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『それでも私はあなたを追う』 作者:アメンボ / ファンタジー 恋愛小説
全角2162文字
容量4324 bytes
原稿用紙約6.9枚
夢でであった謎の少女にいきなり心が暗いといわれた美咲。記憶に縛り付けられている? どうして? 私が? 混乱する美咲。そんな時、雄二からのデートの誘いが。うかれていた美咲だったが……? これまでにない(?)恋愛小説、ここに登場!


  


 †プロローグ†







 私はいつもと変わらない家にいる。そこらへんにちらばっているお菓子の袋や食べかす。中に何が入っているのか分からないような、ぐちゃぐちゃの冷蔵庫。頭をボリボリかきながら、いつものようにぐちゃぐちゃの冷蔵庫から適当に食べるもの出して食べ、また寝る。ほかの人からすると、仕事もしてない、片付けもできない、ただのダメな人間と思うだろう。でも私だって昔はバリバリ働いていた。掃除もちゃんとしていた。頭もいい方だった。つまり、結構出来る人間だったのだ。なぜこんなにダメなぐうたら人間になったのかって? それはまあ人の事情ってもんよ。気にしない気にしない! そうして私は目覚ましを十四時に設定し、また眠りについた。






―第一章―   夢の中の少女






 気がつくと、私は暗い場所にいた。周りに大きな石が私を囲い、風がざぁざぁ鳴っている。梟が鳴き、なんとも不気味な場所だ。私はそんなに怖がりではないのだが、こんな不気味な場所に一人、というのはさすがに不安で少し怖かった。
「あ、あの、誰かいないの?」
 ……返事は返ってこない。ま、返ってこないのは当たり前かも知れないけど。でもそれよりここはどこなのだろう? 確かにさっきまで私は自分の家で寝てたのに……。これは夢なのだろうか?
「うーん、前に進みたくても石が邪魔でいけないし……どうすればいいの」
「……あなた、寂しいのね」
 透き通るような美しい声が聞こえた。振り返ると、そこにはロングヘアーで銀色の髪の美しい少女がいた。年齢は十五歳くらいだ。
「私が寂しいって、どういう事なの?」
「……あなたは記憶に縛り付けられている」
「記憶に? 私が?」
「……あなたは今は分からないかも知れないけど、いつか気づくわ。それにここはあなたの心の中……あなたの心の世界なのよ」
 記憶に縛り付けられてる? ここは私の心の世界? 何、意味分からない。私はこんなに暗い心じゃない!
「……実際あなたの心は暗いのよ。悲しい記憶に縛り付けられている。壊れてきている」
「心を読まれ……!?」
「違う。読んでなんかいないわ。ここはあなたの心の中って言ったでしょ? あなたの思ってる事なんか聞こえるの」
 何、この女の子……。私が私の心の中に入るなんて出来ないわ。これはもう夢よ、夢。でもさっきの今は分からないかも知れないって……?
「……私はシュクローゼっていうの。何で私があなたの心に入れるのかはまだ言えないわ。それと、確かにここは夢。夢の世界だわ。でもあなたが見るいつもの夢とは違うの」
「……もう現実世界に戻して! お願い! もう嫌!」
「分かった……。でもこれだけは覚えておいて。この心の中は、あなた自身が変わらないと明るくならない。いつまでも悲しみに縛り付けられていたら、いつかは自分が壊れてしまうという事を」
 少女は悲しそうな目で私を見た。何かほかにいいたそうだった。
「あなた、何をいいた……」
 私が言い終わる前に、目の前にぱっと光があふれてきた。ジジジジジジ……。うるさい音がした。私はその音のする方へ走り、思いっきりバンっとたたいてやった。するとなぜか目の前には十四時をさした目覚ましがあった。
「……やっぱ夢……よね」
 私は静かにそういい、また冷蔵庫を探ってチョコアイスを取り出し、むしゃむしゃと食べだした。



 ――午前零時を過ぎても寝れなかった。いつもなら二十三時には必ず寝れてたのに……。またあの夢を見るのが、いや、少女に会うのが怖かったのだ。それに、未だに私がどんな悲しい過去に縛り付けられているのか分からない。その時だった。携帯が鳴り出した。この着信音はメールだ。
「ん? 雄二から?」
 雄二。それは私の幼馴染であり、もっとも信頼できる人の一人である。
 ――送信者 雄二:美咲、起きてるか? ちょっと話したい事があるんだが……。
「話したい事? 何それ……」
 ――送信者 美咲:うん、起きてるよ(^V^)寝れなくてさ。話したい事って?
 話す事を書いているのか、雄二からの返信は遅かった。メールの返信が遅いといつもイライラしてしまう。
「もー! もう五分過ぎたよ!? 雄二遅い!」
 それから二分後、雄二から長文がきた。その内容を読んでいるうちに、私は顔が熱くなってきた。
 ――送信者 雄二:お、起きてるのか。珍しいじゃん(・∀・)ズバっと言うとだな、明日お前暇じゃね? 良かったら映画でも見に行こうと思ってな。もしいけたら明日駅に九時集合な! あと……言いにくいんだけど……。俺、お前の事ずっと好きだから。だから……明日の帰り、返事くれないか? いや、明日じゃなくってもいいんだけど、なるべく早いほうがいいかなーなんて。だから……その……考えといてくれないか? ……じゃぁオヤスミ。いい夢見ろよ!
「え……雄二が……私を? え、嘘。マジ!?」
 それからしばらく私はドキドキが止まらなかった。私も昔から雄二が好きだったのだ。これって両思いってやつ!? なんか漫画みたい!
「もうあの夢の事もどうでもよくなってきたー! よぉし、寝るぞぉ!」
 そうして私はご機嫌で布団に入り、寝た。これから悪夢を見るとも知らずに……。


                  続く
2007/05/20(Sun)19:07:46 公開 / アメンボ
■この作品の著作権はアメンボさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
えーと、まだまだ未熟ですので、直したらよい点、いい点など、いろいろ教えていただけるとありがたいです。コメントお願いいたします!
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