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ドキドキしながら読ませて頂きました。なんかレディコミを勇気出して買ったぞ(笑)みたいな気分です。 少しSFちっくなのかしらと思ったのですが、卵を埋め込まれるとか。。。。その後、産んだんでしょうか?それと、モーホーな話が続くのかと思いきや、最後は男女の組み合わせなんですね。多分に私の読解力のなさの為、よく理解できていないかもしれません。すみません。 あと、一か所だけ気になったのですが、『両親はとうに矯正は諦めて。。』という部分がありますが、もしかして矯正ではなく、更生の間違いかな?と思いました。 うまく感想が書けず申し訳ないですが、また魅惑の世界へ引きずり込んでください。 | |||
えりん | |||
……デンパやがな。懐かしいデンパやがな。 でも精神的には(いや肉体的にも)十二分に電波むんむんでありながら、文体、というか描写自体は、ずいぶん端正で明瞭になっておりますね。この場ではない二次創作のほうで、修行を積まれたのでしょうか。 狸としては、『天国を探しに』あたりの、とんでもねー緻密で難解な電波かげんもかなり好みだったのですが、今回は『リアル・現代』で飛び交う電波の話ですから、この文体で正解なのでしょう。純ノーマルな狸(どこがや)でも、良好に受信できております。受信OKなので、もっと電波ください。愛をください。ねとねとの愛を。 で、久々に重箱の隅攻撃。『彼は親でも手の付けられないとんでもない馬鹿息子としての悪名は』の『彼は』は『彼の』誤りでしょうか。あるいは『の悪名は』を削るとか。 ちなみに、えりん様の指摘された『矯正』と『更生』は、浅井秋一君が思春期前からなんかヘンだったのか、長じてヘンになったのかで判断が変わるわけですが、狸としては子供の頃からなんかちょっとアヤしい浅井君だったような気もするので、それだと『矯正』で合っているのかな、と。 | |||
バニラダヌキ | |||
えりん様> お読みいただきありがとうございました!! レディコミと言えばレディコミですが、乙女向けと言えば乙女向け(笑)あ、ジャンルに恋愛小説入れるの忘れてた……。次回の更新で変えましょうそうしましょう。念じ続ければ男だって想像妊娠するはずなんですよ。多分……。あ、一応カップルはホモじゃないです。浅井君がホモなだけです。ホモに恋慕した女子高生です。男女というより女男。倒錯です。読解力は大丈夫ですよ!! いえ、矯正であってるはずです。更生、社会復帰等を全部内包した矯正という意味です。 お読みいただきありがとうございました!!! | |||
水芭蕉猫 | |||
バニラダヌキ様> お読みいただきありがとうございます!! 電波です!! 久しぶりの電波です!! 今回はノーマル(?)ま電波ですよ。倒錯風味です。二次創作ではサワヤカなのを書いてたのですが、オリジナルはやっぱり電波です。二次には原作愛を、自前には歪んだ愛を。『天国を探しに』の文体はもう書けないかも……いや、浅井青年視点で書けば結構アレに近くなるかもしれません。やっぱり世の中愛ですよね。さらさらした水溶性の愛もあればお空の雲みたいなふわふわの愛もあり、瓶の中に詰め込まれた水飴みたいな粘性の愛もある。 あ、本当だ。何かへんな文になってますね。次回更新時に修正しときます。ありがとうございました!! バニラさんやえりんさんからもらった感想という名の愛で今日も私は生きていける!! | |||
水芭蕉猫 | |||
こんばんは。久々に作品を読ませていただきました。が……。 うう、気持ち悪い(笑)。だけどこれは懐かしい。文章が非常にクリアになった分、リアリティが出て破壊力が上がってる気がします。パラソルアンテナは衝撃でしたが、あれからもう二年以上も経つんですね。 猫さんにしか書けない、唯一無二の作品ではないかと思います。続きを読むのが怖い気もしますが、きっとまた読ませていただくと思います。 | |||
天野橋立 | |||
天野橋立様> お読みいただきありがとうございます! 久しぶりの電波ですよ!! 気持ち悪いは褒め言葉!! 懐かしいって言ってもらえてうれしいです!! 文章もクリアにより解りやすくを目指しまして、さらによく解らないことになってます(笑)文体としては、パラソルアンテナみたいな感じですが、あれにさらに倒錯が加わってます。えぇ。だからこその気持ち悪さですね。唯一無二……かな? でも真面目に電波を書く人はなかなかいないのでちょっと寂しいです。 | |||
水芭蕉猫 | |||
お久しぶりです! 久々に覗いて猫さんのお名前を見た瞬間テンション上がりました! みずうみです! いや〜、読んでいる間頭の中で「!」「!?」が飛び交いました笑 みなさん仰っているようになかなかにデンパな秋一さんですが、今のところ生理的嫌悪よりも、その発言の意味、意図がまだ読めないので彼の思考回路が一体どのようになっているのかという好奇心の方が強く、性的倒錯、電波というのが最近自分の中で関心が高まっているテーマだったりするのも相まって、秋一、明乃がどのような道筋を辿るのか、非常に楽しみです。 なんというか、心が人とは違う構造になっている人間というか、狂気を感じさせる人物というか、世界の線から外れているというか、そういう人物って不思議な魅力、というか、惹き付けられる何かがあるんですよね。三島由紀夫の仮面の告白とか金閣寺とかもうものすごい倒錯っぷりで読み終えた後の満腹感が大きかったのですが、もう今作はあらすじの時点でもう満漢全席が目の前に広がっているような感じです笑 就活の合否と共に、今後の展開をお待ちしております。 | |||
湖悠 | |||
湖悠さん> お久しぶりです!! いろいろあって戻ってきましたオリジナル!! いろいろびっくりしていただけたようで何よりです(笑)秋一さんは電波さんですが、割とまともな方だと思って書いているといえばびっくりされそうですな。おお、湖さんも倒錯に興味をお持ちですか! それなら村崎百郎氏の『電波系』という本が凄く勉強になります。電波を書くときはいつも参考に引っ張り出して読んでますから、これを期に湖さんも是非電波を書いてみてはいかがでしょう……?(笑) その通りです。人と心の構造や思考回路の違う人は、本当に不可思議な魅力があるんですね。まぁあんまり現実で関わり合いになりたくないのが難点ですが。ふふふ。お読みいただきありがとうございました。 | |||
水芭蕉猫 | |||
……ああ、いい感じだなあ。小学生明乃と中学生秋一、それぞれの倒錯やら電波の萌芽が、けっこうハンパなく奇矯なのに、なぜかノスタルジックな『昔あった当たり前のこと』のように心にしみてくる。思わず「うんうん、狸もそんな時代があったよなあ」などと、ありもしない既視感にとらわれる自分がキモチいい。 まあ現在の秋一君クラスになりますと、さすがに健全な狸(どこがや)としては、部屋の隅の屑籠の陰あたりからビクビクと見守るしかないわけですが、といって目を離すにはあまりにもったいない気がする。いっぽう明乃ちゃんは、いい具合に優しく倒錯成長してくれて、これは狸も思わず膝に乗って丸くなりたいくらいオールOKですね。 今回は、重箱の隅はつつきません。ちょっとした消し忘れくらいで、ほとんど気にならなかったし。ノスタルジックな電波に乗っかったまんま、ぽこぽこと座布団を運ばせていただきます。 | |||
バニラダヌキ | |||
バニラダヌキ様> お読みいただきありがとうございました!! うふふ。共感してくださってありがとうございます。明乃ちゃんほどではありませんが、実は私も過去似たような部分がありまして、ついつい自分と重ねて書いておりました。なので、誰かに共感されるとうれしいのです。 秋一くんは私も本気で傍に居たくありませぬな! うぉいとツッコミ入れられそうですが、いやもう、話のタネに他人から噂を聞くあるいはほんとに物陰から見る程度なら良いんですが、それ以上はちょっと……とね。明乃ちゃんは表面上ならマトモですが、やっぱり電波と友人関係になれるあたり送受信可能なアンテナも持ってたりします。 わーい座布団ありがとうございました!! 久しぶり!! フカフカ!! なごなごしながら次回も頑張ります。 | |||
水芭蕉猫 | |||
昔は真人間というか、普通に「イイオトコ」だったんですねえ秋一。明乃ちゃんとのやりとりも微笑ましく、王道なラブコメ展開になりそうな、そんな正常な過去。そんな秋一が、どうして倒錯的思考に至ったのか。過去と明らかに対照的な現在の電波丸出しの彼を見ていると、より空白の期間が気になりますね。正直秋一が何を言ってるのか全然理解できないですもん。秋一視点で彼の思考にも触れたいところですが、彼の内面はもっとカオスそうだなあ笑 ではでは、次回も楽しみにしております。 | |||
湖悠 | |||
湖悠様> お読みいただきありがとうございます!! 浅井は良い男だったんですよー。昔の浅井は格好良く書こう! って決めて書きました。明乃ちゃんが惚れ込むくらいに。現在の彼がこんな具合になったのは全て電波のせいですよ。受信率が激しくなってきたせいですね。その辺、追加出来たら追加してみたいところ。彼の視点で書くとカオスなことこの上ないと思います。なんてったって世界の全てが畳の目や天井のシミまで含めて虎視眈々と狙い見つめてきているのですから。感想ありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
こんにちは〜、初めましての斑鳩青藍です。 恋愛もの、私も書きたいと思いつつなかなか書けません。どうしても野郎…いや、男性ばかりゾロゾロ出てきます。 レディコミや、TLは読むんですが。 すみません……、感想になっていませんね。これからも頑張ってください。 | |||
斑鳩青藍 | |||
斑鳩青藍様> ばんわにゃ!! 男がいっぱいならBL書けばいいじゃないですか!!(おい)いや、これ結構マジな話ですよ。何と言っても私自身がここでBL書いてた人間だからです!! レディコミやTLみたいな話は嫌いじゃないのですが、いかんせんガツガツした女の子が好きなのでNLを書くとほぼ必ず女子攻になります。あと電波。ジャンル電波が無いので、便宜的に恋愛にしてるんですが、このお話は恋愛よりも電波の方が強めです。倒錯電波小説。もし電波に興味がありましたら、是非今後ともよろしくお願いします。 | |||
水芭蕉猫 | |||
続きを読ませていただきました、ちょっと迷いつつ(笑) この話がすごいのは、過去の回想場面だけ見ると、実はいいやつだったりする格好いい不良と、まだ小さい女の子の心の触れあいって言うまるで神夜さん的王道的世界なのに、それが今やこんなことになっているというギャップなんですよね。全編電波状態って言うよりも、これははるかに怖いです。 昔のあのシリーズみたいにクリスマス場面になるのかなと思ったのですが、それはなしにされたんですね。なんだかんだ言って、続きも読ませていただくように思います。行けるところまで、ついて行ってみます。 | |||
天野橋立 | |||
更新が早いですね〜。途中まで、明乃ちゃん完全に浅井に利用されてるじゃん。目を覚ませ。。と思っていましたが、こんな感じでもずるずると会っているうちに、自分の気持ちが、アレなんか。。という流れがね。分かるというか。気づいても今までのキャラ急に変えられないし、応援してた立場だったしという。。ほんと少女漫画ふうに切ない!!そんなわけで、今回のラストの明乃の気持ちの変化、とても印象に残りますね。余韻があって尾を引きます。 しかし、電波系?の意味がいまいちよく分からないんですが、そういうジャンルのことなの?よく出てくるけど。 これから明乃ちゃんにどんな試練が待ち構えているのか?怖いもの見たさで次回も、猫三味線をべベンとかき鳴らしながら、どこからともなくやって来たいと思います。 | |||
えりん | |||
天野橋立様> おおう、お読みいただきありがとうございました。ふふふ。毒のある電波ですからね(笑)しかし、毒は毒でも中毒性のある電波にしたいなぁと思います。 不良だけど格好良い。そこに幼女や子供や動物ってのは本当に王道なんですよね。私は王道も大好きです。でもやっぱり、そんな王道に電波を突っ込む悪癖もあったりします。かつては凄く強くて格好良かった人間が色々あってがっつり弱っているというシチュエーションに弱いのです。とどのつまりギャップ萌え。クリスマスはいろいろ考えているのですが、上手く形に出来ませんね。このお話はクリスマスものにするにはあまりにも粘着質なので自重です。 出来る限り、皆様についてきていただけるよう控えめに頑張ります。まぁ所詮全年齢なのでそうそうエグい事にはなりますまい……多分。 えりん様> お読みいただきありがとうございます!! 更新は早かったり遅かったりします。その時の筆のノリ次第なので、次回、次々回は遅いかも……? 明乃ちゃんは利用されまくりですよー。でもそれも嫌じゃないのだって大好きだったお兄ちゃんの頼みだもの(おい) 少女マンガっていうのは、いかに身近な男と恋に落ちていくかっていう話が多いですよね。恋愛感情が無いのにキスしたり体の関係持ってみたり。でもそこから始まる恋物語。みたいな。自分なんか見ていない人が好き。という不毛な恋愛話をいくつか読んだことがあるのですが、本当に切なくて切なくて……。でも相手を電波にすると、自分でも『なんでコイツを好きになってるん?』って葛藤も生まれるという(笑) 電波系はですね、ジャンルというより、登場人物の思想行動ですね。一般的に統合失調症や分裂病等の精神疾患による幻覚や幻聴を感じる人の事なんですが、私のお話における電波は『一般人には知覚しえない物事を基本理念に置いて行動する人』が中心に出てくるお話を基本的に『電波』と称しています。このお話に出てくる浅井君ですね。浅井君がマトモならこのお話は普通の恋愛小説になります。 猫三味線だとぅ!? よかろう。この皮、剥げるものなら剥いでみよ!! としながらビクビク物陰から隠れます。感想ありがとうございました。 | |||
水芭蕉猫 | |||
続きを読ませていただきました。冒頭の明乃ちゃんに続く伏線というか、狂気に至る軌跡の一歩目を彼女が踏み出しつつあるような、そんなお話に感じられました。ホモに続いてレズ、かぁ。倒錯だなあ。彼女が浅井くんの女性的行動に興奮する場面の「ちょっと普通のラブシーンとは違う妖しい空気」感の描写が素晴らしいですね。こう、暗い部屋の中で青白い光が揺らめいているかのような……うわあ、自分で書いてても意味わかんないや。とにかく青白い光にやられましたよ。くらくらきましたよ。 重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが、「私、もしかしたレズかもしれない……」の場面で脱字が見られました。 ではでは〜。 | |||
湖悠 | |||
おお、なんか雰囲気がドンデン! 今回はもうまったく恋愛小説の王道にかなりのイキオイで突入している! こ、これはそーゆーお話だったのかしら――などと、やや驚きながら読み終えた今回分、読み終えてからふと見れば、猫様ご自身が、えりん様へのお返しのコメントの中で『浅井君がマトモならこのお話は普通の恋愛小説』と、きっぱりおっしゃっているではありませんか。ああよかった、狸の驚きは正しかったのだ。 狸は電波大歓迎のオスなので、むしろ女性による恋愛小説のほうが、ある意味とっても恐かったりします。昭和のオトメチック少女漫画にさえ、ときどき背筋がゾクゾクするような戦慄を覚え、マゾ寄りの快感に悶えておりました。 こうなってしまうと、狸としては、むしろ浅井君のほうが護ってあげたいタイプの無垢な男の子に思えてしまい、ああ、今後あんまりイジメないでやってね明乃ちゃん、などとハラハラしつつ、次回をお待ちします。 | |||
バニラダヌキ | |||
湖悠様> お読みいただきありがとうございます! 倒錯へ至る道ですぜ! 私自身もドラァグクイーンやら女装男子やらが割と好きなんですけれど、なんでしょうね。女性っぽい男性が好きっていうのはビアン系になってしまうのか、ノーマルなのか調べても解りませんでした。明乃ちゃんもきっともやもやしていることでしょう。おお、光の揺らめきな雰囲気を解ってくれましたか!! 私もそんなイメージで書いていたので、連想して頂けてとてもうれしいです!! あと脱字ですね……うあちゃー、一番やりたくない脱字だった。次回更新時に直しときます。ありがとうございます。 バニラダヌキ様> 恋愛小説ですよー。一応……。でも倒錯電波小説なんです。浅井がマトモなら普通の恋愛小説です。ここまでは……(おい)でも浅井くんがマトモならこのお話はあんまり成立しないんですよね。マトモじゃない浅井君だからこそここまでいろんな関係がこじれているともいえるのですよよよ。少女漫画はあまり読んでこなかったのですが、女性作家さんの作品って物凄い怖い……というか、執着が凄い話がたまにありますよね。私はその執着が恐ろしくも美しくてあぐぐあががと身悶える事がよくあります。浅井君はもうね、たまにやたらと可愛く書ける時があるのですよね。何だろう。やっぱり女性性を前面に押し出している男子だからかしらん? 明乃ちゃんはまだまだ頑張りますよー。良い事も悪い事も、全速力でやる女の子ですから!! ありがとうございました! | |||
水芭蕉猫 | |||
あけましておめでとうございます。みずうみゆうです。今年もよろしくお願いいたします。 え、木佐って実在してたの?! と、自分も明乃ちゃんと同じく浅井くんの妄想かと思っていたので驚きでした。結果として、浅井くんが木佐の実像ではなく虚像を見ていたのだから、その考えが間違っているわけではありませんでしたが。しかし木佐さんがてっきりキーパーソンだと思っていたので、結構な俗物っぷりは意外でした。明乃ちゃんナイスすぎる。早く木佐の魔の手から浅井を救ってほしいですね……って、この時点で囚われのお姫様と王子様の構図が……。 ではでは。明乃王子の活躍に期待しておりまする。 | |||
湖悠 | |||
あけましておめでとうございます!! 湖さん、今年もよろしくお願いします! はいっ! 木佐さんは実在しておりました。ただ、浅井くんの言う木佐さんはおりませんでした。そんな感じです。木佐さんは一応キーパーソン的な存在ですが、いろいろとダメな人ですね。そのダメさも浅井くんみたいな人間としてダメ方向ではなくて、動物としてダメ方向なわけです。おつむの出来は良いけれど、その心の内は人間以下みたいな……。こういうタイプは初めて書いたのですが、意外にも書いてて楽しかったという不思議な人です。あぁ囚われのお姫様と王子様というのはありますね。アリです大あり。ただ、そのお姫様は自分から囚われに行こうとする人ですけれどね(笑)ありがとうございます。王子はがんばりますぞー!! | |||
水芭蕉猫 | |||
いやったああああ! 明乃ちゃんビバ!! と、今回のラストで思わずガッツ・ポーズをとったりしている狸が一匹。 ところで、いよいよ登場したこの木佐、そりゃ書いてて楽しいでしょう。なんつーか、『男』の中のヤな部分を抽出大増幅したような奴ですね。若かりし頃の高見さん(誰?)も裸足で逃げ出すであろうゲス野郎ですが、でもいるんだわ、マジ、こんなふうに女性を(いやこの物語では女性相手じゃないわけですが)扱える男って。正直言って、このキャラを造形しているのが女性の(ですよね?)猫様でなく野郎だったりしたら、こんなキャラを臆面もなく造形し発表できるという一点において、狸はその厚顔な作者の頭に、沸騰したコーヒーをドボドボぶちまけてやるでしょう。でも、作者が女性なら話は違う。許す。いやむしろ大歓迎。性差別云々とは別の次元で。 今後も一筋縄ではいかない流れが続くと思われますが、「どうか力いっぱい縺れまくってくれ!」と、思わずチアリーダーのコスプレで、明乃ちゃんに声援を送る信楽焼の狸が一匹。 | |||
バニラダヌキ | |||
バニラダヌキ様> ありがとうございます!! お座布団、ふかふかよ!! ガッツポーズありがとう! 私もこのシーン書いてて気持ちよかったです。木佐さん滅茶苦茶楽しかったです。普段根っからの悪役ってあんまり書かないんですけど、こんなに楽しいんですね。そうです。まだ合法の中でのし上がろうとした若き日の高見さんなんてメじゃないくらいのクズの中のクズです。ところが女性向け界隈って割とクズでも人気があるのですよね。まぁ最後の最後でラブが芽生える前提のクズだからというのもあるんですけれど……。うふふ。そして私は一応牝猫でございます。牡猫になりたいと思ったこともあるんですけどね。本当は。 浅井君がもしも女の子なら、もしかしたらもうちょっとストレートに誰かが助けてくれたのかもしれません。しかし、男の子だからこそ縺れちゃうんです。色々と。そして多分縺れるというか、ひっくりかえって倒錯です。 チアリーダーと言えばミニスカ!! ひらひら動くモノにはついつい捲ろうとして手がもにゅもにゅ動いてしまいます。 | |||
水芭蕉猫 | |||
うおおおおおお! 読みました、みずうみゆうです! 今回の話、俺のストライクゾーンにどんぴしゃでした! まだ勉強に手をつけてないというのにテンション上がって一気に読んでしまいましたよ! かなり面白かったです! 明乃と浅井のシーン、前半は「あ〜、恋愛小説だなあ」と思って読んでいたのに、だんだんと混じる電波(卵のくだり)からの、明乃の昏い決意。たまらんです。黒い血液が流れ出す、という一文でゾクッと来ました。こういう、何よりも欲しい物を手にするための狂気への一歩というのが好きな自分からするとツボなシーンでした。強い執着と、得難い物を得るため、人間としての良心を削るというのは良いですね。どうやって浅井を手中に収めるのか、今まで以上に楽しみになりましたよ。次回も盛り上がりそうだなあ。ではでは。 | |||
湖悠 | |||
湖悠様> 点数&お読みいただきありがとうございます!! どんぴしゃだったようで何よりです。ふはは。このお話は恋愛小説の皮を被った電波小説なのでやっぱりどっかに電波が混じるのですよ。電波の度合いで言えば浅井君が一番強いのですが、倒錯具合だったら明乃ちゃんが一番かもしれません。黒い血のシーンは実は後から書き加えた物だったりします。上手い具合に執着と暴走するシーンが書けなくて、かなり七転八倒してたのですが、お褒め頂き大変うれしく思います。こうなってしまうと、誰も止められません。この後どうなるか。今ぼちぼち書いてます(おい) 感想ありがとうございました。 | |||
水芭蕉猫 | |||
うっふっふ、背中がゾクゾクするではありませんか。 狸にとっての『恋愛小説』とは、イコール『電波小説』です。可憐な乙女たちの薄桃色の肌にせよ、根性焼きの跡も生々しいスベタ(古いねどうも)の肌にせよ、ちょいとカミソリでナニしてみればあら不思議、たちまちドクドクと流れ出す黒漆のごとき体液――そんな恋こそ、女性にしか描けない恋です。狸はそこに萌えるのです。現実の男の血なんぞ、どんなにズブドロに濁っても、しょせん赤の一種でしかありません。まあそれはそれで好きなんだけどな。オスの狸はメスに化けてもやっぱり赤い血しか流せないし。 とゆーわけで、背中ゾクゾクさせながら、力いっぱい次回をお待ちします。 | |||
バニラダヌキ | |||
バニラダヌキ様> 座布団&お読みいただきありがとうございます! ゾクゾクしましたか? ふっふっふ。よかったです。どうにかこう、愛と憎しみがない交ぜになったような後ろ暗い感情にしたくて色々試行錯誤しましたが、何とか成功したようですね。女の子って多分何かをこじらせると物凄い執着を発揮すると思うのですよ。んで、執着しているうちは本当に血が黒いんじゃないかと思うほど恐ろしいと思うのです。それがプラスの方向に働けば輝かしい功績が得られるのですがマイナスに働いた場合は……ふふふ。男の人が書いた女の子は凄く良いですよ!! どんなに乱暴でも腹黒くてもちゃんと赤い血が流れていそうな感じがします。ただ、ちょっと都合の良い所もありますけどね(笑) 次回は……次回はちょっと違う方向になると思います。 感想ありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
お久しぶりです。こんばんは。そして遅ればせながら、明けましておめでとうございます。恋愛と問われれば「ポップコーン片手に観るモノ」と答える木沢井です。 うわぁ…… というのが、冒頭部を拝読して真っ先に浮かんだ感想でした。分類的には驚嘆ですね。これからどのような経緯を経てここに辿り着くのか、想像もつきません。 浅井が前書きの情報から類推した人物像の遥か斜め上を行っていて、見事物理的にも比喩的にも仰天した次第でした。彼みたく、自分(達)の理屈や常識が通じない輩というのは、中々に恐ろしいですよ。独自の世界観やルールがあるので何が起きるか分かりませんからね。仕事の関係でそういった系統に近い方々のお相手も務めていますが、時々、同じヒトなのか、と…… まあ、思うこともあったりなかったり。E.T.と仲良くなれたエリオット少年は偉大ですよ。 閑話休題。明乃ちゃんが咄嗟に包丁を探すくだりが妙に印象的でした。「おいっ!?」と思わず声に出してしまったぐらいには。『直向さ+明確な目標』の威力を痛感している身としては、これからどのような展開を迎えるのか、放送席の裏ぐらいからこっそりと見届けたい気分です。 以上、恋愛経験を問われても答えられない木沢井でした。いいさ、今も昔も楽器が恋人さ…… | |||
木沢井 | |||
木沢井様> おお、お久しぶりです!! あけましておめでとうございます!! 恋愛と言えばいつだって脇から眺めるものの水芭蕉猫ですにゃん。木沢井さんもリア充よりもオタ充派ですか?(おい 冒頭部分はインパクトが欲しくてこういう書き出しになったのですが、皆様にうわぁだの気持ち悪いだの「!?」だの言われるという事は私の目論見は大方成功ということで良いのかしら? 良いんだろうね。よかったよかった(おい) 前書き部分では浅井の電波っ気は触れませんでしたからねぇ。注意書きにちょろっと電波って書いただけだと明乃ちゃんが電波ってことに……いや、どっちにしろ電波だからこれで良いのかな。浅井くんは解りやすい電波ってことで。でも斜め上になってわーいです。木沢井さん、色々苦労してそうですね。根本敬先生の本や精神病関連の本を読むとこの手の方々は本当に独自の世界で生きていらっしゃるみたいで、そこがまた恐ろしくもあり、魅力的な部分だと思うのですよね。まぁ世の中犬の皮を被ったヒトも居れば人の皮を被ったケダモノも大勢居ますので、不審な者は人間だと思わないほうが楽かもしれません。ETは宇宙におられる『人』なので、少年が仲良くなれるのもまた然りだと思いますニャ。 おお、包丁の下りに反応してくださって私はうれしいです! 実はこの部分自分自身ほくそえみながら書いた場面だったりします(笑)真直ぐ明確に邪魔者を排除しようとする一途で健気な女子高生。みたいな。本気になった女の子は怖い。 座布団&感想ありがとうございました! 恋愛経験? それは食べた事ないなぁとしらばっくれる猫でした。 | |||
水芭蕉猫 | |||
やっと全部読めた。なんだか今回は、するするとあっという間に読めてしまいました。ということは、だんだんこの世界に毒されてきたということかも。明乃は、どっぷり恋する乙女ですね〜。もう切ないったら、歯がゆいったら!浅井のほわんとした感じにイラついてみたり、だけど浅井にしてみれば本音を素直に言ってるだけなんですよね。そしてこのすごい盛り上がりに、すっかり卵の存在など忘れていました。そうそう、そっちの展開もあるわけですよ。これは、目が離せなくなってきました。次回の更新も、自分用チョコをバリバリかじりながら待っています! | |||
えりん | |||
えりん様> お読みいただきありがとうございます!! あらまー。えりん様もとうとうこちらの世界にいらっしゃいました? ようこそ電波の世界へ(笑)私はとても嬉しく思います(おい)明乃ちゃんは普通の恋する乙女なの!! だからこんなに胸苦しくなるんですが、相手は女性に全く興味のない人ですからね。普通ならあきらめちゃうんでしょうけど、好きな子が不幸になるのを黙ってみていられない!! って王子様精神もありますので、難儀です。こじれて偉い事になりましたが。ふふふ。感想と座布団ありがとうございました! 今年は全員糖分を気にしているのでチョコは一つで抑えた猫でした。 | |||
水芭蕉猫 | |||
おや、今回はちょっと違う方向というか、かなり違う方向のズブドロに……あらららら、今回は明乃ちゃん大逆襲が始まらないまま、次回に続くになっちゃうのか……等々、個人的にはかなり予想外の方向に振り切られつつ、でもひとつの小説世界としては今回のあまりにキリキリした電波もアリというか、いやなくちゃ困るわけだしなあふむふむふむ、などとやや客観的に、ある意味ちょっと電波の薄い凡狸界に身を置いて超電波浅井君&超鬼畜野郎木佐を見つめ続けることしばし……こ、こーきたか! ここでこーゆー卵が生まれてきたか! ……解った。どーしても泣けとゆーのだな。解った。泣いてやる。うるうるうるうるうる。 しかし――明乃ちゃん、どう出る? って、方向性としては冒頭部から示されてしまっているわけだが――このズブドロの卵戦争に本当に勝算はあるのか? 大丈夫か? お願いですから大丈夫だと言ってください明乃女王様。 | |||
バニラダヌキ | |||
>バニラダヌキ様 お読みいただきありがとうございます! そうですそうです。今回はちょっとばかり視点が変わってこっち側からズブッとドロッとしております。というのも、この辺で入れておかないとこの先はもう入れる所がどこにも無いというありさまでして(笑) なるべく二十枚くらいであっさり済ませようと頑張ったのですが、どうにもこうにも電波と鬼畜のペアが五年も同棲している様を書こうとすると何故かどうしても長くなってしまいますね。うふふ。でもやっとこ卵の事が書けて良かったです。ずっとあーでもねーこーでもねーって文章いじくり倒してたので。自分が泣けない代わりに読者に泣いてもらう浅井君。うん、泣いていただいてとても嬉しく思います。 明乃ちゃんはですね、そらもう冒頭からあの調子ですからね。大丈夫かどうかはちょっと解らんのです。なんてったって行動コマンドに『ころしてでもうばいとる』が選択肢に入っちゃってるので。 感想&お座布団ありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
どうも、みずうみゆうです。 これはまた、浅井くん視点だと高濃度の狂気になりますね……。ともあれ読み進めていたわけですが――つながった! と、浅井くんの澱みきった(或るいは澄み切った)思考の解を一つ得ることが出来た気がします。なるほど、だからこその過去からの豹変、異常なまでの木佐への愛情、そして「卵」なわけですね。これはまた盛り上がる回が続く……。 狂気に堕ちた人間をすくえるのは、清廉なる心なのか、はたまたそれを覆うほどの狂気なのか……。その道程、色んな意味で楽しみにしております。 | |||
湖悠 | |||
湖悠様> お読みいただきありがとうございます! はい、浅井視点だと電波が更に電波で上塗りされますので最上位度の狂気になります。私はこういう描写を書くのが大好きです!(おい)で、これにてようやくもともとおかしかった浅井がさらにおかしい現在の浅井となったわけです。無事に皆様の解となったようでとてもほっとしております。早い話が執着ですね。 さて、ここまで狂気に堕ちた人を救うのは多分無理です。無理なのでどうするのか? 答えは人間には解りませんので、後は獣に任せましょうということです。 感想とおざぶとんありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
こんばんは。長らく借りっ放しにしている物と貸しっ放しにしている物があることを思い出した木沢井です。 拝読していて、思わず うはぁ という言葉が出ました。ええ、浅井君のモノローグ部分です。私個人としてはシュール方面に吹っ切れた諸星大二郎テイストの絵で脳内再現されていました。猫様はシュールレアリスムとかの心得もあるのでしょうか。 被害妄想くらいは経験がありますが、それだけに彼の電波的発想がどこから受信した代物なのか、戦々恐々といった心地です。というかナメクジって、人間大のナメクジって、恐怖以外の何物でもないじゃありませんか……! と、木佐の属性から勝手に『客』の性別を想像してやはり慄きつつ、現代ではこれからどんな戦いが繰り広げられるのかを楽しみにしています。 以上、カタツムリやナメクジの卵は意外と白くてつやつやとしていることを知っていた木沢井でした。そういえば、かなり濃厚な交尾を行うナメクジっていましたねぇ…… | |||
木沢井 | |||
木沢井様> お読みいただきありがとうございます!! うはぁ出ましたか!! 出ちゃいましたか!! うん、やっぱり浅井君視点から書いちゃうと偉い事になってしまいます。シュールレアリスムは書いたことはないですが、ダリの絵が好きで画集を持ってますね。燃えるキリンと溶けた時計のモチーフが好きです。 被害妄想は多分誰にでも経験があるのでしょうけれど、それが増幅されたりさせられ体験にまで発展しますと大変なことになります。浅井の電波発想はテレビ聞いた話がぐっちゃぐっちゃに混ざり合ってしまってるのです。だもんで、浅井の思考回路は浅井にしか解らない状態に!!人間大のナメクジは私も書いてて「おっかねぇな」って思いながら書いてました。でも実際は人間ですからね。ナメクジは。浅井にとってはそれくらい怖くてよく解らない存在なんだろうと思います。お客の性別は……ご想像にお任せしますが、たぶん間違ってはいないでしょう。 ナメクジとカタツムリの卵は意外と綺麗ですよね。私もコレ書きながら写真を調べて初めて知りましたが、意外と綺麗じゃん! って思いました。ナメクジの交尾は艶めかしいと思う猫でした。 座布団と感想ありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
きたきたきたきた! 異議なし! どうせ狂うなら美しく狂おうぜ人間なんだから! とまあ、テンションMAX状態で、わくわくと次回をお待ちします。 で、話にノればノるほど、陰険に重箱の隅を突っつく黒狸。 『すっぽりと布団を被ったのは良い物の』の『物』は平仮名、『近所の少女を頭のおかしい青年が乱暴を働いている』の『少女を』は『少女に』――とりあえず、そんなところをツンツンと。 ともあれ、こないだ真っ白に燃え尽きた狸が、今ジワジワと黒狸に戻りつつある気がするのは、こうした美しい狂気のおかげであると言えましょう。世の中、正気も狂気も、美しいのが一番です。醜い狂気を見るとテンション下がりますし、醜い正気に至っては、水洗トイレに流したくなりますし。 | |||
バニラダヌキ | |||
バニラダヌキ様> わぁいお読みいただきありがとうございます! 恋する乙女は暴走しすぎて狂っちゃうくらいが丁度良いですよね!! そんな気持ちで書いていたのですが、いつの間にか本当に手負いの獣のようになってしまいました……。自分で書いておいてナンですが、大丈夫なんだろうか。 私も同じく、正気も狂気も美しいものに限ると思うのですよ。本当に毒々しい程鮮やかな感情って心惹かれます。正気の沙汰とは思えない職場なんてトイレにジャーです。そんなものは無かったことにしたいのです。さぁ狸さん、面倒な現実から逃げ出して早くフッサフサの黒い毛皮に戻りましょう! 私も日がな一日ゴロゴロしてる猫を目指して頑張りますニャ! 感想とお座布団と重箱の隅ありがとうございます!! 次回更新時にひっそりと直しておきます。あぁ、お恥ずかしや……。 | |||
水芭蕉猫 | |||
スマホからの感想となります。みずうみゆうです。 次回最終回!? と、読んだ瞬間惜しい気持ちが広がりました。どうやら自分も気付いていないくらい、浅井と明乃の狂気に魅入られていたようです。もっと二人の狂恋(勢いで書いてしまったのですが、多分きょうれんと読みます)を見たかったです。欲を出すならば、もう少しじっくりと、二人が狂うところを見たかったところ。やはり狂気に満ちた恋というのはいいものです。狂気というのは人が極限状態に陥り、人間性を放棄してでも目的を果たそうとする事ですからね。ジェットコースターのように狂気に落ちるのもいいですが、徐々に人間性が喪失していくのも、ホラーじみてていいものです。と、まあスマホからの投稿なので文書が整っていないかもしれませんが、ここらへんで失礼させて頂きます。やはりスマホだと打ちづらい…。 ではでは。 | |||
湖悠 | |||
湖悠様> お読みいただきありがとうございます!! はい、おそらく次回最終回だと思います。というのも、このお話はもともと原稿用紙一五〇枚程度を想定して書いていたお話ですので、明乃と浅井の関係性が逆転してからはそんなに長くないのですよ。狂恋。良い言葉ですね。私もそんな言葉が大好きです!!(おい)私も狂気のお話は好きなんですが、どちらかというと執着が強く出ているものに惹かれるのですよ。何が何でも手に入れてやる。どんなことをしてでも捕らえてやる。例え何を犠牲にしてでも……っていう熱意溢れる執着。もう半ば狂気ですね。そんな感じでやっぱり狂恋なのでしょうな。 いえいえ大丈夫。しっかり伝わりましたよ! 感想とお座布団ありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
お久しぶりです。いや、この作品に感想を書くのが、なんですが。 木佐登場辺りで挫折していたのを、頑張って読みました。いやほんとに、読むのが辛い辛い。 いわゆる電波とか、狂気とかについては僕は割と何ともないはず、という自信があるのですが、むしろその背景に貫かれている女性性みたいなもの、そのべったりした感じが何か出口のないところに追い込まれているような、息苦しさを感じさせます。巨大な甘い油脂の塊、それがこの小説をビジュアル的にイメージした場合に浮かんでくるものです。 手法的なことについての分析などを書こうかとも思いましたが、もうこの塊の前にはそんな気力も出てきません。こういうものを書かれたというのには、恐れ入るばかりです。「良い」のかどうか、それも良く分からなくなってくるのですが、創作物として価値のあるものであることまではどうにか判断が付きましたので、そっと座布団を。 ちなみにここまで来たら、最後まで読みます。 | |||
天野橋立 | |||
拝読させて頂きました。バッドエンド量産機こと浅田です。 なんというか、かなり際どいものをぶっ混んできましたね。ここの利用規約ギリギリまで攻めるかの様なチキンレース。嫌いじゃないです。決して嫌いじゃないです。(大切なことなので2度言いましたw) 官能に狂気は最高の組み合わせですよねー。私なんかは心理描写にばかりこだわって情景描写が疎かになったりするのでイマイチな出来になってしまうのですが、流石にそのあたりはお上手でいらっしゃる。特に冒頭の描写が素晴らしいの一言。 物語もそろそろ終盤かな? それともここからが本番かな? 次回更新を楽しみにしてます。 | |||
浅田明守 | |||
天野橋立様> やぁやぁやぁお久しぶりですと書きながら、何かほんと済みませんと頭を下げたい思いでいっぱいの猫です。 うん、何かホント申し訳ないです;;おそらく、そのべったりとした女性性とか油脂のイメージというのは、きっとこのお話のテーマの一つである執着とか妄執が原因かと思います。倒錯、だけならばおそらく普通なんだろうと思いますが、そこに執着・妄執が入ってしまうとこう、どろっとしたというか、ねっとりした感じになるのですね。おそらくこの執着ってのは明乃ちゃんだけの問題じゃないのです。木佐もある意味執着してますし、浅井も執着してるのです。三人そろってドロドロなのです。だからこそ木佐登場の辺りから更にべたつきが酷くなったんだと思います。 しかし、そんな思いをしながらも読んで下さった天野さんは凄い。本当、座布団とともに感想もありがとうございました。よろしければ最後までお付き合いいただければ嬉しく思います。 浅田明守様> お読みいただきありがとうございます。電波発信機の猫ですにゃん。 ふふふ。私は昔からきわどい話しか投稿したことがありません(おい)規約ギリギリというか、一回超絶アウト作品も書いたことがあります。流石に再投稿は出来ませんが。出来ませんが!!(大事なことなので二度ryo) 官能なんですかねこれは。官能風かもしれませんが、どちらかというと普通の倒錯じゃないかと思いながら書いてました。一歩間違えればアウトですけれど(笑)心理描写最高じゃないですかー。私はどうにも筆が先走って何かが足りない感じになってしまいます。冒頭はエピローグみたいなモンなので、そういう風に読んでいただければ幸いです。次回最終回。よろしければお付き合いいただきます。 感想と座布団ありがとうございました。 | |||
水芭蕉猫 | |||
ようやく追いつきました。 どこかで言ったような気もしますが、僕は基本的には「電源が切れているか、電波の届かないところにいる」人間なのですが、お兄ちゃんが見ている毒々しい世界には、いつかどこかでその片鱗くらいなら見たことがあるようなざわざわしたものを感じて「うぃーっ」ってなってしまいます。あんまり熟読ガン見してたら危うく受信していしまいそうで怖いです。 デンパでアレで、しかもアレで、アレな小説ではありつつ、確かに根底ではある意味ド直球な恋愛小説、ただド直球が激しくカーブしている(?)だけなのだという感じもあり、それにしてもよくぞこんなものが書けるものだと、圧倒的なアレさにアレされつつ、今日のところはまず星ひとつで。 …あ、ひとつだけ、どこかに「ヒト化」という言葉がありましたが、「ヒト科」の変換ミスではないでしょうか。ご確認ください。 | |||
中村ケイタロウ | |||
中村ケイタロウ様> お返事遅れて申し訳ないですorzそして感想ありがとうございました! 水芭蕉猫ですにゃん。 おおう、電源が切れてしまっているお方にもどうにかこうにかちょびっとは届きましたか! いやはやありがたいありがたい。お兄ちゃんが見ているサイケデリック(?)な世界は、多分私たちもちょっと薄皮をはがしたら見えてしまう世界だと思います。空に宇宙サイズの仏様が笑っていて小判を天上からまき散らすような、そんな世界。というか、見えそうで見えない電波体験なら私にも沢山あったりなかったり(笑) ド直球だけどカーブしているとはこれ如何に。でも確かにそんな感じかもしれません。だってこれは恋愛にして倒錯ですから!(笑 感想とお座布団、ありがとうございました!! おっと、誤字ありましたか。ありがとうございます。次回更新時にまとめて直させていただきます!! | |||
水芭蕉猫 | |||
……ああ、ねばねばが気持ちいい。人肌に温もった、ドス黒い、いやドス赤い(どんな色や)愛の粘液が狸穴に充満し、鼻から気道に口から食道に流れこむのみならず、全身の毛穴からもずりずりと練りこまれ、肉を侵してくるようだ……。 久しぶりに、触感豊かな愛の電波を満喫しました。もう細かいことは言いません。狸もすなおに卵を産みたいと思います。その卵から何が孵るのか、ちょっと怖い気もしますが……いや、何が孵っても、それはきっと愛。 | |||
バニラダヌキ | |||
読みましたよ…。 いやまあ、感想を書こうにもあまり言葉は無いのです。あの展開をどうやって収めるのかなあとハラハラどきどきしていたのですが、アクロバット的ながらも大筋では一直線に結末に向かった、という感じでした。明乃さんが郷里を離れてからの経緯だけでも大長編級で、そこをもうすこしじっくりと読みたい気もしたのですが、いや、この物語にとってはそれは脇道ですものね。これでよいのだと思います。 強い電波を放っておって、一見とっつきにくくも見えるのですが、結局のところ、骨組みは最後までストレートな恋愛小説でしたね。楽しませていただきました。 | |||
中村ケイタロウ | |||
お久しぶりです。神夜ですにゃん。 しかしこれ、うわー……。うわ。うわー……。感想、以上。 うん。毒々しいくらいの電波だった。素直にすごいと拍手喝采。兄ちゃん押し倒してから最後までの流れ、ギャルゲーのバットエンドのような流れがもうすげえわ。畳み掛けてやるぜ、というバット感がひしひし伝わってくる。実際のギャルゲーとかもバットエンド入るとこんな感じだよね。でもこれトゥルーエンドになる物語じゃないしなぁ。ハッピーエンド大好き神夜としては受け入れられない結末だったりするけど、物語としての完成度は高い。昔、エロゲにハマってた時にやった「虹を見つけたら教えて」だったかな、そんなタイトルのヤツがあったんだけど、タイトルと絵に引かれてプレイした神夜にしてみたら信じられないくらいの胸糞エロゲだった。トラウマレベルだった。それに近いものを感じた。だからもう一回読み直そうとは思わない。頭痛くなるもん。……褒め言葉だよ。 しかし神夜が「普段絶対に読まない物語」を読ませてくれてありがとうございました。 | |||
神夜 | |||
遅ればせながら、完結おめでとうございます。ようやく最後まで読ませていただきました。 今回については、全体的にストレートな展開で、ふっきれた感じで非常に読みやすかったです。前回までの、読んでいてどうも重くて辛い感じはもはやありませんでした。 結局今までは、登場する誰も彼もが何かを決断をできずにのたうちまわっている感じが苦しかったんだなと思いました。愛のためには悪になるぜ、と割り切った上での爽快な展開でのラスト、いやこれは案外ハッピーエンドだと思いますよ。天井のシミが祝福している様子が、僕にも見えます。 | |||
天野橋立 | |||
ふひひ、皆様感想ありがとうございます。遅ればせながらレス返をば…… バニラダヌキ様> 最後までお読みいただきありがとうございます! 辛い時も切ない時も狸さんの感想に支えられて今の猫があるのでございます。そんなわけで、このお話は猫と狸さんの愛の結晶と言えなくもないと思います(おい) 息をするのも苦しくて、絞殺されそうなほど強い愛から生まれた卵からは何が生まれるんでしょうね。生まれる前に煮て食べても良いかもしれません(笑 フカフカお座布団と感想ありがとうございました!! 中村ケイタロウ様> お読みいただきありがとうございました!! いやぁ苦悩した苦悩した。あのシーンはどうやってまとめるか本当に苦悩しました。郷里を離れて巣箱を造るというのは最初から決まっていたのですが、そこはどうしても脇道なのですね。だって大事なお兄ちゃんが居ないわけですから。だから思い切り端折ってね。プロならもう少しうまく書けたのでしょうが、私にはこれが限界でした。あぁ、上手くまとめる能力が欲しい……。 はい、普通……ではないですが、私なりの精一杯の恋愛小説でございました。 座布団と、お読みいただきありがとうございました!! 神夜様> 最後までお読みいただきありがとうございました!! いや、実は神夜さんの感想を読んで目からウロコ状態な猫です。だって私、バッドエンドとして書いてなかったものだから……(おい)虹を見つけたら教えて、検索してみました。何か評判が良いんだか悪いんだかよく解らないゲームですな……。私もギャルゲーというかエロゲーを参考にしたりしますが、この話をバッドじゃないと思い込んでいた理由は実はプレイしていたゲームのジャンルの格差だと思います。だって私がやってスゲェ!! って参考にしたゲームは夢幻廻廊、及び、さよならを教えてだったり……。 まぁなんにせよ神夜さんにトラウマを植え付けた級だったって事ですね。ヨカッタヨカッタ(おい 座布団と感想ありがとうございました!! 天野橋立様> 最後までお読みいただきありがとうございます!! いやぁそれでもかなり苦悩しましたよ。特に空白の八年をどうやって端折るか(おい)そうですそうです。結局のところ、それぞれが抱えている「愛」というなんとも不確かだけれども手放しがたい物をどうやって処理するかが大問題なんですよね。明乃ちゃんは救いがたい獣になることでこれまた救いがたい愚者を救おうとしたんじゃないかな。そう考えるとやっぱり私の中ではハッピーとはいかずともトゥルーエンドだと思います。 感想と、お座布団ありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
遅ばせながら読ませていただきました。みずうみゆうです。 ついにPCがおじゃんになった都合でコメントが遅くなってしまいました。スマホでも読んでたのですが、通信制限でなかなかコメントが打てず……。 そんなわけで、何故明乃が冒頭の狂気に至ったのか、その解を、そしてその道程を見させていただきました。まるでジェットコースターに乗っているかのような展開でした。ひたすら明乃ちゃんの予想の斜め上を行く行動の一つ一つに目を丸くしておりました。いや、確かに木佐も、そのほか大勢からもも切り離せるけど、まさか強姦未遂で精神病棟送りにするなんて……。そりゃ、あの衝撃の冒頭に繋がるのですから、とんでもない行動に出ているんだろうとは思っておりましたが、いろいろと予想外すぎました。結果として二人だけの世界を手に入れたわけですが、果たしてこれが本当に正しい救いだったのか……う〜ん、でもいろいろと割と悲惨だけれど、この結末は確かにハッピーエンドなのかもしれない……。 非常に濃い物語でした。暗い煌きを放ち続ける作品で、忘れられなそうです笑 また新しい物語を紡ぐのを楽しみにしておりますよ! ではでは! | |||
湖悠 | |||
遅ばせながら、最終話読ませていただきました。まずは完走おめでとうございます。 うん、いい感じに病んでますね。発狂してますね。実に浅田好みです。いやはや恐れ入りました。 強いて難癖を付けるなら、明乃ちゃんの発狂パートをもうちょい書いて欲しかった。もう少し狂気に満ちた愛にゾクゾクしたかったですね。 それと、冒頭シーンでは秋一のことを「お兄さん」と呼んでいたのに、(恐らく冒頭シーンから繋がっていると思われる)エピローグでは終始「秋一」と呼んでいたことに若干の違和感が。どうせなら「お兄さん」と「秋一」を混在させて、それを明乃と木佐が重なるスイッチにした方が面白かったかなと。 何はともあれ、非常に密度の高い物語をありがとうございました。大好物です。えぇ、大好物でした。 | |||
浅田明守 | |||
湖悠様> 最後までお読みいただきありがとうございます!!レス返し遅くなって申し訳ありませんでしたorz PC大丈夫でしたか?まだ復活できていないかしら。 そして、ふはははは。ジェットコースター展開でした。明乃ちゃんの愛が暴走した結果ですから仕方がありません。愛なんだから仕方がありません。大事なことなので二回言いました。実は明乃ちゃんがやったことはそんなに間違ってなかったりします。浅井君レベルになったら、本当は周囲の人が病院に連れて行かなきゃならないのにそれを怠ったのがそもそもの原因だったりします。だから明乃ちゃんは正しい……とまでは言いませんが、次善の策だったんじゃないかなと思ってます。 うふふ。濃いって言ってもらえるとうれしいですね(笑)今回はねっとりとこびりつくほど濃い愛を書こう!って意気込んだので……。暗く輝くダークマターみたいな話、また書けたらなと思います。 感想と座布団ありがとうございました!! 浅田明守様> 最後までお読みいただきありがとうございます!!レス返し遅れて申し訳ありませんorz うん。病んでますよ。そして発狂……してるのかな?暴走はしてます。明乃ちゃんのパートは、実はもうちょっと書きたい気もしたんですけれど、浅井君とペアじゃない物語はこの物語ではないですからね。でも滅茶苦茶やらかしてはいます。というかそもそもこの話を一般でやろうとしたのが間違いだったのではなかろうか……と途中から思い始めていました(おい) うん、実はその辺り色々考えたのですが、やっぱりそっちの方が良いかしら。最初から随分オチが変わってしまったので、やっぱり直した方が良いかなーと。うーん……直すか!!そっちの方が面白そうです。 大好物と言って頂きありがとうございます!!もう濃くて濃くて窒息するような話が書きたかったので、そう言ってもらうとうれしいです(笑 感想と座布団ありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
[簡易感想]しんみりしました。良かったです。 | |||
Reno | |||
[簡易感想]『……』といった沈黙が多く、暗く感じました。 | |||
Karess | |||
合計 | 21点 |