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『回る太陽』 作者:vf / 未分類 未分類
全角1365.5文字
容量2731 bytes
原稿用紙約4.45枚
天才探偵白竹充が数々の奇妙な事件を解いていく小説。主に、ミステリーサスペンスです。
この世界は屁理屈な世界だ……。

罪のない人々が罪を着せられ、影の世界の鳥籠の中にほおむられる。

僕はそんな腐った世界が大嫌いだ。だから僕は僕自身のやるべき事をやる………。


−プロローグ・屁理屈―

「……はい。こちら白竹探偵事務所です」
今回の事件は一本の電話から始まった。
2007年 7月 14日
コンコン。そのノックの音は古ぼけた探偵事務所を呼び起こす様な物音だった。
「開いてますよ、どうぞ」
「あ、失礼します〜」
探偵事務所内は四つのソファーとテーブルがひとつ。置くにはデスクが置いてあり、その置くには本棚が見られる。
そのほか、見られる扉は三つ。玄関とトイレ。そして探偵のプライベートルームだろうか?プレートが付いていない。
「厚かったでしょう?今、何か飲み物をいれますね」
今回の依頼者は岸下 透。なんでも超一流企業の社長。僅か23歳で自身の会社を立ち上げ成功した一人である。
「今日はわざわざ、社長さんからですか?まぁ、そこへ座ってください」
岸下は頭を軽く下げて、中央にズシリと構えたソファの上に腰をつけて座った。
探偵も自分の腰と共に、アイスコーヒー二つをテーブルの上に置く。さっき言っていた飲み物はアイスコーヒーの事の様だった。
「一応、私の事はご存知かと思いますが……」
探偵は胸ポケットから、名詞ケースを取り出し岸下に手渡す。すると男も同じ様に手渡す。
白竹 充。18歳で探偵となり、僅か2年で16の事件を解いた、天才探偵と呼ばれている。
今では、白竹とコンタクトを取るだけでも難しいと呼ばれており、現社会では知らぬ人もいないと言われている程だ。
「では、本題の方を宜しくお願いします」
「あ、はい。実は3日後に我社の創立が2年となり、創立パーティー2年と言う名前でパーティーを開く予定なんですが……」
「始めに言わせてもらいますが、私は………」
白竹は腰を前に出して、落ちける眼鏡を中指で押させた。その鷹の様な鋭い瞳はまるで獲物を狙った様な眼だ…
「いえ、白竹さんにパーティー参加を願いに来た訳ではありません。これを見てくれませんか?」
岸下はアタッシュケースから、封筒を取り出し、ソファー前の机の上にゆっくりと差し出した。
「これは?」
「ええぇ。一週間前に私向けに届いた手紙なんですが…、中を見て結構ですよ」
白竹は封筒を手に取り、頭を少し下げて中の手紙を取り出した。
それを人と通り目を通し、封筒の中に戻し今度は岸下の手に直接返した。
「どうやら、脅迫の手紙の様ですね。しかも手紙の内容からすると脅しではなさそうですね……」
岸下はそれを聞くと、肩を落とし。ゆっくりと溜息を吐き出した。
「はぁ〜……。ではやはり三日後に私の命が奪われても可笑しくないと?」
「100%とは言い切れませんが、その可能性が非常に高いですね…」
「……ちょっとその理由を聞かせてくれませんか?」
すると白竹は何も言わず、自分のデスクに向かい。収納箱からひとつのファイルを取り出した。
収納箱には白竹本人も立ち会っていない事件のファイルも数々と並んでいる。
「昔私が協力した事件なんですが、岸下さんと同じ様な感じなんですよ」
「それは?」
そっとファイルを岸下に手渡した。ファイルの名前は『No4.No6.No12.No13』と書かれていた。
「どうぞ。見ても構いませんよ」

続く……
2007/03/08(Thu)23:58:06 公開 / vf
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■作者からのメッセージ
ミステリーは始めて書くので、何かアドバイスでもあれば指示してくれると、嬉しい限りです。

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