オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ! ... 創作小説投稿/小説掲示板

 誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。

 システム拡張変更予定(感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと)。
 全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順コメント数順ができます。
 利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。

 縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者:紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook

-20031231 -20040229 -20040430 -20040530 -20040731
-20040930 -20041130 -20050115 -20050315 -20050430
-20050615 -20050731 -20050915 -20051115 -20060120
-20060331 -20060430 -20060630 -20061231 -20070615
-20071031 -20080130 -20080730 -20081130 -20091031
-20100301 -20100831 -20110331 -20120331 -girls_compilation
-completed_01 -completed_02 -completed_03 -completed_04 -incomp_01
-incomp_02 -現行ログ
メニュー
お知らせ・概要など
必読【利用規約】
クッキー環境設定
RSS 1.0 feed
Atom 1.0 feed
リレー小説板β
雑談掲示板
討論・管理掲示板
サポートツール

『Intertwined Destiny 』 作者:孵らぬ卵 / 未分類 未分類
全角903.5文字
容量1807 bytes
原稿用紙約3.5枚
 序 
 
 遠雷が聞こえる—————
彼方で鳴る音は何故か腹に無性に響いた。
彼はベッドから身を起こし窓から北の空を見た。
雷音に眠りを遮られ目を開くと、
同時に北に気を向けることが習慣になっていた。
四年の間、一度たりと止むことのない鈍く低い音は、
やはり、四年間、北より他から聞こえて来る事が無かった。
白けた空に暁みが射し、闇が退こうとしているにも拘らず、
雷鳴の轟く空のみは空間が切り取られた如く黒いままだった。
朝を告げる鳥の囀りと、遠雷は不釣合いであったが、
彼に違和感をなくさせるのに、四年という歳月は十分すぎた。
北国ブルティシア——————
円状に広がるこの世界唯一の大陸ラウンドグローヴ四国のうち、
北端位置するこの国は、寒さのために穀物は育たず、
また、特別な鉱石を採掘出来る訳でもなかった。
が、北国国内では比較的大人しい獣が数多く生息しており、
古くからそれらを飼い馴らすことで、国を成り立たせていた。
ラウンドグローヴの主流な移動手段である乗獣、
戦闘に用いる戦獣、人間の仕事を補う労獣。
他三国ではそれら獣家畜重宝していた為、売るに出すと、
大層な値が附いた。その事あって北国は、土地痩せの割り豊だった。
と云ってもそれは四半世紀前までのことであり、
三十年前に即位したブルート9世が、錬金術を基に獣の合成や、
異種同士の交配などの遺伝子学の研究を重ねた結果、
更なる能力を兼ね備えた合成獣—キマイラ—を造る事に成功した。
殊に二足歩行の戦獣は、今までに無い戦闘能力と、そして何より
高い知能を有していたため、各国が軍備に起用した。
これらでブルティシアは莫大な富を築き上げたが、それと同時に、
不穏な噂が流れ始めた。最初はこれを誰もが北国に対する羨みと妬みが
生んだ虚言だと信じていたが。二年、三年の経過と共にその黒い噂が、
真実だということを悟った。
二足歩行の合成戦獣は、今まで人間が飼い馴らすことの出来なかった
害獣と人間とのキマイラであるという噂。
各国の軍備合成戦獣が人間を喰らい始めたのだった—————。
2004/04/11(Sun)12:22:26 公開 / 孵らぬ卵
■この作品の著作権は孵らぬ卵さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初投稿です。はじめまして。
趣味丸出しのファンタジー系小説で、
プロローグというのか・・・・・
やたら設定説明が多いですが、
よかったら感想の程宜しくお願い
いたします。
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
名前 E-Mail 文章感想 簡易感想
簡易感想をラジオボタンで選択した場合、コメント欄の本文は無視され、選んだ定型文(0pt)が投稿されます。

この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
スタッフ用:
投稿者用: 編集 削除