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タイトル123:『悠久輪廻』
記事No: 1068 [関連記事]
投稿日: 2014/05/16(Fri) 22:01
投稿者神夜






 太陽の光。雨の匂い。月の灯り。星の瞬き。
 世界の、音。
 嗚呼。世界は何と美しいのか。
 この美しい世界が、どうか。どうか、永遠の刻の果てまで、続きますように。

 ――久遠。

 暁様が私の名を呼ぶ。
 世界の最果てで、暁様はただ、私の傍に居てくれる。
 繋いだ手の温もり。通じ合った心の心地良さ。
 暁様の、声。
 嗚呼。この時が、どうか。どうか永遠の刻の果てまで、続きますように。

 ――久遠。どうか。どうか君が、幸せでいられますように。

 暁様。暁様がどうか。どうか幸せで、いられますように。

 世界は、言った。
 贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄を捧げよ。贄 を 捧 げ よ。

 例えもう二度と会えないとしても。
 例え繋いだ手が引き裂かれても。
 それでもただ、通じ合った心がここに在れば。
 それでもただ、貴方を想うことが許されるのなら。
 それだけで、久遠は幸せです。最果てのここで、貴方を想えるのなら、それだけで――

 ――久遠。助けに来たよ。私と共にここを出よう。

 嗚呼。世界は何と美しく。
 嗚呼。貴方は何と優しく。

 引き裂かれた手は、再びに繋がり合い、

 世界は、言った。
 裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏切り者。裏 切 り 者。

 死んでしまった世界の最果てで。
 引き千切られた四肢を抱き、吊るされた身体に血の涙を流す。

 世界は何と美しく。
 世界は何と優しく。
 そして世界は何と、――残酷か。
 貴方の居ない世界ならば。貴方を想うことも許されない世界ならば。

 そう。世界なんて、

 ――……滅んで、しまえ。



     「悠久輪廻」



 連日に渡って過去最高気温の更新を大安売りで行う猛暑の被害は、我がオカルト研究部においても甚大であった。
 室内温度はついに四十度を超え、扇風機までもが煙を吹いて天寿を全うされた。クーラーなんていう偉大なる文明の利器は、全国優勝を視野に入れるほど強いバスケットボール部とサッカー部、そして吹奏楽部にだけ与えられた特権であって、ウチのようなどうでもいいクラブ活動については、「扇風機でも十分過ぎるくらいだ。経費削減の昨今、それでも仕方が無く与えてやっとるのだ。大事に、大事に使え。特にお前ら、あー……おか? ああ、そうだ、お化け部。お前らなんてこれで十分だ」とハゲデブ教頭に鼻で笑われた挙句、もう十年も前の型落ちもいいところの扇風機を譲渡された。
 そしてその鼻で笑われた扇風機でさえ天寿を全うした部室内は、もはや炎熱地獄そのもので、干乾びて死ぬのも時間の問題かもしれない。
「……ねっちゅーしょーで倒れたらー……、がっこーのたいまんだってー……うったえてやるー……」
 パイプ椅子に座り込み、長机に身体全体を預けるように突っ伏している那奈(なな)は先ほどからずっとまるでゾンビのようにそう呟き続けている。その主張も最もだから判るのだが、うだうだ言われるのはそれ以上にうるさくて暑苦しいからやめて欲しい。が、那奈に対して文句を言う気力もほとほと尽き果てていて、自分自身も今にも倒れそうである。
「がっこーのー……、たいまんをー……ゆるすなー……、えいー……えいー……おーぉぉ……」
 力無く挙げられた腕がくいくいと動くが、やがてパタリと机に倒れ込んで沈黙する。
 その光景を見つめながら、つい数分前に買って来たばかりの缶ジュースに手を伸ばす。中身に口をつけた瞬間、もう随分と温くなってしまったことに肩を落としながら、それでも無いよりかは幾分かマシであろう、と自分自身を納得させてちびちびと飲んだ。気持ち悪いくらいの中途半端な喉越しを感じながら、温くなってしまった炭酸ジュースほど味気ないものはないと途方に暮れる。
 開け放たれた窓の外からは、盛大な蝉の鳴き声が聞こえていた。
 部室のドアが開けられたのは、そんな時だった。
「やっほー、ごめんごめん、遅れ、って、あっつ!? なにこの部屋!? 暑い暑い! なにこれ!?」
 部室に一歩入った瞬間にすぐさま後退し、こちらを信じられない目で見つめる女子生徒は、オカルト研究部の幽霊部員、優衣(ゆい)である。ただ、幽霊と言う言い方は少し間違っているかもしれない。優衣は那奈の友達で、オカルト研究部を設立する際に人数集めとして無理矢理名前だけ書いて貰ったのである。だからその条件として、「好きな時に来て好きなことをしててもいい」という特待部員なのだ。ちなみに普段はバスケットボール部で、おまけにそこのエースで、本当にこの学校の特待生でもある。
 ポニーテールにした長い髪を左右に振り、優衣は理解不能とでも言いた気に、
「ちょっと何よこの暑さ。あんたら死にたいの?」
 死にたい訳ないだろ、と反論するだけの力さえ湧き上がって来ない。
 まるで死んだ人間の気分を味わいながら部室の外にいる優衣を見つめていると、大きなため息を吐き出しながら、その炎熱地獄へ足を踏み出しつつ、
「ほらもう、那奈が死にかけてる。こんなところで死なせるために、那奈をオバ研に入れたんじゃないんだからね」
 オカルト研究部、お化け研究部、略して『オバ研』。生徒にはもっぱらそう呼ばれている。
 汚染された室内へ入り込む救急隊員の如く慎重に部室に入り込み、優衣が徐々に那奈へ近づいて行く。ようやっと見つけた生存者よろしく、優衣が那奈の肩を掴んで揺さぶり、
「起きなさい那奈、ここにこのままいたらアイツみたいに脳味噌が溶けて馬鹿になって死ぬわよ」
 誰の脳味噌が溶けてんだ、と反論するだけの力さえ湧き上がって来ない。
 揺さぶられた那奈が僅かに視線を上げ、その虚ろな視線が優衣を捉える。捉えた瞬間、その口元がにへらっと緩んだ。
「天使の優衣ちゃんだー……、お迎えに来てくれたんだねー……、いいよー……わたしはもー……疲れたよー……」
「え、ちょ!? ちょっと那奈!? まっ、待ってっ、待っ、きゃあっ」
 いきなり立ち上がった那奈に抱きつかれ、優衣がバランスを崩してその場に倒れ込んで行く。
 埃っぽい床に女子高生二人が転がる。おまけに転がっている二人は、かの有名な杉原優衣と佐々木那奈だ。この光景を写真に収めてオークションに掛ければ、たぶん軽く万は越す。下着なんてものが見えているようなブツであれば、下手をすれば数十万でも出す奴もいるかもしれない。
 それくらい、校内でのこの二人の人気は凄まじかった。
 杉原優衣はバスケットボール名門高の特待生でエース、おまけに顔も体系もグラビアモデルみたいなもので、男女問わず人気者で、そしてその人気はこの高校のみに留まらず、他校にファンクラブまである始末だ。一体どこの漫画のヒロインなのかと、常日頃から思っている。
 しかし佐々木那奈もそれに通ずるものがあった。合法ロリなんて言葉はこいつのためにあるのだとすら思う。童顔から魅せる笑顔は人を魅了し、人懐っこい性格はそれをさらに際立たせる。お姉さんに憧れる人は優衣に、妹に憧れる人は那奈に、という見事な役割分担を担う二人は、小学校の頃からの幼馴染であると言う。元は那奈もバスケットボール部で優衣とコンビを組んでチームの柱だったらしいのだが、いろいろあって今はこのオカルト研究部のみに在籍している。
 そしてそんな二人がくんずほぐれずで絡み合っているこの構図は、実は物凄くエロくて、その筋に流せばきっと高値で取引されるに決まっていた。よくよく考えてみると、ここで写真を撮って売り払えば、もしかしたらこの部室に扇風機なんてちんけなものじゃなく、クーラーを設置出来るのではないかと半ば本気で思い、携帯電話に手を掛けた瞬間、しかしその事実がバレた場合、優衣に殺されるかもしれない危険が伴うことを思い出して何とか思い留まる。
 那奈に抱きつかれた優衣がじたばたと暴れて抵抗するが、暴れれば暴れるほど、那奈がその身体にさらに纏わりついて「にへへ」とだらしない顔を浮かべながら笑い続ける。その笑顔がちょっと怖くなってきた。那奈はこの暑さでついに壊れてしまったのではないか、と不安になった頃、優衣の我慢の境界線が突破され、「暑いって言ってるでしょ!?」という叫びと共に、拳が振り下ろされてしまった。
 その結果、部室の壁と棚の間に体育座りで挟まって、叩かれた頭を抑えながら那奈はしくしくと泣いてる。
 そんな光景を視界の隅に入れながらも、先ほどまで那奈が座っていた椅子に座り込んだ優衣に視線を移す。じゃれ合ったせいか、かなりの汗をかいていた。ユニフォーム姿で汗を流す優衣は何度か見たことがあるのだが、制服姿で汗を流す姿は、もしかすると初めて見たかもしれない。汗で透けたカッターシャツに、ピンク色の何かが見える。これも写真に撮れば実は高値で――、なんて考えていたことを見透かしたように、優衣がこちらをキッと睨みつけ、
「――どうすんのよ。那奈が泣いちゃったじゃない」
 僅かに動揺しつつ、
「いや知らねえよ。お前が泣かしたんだろ」
「元はと言えばあんたのせいでしょ。こんなあっつい所に那奈を閉じ込めて。もし那奈が死んだら、あたしがあんたを殺すわよ」
 そこまで大事に思っているくせに、遠慮無く那奈の頭に拳を振り落とすのはどうなのだろう。
 何度目かのため息を吐き出していると、優衣が床に転がっていた団扇を手に取って仰ぎながら、
「ていうか暑過ぎでしょこの部屋。なんで扇風機もかけてないの?」
 胸元を開けて団扇で扇ぐ優衣。風に煽られたカッターシャツの隙間から、豊満な谷間が見え隠れしている。心底思う。写真に撮って売り捌きたかった。それが捌けさえすれば、こんな馬鹿なことをしなくても済むのに。
「見て判るだろ。扇風機はこれだよ」
 目の前に広げられた部品の数々。羽があるおかげで、その残骸が扇風機だというのが判る。
 煙を噴いて天寿を全うされた扇風機である。それは今、目の前で跡形も無く分解されている。
 優衣が意外そうに身を乗り出しつつ、
「へえ。あんた、機械にも詳しいんだ。凄いじゃん」
「馬鹿言え。ドライバーなんて触ったの、小学校の工作以来だ」
「え。じゃあそれ何してるの? 直してるんじゃないの?」
「直そうとしていた、というのが正しい。もうどこかどうなっているのか、おれでも判らん」
「ダメじゃん」
 そう。ダメだった。何とかならないかと思って分解してみたが、何ともならなかった。ゴミが増えただけだった。
 優衣に言われてようやく諦めがつく。ドライバーをその場に投げ出して、椅子に深く腰掛けた。そんな中で、優衣が持っていた団扇でこちらに風を送ってくれた。学校のアイドルに団扇で扇いで貰えるなんて、これは有料サービスにしたらいい儲けになるのではないか。そして優衣は、時折こうした気遣いを誰彼構わず自然とやってしまう。そこが誰からも好かれる所以であるのだろう。それ自体は有り難い、有り難いのだが。飛んでくる風が暑過ぎて、もはやそれは嫌がらせに近かった。身を乗り出し気味だった優衣の胸元は、まだ広げられたままだった。
 ダメ元で言ってみる。
「なぁ」
「なんだい。って、この部屋四十一度あるじゃん!? うそ!? この温度計壊れてない!?」
「なぁってば」
「だからなんだい」
「写真撮っていいか」
「写真って、なんでまた」
「いや、その写真がクーラーになるかもしれないんだ」
「? どういう意味?」
 その問いに、言葉ではなく視線で答える。
 こちらの視線を追って、優衣が自らの視線を下げ、広がったままの胸元に落ちる。
 優衣の笑顔が返って来た。こちらも笑顔を返した。
 こっちはちっとも悪くないのに、思いっきりグーで殴り飛ばされた。

「……何やってんの、お前ら」
 オカルト研究部の最後の一人である高山智久(たかやまともひさ)が部室に訪れた時の第一声がそれだった。
 そう言われるのも無理はないだろう。炎熱地獄並に暑い部室の中で、優衣はご立腹で破壊した団扇をさらに粉々に粉砕しており、那奈は未だに体育座りでしくしく泣いていて、こちらは両の鼻の穴にティッシュを詰め込んで扇風機の処分作業を進めていた。端から見ても和気藹々とした雰囲気ではなく、異常な光景だというのは一目瞭然であったことであろう。
 高山の台詞に誰も答えないでいると、「まぁいいや」という小さな呟きの後、両手で持っていたそれを掲げた。
「ほれ。ウチの要らない扇風機持って来たぞ」
 その台詞に一番早く反応したのは那奈だった。先ほどまでベソをかいていたくせに、いきなりパァっと明るい顔になって隅っこから飛び出していく。そのまま高山の前まで来ると、まるで子犬のように「扇風機つけよう扇風機!」と連呼する。小さなお尻をふりふりするその後姿を見ていると、尻尾でも生えているのではないかと思う。
「まぁ待て、慌てるなナースケ」
 高山は何故か那奈のことをナースケと呼ぶ。最初は「那奈介」と呼んでいたものが訛ったのだと推測される。
 せっせと扇風機を運んで行く高山の後ろにぴったりとつく那奈。その二人を視線だけで追う自分と優衣。
 やがてコンセントまで辿り着いた二人が意気揚々と扇風機にプラグを刺し込み、自信満々にスイッチをONにした。羽の前に待機していた那奈が風が送られて来るのをわくわくと夢見ていたその瞬間、何の前触れも無く、ギャンッ!、という鈍い音と共に扇風機が飛び上がった。尻尾を踏まれた犬のような声を上げて那奈が引っ繰り返り、それとほぼ同時に扇風機から煙が上がった。
 たちまちに立ち込める焦げ臭い匂いに優衣が溜まらずに声を上げる、
「ちょっと! どうなってるのよ!」
 高山が大慌てで扇風機のスイッチを切りながら、
「うっそ、壊れたのこれ。おれ扇風機が煙噴くとか冗談だと思ってたんだけど」
「そう思ってた時期がおれにもあったよ。しかし二台目まで壊れるとはさすがに思わなかった」
 しかし、二台も連続して壊れるなんてことがあるのだろうか。
 これは扇風機が悪いとかじゃなくて、もしかしてコンセントの方に原因があるのではないだろうか。内部的に短絡しているとか、そういう原因のような気がしてきた。そうじゃなければいきなり扇風機が煙を噴くとか、普通は有り得ないと思う。だったらもう下手なことはせずに、誰か教師に言って調査して貰うべきであろう。こっちはこれっぽっちも悪くないのに、どうせまた教頭に嫌味を言われることになる。面倒なことばっかり起こるものである。
 そう言えば、と思い出して姿を捜してみると、先ほど引っ繰り返っていた那奈はもうそこには居なくて、さっきまでと同じように、隅っこに縮こまったまま放心していた。どうやら思いの他にショックだったようだ。もうしばらくは立ち直れないかもしれない。最後の希望まで絶たれたのはもはや事実であり、この状況を打破する術はもう無い。
「しかし暑いなここ。なんだこれ、蒸し風呂かよ」
 あちーあちーと言いながら高山が制服をはだけさせてバタバタする。男の裸なんて写真に撮っても金にならないのが惜しい。
 鼻に詰めたティッシュを抜き出してみる。先の方に少しだけ血がついているが、どうやら鼻血は止まったらしい。よかった。ティッシュを丸めてゴミ箱へ投げ捨てながら、ふと視線を移した壁掛け時計の針を見て、ため息を吐く。今日だけで何回目のため息かももう判らない。
「――そろそろ夕方だな。帰るか」



 【あらすじ】
 
 何だかんだで、和気藹々と過ごすオカルト研究部の面々。
 そんな折、たまには部活動らしいことをしよう、ということで、
 近頃話題となっていた心霊スポットへの肝試しを決行することになった。
 しかしその日、そこで奇妙な出来事に遭う。
 その日から、メンバーの様子が変わった。
 性格が変わったかのようなメンバーと違和感を残しながらも過ごしていたその日、
 肝試しから三日後のその日、主人公を残した全員が死亡する。
 絶望の中で夜を迎えたその時、気づけば時刻は、三日前のあの日に遡っていた。
 そしてまた、その三日後にメンバーは全員死亡し、時が遡る。
 唐突な事故、不自然な自殺。繰り返す度に死亡原因は変わるが、主にこの二つがメンバーに死を運んだ。
 何度目かは判らない繰り返しの中、ついに主人公はこの原因に気づき、
 この退行と、メンバーの運命を変えるために動き出す。
 
 
 とりあえず、純和風ホラーで、グロい何かを書きたくて始めた物語。
 冒頭のあれは、昔にあったある村の風習で、数年に一人、贄を捧げることで安泰な生活が手に入ると信じられていた。
 そんな時に起こったひとつの事件。贄を阻止しようとした若者が、村人に殺された。
 それを切っ掛けに始まった、贄による復讐。皆殺しにされた村人。
 
 そんなのがまぁ、よくある呪いとか怨念とかそんなのになって、
 それに触発されたメンバーの気が狂って次々死んで行く。
 それを止めようとあがき続けて、最終的に贄の怨霊なり何なりとどうにかこうにかして、
 皆助かる、たぶんハッピーエンドな物語。
 中間を如何にエグくグロく書くのかを突き詰めよう、と思って書き始めたけど、
 どう考えてもかなりの長編になることが判明して力尽きた物語。
 大昔に神夜が書いた『KILL YOU』のもっとちゃんとした版みたいな。


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