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……いい電波ですね。 まだ充分に推敲されておらず、文法的な齟齬や、ワープロ打鍵時の消去もれらしい余分な文字が散見されますが、それでもなおこの短編は、狸を、なんとももの悲しく、せつなく、また一方では、ある種の祝福を贈りたい気持ちにさせてくれます。 猫電波、確かに受信しました。 多少のノイズはご愛敬――と言ってしまうと、こうした公共の小説投稿板ではマズいのでしょうが。 | |||
バニラダヌキ | |||
うーむ、これはなかなか素晴らしいです。 バニラダヌキさんのおっしゃるように、僕も文章の推敲が粗いなと思いながら読んだのですが、それでもこれは良いです。 道具立てはまるっきりホラーで、画の描きようによってはいくらでも怖くできる話を、こんなにほんのりファンタジックに仕上げられるというのはさすがです。手を入れればさらに良くなりそうですが……バランスも崩しそうで怖い。そういう、ぎりぎりのバランスのところで見事に成立してる短編だと思いました。 | |||
天野橋立 | |||
いやいやいや。これは素晴らしい。ほんとに。 参りました。なるほどなあ、こういう手もあるんだなあ。 ほんとに。いやいやいや。言葉も無い。いいものを読ませていただきました。 …推敲についてですが、文章や表現面の推敲はともかく、誤字や消し忘れなどは直されたほうが…と…思います… | |||
中村ケイタロウ | |||
バニラダヌキ様> お読みいただきありがとうございます。しかし……うぬ。推敲したつもりが先ほど読み返してみると酷い有様で申し訳なく思います。猫電波です! ラノベ電波を書き続けていると、どうしてもこういうのも書きたくなってしまいます。時々、傘をひっくり返して空にささげると電波が聞こえてきそうな気がします。 感想とポイントありがとうございました! 天野橋立様> お読みいただきありがとうございます!! 推敲は……本当に申し訳ないですorz結構推敲したつもりだったんだけどなぁ……。何でこんなことになったやら……。本当はホラーにはしたくなくて、ただ傘とお母さんの頭から飛んでくる電波の話にしたかったのですよ。ところがどっこい一歩間違えるとホラーなことに。このバランスを維持しながらラノベっぽくしてみたいものです。 感想とダブルポイントありがとうございました!! 中村ケイタロウ様> お読みいただきありがとうございます。 うわぁぁぁ褒められてとっても嬉しいですが、申し訳なさ全開ですよ!! 誤字や消し忘れ、えらいことになってました。推敲も大変なことになってました。申し訳なく思いつつ、こっそり修正してみたり。 こういう手というか、電波な手です。他にも不明確な電波や感情電波、操作電波なんかもありますよ。 感想とポイント、ありがとうございました!! | |||
水芭蕉猫 | |||
あばばばばばば……最後まで読んじゃった……けどなんだか切ない話でじんわりと……怖かったです。 | |||
シン | |||
こんにちは。 あれを見つけるところまでは普通に読み進めたんですが、最後のあたりは狐につままれたような感じで読みました。えっ、彼女どうなっちゃったんだろう……。 笹屋の家のパラソルアンテナのくだりには、とても心惹かれました。これに1ポイント差し上げたいと思います。 | |||
ゆうら 佑 | |||
私も失った大切な人の声を聞くためなら、パラソルだろうがパラボラだろうが立てまくるだろうし、どこにいるか分かったらそこがどこだろうが行くだろうと思います。 そういう意味で彼女はとてもラッキーだな……と思ってしまっていいのか、現世に住んでいる者としては。 笹屋に同調しそうになる自分に向き合いそうになる、という点で、これはやっぱり怖い話だなあと感じました。 しかしちょっと気になるのはマネキンのお父さん。やっぱりお母さんが見つかったらお父さんは不要なのかなあ。「お父さんをよろしくね」くらいの言及があってもいいのでは、と、そこら辺が別な意味で切なかったりもしましたが、全体として大変印象的に拝読いたしました。 | |||
狐ママン | |||
読みましたー。 なるほど、これはまさに文字通りというべきか、どこからどうみてもいうべきか、とにかく「電波」ですね。わかりやすい電波です、電波ってなにってきかれたらとりあえずこれ読ませてみようかと思うほどです。 結局全員、3人とも、なんかもう別世界で生きちゃってますよね。いや母親のことは記述が少なかったんでなんともいえないけども、心が弱いのに娘に頼らず突然逝ってしまうあたり、やっぱどこか違ってものの見方をしていただろうし、笹屋はもういうまでもないし、いっちゃんは最終的に「お前もかよ!」とつっこみをいれてしまったし。 なんか、同じ世界、同じ場所、同じものをみてるはずなのに、笹屋といっちゃんっ恐ろしいほど交わってないですよね。そこに「共感」がまるで存在しない。恐いっての。どっちかがいなくても、どうとでもなりおう。それこそ最後のいtっやんですけど。 これを切ないというべきかなのかどうか、わかんないなあ。それに近いことは間違いないんですけどね。 面白かったです。 | |||
コーヒーCUP | |||
初めまして。頼れる僕達読者の視点だったいっちゃんが、最後に坦々とおかしくなってしまう様子は、とてもぞわぞわとしました。あまり電波ものの小説は読んだことが無いのですが、平山夢明のようなドロドロした狂気じゃあなくて、緊迫感がなく、読後感のよい電波がすごく心地良かったです。 | |||
higeotoko | |||
あ。クソ。くそったれ。 「どうせいつもの『猫猫デンパ☆』で自分には理解できねえんだろう」とか思ってたのに。クソ。やってくれるぜ、すげえなこれ。中盤まで読んだ段階で既に「ぐぬぬ」と1pは確定してたけど最後まで読んで2pが確定した。くっそ、よっぽどじゃないと2pなんて入れないつもりだったのに、なんてこった、やられた。感想なんて前任者達が言ってるから自分はもうただただ拍手。 | |||
神夜 | |||
こんばんは、水芭蕉猫様。上野文です。 御作を読みました。 いや、しょうがないじゃないだろ? 良かった良かったじゃないだろ!? と主人公に叫びたくなったのですが、ま、幸せそうだからいっか。 と、つい納得しそうになる魔力が凄まじい。 色々と考えさせられました。とても、面白かったです。 | |||
上野文 | |||
作品を読ませていただきました。 何とも不思議な不快感のある作品でした。 読んでいて、いっちゃんの一歩引いたような立ち位置には映画「ロビンソンの庭」を、笹屋の傘パラボラアンテナではエロゲー「cross†channel」を、笹屋の妄執には映画「ノスタルジア」の中に出てきたドメニコを思い出していました。 日常からずれた人物とそれに無意識下で引き寄せられる主人公が上手く描かれていたと思います。けど、物語すべてが今までどこかで見て聞いて読んできたものの部分部分をつなぎ合わせた感がありました。 笹屋の妄執(狂気)に対するいっちゃんの感情面が弱かった印象が残ります。妄執ゆえの純粋さ、美しさ、もろさ、見捨てられない不安など、いっちゃんの感情にもっと触れたかったです。 戯れ言を失礼しました。次回作品を期待しています。 | |||
甘木 | |||
シン様> お読みいただきありがとうございます。 じんわり切なくじんわり怖い感じになりました。でも、ホラーじゃないんだよ(おい ポイントと感想ありがとうございました! ゆうら佑様> お読みいただき有難うございます。 彼女はお母さんの所にいきました。多分、電波の強い電波塔近くか樹海か、どっかのビルとビルの隙間だと思います。 パラソルアンテナは私もお気に入りです。んで、実は本当に自作出来るらしいですよ。ヒトの電波は受信できるか解りませんけれど……。 ポイントと感想ありがとうございました! 狐ママン様> お読みいただきありがとうございます。 うん、大事な人の声が聞こえるならきっとアンテナくらいバンバン立てますよね。そんで楽しくそこに行けるならきっとどこにでも行ってしまうのでしょう。多分、大体の人はそうなんじゃないかな。笹屋はその方法をうっかり見つけてしまったから立ち直って先に進むと言うことが出来なかったのかもしれません。 お父さんの処遇をどうしようか実はものすごく悩んだのですが、やっぱりマネキンはマネキンであって笹屋がその部分を直視しないようにしながらも実は心の隅で知っているという描写を入れようとして入れられなかったという……。 うぅぅ、もうちょっと頑張って突っ込めるように精進します。 感想とポイント有難うございました! コーヒーCUP様> お読みいただきありがとうございます。 そうなんです。解りやすい電波なんですよ。電波の教科書みたいな本があったので、それを少し参考にしながら組み立ててみたらとても解りやすい物に出来上がりました(おい)でもちょっと消化不良部分もあるのですよね。 笹屋のお母さんは多分『加害妄想電波』を受信ぎみだったのかと思います。この電波は「自分が居るから世界がダメになるんだ」と思い込む厄介な物でして、これに自殺電波が加わると衝動的に死ぬので注意が必要らしいです。滝壺やビルの屋上から下を見ると吸い込まれる感覚に似てますね。 笹屋もいっちゃんも、同じ世界に居ても全然違う場所を見てるのです。でも、電波を受信しない現実の私たちも似たようなものなんじゃないかと思うともっと怖いと思いますよ。 面白いと言ってもらえるととても嬉しいです! 感想とポイントありがとうございました!! higeotoko様> お読みいただきありがとうございます。 現実と電波世界というのは紙一重なんだと思います。あと狂気をマイルドにすると電波になるのかもしれません。私の根底にあるのは北野勇作なので、そういうものも繁栄されているのかもしれません。電波を書く人がもう少し増えてくれても良いのになとは、いつも思います。 心地良かったとのお言葉とても嬉しいです。 感想とポイントありがとうございました。 神夜様> 猫猫デンパ☆ 実は私が神夜さんにも解る電波を書いたのではなくて、神夜さんが電波に近づいたから理解できるようになったのかもしれないという怖い解釈も出来てしまう今日この頃。ホント? ホントに? と思いながら感想を見返してしまったですよ。 実はものすごく突っ込みどころ満載だったりするのですが、それでも何かの気配を感じていただいたようでとても嬉しく思います。 感想とダブルポイントありがとうございました。 上野文様> お読みいただきありがとうございます。 彼は幸せじゃない。幸せじゃないのよ!! 電波に頼りたくないけど、頼らざるを得ないことってあると思うのですよ。 そんでこの話で一番幸せなのは最初から一歩ズレてた笹屋だけかもしれません。 でも上野さんにそう思わせることが出来たのなら私としては大成功かもしれません(笑 感想とポイントありがとうございました。 甘木様> お読みいただき有難うございます。 謎の不快感というのは電波書きとして感無量です。だって他人の垂れ流す電波なんて不快物質の塊ですからね。 いっちゃんの感情面は確かに弱いですね。もっとじっとりねっとりじっくり書いてみたいのですが、まだまだ自分の中ではそこまで到達出来ていないのかと思います。妄執ってある意味とても純粋な物なので、ある地点に達すると幻影的な儚さで美しいものに変貌しますよね。不快な電波の中に咲くそんな妖しく儚く美しい幻みたいな妄執の花をいつかは書いてみたいものです。 もしそこまで達することが出来たらきっとどの作品とも似ても似つかないような、そんなオリジナリティが出るんじゃないかと思うんですよね。それまでは暫く何と似るかもしれませんが、なんとかかんとか精進していきたいと思います。 感想ありがとうございました。 | |||
水芭蕉猫 | |||
ども、ご無沙汰しております。rathiです。 荒唐無稽ではなく、理路整然とした電波系だと感じたあたり、もしかして自分も天然な電波系なのかなぁーと思ってしまったり。パラソルアンテナを頭に乗っけた主人公を勝手に脳内でイラスト化してしまったりと、妙に馴染む(?)電波でしたw さておき、多分ヒロインは死ぬんだろうなぁーと思っていましたが、首発見直後に死ぬってのにはゾッとしました。「あかん、ガチやこの子」と関西弁で喋ってしまう程。 それにしても、この主人公は男らしいなぁ。……前半のみでしたが。 何となく、お互いがピュアだったからこそ、主人公もそっちに引っ張られちゃったんだろうなぁーと考察してみたり。 久々に良い電波系でした。 ではでは〜 | |||
rathi | |||
面白いですね。 水芭蕉猫様。御作を読ませていただきました。ピンク色伯爵です。 笹屋がいなくなるまでスクロールが止まりませんでした。あ、なんか雰囲気が好きだと漠然と思いながら読み始め、精神があの世に連れて行かれてしまっている女の子と生首探しをするという展開に物語に没入せざるを得なくなりました。わからない。なんで引き込まれたのか分からないけど、笹屋との生首探しは心惹かれるものでした。そう書くと展開に引き込まれたみたいな印象になっちゃいますけど、そうじゃなくて、この作品の空気感みたいなのに惹かれたのだろうと思います。ただし何で惹かれたのかは分からない。多分、この作品には何かがある。僕の心をくすぐる何かが。はっきり言えること、笹屋が可愛かった。趣味悪いって言われても断言する。笹屋ちゃん可愛い。 この作品を読んで、自分もライトなホラー話を書いてみたいと思いました。 次回作を心待ちにしています。 | |||
ピンク色伯爵 | |||
二年ぶりの感想返し。何かもう、いっぱいいっぱいで感想返す余裕もなかったのですが、また余裕ができてきたので二年ぶりにですがお返しします。見られてなくてもいいの。 rathiさん> お読みいただきありがとうございました。はい、このお話は理路整然とした電波です。何かもう、わちゃっとした感じではなくて、スッキリとね。良い感じにしようと心に決めて書いた話だったと思います。私の短編で人死にの出ない話はねぇ!! とまぁ、そんな具合です。主人公は引っ張られました。でも、それもまた仕方のない事です。引っ張られるから愛なのです(おい) ピンク色伯爵様> お読みいただきありがとうございました。 笹谷は多分かわいい子なんだと思います。穏やかで優しいけど、ちょっとメンタルが弱かったのかなぁ。でも男の人はメンヘラな女の子にひっかかるの人も多いと聞いた。ピンクさんも気を付けてね!! 精神があの世に連れて行かれてしまったという感想を読んで、なるほどと思いました。確かに、精神があの世に連れて行かれてしまっている。このお話が人を引く理由っていうのはきっと、そういう引っ張り力が強いからなのかもしれませんね。恋人と生首を探しに夜の街を歩くって滅茶苦茶なはなしなのに、よくこんなにたくさんの感想がついたなぁと今なら思います。お読みいただきありがとうございました。 | |||
水芭蕉猫 | |||
合計 | 14点 |