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『降魔屋―オープニング―』 作者:阿双 克李 / 未分類 未分類
全角890.5文字
容量1781 bytes
原稿用紙約3.05枚
T
この世は、ネオ空間とイオ空間に分かれている。
各々は決して交わらぬ空間同士であり、各々が、違った刻を刻み、動いている。つまり、ネオ空間はイオ空間からそれば『異空間』であり、逆も同じである、ということだ。
ネオ空間、人は通常『ネオ』という―は、度々『ありらの世』と別称される。また、イオ空間―イオは、『こちらのよ』。しかし、なにゆえかは、まだ明確としていない。
ただ、ネオには、死者の魂、霊、怨念などが住まい、イオには、魂在る者―血の通っている人間が住まっている―これは、明確な事実なのだ。
だが、それは誰が発見したのか。
それは、分からない。

U
イオの『日本』のことだ。
少年が公園の砂場で遊んでいた。しかし、今は冬至ごろであり、気温も十度以下だ。防寒服を着用してまで、屋外で遊ぶ子供など存在しない。
しかし少年は、それを熟知しながらも、シャベルで砂を掘りつづけていた。
たった一人、曇天と冷え冷えしい空気の中、延々と同じように続く光景。
ただ淋しい風景画の中に、少年の藍色の頭髪だけが、くっきりとした輪郭を持っていた。

――とっ
一筋の襲い糸雨が、地面を打ち、黒い点を創った。
――とっとっとととと・・・・・
数秒後には、一筋が幾数にも増大し、糸雨は一気に豪雨へと変化した。だが少年は、微動もしない。

だぁ――――――
雨は激化した。
周囲の家から大雨だー、という叫び声が漏れたが、それはすぐにざーという音に掻き消されてしまった。

「母さん・・・・来ないのかなぁ・・・」
少年が消えかかった、霧のような声で呟いた。
その声は絶望と哀愁が混ざり合い、とても哀しい音を創りだしていた。
「駄目だよさかき。泣いたらまた母さんに怒られちゃうよ!ぜったい母さんは傘もって迎えにきてくれるよ!」
感情が欠落した、声だけの声で、少年は再度言った。
水ど砂が混ざり合った泥が雨に弾かれ、少年の蒼い靴を汚した。
滝のように打ちつかる雨が、背を刺す。首を、頭を。
其処だけが赤熱してしまのではないか、と思うほど痛々しい。

そして。
雨が止み、滄海の空が灰色の空を縫って光る頃には、
公園には、少年しか残っていなかった。
2003/08/27(Wed)14:45:43 公開 / 阿双 克李
■この作品の著作権は阿双 克李さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初、小説ですね。初。
何か怖い、というかさかき、が可哀相―と皆さんが思ってくれるように、気をつけたのですが。どーでしょう。
まだ、続きます。
宜しく。
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