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『Ocean Love Story』 作者:Cano / 未分類 未分類
全角6929文字
容量13858 bytes
原稿用紙約24.95枚
あたしは小さな小さな手を優しく握る。
するとその小さな命はあたしの手をゆっくりと握り返した。
その分身は、やわらかい笑顔で微笑みかけた
まるで、このあたしの心の塊をゆっくりと溶かしていくように・・・。

あの頃のあたしは夢を見ているかのように幸せで満ち足りていた
コウノと出会ったのは 3月。
桜が少し芽吹いて、まぶしい季節。
あたしはいつものように、遅すぎる登校。
門を飛び越えると、右足に攣るような痛みが走る
「パンツ見えた。」あたしはそんな言葉を聴いて急いで短いスカートを手で覆う
そんな言葉を吐いたのは 同じクラスの コウノ ヒロキ。
学校では優秀な成績で 外では クラブで薬を使ってハイになっている奴
あたしは、こいつがなぜか気に食わなくて、ろくに会話も交わした事がなかった
無視してあたしが、その場をとおりすぎようとすると
軽くあたしの腕を掴む
「ピンク??」
あたしは彼の手を振り払うと、バランスを崩して軽くしりもちをついた
「いってぇ・・」と言って起き上がる
そんな彼の姿が無邪気で少年みたいで、あたしは思わず笑ってしまう
「あんた、はじめてわらったね。あんまり笑顔とか見せないタイプじゃん?」
あたしは、そんなことない と言って彼の隣に腰を下ろす
彼はあたしに煙草を差し出す
「先生がくるよ。」
「そんなの気にしてられるか。」
「優等生のくせに・・・」
「優等生でもたまに学校で煙草すったりキスしたりエッチしたりしちゃう」
「ばーか。そんなの優等生じゃないよ」
あたしはこのとき、交わした会話が初めて異性と偽りなく話せたのかもしれない
今まで、皆のように猫なで声でイイコでしか接した事がなかったから。
彼の少し汗臭くて香水が混じった匂いがあたしの鼻孔をそそう。
2つあけた制服のボタンから覗く少し焼けた黒すぎない肌と長めな髪。
あたしは、そんな彼に少し惹かれた。
それからあたしはわざと彼が登校する時間に学校に行き
毎日のように会話を交わした
どんどん気持ちが膨らんでいるのが自分でも分かった

ある日彼から番号を聞いて舞い上がったあたしは家にかえると即刻電話してみる
だけど、何度掛けても あたしに答えるのは女性アナウンスの声だけ
あたしはむなしくなって、電話を放りなげる
自分から教えたくせに。
あたしは、すこしふてくされて煙草を吸う
両親とは高校に入ってから 会話もろくにしない
彼らもあたしという重荷で繋がってきたようなものだから
急に髪を染めて、ピアスもあけて、煙草もすうようになった娘なんかもう見向きもしなくなった
3日後、やっとコウノから電話があった。
「ごめんごめん。ちょっと取り込んでてさ」
「いいよ。別に、用があったわけでもないし」
「めちゃくちゃ怒ってるじゃん」
「怒ってないよ。で そっちは何か用でもあるの?」
「日曜日さ、 デートしない?」
「デート?」
「うん。ヨシカワにお似合いの純愛デート」
「何よ それ。」
あたしは冷静に振舞いながらも ものすごく嬉しくて飛び上がりそうだった
日曜日、あたしはダイアンのピンクのワンピにシルバーのアクセを首に掛ける
甘い香りのシャネルの香水。
今日のあたしは 少しは彼の眼に綺麗に写るかもしれない
あたしは自身有り気に待ち合わせ場所に向かう
そこには、 深くキャップを被ったコウノが立っていた
「今日はどしたの?かわいいじゃん」
「一応 デートだから」
「一応って何だ 一応って」
「どこに 連れてってくれるの?」
「ドライブでもしますか。」
「運転できるの?」
「無免許だけどいいでしょ?」
あたしはとびきりセクシーな笑顔で うん と返事をした
車で1時間 湘南の海へ向かう
まだ少数のサーファー達しかいない海。
あたしが車から降りようとすると 彼が腕を引っ張り あたしをシートにおしたおす
「何やってんの」
「俺、ヨシカワが好きなんだ 好きでたまらない」
あたしは、その言葉に耳を疑ったが 嬉しくて力を抜いた
すると彼はあたしにキスをして強く抱きしめた
あたしも彼に抱きつくと、長いキスを交わした
彼の言ってた、純愛デート計画なんて全部ふっとんで
あたしたちは、車の中で熱いセックスを何度もした
彼はあたしを家までおくってくれて 帰り際にもキスをした
あたしは、彼とそんな風になれるなんて思ってなかったから
嬉しくて嬉しくて嬉しくて仕方なかった

それからわずか1ヶ月後。幸せだったはずのあたしは
いつものようにコウノと待ち合わせして いつものようにデートする予定だった
だけど、それは違って
あたしは代わる代わる違う男にレイプされて
そのなかにも コウノが混じっていたことだけ 覚えている
あたしは都合のいいカモだったみたい
そんなことを思うと 犯されていることさえ もうどうでもよくおもえた
真剣に愛したのに あたしは 騙されていた
気がついたら あたしは 精液まみれの倉庫で眼を覚ました
そこには コウノがいて あたしに言った
「薬売ってるのが・・奴らにバレて・・・俺、怖かったんだ、奴らが・・ 誰か連れてこないと・・ 俺を殺すって。俺お前のことこんな風にするつもりなんて最初はなかった。
本当に ごめん・・ お願いだから・・ このこと・・ 誰にも・・ 言わないでくれ・・」
あたしはなぜか、すごく笑えて
彼を愛したことがすごく馬鹿らしく思えて
あたしは 誰にも言わない それだけ言って 服を着て
倉庫を後にした

−−−−−−−−

家に帰るとあたしは、ものすごい脱力感に襲われて
さっきまでの強気な態度とは打って変わって 泣いた。
今までこんなに泣いたことなんてなかった。
レイプされたことが悲しいんじゃなくて
彼ともう会えないことが悲しくて泣けた。
今まであんなに男を魅力的だなんて思ったことなかった。
もし、あたしでない誰かがこんな体験にあった話を聞いたならば
あたしはそいつを 馬鹿だ と罵るだろう
「愛より身体が大事でしょ?レイプまでされたのに相手に裏切られたのに
まだ 未練があるの?あんな男に執着するのはやめなよ。」
実際あたしのなかのエンジェルはそう言っていた
だけどあたしのデビルは
思った以上に心が広くてずるがしこくて
彼という存在を失う事だけが不満だった

数週間後、あたしはものすごい吐き気と食欲不振に襲われて
自分で妊娠だと直感した
何しろレイプされたときは 超をつけていいほどの危険日だったし
勿論 ゴムなんてつけられてない。
怖かった、
今のあたし以上に不幸なこの子。
誰が父親なのかも分からない。
神様はどうしてこの子に生を与えたの?
あたしは戸惑いながらも冷静かつ沈着に装い
産婦人科の重いドアを開けた
診察前に 50代前半には見える老けた女医師に告げた
「あたしは レイプされました。妊娠は確実です。
誰の子供かも判らないし。降ろすつもりです。」
医師は一瞬驚いた顔を見せたが
小さく笑みを作って
「ちゃんと、調べてみないとね。」
そう言って検査を始めた
勿論結果は妊娠。
軽い説明をしてから、彼女はうすっぺらい紙切れをあたしに差し出した
あたしはその紙を見て何だかあっけなく思う
こんな紙切れ一枚であたしの中にいるベイビーは
生か死か、決められるんだ
しかもこんなあたしに。

帰りの電車の中で、あたしは未だ何の変哲もない自分のおなかに
手を触れてみる
余計な母性本能なんて掻きだしたくなかったけど
ただあたしのところに来た この子に触れてみたかった
もちろん、まだ反応なんてない
そっと眼を閉じると、あたしは海を思い描く。
この子は今、海の中にいる感覚なのだろうか
あの日の湘南の海みたいに汚れたあたしの身体の中で
懸命に出口を求めながら生きているのだろうか
あたしはふと、レイプの事を思い出してみる
あたしの中に射精した男はコウノ・・だけだった?
「わからない。だけどそう信じる事もできるんじゃない?」
「そんなの記憶があいまいなんだから。不可能だよ。
5人の男の中で一人を断定するなんて絶対に無理だ。」
あたしの中のデビルとエンジェルが討論をしはじめる。
無謀だけど もし、この子がコウノの子供だとしたら?
殺す事なんてできない。
最後に彼があたしに謝った時の 潤んだ眼。
初めて校門で話した時の いたずらっぽい笑顔。
あの日あたしたちが結ばれた日の 繊細な仕草。
その全てを受け持った子が生まれてくるかもしれない
「どうして そんなにも彼を愛する事ができるの?」
エンジェルが囁く
「理由は、わからない。だけど彼を今でも愛しいと思っている事だけは判る」
あたしは答える
駅のホームで、あたしはさっきの紙切れを無残にも切り裂きゴミ箱に捨てた。

−−−−−−−−

あたしは決心つもりだった
だけど本当に一人でなんて育てられるのだろうか
あたしの中の闇に潜めさせた本心は
“コウノと一緒に家庭が築きたい”
いつか夢描いていた未来
そして見事にバラバラになった現実
子供すぎるあたしにはまだそれをひとつに融合することなんてできなかった
そんな子供すぎるあたしには 出産とか子育てなんて言葉は頭にはなかった
ただコウノと離れたくない
それだけ。
数日後 産婦人科を訪ねると
この前の医師があたしに言った
「もう一度聞くわ、出産を希望しますか?堕胎を希望しますか?」
あたしは 力を込めて言った
「出産を希望します」
医師はこの前以上に驚いた顔つきになり
ゆっくり考えた事なのね。とにっこりと笑顔を作った
あたしはその医師の あたたかい母親のような笑顔が少し嬉しかった

あたしはベイビーの写真を貰い
それを手帳に挟んだ。
いつかコウノにも見せてあげたい
あたしの中には何故かコウノの子供であるという確信ができていた
もしかしたらただの願望だったのかもしれない
そうであってほしいと。
今にも崖から落ちてしまいそうなあたしを支える一つの信念。
エンジェルは問う。
「あなたは本当に産む気でいるの?」
「もう決めてる」
「コウノの子供で無かったとしても?」
「そう信じたい」
「愛せる事ができるの?」
「もう愛してる」

妊娠6ヶ月。おなかも少し目立ち始めた。
2ヶ月前、高校を辞めた
この頃、毎日のようにコウノの夢を見る
いつものように悪ぶっている彼は、腰まで下げた制服のズボンに手を突っ込みながら
あたしのほうに照れくさそうに歩いてくる
そして、あたしが掴もうとすると真っ白になって夢から覚める
夢から覚めるとふいに寂しくなって泣き出してしまう。
コウノに会いたい。
そんな気持ちが高まっていく
ちょうど、コウノを好きになった頃のように。
あたしはおそるおそる携帯電話を手にとる
あの頃のように積極的な自分が欲しい
胸を高まらせながらドキドキしながら電話をかけた
あの頃のような自分が。
6回なった。未だでない。
9回目がなろうとしたとき。低い声があたしに届く。
「もしもし・・・」
「もしもし?あたし・・・。ミズキ。ヨシカワ、ミズキ。」
「ミズ・・キ?」
「うん」
きごち無い会話。
当たり前だ。自分を裏切ってレイプさせた元カレに電話をかけるなんて聞いたことがない
続く沈黙。
「ミズキ・・ほんとごめん・・・」
「もうあやまらないで。そのために電話をかけたわけじゃないから」
「でも、俺・・・。とりかえしつかないこと」
「とりかえしつくよ。」
「え?」
「日曜日、あの湘南につれていって。」
吹っ切れたかのように 軽々しく口にした誘い。
強い女ぶるのが何より得意だったあたし。
彼もこれで気が軽くなれるだろうと思った
妊娠の事を話す気はない
だけど、ただ会いたかった。抱きしめてもらいたかった。


「ごめん・・・。俺、もうお前には会えない。」
重々しく放たれた彼の返事。
びっくりした。まさかそんな風に言われるなんて思わなかった
「どうして?あなたはあたしを自分の命と引き換えにレイプさせた。
あたしはあなたに・・・コウノに一つくらい願いをかなえてもらえる権利はあるよ」
全部いいきる前に彼は言った
「俺だってしたくてやったわけじゃない。」
「でも実際あたしはレイプされて妊娠した。誰の子かもわからない子を。」
一瞬、時がとまった気がした
一番の不安を言葉にだしてしまった
もう、ごまかしきれない。
コウノへの思いも、不安も、期待も、何もかも。

---------------
「あたし、産むから。コウノの子だと思って産むから」
「何言ってんだよ。俺の子のわけねえだろ」
彼は今にもブチギレそうだった
勿論、あたしも。
「俺、お前がわかんねえよ。どうして俺の子になるんだよ」
「知らない男の子を産むくらいなら、あんたの子産むと思ったほうがマシだよ」
「俺の子でも無理だろ?俺の子供を愛せるのか?」
「あんたの子だから愛せるんじゃない」
もうこの際全て言ってしまいたかった
コウノを憎んでいないこと、
ずっと会いたかったこと、
まだ、好きでいることを。
「偽善ぶるんじゃねえよ、降ろせば済む話だろ、いい子ちゃんのミズキには
そんなことはできないか。」
彼が強がっていることも、
あたしを突き放そうとしていることも、
自分に怯えていることも声ですぐに分かった
「コウノ、好きだよ。あたし、何言われてもいい。だけどあたしコウノが好きなの。
だからこの子も産みたいと思った。レイプの時、中に出したの、あんただけでしょ?
最後の優しさだったんでしょ?」
「わけわかんねえよ・・・。今更、何で好きだなんて言えるんだよ」
あたしはさらに追い討ちをかける
「裏切られても嘘つかれても嫌われても、あたしはずっとコウノを好きでいるよ」
こんな恥ずかしいセリフ今まで吐いた事が無かった
ドラマのような展開を期待してたのかもしれない 

「うざいよ。お前」
めんどくせぇんだよな そういうの。彼はそう言って電話を切った。
笑いと涙がこみ上げてきた
あたしの一方通行の思い、
コウノがあたしとやり直したいと言ってくれることを願っていた
もう復縁不可能、このあたしでも確信できた
あたしとこの子はこれからどうすればいいのだろう
父親候補にはあたしの勝手で捨てられた
改めて、あたしは最も考えてはいけない事を考えてしまった
「この子は 本当に誰の子なの??」
コウノの子と思う事はいくらでもできる
だけど、この子は、誰を父親だと思えばいいの?
自分の幸せしか考えてなかったさっきまでのあたし
この子でコウノを釣ろうとしてたのかもしれない
最低だ。
この子に対しての愛が覚めたわけじゃない
だけど、不安になった
本当は、ただそう思いたかった。
あたしとコウノの仲を切り裂いたレイプ犯の子供。
「愛せる?本当に?」
「分からない。だけどもう後戻りはできない」

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途方にくれていた。
あたしにも、誰にも、愛されない子が生まれるとしたら
それはどんなに悲しい事なんだろう。
あたしは愛さなければならない
自分で決めたのだから。
いろんな思いが左右しながら
この子と一緒に死のう、そうも考えた。
だけど、あたしは生きてコウノに復讐したかった
あたしとベイビーはあなたが居なくても幸せになれたよ。と
そんな綺麗事を思い浮かべながらも
本当は、そうすればコウノもいつか戻ってきてくれるかもしれない、と思った
あたしは死ぬまで彼の事を思っているんだろう
たぶん、この子の事以上に。

8ヶ月目。
自己嫌悪に襲われながらも あたしは必死に生きた
死ぬチャンスはいくらでもあった。
だけど逃げるわけにはいかなかった
あたしのせいでこの子は何度も迷惑を蒙った
せめてもの恩返しに、この子を産んであげたい。
愛してあげたい。
あたしの思いはろうそくのように
一度解けてしまって またかたまり始めた。
産婦人科の女医が言った
「無責任かもしれない、だけどあなたの赤ちゃんへ対しての眼差しは
特別なものだわ。だから信念を弱めないで。」

そんな言葉をもらったけど、
無意識なうちにあたしは この子を愛しく思っていた
あたしが落ち込んでいるときにはあたしのおなかを強く蹴った
「ママ、元気を出して、僕はここにいるから」
とでも言うように
あたしが話しかけるとやんわりおなかを蹴った
「あたしね、ちょっと前に失恋しちゃったの。すごくショックだった。
だけど未だ、彼の事を愛してるの」
自分の事を”ママ”と呼ぶのは照れくさかった
だけどこの子の存在が少なくともあたしを元気づけてくれた
この子が自分で息をして自分でこの地を踏む事になれば
あたしはこの子を守らなければ。
そんな気にさせてくれた
早く会いたい、

予定日の3日前、あたしのおなかに激痛が走り
分娩室に運ばれた。
死ぬような痛みを味わいながら
あたしはこの子の生をかみしめた
大きな泣き声と共にあたしの汚い海から廃棄物も一緒に流しだされた気がした
「ありがとう。生まれてきてくれて。」

今までのあたしは間違っていた。
この子はこの子であり、コウノヒロキでもなくヨシカワ ミズキでもない
この子を愛するのであって コウノと重ねあわせる必要もない
誰が父親でもいい、そんな事を思ってしまうくらい
母親のこのあたしがそう思わせる事ができたらいい
幸せにするよ。

あたしは小さな小さな手を優しく握る。
するとその小さな命はあたしの手をゆっくりと握り返した。
その分身は、やわらかい笑顔で微笑みかけた


第一部・完結
2004/07/22(Thu)21:27:46 公開 / Cano
■この作品の著作権はCanoさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
この話を書かせて頂くにあたって
考えた事は、自分がとことん愛した相手への思いは、第3者が見る以上に強くて、解けない紐のようにつながっていると思いました。ミズキは 恋人にだまされてレイプされて、妊娠までしてしまった。普通なら、
そんなの許せるわけないと思いますけど、
彼女の気持ちはたぶんそれ以上に大きいものだと思うんです。そんな人間の人を好きになる本能をリアルに描いてみたいと思いました。あたし的主観ですが・・
よろしければ、批評、感想よろしくお願いします。長くなってすみません。


話が長くなりましたので第一部として完結させていただきました。
多少わかりにくい所がありますが
ご了承くださいませ。
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この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
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