- 『+*うちらの青春*+』 作者:こぴっと / 恋愛小説 リアル・現代
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原稿用紙約1.85枚
作者が体験した、小学5年生の時の、とある青春のお話。主人公の自称運命の相手、津田亘流(つだわたる)君との出会い〜卒業までが「+*うちらの青春*+」シリーズにギュッと詰まっています!そして、その後には、亘流君が中学生になり、私が小学校6年生に進級してからのお話………と、うちらの青春その後シリーズもあるのでどうぞよろしく!
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私は1年前、波瀾万丈な青春をした。
青春の始まりはとある初夏だった____
「みおんー!これ運んでーっ!」
そうBグループのまおちゃんにいわれた。この瞬間、私の青春を大きく動かす出来事が起るとも知らずに、私は淡々と運んであげた。
給食室へ私は向かった。私がもっていた重いお盆を持ってくれたのは、そう、まさに私の運命の人と言えるであろう存在の、津田亘流くん。私の一つ上の先輩だ。6年生だから来年卒業。そんな亘流君の顔はとても男の人っぽくてかっこ良くて、私は世界で一番かっこいい人だと思った。手も凄く男の人っぽいのに凄く優しい。一瞬で好きになってしまった。私は頬を真っ赤にしながら走って友達のふうかの所へ向かった。
吃驚した様子で、ふうかがきいてきた。
「どうした?笑」
私は息苦しそうに問いに答える。
「あのね…っ!給食室にっ…ヤバい程カッコイい6年生がいるのっ…!」
「え〜誰〜?のり君かなぁ〜いってみようよ!給食室に!」
「うん!いこいこ!」
私はやっと本気で本当に好きな人が出来てとても嬉しかった____
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2014/12/22(Mon)21:58:11 公開 / こぴっと
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