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『君と何度目かの夏を』 作者:きか / 未分類 未分類
全角1967.5文字
容量3935 bytes
原稿用紙約30.05枚






ミーンミンミンミンミーン・・・・・・・・・・・・・・・









「夏やねぇ・・・」








「せやな」










私・愛川遙。









彼・本城恭司の部屋で寛ぎ中な夏のある日。












ミーンミンミンミンミーン・・・・・・・・・・・・













ミーンミンミンミンミンミーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





















          ::君と何度目かの夏を::
















ミーンミンミンミンミンミーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
















「・・・夏言うたらあれやね。風鈴。」










「・・・あぁ、あの五月蝿げな奴か。」









「何が五月蝿げやねん。日本の風流の分からん男やな。」










「アホ。時代の波に乗っとるだけじゃ。」














「金魚もええよね。」








「金魚掬いか?」








「そうそう。祭りやゆうたら金魚掬いちゃん。」







「祭りの醍醐味ゆんか」










「そうそう。恭司にも分かるんやね。うれしいわ。」








「・・・どないな意味や」

















ミーンミンミンミンミンミンミンミーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・















「ねぇ」













「あ?」










「・・・・・・・・・・」









「何や」













「何でも「何でもないとか言いおったらしばき倒っそ」












「・・・」








「・・・」









「暴力反対」










「じゃあ言え」














「・・・」









「・・・」









ミーンミンミンミンミンミンミンミンミーン・・・・・・・・・・・・・
















「あのね。私は考えたんですよ。」









「何をや。」










「私たちは出逢って何年目になりますか」















「・・・・・・・・・・・・・・・15年・・・?」














「そう。やっぱ家も近いし生まれたときから一緒だったし結構長いのね。」











「せやな。」










「でね、付き合い始めては何年たったですかね。」














「・・・・・・・・・・・・・・・1年ちょい?」










「そうなんです。」
















「・・・で?」












「私はね、この現状が今まで当たり前すぎてたと思うんですよ。

今も何処かでは誰かが引越しをして友達と別れているかもしれないし、誰かを失って悲しんでいる人もいるかも知れない。

恋人と別れて辛い人もいるかも知れない。

でも私たちはこうして恭司の家でのんびりゆったりゴロゴロしてる。」
















「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
















「でもね、私たちが前者に含まれないって保証なんか何処にもない。

いわばこの現状には保証なんて無いんだよ。

いつ無くなってもおかしくないんだよこの現状は。

例えば私が引っ越すことになっても恭司は私や私の母様や父様には何も文句は言えない。

私が何か重い病気であったとしてもそれは同じコトで。」












「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何が言いたいんや」
















「睨んでないで最後まで聞いてよね。」














「・・・・・・・・・・・・・・・」



















ミーンミンミンミンミンミンミーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

















「私が『昔好きだった人が忘れられないから』っつって恭司と別れたいって言い出しても、同じことなの。」












私がそういった瞬間








部屋の空気が凍りつくのが分かった














「だって私は私であって私のしたいことを如何するかを決定する権限はすべて私にあるもん。」














「・・何や要は別れたいっちゅんか」














「睨んでないで最後まで聞いてよね。二回目。」












「・・・・・・・・・・」




















ミーンミンミンミンミンミンミンミーン・・・・・・・・・・・・・・











私は恭司を睨むようにこう言った。










「文句なんか言えない言う権利はない。」














「せやな」
















「ねぇ」

















・・・カタン・・・












テーブル越しに 恭司の頬に触れた



















「・・・・・・・・・何すんや」














「でもそんな権利も無いのに きっと恭司は文句を言って罵声を浴びせてまた文句を言って私と殴り合いの喧嘩をするね。」

















恭司は驚いた風だった

















「・・・当たり前やろが」













ミーンミンミンミンミンミンミンミンミンミーン・・・・・・・・・
















それを聞いて

















       私・愛川遙は物凄く嬉しくて嬉しくて嬉しくて嬉しくて





















「あたしは恭司のんなとこが好きなんよ」















史上初とも思われる 最ッッッ高の笑顔でそう言ってしまった。

















君と15回目の夏





















僕らはどんどんバカになってく























 








2004/07/07(Wed)17:44:12 公開 / きか
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