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『宝物は太陽の下に (2)』 作者:KR / 未分類 未分類
全角378文字
容量756 bytes
原稿用紙約1.5枚


 私は、男の差し出した百合を払い落としてそこから逃げた。
 どうして知ってる。私の捜す“宝物”のことを。知っているのか。
その正体を。私の正体を。


 あの日も私は、逃げ出したかった。
 公園に女子高生の死体が置かれたあの夜。
 暗闇の中に二人の男。切り落とされた左薬指。
 囁かれた言葉。
『“宝物”を見つけるまで、俺たちは共犯者だ』



 男は、翌週も公園に現れた。
「俺は魔法使いなんだ」
 子供たち相手に手品を披露する。気付かれないように彼を見張るうちに
私には理解できた。あぁやって目立つようにすることで、彼は私と接触する
機会を作ろうとしていたのだろうと。
 その理由はたぶん“宝物”だろうと。
 だが彼は“宝物”の正体を知っているのだろうか?


 死体から切り落とされていた左手薬指。
 そこにあったものは何か?答えは一つ。それが宝物。
 指輪(リング)だ。
2003/11/10(Mon)21:41:51 公開 / KR
http://members.tripod.co.jp/kr14/menu-index.html
■この作品の著作権はKRさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
前回から多大に間が空いた;
続きを…考えていたけど直してたら止まらなくなって(死)
でもちゃんと区切り付けたいので続けます。
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