オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ! ... 創作小説投稿/小説掲示板

 誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。

 システム拡張変更予定(感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと)。
 全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順コメント数順ができます。
 利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。

 縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者:紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook

-20031231 -20040229 -20040430 -20040530 -20040731
-20040930 -20041130 -20050115 -20050315 -20050430
-20050615 -20050731 -20050915 -20051115 -20060120
-20060331 -20060430 -20060630 -20061231 -20070615
-20071031 -20080130 -20080730 -20081130 -20091031
-20100301 -20100831 -20110331 -20120331 -girls_compilation
-completed_01 -completed_02 -completed_03 -completed_04 -incomp_01
-incomp_02 -現行ログ
メニュー
お知らせ・概要など
必読【利用規約】
クッキー環境設定
RSS 1.0 feed
Atom 1.0 feed
リレー小説板β
雑談掲示板
討論・管理掲示板
サポートツール

『愛する人への手紙』 作者:深海 / 未分類 未分類
全角2193.5文字
容量4387 bytes
原稿用紙約10.15枚
愛しい君に宛てる手紙



やぁ
元気にしているかな?
僕は…うん。
もちろん元気にしているとも。
君がいなくなってもう何年経ってしまったのか…
時の流れは思っていた以上に早くて
君がいないことになれてしまっている僕がいるんだ。
不思議だね
それでも
目を瞑ると今でも君の笑顔が鮮明に浮かびあがってくるんだよ。
嘘じゃない。

君と初めて会ったのはいつだったか覚えているかい?
僕が電車の中で眠っていて
つい
隣に座っていた君の肩に寄りかかってしまって…
今、思い出しても顔が赤くなるよ。
君も起こしてくれればいいのに
結局、終点まで僕の枕になってしまうんだから
でも
そのおかげで
君と知り合えたんだから良かったのかな?
それからの僕達は喧嘩もしたけどお互いいい関係だったよね。
一回自分の誕生日を忘れたとき
君はものすごく怒っていたね。
驚いたよ。
自分自身の誕生日を忘れたのに
なんで君が怒るんだーみたいな(笑)
それでも
君は怒りながら

誕生日は貴方が生まれてきて良かったってお祝いする日なのよ。
私は貴方が生まれてきて本当に良かったと思っているの…
だから、神様に感謝しなくちゃいけないのよ!

真剣な顔でそう言っていたね。
そんな君がとても愛しく思えて
思わず
抱きしめたら
君は怒っていたけど少し照れていてそのままキスをしたよね。

君がいなくなってしまった時…
僕はずっと君が来るのを待っていた。
君と付き合って5年目の記念日
君は笑いながら無理しないでなんていうものだから
僕もちょっと頑張りすぎた高級なお店の前で。
電話が鳴って出てみたらびっくり―――。
急いで病院に駆けつけても
もう
君はこの世界から旅立ってしまった後だった。

その後の僕はもう空気の抜けてしまった紙風船みたいで
君がいなくなってしまった広い部屋に閉じこもりっきりだったよ。

それでも最近は君との思い出だけでも生きていけるようになったんだ。
もちろん
寂しくないわけなくて
こうやって君に手紙を書いたりしているけどね。
でも
もうそろそろ終わりにしなくちゃ重過ぎて空に飛んでくれなそうだ…
よく言うだろう?
死んだ人はお星様になるって。
だから
この手紙を風船につけて飛ばしてみようと思う。
無事に君の所にたどり着いてくれるよう祈っているよ。


君と会えたことを心から感謝している。
君と過ごした5年間は僕にとってとても良い思い出だった。


君を心から愛している。
今も昔もこれからも―――

ありがとう愛しい人





PS
もし、僕が君以外の人を愛しても(いまのところ予定はないけどね)
僕は君を絶対に忘れないよ。







愛しい貴方に宛てる手紙



久しぶり
元気している?
私は…えぇ。
もちろん元気よ。
貴方と離れてもうどれぐらい経つのかしら…
時間が経つのは思っていた以上に早くて
貴方がいないことにもなれてしまった私がいるの。
不思議ね
それでも
目を瞑ると今でも貴方の不器用な笑顔が浮かびあがってくるのよ。
嘘じゃないわ。

貴方と会ったのはいつだったか覚えている?
実を言うと前から同じ電車に乗っていて
ずっと
貴方のことを知っていたのよ?驚いた??
それで
たまたま
貴方の隣に座ったら貴方ったら私の肩を枕代わりにするんだもの…
びっくりしちゃった。
それでも
貴方の寝顔が可愛くてついつい終点までそのまま…
起きたときの貴方の顔――今思い出しても笑っちゃうわ。

それからの私達は喧嘩もしたけどお互いいい関係だったわよね。
一回貴方が自分の誕生日を忘れたときがあって
私が怒ったことがあったこと貴方は覚えているかしら?
その時
貴方ったら真剣に怒っている私を笑いながら抱きしめて…
あんな笑顔見せて…ずるい人…その後は…覚えてないわ!

貴方との待ち合わせ
いけなくてごめんなさい。
折角の記念日に一緒に食事しようっていっていたのに…
でも
あれだけ無理しないでって言ったのに
結局、貴方ったら有名なお店に予約いれちゃうんだもの。
あの日は約束していた時間に遅れてしまいそうで
ちゃんとまわりを見ていなかったのね…
信号を渡ったらいきなり向こうから車がきて
気がついたらもう貴方の住む世界とは別の世界にいて
びっくり―――。

その後の私は広い道をただひたすら歩き続けたの。
三途の川って本当にあるのよ!
けど
閻魔様はいないみたい。
でも
偉い人が私は天国に行っていいっていてくれたの。
今は生まれ変わりの順番待ちみたいなものかな。
まわりもみんな良い人達ばかりで楽しくすごしているわよ。
それでも
もちろん
寂しくないわけなくて
こうやって貴方に手紙を書いたりしているんだけどね。
でも
もうそろそろ終わりにしなくちゃ重過ぎて沈んでしまいそう…
よく言うでしょ?
三途の川はあの世とこの世をつないでいるって。
だから
この手紙をビンにつめて川に流してみようと思っているの。
無事に貴方の所にたどり着いてくれるよう祈っているわ。


貴方と会えたことを心から感謝してる。
貴方と過ごした5年間は私にとってとても良い思い出よ。


貴方を心から愛しているわ。
今も昔もこれからも―――

ありがとう大好きな人





PS
貴方のことだから私を気にして他の人を好きになったりしなそうだけど…
さっさと次の恋を探しなさいね!
別に恨んで化けてでたりしないから(笑)
ただ
約束して…絶対に私のことを忘れたりしないって。
それじゃあ、ばいばい。



2005/04/11(Mon)19:36:49 公開 / 深海
■この作品の著作権は深海さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
なんだか、小説なのかよくわからないものになってしまいました。
ご感想ご指摘などありましたらお気軽に教えてやってください。
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
名前 E-Mail 文章感想 簡易感想
簡易感想をラジオボタンで選択した場合、コメント欄の本文は無視され、選んだ定型文(0pt)が投稿されます。

この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
スタッフ用:
投稿者用: 編集 削除