タイトル | : 小説の描き方――魅力的なキャラクターとは何か―― |
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投稿日 | : 2011/05/09(Mon) 01:54 |
投稿者 | : ピンク色伯爵 |
初めまして。あるいはお久しぶりです。ピンク色伯爵です。
実は自分、模造の冠を被ったお犬さまが今の企画を立ち上げていなければ、別の企画を立ち上げようとしていた人間です。今となっては僕のようないい加減な人間が言いだしっぺにならなくてよかったとホッとしております。
その企画は『カスタム小説2011』というものでした。企画者の方からいくつか小説のパーツを提示し、そのうちのいくつかを組み合わせて書いてもらうという内容であります。その企画を通じて企画者である僕が皆様から吸い取りたかったことは、ズバリ、作中の登場人物に命を与えるやり方であります。
小説の書き方サイトをネットサーフィンしていますと、キャラクターの作り方について『現実の人間をモデルにする』という文言がよく見られます。しかしこの言葉はあまりにも抽象的ではないかと思うのです。つまり現実で見た人間を核にしてキャラを作ればいいよとこの一文は言っているわけですが、その具体的なやり方や、気をつける点等を明言しておりません。一体どのようにすれば、読者に一個の人間としてそのキャラクターを楽しんでもらえるのか、その本質的なことが僕にはわからないわけです。
話が抽象的になりました。具体的に言います。俗に言うテンプレなツンデレキャラでも愛されるものは愛されております。逆をいえば、現実いる人間をそのまま模写したにもかかわらず「つまらない」という烙印を押されるキャラクターもいるでしょう。その明確な線引きを僕は知りたいのです。その境界線が分かれば、今後の創作において非常に参考になるのではないかと思うわけであります。
論点を言いますと、キャラクターを『(魅力的な)人間』たらしめるその要素とは何か。僕のような変態はいかなるキャラクターに萌え悶えるのか。文学作品におきましては、どこまでキャラクターを際立たせるべきなのか。文学にキャラクターが要らないのなら、それでも読者をひきつける新たな要素はなんなのか。
これらが明確に分かれば、少なくとも登場人物での悩みは減り、うまくいけば自分の強みになるのではないでしょうか。
1、自分が思う魅力的なキャラクター。(リアルでも非リアでも可)
2、上記の論点についてどう思うか。(手の内を暴露しろと強制はしません)
3、魅力的なキャラクターを数値化することで(顔の良さ+性格=魅力の合計値等)そのようなキャラクターを簡易に量産することは可能か(三分クッキングのレシピみたいなノリでつくれたらよいと個人的に思う)。
是非皆様の意見を聞きたいと思っております。無理に参加してくれとはいいません。気が向いたら相手にしてやってください。