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『振り返る瞬間』 作者:柚雨 / 未分類 未分類
全角762.5文字
容量1525 bytes
原稿用紙約2.75枚
<序章>
その国はかつて二つにわかれていた。国土を半分に区切り、地面には直接白いラインがひかれた。
線より北をユニオン、南をブロックと言った。
その時私はまだ七歳だったから、ユニオンとブロックが戦争をしていたことなんて自分には関係ないと思っていた。
――もしかしたら、そう信じていたのかも知れない。
私が八歳の誕生日を向かえる頃には、戦争なんてとっくに終わっていた。
もともと、武器なんて生産されていなかったから、そんなに激しい争いにはならなかった、ってことだけ覚えてる。よくニュースでやっていたから。
私の住んでいた国は負けてしまった。
ユニオンの王――私の父様は、ブロックの手によって殺されたから。
そのころだったかな、私が(注意*スパイのこと)っていう職業を知ったのは。私の父様はによって殺された。……私と同い年の女の子に。
私は父様を殺したその娘を探すため、私はになることを決めた。
もともと運動神経には自信があった。ユニオンの中でも、私の右にでる子は知らなかった。
でも、採用試験は思ったより難しかった。
運動能力だけでなく、情報面でも、『超難関』とも言えることまでが必要とされた。約三メートルもの跳躍、十秒以内に三千字以上の入力。
――私はになった。

ブロックに統一されてから、国はがらりと変わった。
就職率は九十九.九パーセント。十五歳になったら必ず職に就くシステム。
国のやり方は嫌いにはなれなかったが、王だけは好きになれなかった。
彼は――霞木 裕貴は私の父様を殺すように指示した人だから。
でも、私は王を殺せない。それが父様との最後の約束。


早く父様を殺した奴を見つけて――今度は

今度は私が!

私が……

2003/10/23(Thu)00:43:48 公開 / 柚雨
■この作品の著作権は柚雨さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初めまして。柚雨(ゆう)です。
序章なんで意味不明です(ぇ
しばらく続くと思うので、よろしくお願いします。

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