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『ARISU』 作者:hitomi / 未分類 未分類
全角1233.5文字
容量2467 bytes
原稿用紙約4.35枚
0ページ・「雨が降る・君が降る」


雨が降る
降って降って
まるでこの世の海が落ちてくるようで
この『ワンダーランド』に沢山の水の粒が
降るのではなく 堕ちる

「今日はまた、一段と降ってるね」
「ホント、王女に何かあったんじゃないのかな?」

かもね、と言ってくすくす笑う帽子屋・三室は紅茶をすすった
それにあわせて、チェシャ猫・二世も紅茶をすする
窓から見ても、この雨はすごいと思った三室はカップを置いた

「さてと、強くなってはいけないからねそろそろ、帰るよ」
「もう帰ってしまうのかい?それは大変だね見送るとしよう」

といってお互い席をたった

「今日の紅茶はなんだい?とても美味しかったよ」

三室はそう笑って、コートを羽織った
二世は帽子を渡す

「今日はね、アッサムリーフにしてみたよ」
「そうか、道理で香りが良かったんだね」

ドアを開けるとザーザーとひどい音がする
強い雫は三室の靴を肩をたたいた

「かさは?」
「いや、これから三月うさぎに会うのでね」
「なら、かさは必要ないね」

二世はフフフと笑うと三室に別れを告げた
告げたつもりだった

「お〜い!!!2人とも大変だよ!!」
「どうしたんだい?そんなに慌てて」

雨に打たれながら走ってくる白ウサギ・貴緒に三室は淡々といった
貴緒の赤い長い髪が濡れて頭の白い兎さ耳が際立つ
よっぽど慌てたのか時計もぶら下がったままだ

「さっき、ムーブゥの森に手紙を出しに行ったら」
「行ったら?」

茶色の髪が肩まで伸びている二世は髪をかき上げ言った

「なんと、空から女の子が降ってきたんだ!!」
「なっ!」

帽子の端から見える黒髪は雨に濡れてしなっているがこの時は別だった
大きな目で三室は貴緒を見た

「それって、まさか」

二世は動揺したのか猫耳がピンと立ちいつもの余裕のある顔ではなかった

「とにかく行こうよ!俺もマダ近寄ってないんだ!」

貴緒はそういうと、まじないを唱え始めた

「天に昇る月よ、天に上がりし星よ、東に火星を、北に水星を、南に土星よ、西に太陽を今ココに昇天せよ【将星烈火】」

まじないが終わるのと同時に、先ほど降っていた雨がまるで嘘のように空は済んだ蒼い空白い雲が広がっている

「さすがだね、『ワンダーランド』が誇る『TORANPU城』の四天王の一人だ」

二世は空を見上げていった
空にはもう鳥が飛んでいる

「だがいいのか、王女のなさった天候を変えてしまって」

三室も空を見上げた
小雨ならまだしも、こんなにも晴天にして
帽子から滴り落ちる水玉を手で受け止めた

「いいさ、王女には俺が説明するから、そんなことよりもアノ子の方が大切だと思う」

凛として2人を見つめる貴緒
胸の四天王に与えられる金のバッチが光っている

「そうだね、早く行こうか」

三室は帽子を被り直した
黒い髪が陽に当たってキラキラしていた
二世はそれを見ると貴緒を見直した

「さぁ、行こうか」

そういうと、二世は扉をバタンと閉めた
これから起こることに別れを告げるように
2005/03/31(Thu)16:50:23 公開 / hitomi
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■作者からのメッセージ
長くなりそうで、頑張ろうと思ってます!
とにかく皆様に楽しんでいただければと思ってます!
紅茶とか飲みながら読んでくれると嬉しいですね〜!
では、ご意見、ご感想があれば教えてくださいませ…
では…また
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