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『はっぴーえんどにならないものがたり』 作者:望月 / ホラー
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・・・・何かおかしい、久しぶりにこの町に帰ってきたのに、なつかしいという気がしない。見た目は何も変わっていないみたいだけど、何かが違う。
ぼくは少し怖くなって足を速めた。いっつも人がいっぱいいてにぎわっている商店街に着いた。・・・・!?人が1人もいない。ぼくは何か言い知れない恐怖を感じ、走り出した。いつも子供がいっぱいいて、ぼくも友達とよく遊んだ公園も、家の近くの土管のある空き地にも、全く人がいない。どうしたんだろう?ぼくが長崎に行ってるうちにみんな引っ越したの?いや、そんなことないよね、ならどうして・・・・?
ようやく家が見えてきて、やっと少し落ち着いた。ほかの人がいなくたって、おとうさんとおかあさんは家にいるはずだ。だってぼくが帰ってくるのをずっと待ってたんだから。
ふ〜やっと家に着いた、インターホンを鳴らしてっと、「おとうさーん、おかあさーん帰ってきたよー」返事はない。「おとうさーん、おかあさーん早く開けてよー」また返事はない。どうしたんだろう?ドアのノブをそっと回してみると・・・・「あっ、開いた」
「なんだ〜開いてたのか〜」ぼくはほっとして、家に入ったんだ。でも家の中には人がいるような気配が全然なくて、逆にうるさすぎるぐらい静かだったんだ。ぼくは胸が締め付けられるような気持ちになって、おとうさんとおかあさんを呼び続けた。「おとうさーん!おかあさーん!どこなのー?」もしかしたら・・・・寝室?
寝室は2階にあって、あんまり下からの声は聞こえないはずだ、だから2人とも2階にいるんだろう。ぼくはすぐに寝室に向かった、でも2階も人がいるような気配はない。寝室のドアを開けてみる・・・・真っ暗だ、明かりを灯けよう。そう思って足を踏み出したそのとき「うわっ!!」何かぬるぬるしたものが下にあってすべってしまった。痛いなぁ、なんだろう?そう思いながら明かりを灯けると・・・・?!寝室の床は紅い液体で完全に覆われていた。これってもしかして・・・・血?じゃあおとうさんとおかあさんは?!
どこだ?!もしかしてクローゼットの中?恐る恐るクローゼットを開けてみると・・・・
「ギャァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!」そこにはぐちゃぐちゃで血に覆われ、真っ赤な肉塊と化しているおとうさんとおかあさんの姿があった。
眼はくり貫かれ、四肢は切断され、おなかからは腸が四方八方に飛び出し、頭からは脳が半分ぐらい飛び出て、周りには蝿がたかっている。
「ぐぇっうぇっ・・・・」ぼくは強烈な吐き気を催し、そこに吐いた・・・・吐き気が止まらない・・・・胃の中のものをすべて吐きだしても脳が吐き気の信号を送り続け、楽にしてくれない。やっと吐き気が収まったころには、ぼくは家から飛び出していた。
吐き続けたせいで頭がくらくらする・・・・なにもする気が起きない・・・・そして、あてもなく歩き始めた。
2005/05/28(Sat)20:29:01 公開 / 望月
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