オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ! ... 創作小説投稿/小説掲示板

 誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。

 システム拡張変更予定(感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと)。
 全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順コメント数順ができます。
 利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。

 縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者:紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook

-20031231 -20040229 -20040430 -20040530 -20040731
-20040930 -20041130 -20050115 -20050315 -20050430
-20050615 -20050731 -20050915 -20051115 -20060120
-20060331 -20060430 -20060630 -20061231 -20070615
-20071031 -20080130 -20080730 -20081130 -20091031
-20100301 -20100831 -20110331 -20120331 -girls_compilation
-completed_01 -completed_02 -completed_03 -completed_04 -incomp_01
-incomp_02 -現行ログ
メニュー
お知らせ・概要など
必読【利用規約】
クッキー環境設定
RSS 1.0 feed
Atom 1.0 feed
リレー小説板β
雑談掲示板
討論・管理掲示板
サポートツール

『赤い瞳の少女 ー第二章ー』 作者:南桜 / 未分類 未分類
全角786.5文字
容量1573 bytes
原稿用紙約2.95枚

キーンコーンカーンコーンと、学校のチャイムが、忙しそうになった。

嫌な顔をして、門をくぐる、リオ。
周りの人は、ひそひそひそひそいっている。

リオには、何を言っているかが、もう、わかっていた。

「見てみて・・・。」  「赤い瞳?!」
   「悪魔よ。」   「呪われてる。」   「近づかないほうがいいぞ・・・。」  「近づくと、呪い殺されるわ。」



「悪魔の子よ。」

その一言が、リオの心を貫いた。
まるで、バラの棘のように。

これは、母から受け継いだ、綺麗な真っ赤な瞳なのだ。
彼女は、この瞳の色に、誇りを持っていた。
でも、やっぱり、他の人と違うことには、なにか・・・。


           そう、なにか・・・。

HRでのこと。

「えー、今日、転校生が来ました。・・・入っていいぞ。」
先生が、いつもの大きな声で言った。
ガラガラ・・。と、教室の戸を開けて入ってきた少年に、リオは、内心驚いた。

「ウィン・ラスデットです。よろしく。」
転校生の、ウィン・ラスデットは、金色の、奇妙な瞳を持っていた。
綺麗な金髪の少年だった。

他の女子の第一印象は、大体想像がつく。

《格好良い♪》
絶対そうだ・・・。と、リオはキッと、ウィンを睨みつけた。

どうして。
私は、嫌われているのに。
この瞳のせいで。

なぜ貴方は好かれるの。
その、金色の瞳は・・・・。

「よろしくね、リオちゃん。」
やさしい、穏やかな声で、リオの名前を口にした少年、「ウィン」
次に口にした、ウィンの言葉に、リオは目を丸くした。
「その赤い瞳・・・、可愛いね。」


   「え・・・?」
リオは振り向く。
ただでさえ、気味悪がられる、この瞳を、「可愛い」と言ってくれるのだ。
これ以上、不思議なことはない。



少年と、少女の、この奇妙な出会いは、ここから始まった・・・。
赤と金、その、因縁が、今、二人を呼び覚ます・・・。
2003/11/20(Thu)18:42:10 公開 / 南桜
■この作品の著作権は南桜さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
主人公と、ヒロイン出会いシーン!!
って感じで描きました。。。
ではこれで。
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
名前 E-Mail 文章感想 簡易感想
簡易感想をラジオボタンで選択した場合、コメント欄の本文は無視され、選んだ定型文(0pt)が投稿されます。

この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
スタッフ用:
投稿者用: 編集 削除