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『彼方へ』 作者:湶乃海豚 / 未分類 未分類
全角713文字
容量1426 bytes
原稿用紙約2.45枚
こんな景色もあるんだな。

悪魔は牢屋に入れられながらも、やけに澄んだ蒼い空を見上げていた。

悪魔が悪い事をして、何が悪いだろうか?

人間たちを観察して、奴等はこの地球上で最も腐った生物だ。

破壊精神しかない生物だ。

ここが、本当に自分のいるべき場所なのかもしれない

彼が特にそう思うのは、太陽のわずかな光も消えていく夕方の頃。

夜は、比較的好きな時間だった

闇で覆いつくされるこの牢屋は、なんだかもう一人の自分がそこにいるかのように思えた。

でも、別段明るいのが苦手、というわけでもなかった。

空が曇っているその日の夜には、もう一人の自分は現れないのだ。

まるで、縁側で偉そうにして丸まっている猫のよう。

体は動かせないから、悪魔は首だけを持ち上げて、ボーッとする目をこじ開けて

天井の分厚いガラスがはめ込まれている窓の外を、日向ぼっこでもするかの

ように、陽を浴びるようにして見ていた。

空を飛ぶ鳥を、うらやましいと思ったことは一度もなかった。

自由には、孤独という強いマイナスの力がつきまとう。

そして、その重圧に耐えられなくなった人間を、

彼はたくさん見てきていたからだった。

腐ったりんごの中に、蜜はもうない。

簡単に傷はつけることなら出来る心は、治りはしないかのように

それにしても、俺が綺麗だ、なんて思ったのはこれが初めてじゃないか?

その相手が、まさか人間が汚しているあの空だとは。

黒の中には、白いものも混じっている。

ただ、黒が今強すぎるから

出てこれないだけなんだ。

先入観を捨てろ、アホな人間ども。

そうじゃなきゃ

俺は一生この中で暮らす羽目になるじゃないか。

腐った心は

永遠に解放されないじゃないか。
2004/01/20(Tue)20:02:32 公開 / 湶乃海豚
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■作者からのメッセージ
ああ、いい感じ(爆)。言いたい事を、ここでやっとぶちまけられたって感じがします。
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