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『八月十三日の不発弾』 作者:こーんぽたーじゅ / 恋愛小説 未分類
全角6672.5文字
容量13345 bytes
原稿用紙約20.05枚
 ドン、という音で目が覚めた。
 昼寝から覚めたばかりの目を擦り、ゆっくりとベッドから起き上がる。エアコンも付けずに寝ていたため、Tシャツの背中は汗でぐっしょりと濡れていた。気持ち悪い。早く着替えよう。
 ドン、という音は絶え間なく外から聞こえてくる。そうか、今日は毎年八月十三日に開催されている近所の花火大会の日だった。花火の音に混ざって、「たまやー」やら「かーぎやー」やら「うおぉぉぉぉお!!」というもはや叫び声としか聞こえない声も聞こえてくる。
 どうしてそんなに騒げるのか、僕にはまったく分からなかった。
 花火は嫌いだ。
 嫌な思い出が蘇るから。
 花火なんて無けりゃいい、花火を楽しむ輩なんて全員居なくなってしまえばいい。
 布団をいくら深くかぶっても、僕の耳を劈く花火の音は聞こえてくるだろう。この音はどこまでも付きまとってくる。しつこく、しつこく。この街から逃げ出せば、花火の音からも逃げ出せるだろうか。
 僕だって、生まれつき花火が嫌いだったわけではない。少なくとも去年までは好きだった。好きで好きでしかたがなくて、誰よりも花火大会を待ち望んでいたはずだった。

――来年も見に来ようねぇ。

 去年の八月十三日に交わした約束が頭をよぎった。空に咲く大輪の花火を見つめながら甘く、囁くような声はまるで数時間前に聞いたようにはっきりと記憶に刻み込まれている。僕はその言葉に頷いていた。彼女の手をしっかりと握り締めながら。
 しかし、彼女は去年の暮れに亡くなった。不慮の事故だった。
 昨日までは繋いでいた温かい手が、次の日には冷たくなっていた。死とはあっけないもので、彼女との別れを惜しむ間もなく、彼女は棺に納められ荼毘にふされ、埋葬された。
 僕たちが恋人同士だと知っていたクラスメイトは葬儀で「お前は強いな」と口々に呟いていた。恋人の死を迎えても涙のひとつも流さなかったからだろう。僕はクラスメイトの言葉に返事をしなかった。
 僕は家に帰ると携帯電話を知らず知らずのうちに握り締めていた。ディスプレイには「羽田棗」と表示されていて、あとワンプッシュで電話がかかろうというところで僕は我にかえった。
 今は亡き人の名前と電話番号を表示した画面を見つめて、急に虚脱感が僕の体を襲った。そのまま携帯を壁に投げつけて僕は膝を抱いて泣いた。
 手を繋いで帰った放課後、一緒にデートに行った遊園地、わざとホラーモノを見に行って彼女――棗を怖がらせた映画館。公園、グラウンド、教室、自動販売機――。
 棗の死を目の当たりにしたときは流れてこなかった涙が思い出が感情が、喪服代わりに着た制服を脱ぎ捨てたあとに溢れてきて止まらなかった。僕は止めようともせずに、ただ涙に身をゆだねていた。
 いろいろなことを悔やんだ。悔やんでもどうしようもないのに悔やんだ。
 あの夏の約束は、二度と果たせない。

 僕は一年でずいぶん大人しくなった。棗のことを考えても、平常心を保っていられるようになった。もちろん、彼女のことを忘れたわけではない。僕の心が強くなった、と言われればそうだろう。
 でも、今日はどうやら無理なようだ。汗で濡れたTシャツを、次は涙が濡らした。流れる涙は、毛細血管の中を流れる血液のように穏やかだ。
 まずは涙を拭おう。そう思い立って洗面所に向かった。家族の誰にもこの涙を見られなかったのは僥倖だ。蛇口を捻って、顔を洗った。突き刺さるような水の冷たさが火照った僕の顔と思考をクリアにした。
 タオルで顔を拭き終わる頃には心は大分落ち着いていた。涙ももちろん止まっていた。泣いて喉が渇いたので冷蔵庫の中にあった麦茶をそのまま口をつけて飲む。喉を流れていく麦茶の清涼感が心地よかった。
 Tシャツを着替えるべく、階段を上り二階の自室に戻る。
 突然。
 扉を開けると、まばゆい光が僕を包んだ。僕は眩しくてつい目を細める。
 夕焼けだろうか。いや、違う。今は既に日は落ちてしまったあとだ。それにこのまばゆさ、温かさは夏の日差しでも夕焼けでもない。白、という印象を受けるそれは喩えるならば穏やかな春の日差し。人間味に満ち溢れた“光”は決して人工的なものでないととっさに認識する。
“光”は一気に膨張したかと思うと、次の瞬間にはある一点を中心として収縮した。僕はその一点を凝視すると、目を疑う光景が広がっていた。どくんと心臓がはねる。
 教科書や雑誌が散らばった床に、純白のワンピースを着た女の子が横たわっていた。
 長くまっすぐに伸びた黒髪、色白のしなやかな指先、まだまだ未発達な華奢な体。簡素なウエディングドレスのようにも見えるワンピースを着ている天使のような少女。
 そして何より、その少女の容姿は「羽田棗」の姿をしていたのだ。
 僕が感じた“光”はこの少女から発せられたものだろうか。
 僕は目を擦った、消えない。頬を抓った、少女はまだ床に寝そべっている。では、これは現実なのか?
 ありえない。
 死んだはずの人間が、棗が蘇るはずなんてない。そんなことはあっちゃいけない。きっと僕はまだ悪い夢から覚めないんだ。これは、八月十三日が見せる悪夢に違いない。
「うんっ……」
 僕の想像を裏切るように、少女はきわめて現実的な仕草で起き上がった。もはや幻想とは思えない。とは言え現実とも思えない。僕はつい後ずさる。ドアノブが背中に刺さってもなんとも感じなかった。
「あっ、成功したんだ。久しぶりだね、シュンくん」
 大きな瞳で「少女」は僕に微笑みかけた。僕のことを「シュンくん」と呼ぶのは棗だけだ。ゆったりと間延びした口調も彼女のものだ。ならば目の前の「少女」は本当に棗なのか?
「なっ、なつ、棗……?」
 上手く口から声が出ない。当然だ、こんなに訳の分からないシチュエーションで声が出せないことなんて。手のひらはじっとりと嫌な汗をかいている。
「そうだよ。いきなり驚かせちゃってごめんね。シュンくんに会いたくて、向こうから帰ってきちゃった」
 棗は頬を赤く染めながら、悪戯っぽくぺろりと舌を出した。
「ほっ、本当に棗なのか?」
「そうだって言ってるでしょ」
 やっぱり信じられない。僕はまだ寝ぼけているんだ、と頭を横に振る。目はさらに冴えたが目の前の現実は変わらない。
「でも……!」
「落ち着いて――っていうのも無理だよね。信じられないだろうけど、私は本当に羽田棗だよ。シュンくんの彼女の、棗だよ」
 棗は僕の目をじっと見つめて続ける。
「『あの約束』が忘れられなくて。このペンダントを見ていたら気持ちが抑えられなくて」
 棗は折れてしまいそうなほど細い首に掛けられた銀色のネックレスを握り締める。車輪の形をした小さなネックレスは去年の八月十三日に旅行の土産として僕が渡したものだ。
「――まだ、持っていてくれたんだ」
「これを渡すときのシュン君の照れくさそうな表情は、忘れられないなぁ」
 棗の穏やかな表情は生前となんら変わらなかった。二人での思い出を「偽者」がここまで楽しそうに語れるだろうか。そして、一言一言聞くたびに僕の心に染み渡っていく安心感は何なのだろうか。僕はこの非現実を受け入れられそうな気がした。
 目の前で笑っている少女は間違いなく棗だ。そう信じることができる。
「本当に、棗なんだよな。これは夢じゃないんだよな。帰ってきたんだよな。そうなんだよな」
「ただいま」
「どうして、棗はここに居るんだ? 棗は、その……」
 死んだはずじゃ、とは本人の前では言えなかった。言ったら、この魔法が解けてしまうかもしれないから。
「死んだよ。羽田棗はトラックに轢かれて天に召されちゃいました」
「そんな面白おかしく言わないでくれよ。棗だって痛かったんだろ、怖かったんだろ?」
 僕は語気を強めてそう言った。棗の苦痛を考えると、自分の心臓を握りつぶされるようだった。事故当時はこんな綺麗な姿じゃなかったはずだ。
「一瞬で死んじゃったから分かんないんだ。気が付くと天国にいた。そして、お盆になってこっちの世界に帰ってこれたんだ」
「あっ、お盆……」
 八月十三日といえば世間一般ではお盆シーズンだ。僕の家も近所に墓参りをしなくてはならないだろう。もちろん棗の墓にも手を合わせに行こうと思う。
棗と再びめぐり合わせてくれた日本の風習に感謝だ。
「でも、お盆って先祖の霊を迎える日じゃなかったか」
「うん、そうなんだけど……私にもよく分かんないんだ。でも、向こうの友達も結構帰ってるよ」
「そうなんだ、天国でも上手くやっているようだな。安心したよ」
 天国で独りぼっちになっていないかと思って心配だった。「友達」という単語がその胸の蟠りを一気に消化してくれた。
 棗は目を潤ませながらゆっくりと僕に歩み寄ってくる。足音は一切聞こえないが、足取りはちゃんとしている。僕は彼女に駆け寄った。
 抱きしめようと手を伸ばす。
 しかし、無残にも僕の腕は彼女の体をすり抜けてしまった。呆気に取られた僕はそのまま床に転がる。何の感触もなかった、温かさもなかった。棗は目の前にいても、既に死んでしまった人だと突きつけられて急にもの悲しさがこみ上げてきた。
 そうだ、死者と会うことは本来あってはいけないことなんだ。僕はその禁忌を犯した。これは死者への冒涜に違いない。それなのに僕は舞い上がって、そんなことも考えずに彼女に抱きつこうとした。馬鹿だ。
 涙が流れそうなのを必死で堪えた。顔を上げると棗も悲しそうな目をして僕のことを見下ろしていた。棗は唇を震わせながら、言う。
「現世に戻ってくることは、大丈夫なんだ。でも、こうして姿を見せることはタブーになってるの。死者と生者が出会うことは、生者の現世での人生を奪うことになるから。すぐに消えてしまうのに、夢は持たせちゃいけないのに……私はそれを犯してまで……ごめんなさい。ごめんなさい……私、馬鹿みたいに……」
 棗の瞳からボロボロと涙が溢れ出した。涙は棗の頬を伝って、拭おうとして色白のか細い指をすり抜けて、そのまま床に滴って……。しかし、涙は床には落ちなかった。シャボン玉が儚く割れて消えてしまうように、もとからそこに無かったかのように虚空に消えてしまった。
 この涙は存在してはいけない。
 でも、目の前で棗は泣いている。
 生者である僕に姿を見せることは「向こう」ではタブーだと棗は言った。きっと犯せば罰が待っているに違いない。死ぬよりも辛い苦痛を味わうのかもしれない、永遠に苦痛に付きまとわれるかもしれない。
 それでも棗はやってきた。僕の前に。
 そこにはとてつもない勇気と決意に溢れているに違いない。葛藤もあったのかもしれない。それを示しているのがこの涙だ。
 それを無駄にしていいのか? ――いいわけが無い。
「もう、言わなくていいから。棗の気持ちは、僕が誰よりも分かっているつもりだから。戻ってきてくれて、ありがとう棗。だから、泣かないで」
 儚く消えてしまう涙をすくうことも、慰めるために頭をなでることも、抱きしめることもできないのなら。僕にできることは笑って棗を励ますことだけだ。苦しみも、葛藤も今だけでも忘れて欲しい。そう思った。
「私のわがままに振り回しちゃってごめん……。でも、逢いたかったの。『あの約束』を果たしたいと思ったから」

――来年も見に来ようねぇ。

「馬鹿なこと言うな。わがままなもんか」僕は床に転がっていた自転車の鍵を手に取って、ポケットにねじ込んだ。「行こう、花火を見に」

 自転車を必死で走らせる。一心不乱に、ペダルを漕いだ。
 荷台に座る、感じることのできないはずの重さを全身で受け止めながら目的地を目指す。
 花火は嫌いだった。
 棗のことを思い出すから。
 でも、今確かに棗は僕の背後にいる。掴めないはずのわきに手を回して、冷たくなってしまった体温を熱しながら、止まってしまった息遣いで僕の後ろ髪を揺らしながら――。
 棗の決意に僕も報いなければならない。これは遺せなかった棗の遺言なんだ。
「待ってろよ!! もう少しで河原だ。そこに出れば、綺麗な花火が見えるぞ!!」
「待ってる!」
 棗の言葉に答えるように、さらにペダルに足の力を込める。もう足は破裂しそうだ、アキレス腱が切れてしまうかもしれない。それでも、僕は一分一秒でも早く棗と果たせなかった約束を果たさなければならないんだ。
 花火は嫌いだ。
 棗のことを思い出すから。
 花火が好きだ。
 思い出がいっぱい詰まってるから。
 信号を無視しようとしたら、棗に後ろからどやされた。交通事故に遭っている身としては車に轢かれるような真似はして欲しくないのだろう。僕は笑って謝った。
 信号が青になると、ラストスパートをかけた。もう河原までは目と鼻の先だ。
 自転車のチェーンが軋む。タイヤが不協和音を奏でる。疲れからハンドルを握る手がぶれる。まるで神が禁忌を犯した僕らを戒めるように。
 それでも前に進む。神様。どうか、どうかほんの少しだけ僕たちを見逃してください。今日だけは神様の存在を信じたかった。今日だけは。
 ドン
 ドン、ドン
 ドン、ドン、ドン
 花火の音が近づいてきている。知覚できるのは音だけで、肝心の花びらはビルの陰になって見えない。もう少しなのに。もどかしい気持ちを乗せて、前のめりになりながら進む。
 まとわりつく熱気が鬱陶しい。体力の無い自分が恨めしい。行く手を遮るあらゆるものが煩わしい。
 そして。
 僕たちは河原までやってきた。
 河原には他にもたくさんの人が集まっていた。ここは街で一番花火の見晴らしがいい場所なので人が集まるのも無理は無い。川に沿うようにして、黒山の人だかりができていて、僕たちはできるだけ人の少ない場所を探した。
 結局たどり着いた場所からは花火は小さくしか見えない。花火は真っ暗な孤独な空に小さな花を咲かせては散らせ、咲かせては散らせていた。
 赤、青、黄色、緑。
 小さくても、花たちは夜空にはっきりと存在を主張していた。まるで道の端でも綺麗に咲き誇るタンポポの花のようだ。
「ごめんな、こんな場所だと花火も小さいよな」
 ぜえぜえと息を切らしながら僕は言った。
 それでも、僕はいいと思った。棗ともう一度花火を眺められるのなら、どんな場所でも。そりゃ、満開の花を見られたに越したことは無かったけどさ。
 棗からの返事は無い。花火が小さいことを怒っているのだろうか。
 振り返ってみるとそこには――。
 誰もいなかった。

 すぐに消えてしまうのに、夢は持たせちゃいけないのに……

 棗の言葉が脳裏に蘇る。棗はすぐに消えてしまうといっていた。だからこそ生者の前で姿は見せられないのだとも言った。でも、こんなことってありなのか?
 そうだ、棗はきっとどこかに隠れてやがるんだ。幽霊であることをいいことに、僕を驚かそうとしているに違いない。昔から悪戯好きなやつだった。
 必死に棗の名前を叫んだ。何度も、何度も叫んだ。僕の叫び声は深い闇と川面に吸い込まれていって、僕は声が枯れても叫び続けた。
 返事は無い。
 棗は消えてしまったのか?
 そうだろうと、心が理解しようとしている。でも、体が一方的に現実を受け止めようとしなかった。だから叫び続けた。棗の名前を、今は亡き恋人の名前を――。
 棗に戻ってきてほしかった。もう一度「シュンくん」と呼んでほしかった。でも、その儚い想いを信じ続けるのにも、限界が訪れようとしていた。
 涙腺が緩む。視界が歪む。涙が滲む。涙声になりながらも叫ぶが、結果は変わらなかった。小さくなっていく僕の声をドンという花火の音が掻き消していく。まるで、今までのことが夢であったように。花火のように散ってしまう。思い出が、今日という奇跡が。
 ドン
 ドン、ドン
 ドン、ドン、ドン
 地面に膝をつく。少しぬかるんだ泥の感触なんてどうでもよかった。
 僕と棗の希望は、綺麗な色を出して輝き、夜空に大輪の花を咲かせ見ている人々を幸せにするような花火にはならなかった。
 夜空に咲けなかった、種のままで生涯を閉じてしまい不発弾となってしまった花火はどうなるのだろうか。棗の流した涙のように、元から無かったように消し去られてしまうのか。
 そんなわけあってたまるか――
 僕は最後の力を振り絞って、棗の名前を叫んだ。
 ドン
 ドン、ドン
 ドン、ドン、ドン

<了>
2008/08/13(Wed)00:35:06 公開 / こーんぽたーじゅ
■この作品の著作権はこーんぽたーじゅさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
僕の作品を読んでいただきありがとうございます。
夏ということもあり、お盆ということもあり季節に合った一作を書いてみたくなりました。こんぽたです。ちなみにこんぽたも自転車を思いっきり漕いで河原まで花火を見に行きました。荷台にはもちろん誰もいません。ちくしょう。その帰りに何かに憑かれたように一気に本作を書き上げ、時を待って作品と同じ「八月十三日」に投稿させていただきました。はて、自分に憑いていたのは何だったのか。
元々10枚以下のSS形式を取りたかったのですが、どうも悪い癖が出て20枚程度の短編になってしまいました。最近、短くまとめることができなくなっているようです。
誤字脱字・指摘などがありましたら感想で教えていただけたらありがたいです。
ではでは、
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この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
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