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タイトルRe: えぇっとね
記事No: 894 [関連記事]
投稿日: 2011/05/10(Tue) 02:18
投稿者ピンク色伯爵

torrentファイルがあれば落とそうと思ったんですが、すぐには見つかりませんでした。どうも、ピンク色伯爵です。
 『教授の魅力はカリスマ性です。他人の内面を見抜く能力が凄いんですよ。』
 つまり、個別具体説ルートの先のハテナがとりあえず消えましたね。

 魅力的キャラ→カリスマ性?→(具体例)本質を『知っている』こと?
            ※一般化はまだできていない。

 なるほど教授に関して言えば、次のように付け足すことができますね。

 魅力的キャラ→カリスマ性?→(具体例)本質を『知っている』こと?
              →(具体例)華族の血を引き、肉体的魅力に溢れている。

 しかし肉体的魅力にあふれているというのが曖昧ですね。蓼食う虫も好き好きですし。またこれを毎回キャラに入れるとなるとワンパターン化しますし、難しいところですね(肉体的魅力をいれないという手もある。あくまで選択肢)。

 だんだん明らかになってくる実体。具体例を一般化すればこのルートはコンプリートしたと言えるでしょう。ということは、ここらで隠しシナリオを発現させるべきですね。


 カリスマ性→(具体例)→???(その魅力をどう臭わせるか?)

 日本の古典のように「うつくしゅうていたり」とか言っちゃうのはNGでしょう。曖昧では伝わらない。しかし全面的に押し出すのではその人物の器が知れるでしょう。
 つまりそいつを『人間らしくする』にはどうすればよいのでしょうか。
 今の現在位置は、なんとなく魅力的だなあ、という『言葉』を並べているにすぎません。どうすればその男は動き出すんでしょうか?


 ……………………あれ??

 この説って魅力的なキャラクターを作っただけで、物語に活かす方法を全く考えていなくねえか?w 誰だ、個別具体説おっ立てた奴、出てこい。――僕ですね、すみませんw
 いけない。個別具体説だけじゃいけない。
 皆様はどう思います? 良いキャラを作った。でもそれを紙面に表現するにはどうすればよいのか分からない。陳腐な言葉で伝える? それとも「私はこうする!」のまとまりのない方法列挙で議論を終えてしまう?

 このルート、限界じゃないでしょうか? 僕は限界があると思います。
 ただし、カリスマ性のある人物を生み出すのが全くの無駄だったわけではありません。やはり一体説に戻って、「世界の中で生かしてやる」ことが道ではないかと僕はパラダイムシフトします。どうだろう、このルートで小説化にまでこぎつけられる人いますか?

 水芭蕉猫様もやはり世界は必要だとおっしゃっていますね。
 ここで僕の考えを整理します。
 
・キャラクターの魅力は何か?
→カリスマ性だ!
→個別的な要件を挙げた。しかし、これをどう紙面に表現するのか。やはり言葉だけでは陳腐になってしまう。
→こちらのルートは行き止まりだ。仕方がないから一体説に逃げよう。
→一体説は『営み』だと言っている。ここにカリスマ性→(具体例)を備えた人物を登場させればよいのではないか。

 急に議論が簡単になってしまいましたね。つまりキャラを魅力的にしているのは世界でもあり、カリスマ性であるが、カリスマ性だけを考えていけば、方法論的に行き止まりになる。だからより明確に公式化するためには世界・環境・イメージを一緒に考えていく必要がある。

 どうでしょうか。何か意見がある方はいらっしゃらないでしょうか。急に議論がありふれたものになってきましたね。しかし、ありふれた意見の踏み込めていない部分に踏み込むことが大切でしょう。議論を続けます。

・水芭蕉猫様はどう考えているのか。
 キャラから世界を見せてもらうというのは彼女の方法論でしょう。すなわち、彼女なりの方法であります。そのやり方を分析すれば何か見えてくるのでしょうか。
『キャラじゃなければ世界の見かたが解らないからです。』
 なるほど、キャラクターを世界の一部と捉えています。ただ、ここで従来の僕の意見とは異なる点が出てきました。それは、
『世界があってキャラがいるのではなく、キャラから世界を聞くのです。』
 つまり世界があり、キャラがあるのではなく、キャラがあって世界はあるのだと彼女は主張しています。

 視点を変えてみましょう。
 『(魅力的な)キャラクターは、世界を独自の価値観を持って見ている』
 どうでしょうか。
 今現在位置分かります?



キャラの魅力→カリスマ性→具体例→行き止り(←それをどう表現するのかが「?」)
                ※個別具体ルートは行き止まり。



      →情景・世界→『営み』→キャラがあって、世界がある(猫ルート)
                 →世界があってキャラがある?(逆猫)
                 →もっと別の何かがあるのではないか?(?ルート)
                 ↑ルート分岐したわけですね。



 注意してほしいのは、今論じていたのは物語の作り方だということです。魅力的なキャラクターというのは、カリスマ性があり、『営み』があり、その中で猫説を採るなら『世界に対して独自の価値観を持って生きている』ということです。
 猫説に従うのなら、このような人物を表現できれば、それは小説の中における『人です』。猫ルートはエンディングが見えそうですね!

 キャラに自分を憑依させるとありますが、これを具体的に分解していきます。
 つまり、
 1、キャラクターに独自の価値観を与える
 2、そのキャラクターなら世界をどう見るのかを考える。
 3、世界を『創る』

 ここで難しいのは、世界を『創る』前に何で見ることができるんだということです。
 皆さん、僕はですね、ここは額面通り受け取ってはいけないように思うのです。
 多分世界はある程度はあるんです。異世界なり、現実であり、中世世界でありです。しかしそれを見て、紙面に書くには、キャラの目を通すべきだと水芭蕉猫様はおっしゃっているのです。すなわち、各人世界の捉え方は千差万別、当たり前ですね。そのようにすれば、キャラクターに確固たる考えを持たせることができ、それがキャラクターの魅力となり、そのキャラクターならどう動くか? を考えるときの一例となるとおっしゃっているのです!(……です、よね……?)

 猫ルート、見えてきましたね、エンディングが。

 【キャラと世界は連動している】
 【キャラクターは世界に対する独自の価値観があり、それが人間たらしめている】
 【また価値観により、そのキャラの思考プロセスを紙面に表現しやすくなる】

 僕が提示した三角関係、誰誰が好き嫌いは世界の一部なのです。そこにキャラクターの独自の思考プログラムを介在させることで、物語は深みを増し、一石二鳥なことにキャラクターも映えるのだそうです。

 これは大きく動きましたね。つまり、その結果として僕のような変態が萌えるか萌えないかが決まってくると。

 では、「人」を「そばで見ていて萌える人にするためには」どうすればよいのでしょうか。これは新たな論題ですね。
 また猫ルート以外にエンディングはないのか? 水芭蕉猫様は好きだけど、猫ルートは好きになれないという人いませんか? あるいは猫ルートよりももっとエキサイティングなルートがあるぜ! って人いませんか??

 さああ、面白くなってきましたね! 僕が勝手に盛り上がっているだけですがね!

 あと、音読は必要なのか。これは実際に小説を書く段になってのお話ですね。どうすればすらすらとした日本語が書けるのか。教えてうまい人! この点も議論していきたいところであります。

 以上であります。水芭蕉猫様、ケイタイからわざわざありがとうございました。
 水芭蕉猫様はもちろん、皆様の意見をお待ちしております。
 内容はどんなものでもオーケー! どうすればエッチなお姉さんが書けるのかとかでもいいです。というかそれなら大歓迎です(殴)。

 ではでは。ピンク色伯爵でした。 


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