オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ! ... 創作小説投稿/小説掲示板

 誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。

 システム拡張変更予定(感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと)。
 全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順コメント数順ができます。
 利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。

 縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者:紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook

-20031231 -20040229 -20040430 -20040530 -20040731
-20040930 -20041130 -20050115 -20050315 -20050430
-20050615 -20050731 -20050915 -20051115 -20060120
-20060331 -20060430 -20060630 -20061231 -20070615
-20071031 -20080130 -20080730 -20081130 -20091031
-20100301 -20100831 -20110331 -20120331 -girls_compilation
-completed_01 -completed_02 -completed_03 -completed_04 -incomp_01
-incomp_02 -現行ログ
メニュー
お知らせ・概要など
必読【利用規約】
クッキー環境設定
RSS 1.0 feed
Atom 1.0 feed
リレー小説板β
雑談掲示板
討論・管理掲示板
サポートツール

『空色の夢』 作者:葵 まひる / 未分類 未分類
全角913.5文字
容量1827 bytes
原稿用紙約4.15枚
道を歩いていたら、小さな水たまりがあった。
水たまりに入らないように、大きく足を広げた。
・・・バシャッ!
忘れてた。
僕の足は短いんだ。
右足の指の先が冷たい。
だんだん足の裏も冷たくなって来た。
「こぉーくん、早くおいで。」
お母さんが呼んでいる。
早く行かなきゃ。
水たまりに入った僕の右足の周りから、波紋が広がる。
ああ、どうしよう。
ワクワクする。
そう僕は今、空に片足をつけているんだ。
ほら目を閉じて、ゆっくりと目をあける。

ほらね、
もう空の上。
上を見上げてごらん。
街が僕を見下ろしている。
街の人たちは、僕に気付いていないみたい。
前を見たまま、すごく早く歩いている。
あ、あそこに車雲が浮かんでる。
あそこまで行きたいなぁ...
でも、
ここから一歩でも足を動かせば、僕は地上に戻ってしまう。
「おーい、タクシー。」
お父さんのマネをして、
大きな声で呼んだけど、
愛想が悪いなぁ。
まっすぐ前に、ゆったりと進んでいる。
「ばかー。」
あっかんべーをしてやった。
あれ、あそこにクジラ雲がいる。
大きいなぁ...
でも、
ここから一歩でも足を動かせば、僕は地上に戻ってしまう。
「おーい、クジラくん。」
大きな声で呼んだけど、
クジラの耳には届かない。
まっすぐ前に、ゆったり泳いでいく。
「かわいくないっ。」
あっかんべーをしてやった。
あれ、こっちに何か向かって来る。
どんどん
どんどん
どんどん
あ、飛行機だ。
「おーい、おーい。」
大きく大きく手を振った、
まっすぐこっちに向かって来る。
どんどんどんどん
「うわあああああ。」
思わず右足を動かしてしまった。

気が付くと、もとの水たまりに戻っていた。
「こぉーくんったら、水たまりに落ちちゃったのね。」
お母さんが、ちょっと怒ってる。
えへへ
と笑うと、
うふふ
とお母さんが笑った。
「お家に帰ったら、お父さんとお風呂に入ろうね。」
「くるま」
「そうね、車のおもちゃも一緒にね。」
「クジラさん」
「クジラさんもね。」
「ひこーき」
「飛行機のタオルでちゃんと体を拭きましょうね。」
お母さんと手を繋いで、
えへへ
うふふ
笑いながら、お家に帰った。
ちょこっと足が冷たかったけど、
えへへ
うふふ
笑って帰った。
2004/01/20(Tue)02:28:23 公開 / 葵 まひる
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/3232/
■この作品の著作権は葵 まひるさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
雨上がり、幼稚園の帰りに『僕』がみた空は大きくて少しこわい所だった。

空好きです★
時間とともに変わっていくのが好きなんですけど、とくに雲が流れていくのを見るのが大好きです♪
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
名前 E-Mail 文章感想 簡易感想
簡易感想をラジオボタンで選択した場合、コメント欄の本文は無視され、選んだ定型文(0pt)が投稿されます。

この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
スタッフ用:
投稿者用: 編集 削除