オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ! ... 創作小説投稿/小説掲示板

 誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。

 システム拡張変更予定(感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと)。
 全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順コメント数順ができます。
 利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。

 縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者:紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook

-20031231 -20040229 -20040430 -20040530 -20040731
-20040930 -20041130 -20050115 -20050315 -20050430
-20050615 -20050731 -20050915 -20051115 -20060120
-20060331 -20060430 -20060630 -20061231 -20070615
-20071031 -20080130 -20080730 -20081130 -20091031
-20100301 -20100831 -20110331 -20120331 -girls_compilation
-completed_01 -completed_02 -completed_03 -completed_04 -incomp_01
-incomp_02 -現行ログ
メニュー
お知らせ・概要など
必読【利用規約】
クッキー環境設定
RSS 1.0 feed
Atom 1.0 feed
リレー小説板β
雑談掲示板
討論・管理掲示板
サポートツール

『貴方は原石、私は宝石』 作者:琉娃 / 未分類 未分類
全角1024.5文字
容量2049 bytes
原稿用紙約3.55枚
            序章「脱出」
 私の名は、ルナ・ヴァレンタイン。貴族の一つヴァレンタイン家の一人娘だ。
 そんな私にロードセイブとかなんとか言う貴族の使用人が会いに来た。
「で、私に何か御用でしょうか?」
 なんとなく嫌な予感がしたので手早にすませたい。
「貴方様に我がロードセイブ家の若様の嫁になって頂きたくて参りました」
 そんなことだろうと思った、この際何をしても良いからさっさと帰ってもらいたい。
「断ります、何処の馬の骨だか知らない貴族と結婚する気は、ありません」
「ですからロードセイ……」
「黙って下さりませんこと!」
「うっ……」
 いい加減頭に来たので大声を出した、さすがに向こうも諦めたようだ。
「何度言っても同じことですわ」
「しかし……」
「なにか?」
 まだ言い分があるらしいが聞きだすのも面倒だった。
「帰ってください」
 そう言って使用人を追い出した、しかし使用人は、出ていき様にこう言い残した。
「我我を敵に回しましたね」
 そう言い残して使用人は、去っていった。


 夕食の時、私の世話役のレナにロードセイブ家の事を聞いてみた。
「ろ、ロードセイブですって!お嬢様それは、知らないほうがおかしい事でございます」
「え、そうなの?」
「ロードセイブを敵に回すと言うことは……」
 レナの顔が青ざめた。
 その時、部屋の外が騒がしくなった。そして傭兵が入ってきた。
「た、大変です!ロードセイブの騎士団が城門に集まってきています」
 敵に回すとは、まさに字の通りだった。
「騒がしいな!もう少し冷静にしたらどうだ?」
 部屋の奥から現れたのは、私の父セントだ。
「お父様申し訳ございません!私としたことがついかっとなってしまって」
「もう良い、過ぎた事は、仕方がない。それよりルナお前は、逃げろ」
 そう言って私を連れて城の裏口まで連れて行かれた。


「良いか?お前は、私の一人娘だ。なんとしても生きろ」
「お父様。敵は、何処にいらっしゃいますの?」
「敵は、馬鹿だ!裏口があることを知らない!全員城の表の城門に集まってきてるわ」
 そう言って笑い飛ばした。
「食料と金は、馬の横に積んである。とりあえず遠くへ逃げろ!」
 裏門が開かれた。
「さぁ行け!わしは、お前と過ごした日々を忘れんからな!」
 そう言って馬を蹴飛ばした。私は、暴れる馬につかまりながら城を後にしたのだった。
                              〜続く〜

2004/11/05(Fri)22:44:44 公開 / 琉娃
■この作品の著作権は琉娃さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
どうも琉娃と申します。
以前もここで書いていたのですが、しばらく間が空いたもので書き方が大分変わりました。
こんな三流ですが、感想などお書きください。
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
名前 E-Mail 文章感想 簡易感想
簡易感想をラジオボタンで選択した場合、コメント欄の本文は無視され、選んだ定型文(0pt)が投稿されます。

この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
スタッフ用:
投稿者用: 編集 削除