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『宇宙大戦記4話』 作者:有 / 未分類 未分類
全角1789文字
容量3578 bytes
原稿用紙約5.8枚
 桑田がスペースシティ連合軍の軍服を着た謎の男と視線をかわしていると、
 桑田の部下のエンキチがやってきて桑田に耳うちした。

「く、桑田さん。アソコにいるのって、スペースシティ連合軍の兵士じゃないですか?」

 謎の兵士を見たエンキチがちょっとビビった表情で桑田に小声でささやいた。すると、桑田は軽い口調で答える。

「うんそうだね」

「なんでこんな所にいるんですかね?」

「なんでだろうね。ひょっとしたら、一般の人が仮装してるんじゃない?ハロウィンみたくさ」

「いやー、こんな戦時中に、しかも敵の地球連邦政府が管理してる空港であんな仮装するような度胸は、普通の人はないですよ」

「そうだね、でもヤバイ奴かもしれないね」

「いやいや、どうみたって、本職の軍人ですよ、見てくださいよ、あのたくましい体を。あれは相当鍛えてますよ」

「そうかあ、じゃあ、本職の軍人さんがコスプレしてるのかなあ」

「そうじゃなくて、あれは、まぎれもなくスペースシティ連合軍の軍人っすよ。俺らが命のやりとりしてた奴らっすよ」

 ーーーやっぱり、エンキチが言うようにホンモノのスペースシティ連合軍の軍人なのかなあ。
 と、めんどくさいことに巻き込まれたくなかった桑田は、しかたなく認めると、スペースシティ連合軍の兵士に視線をもどす。

 ところが、兵士の姿はなかった。

(あれれ、どこにいったのかな?)

 と、桑田が右横をふり向くと、その謎の兵士は桑田のすぐ目の前に現れていた。

「ひ、ひええ……!!」

 桑田とエンキチは目の前に現れた男に驚いた。

 身長がでかい。ざっと見ただけで190センチはこえていた。

 体重もかなりありそうだ。彼の分厚い胸と腕にはぎっしりと肉がつまっていた。それも、かなり鍛えた筋肉だ。おそらく体重は100キロ近くはあるんじゃないか?

 それによく見ると体中のあちらこちらに色んな傷あとがあった。スリ傷から、刃物で切られた傷、火で焼けた傷、銃で撃たれたあとに、酸素がなく冷たい宇宙で皮膚が固まってできる傷もあった。

 ーーーこの男はそうとうの修羅場をくぐってきたに違いないぞ。

 男の姿を見ただけでそれが一目で理解できた。

(おいおい、なに者なんだよお〜〜)

 桑田とエンキチは男のすさまじい容貌と体から発せられるオーラに圧倒されながら男を見上げる。
 自分達より身長がでかいから見上げるしかない。

 やがて、男は静かにゆっくりと唇を開けた。

「おう、地球連邦軍のワカゾウはずいぶんと偉いんだな、政府の要人にむかってあんな態度をとってゆるされるのか?」

 この謎の男はさっき、桑田が外交官のマイヤー父娘に無礼な態度をとっていたことを問いつめているようだった。そして、桑田に対して何かをしめしたいような口振りでもあった。

 ここまで、言われたら自分の身のふりかたが、まわりの非難をまねいたと理解するものだが、桑田は違った。

「はあ?あんた、おれのタイドに文句あんの?おれ普通じゃん」

 こんな調子でいうんだから、まったく桑田の自尊心はたいしたものだ。政府の偉い人に無礼な態度をとっていた彼は、いわれのない非難をあびた被害者のようにふるまいだした。
 まさにKOJ(キング・オブ・自己チュー)だ。
 
(く、桑田さん、ほ、本当に普通だとおもってんすか……)

 と、この桑田のKOJ(キング・オブ・自己チュー)ぶりに、部下のエンキチもさすがにビビってしまった。

「だいたい、あんた何者だよ?なんでスペースシティ連合軍の軍人がこんなところにいるんだよ?」

 桑田が逆に男を問いつめる。
 この謎の男は、ニヤと口をゆるめると、こう言った。

「私はスペースシティ・サイドBを本拠地におく、ネギル宇宙共和国、第7宇宙強襲部隊が所属のアレキサンダー・グリフォンだ」
 と名のった。
 エンキチはその名を聞いて、飛び上がるように驚いた。

「ま、マジっすかあ。アレキサンダー・グリフォンっていやあ、地球から上がってきた連邦艦を20隻も撃墜したあのアレキサンダー・グリフォンすか!!!」

 エンキチの驚きようは尋常ではなかった。
 そして、また、桑田もこの名を聞いて驚いていた。

(なんてこった。あの有名な""スペース・レスラー"のアレクだったのかよ)

 桑田もこの男、アレキサンダー・グリフォンの名をしっていた。


 

 
2017/02/05(Sun)20:41:50 公開 /
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■作者からのメッセージ
 桑田の前に現れた謎の男、彼の正体とは……
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