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『STONES』 作者:ルイ / 未分類 未分類
全角746文字
容量1492 bytes
原稿用紙約3.35枚
こんな風の冷たい夜には あなたの声が聞きたい。
身を切るような夜には  あなたのあの痣を見たい。

「誰かが自分の為に生きてくれるから、自分はその人の為に生きる何ていうこと、不合理。でもその生き方を誰かが批判するのであらば、自分はその生き方をSTOPしなければいけない日が来るんだろうね。」

もっともらしくない言の葉。不意に出てきたのかは全く知らないが、ただわかるのは彼らしくない言葉だという事。


「じゃあ私が、コースケに生きるなって言ったら、コースケは死ねるのかよ。」

答えはNOと知っているくせにワザと聞くのって案外面白いもの。




「死ねるよ?こんな俺でも。」




こんな風の冷たい夜にはあなたの欠伸が見たい。
唾を飛ばしてもいいから、あの大きな欠伸が見たい。

私は答えを出さない。リアクションをしない。したら、負けだ。



私、類家菜々。

彼、木立 孝介。


俗世間に言う、カレカノでもない。
淫らに言う、ありふれたメル友でもない。
あから様にいう、兄妹でもない。また、姉弟でもない。

私たちの関係。

それは・・・・・



-入れ替わりという関係-


私は某日、交差点で車に引かれ、あっけなく死んだ。

そして私が目を覚ますと、彼、コーヘイがいたのだ。

「俺は、お前、類家菜々の体を借りて、人間界に1ヶ月いることになった。」






今、私は薄い色彩の幽霊のように、天国にいる。

さっきまで同じ薄い色彩の彼は、私の色白い体内にはいっていった。

そして私の体で、彼の心で、


「誰かが自分の為に生きてくれるから、自分はその人の為に生きる何ていうこと、不合理。でもその生き方を誰かが批判するのであらば、自分はその生き方をSTOPしなければいけない日が来るんだろうね。」


そう言った。


彼はもういなかった。


2004/04/20(Tue)22:39:05 公開 / ルイ
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