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『切腹!!!』 作者:mad-clown / 未分類 未分類
全角987文字
容量1974 bytes
原稿用紙約3.45枚
私は今、絶体絶命な状況になっている。

緊張した空気、日本刀を握った私の手は自分の腹の前に構えられていて、目の前には私が仕えてい

るこの城の主、要するに殿様が威厳たっぷりに座っている。

そう、切腹だ。

だが、殿が家来の切腹を見届けるとは前代未聞。

まぁ、これにはわけがあるのだ…

「はぁ〜、どうしてこうなっちゃったかなぁ…」

誰にも聞かれぬほど小さな声でつぶやく。



私はもともと身分の低い足軽の中でもさらに下っ端な武士だった。

そんな時、突然殿から直々に声がかかった。

私なんかが呼ばれるはずがない、きっと暇つぶしに足軽殺しでもして楽しもうとでも考えているの

だろうと、あきらめた気持ちで殿に出向いた。

しかし、見当は見事に外れた。

そしてあろうことか、私は突然出世したのだ!

「おぬしの手柄はよく聞いておる。

 褒美として、お前を旗本に昇格してやろうと思う。」

私は本当に目立たない足軽だったはず。

手柄など何も思い当たらない。

そもそも足軽がいきなり旗本まで昇格できるものか。

しかし私はあまりのことに喜び、疑う事も無く旗本となってしまったのだ。

それからしばらくして、私は身に覚えの無い事で切腹を命じられた。

昇格してまだ一度も戦などしていないのに、敵に城を攻め落とされただのなんだので。

殿の命令に背くわけにもいかず、今に至っているのだが、改めて考えると、私が昇格したのはやは

り殿の暇つぶしだったのだろう。

こんな時代にしては割と平和なこの城。

殿としても退屈なのだ。

そういえば、友人も今の私と似たような、どころか同じ状況で死んでいった。

同じ足軽だったのに突然旗本に昇格し、ねたましく思ったのでよく覚えている。

その後、友人は切腹を命じられ、城下町にはその首が飾られた。

すべてはこの殿の仕業と言うわけか。

私は友人と同じように殺されはしない。

狂った殿の思い通りに、暇つぶしなんぞで殺されてたまるか!



私はおもむろに立ち上がり、皆が呆気にとられているのも構わず、腹に構えていた日本刀を腹から

離した。

そしてそのまま殿の真上に振り上げた。

ブシュッ…

それほど派手な音もせず、殿は血まみれになった。

「殿、今のが私の初手柄ですよ。」

そう言い残し、私は城を去った。

殿の殺害により、城が騒がしくなっている。

「殿の望んだ通り、暇ではなくなりましたよ。」

2005/08/05(Fri)20:41:59 公開 / mad-clown
■この作品の著作権はmad-clownさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
一気に二作出してしまいました。
一作目ではコメントを書く事を忘れてしまったので、ここであいさつしたいと思います。
はじめまして!mad-clownです。
未熟な小説ですが、たくさんの感想を聞かせていただければ幸いです。
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