤字脱字はもうない!」と言い切れてしまうぐらいに胸を張って自信をもって自分の文章を読み直して、そうしてようやく人に読ませられる書き物になると思うのです。はい.個人的には耳が痛いです.> そこには【責任】はありません。一読者さんも仰っている“自分の書き物を読んでもらうための【意識】”です。> その意識がないものは読む気になりません。そうですね.感想欄で誤字脱字の報告がされる光景には,なんだか残念な気持ちになります.登竜門の主旨(想定している敷居の高さ)を十分に理解できているとは思いませんが,明らかに主旨からズレていると思います.いまの登竜門の一部は“人力チェッカー”みたいなものになってる気がします(しかし,一番効果的ではないでしょうか,無料の校正のようなものですし).若い人もたくさんいらっしゃると思うので,向上心もってがんばってほしいと思います.文章力をつける訓練にもなるかもしれませんし,きっとブログの記事とかうまく書けるようになると思います.実用的な面以外にも,やはり小説を書くからには読まれてなんぼの事と思いますので.そのためには,基本的なチェックは大前提ということをお分かりいただきたいと思います.
私のチェック方法でよろしければ、お教えします。 まずは、一読者さんが紹介されているものから。>寝かす 投稿できるほどの分量になったら一週間ほど、手を付けません。見ません。 後に改めて読みますと、初めて読むような新鮮な印象になりますので、誤字脱字が発見しやすくなります。 ただ、完成しているとどうしても気が逸ってしまうので非常に忍耐力が要ります(読んでもらいたい気持ちに負けたことはあります)。>プリントアウト これができれば推敲の手間が一気に減らすことができると思うのですが、プリンタがないためにできません。 やはり、紙媒体のほうが読みやすいです。>信頼できる人 信頼できる人がいないので、これは登竜門の読み手ということになります。ありがたいことです。 ここからは、私のチェック方法です。>エディタを変える メモ帳を使っているのならWordに貼り付けて読んでみる。これも、新たな気持ちで読むためです。 登竜門を投稿するときのプレビュ画面で誤字脱字を発見したこともままあります。>【VerticalEditor/地矢ただし】を使う 回し者ではありません。無料ソフトです。 原稿用紙の升目を埋める気持ちはとても清廉なものです。誤字脱字を許さない気持ちに、自ずとなります。>辞書を使う 誤字脱字文法誤りとは少々意味が違うのですが。 今はweb辞書が充実しているので、好みの辞書を手早く引くことができます(おかげで紙辞書を引くことが極端に少なくなりました)。 使い慣れない語句は辞書で調べます。また、モチーフを用いる際にWikipediaなどで調べておくこともあります。 こんなところでしょうか。 不伝さんの挙げられたノベルチェッカーを私も試してみたのですが、文法作法のうち大雑把なところを指摘するもののようです。誤字脱字文章誤りや文章作法の細かい部分は自分の手と目と頭で直さなければなりません。 またWordの文章校正はあまりに気を回しすぎて原稿を真っ赤にしてしまうので、私はおススメしません。 一読者さんの【責任】と【完璧】という言葉を使ったことが気になりました。 私は誤字脱字文章誤りをなくしたからといって【完璧】であるとは到底思えません。「ようやくスタートラインに立てた」という気持ちです。 誤字脱字が、プログラムにおけるバグのように“取っても取ってもなくならない性質のもの”であることはわかっています。それでも、「誤字脱字はもうない!」と言い切れてしまうぐらいに胸を張って自信をもって自分の文章を読み直して、そうしてようやく人に読ませられる書き物になると思うのです。 そこには【責任】はありません。一読者さんも仰っている“自分の書き物を読んでもらうための【意識】”です。 その意識がないものは読む気になりません。
ご意見ありがとうございます。お返事遅れて申し訳ありません。> 誤字脱字、文法上の誤りは検出できませんが、色々な誤りが検出できて便利です。ごぢだつぢが引っかからなければチェッカーの意味無い気がしますが、使ったことないのでよくわからないです。ワードの文章校正(だったか?)もけっこう、使えますよ。ところで、質問の意図が伝わらなかったようなので、言い直しますが、登竜門で投稿する際、どの程度まで完璧にする必要があると思いますか?意識を問いてます。現在、登竜門の利用者には明らかな意識の差があると思います。それは、基本的なチェックができていない作者さまなどがいる点で確かです。登竜門などの主旨を持ったサイトの利用価値は、おそらく利用者の意識で変化します。さまざまな意見(とくに向上心を持った方の)があがれば、いろいろと考える機会になるかなあと思ったのですが。あんまりないですね。チェック手法の情報交換みたいな意味でも有効かと思ったのですが。高圧的な態度に読めますが、わたしの文章力が無いからです。興味本位からの行動ですのでご容赦ください。
自分は50行くらい書いて見直し、50行くらい書いて見直し、を繰り返して、投稿予定の部分まで書き終えたら、ノベルチェッカーというwebページ上のツールに通します。誤字脱字、文法上の誤りは検出できませんが、色々な誤りが検出できて便利です。その後に全て読み返して、大きく書き足した場合は再度ノベルチェッカーにかけます。
このところ,文章の誤字脱字,文法上の誤りが多い気がします.これが,個人的なサイトやブログなどでの公開であれば,一向にかまわないと思います.いくら,誤字脱字があっても.しかし,登竜門のような場に投稿するのであれば,投稿する側の責任が生じるわけで.雑誌や賞への投稿>登竜門>個人サイトのような順で,作者としての責任は大きくなるのではないかと思います.で,作者さまにお尋ねしたいのですが,投稿前の推敲,チェックはどのように行っていますでしょうか?下記は例です.書いた文章は,しばらく寝かせましょう.書きあがったら,一週間ほど放置します.すると,改めて読んだときに意外なミスや発見がみえてきます.書き終わりの直後は,気持ちがのめり込んでいるので,冷静に評価することができません,ですので,しばらく文章を寝かせて冷静な頭でチェックするのが有効です.また,チェックはなるべくプリントアウトして行いましょう.ブラウザ上で読んでいると,ミスを見逃しやすいです.その際に,ダブルスペースで打ち出すと,チェックがしやすいです.できることなら,信頼できる人に読んでもらうのがいいです.客観的な評価が受けられます.ここまですれば,完璧です.どこまでする必要があると思いますか?
>中村さん、上野文さん、素敵な討論をありがとうございます。そして死ぬほど返信が遅れてしまって申し訳ありません。上の討論は読んでいて面白くて、とても勉強になりました。自分が開かせて頂いたこの場では「物語の長さ」を決める時の色々な観点を学べました。それらの観点のひとつに偏ってしまった話も途中にありましたが、どれもとても勉強になったと思いました。短くて恐縮ですが、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
こんばんは、上野文です。 わかります。 私にとって登場人物は、配役とか俳優とかそんな感じなのですが… 演出家や監督が過剰に私意を入れると怖いなあって。 登場人物は物語を盛り上げてくれるけど、同時に壊せる存在でもあるんですよね。 生徒は大切ですが、教師が特定の一人相手に恋すると…いろいろと危機ですもの。