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『Xという名のもとに  第一話〜第二話』 作者:ミズキ / 未分類 未分類
全角1772.5文字
容量3545 bytes
原稿用紙約6.4枚
「なーなあ。怪盗Xて知ってるか?」
突然クラスメイトの佐藤みやびに、こんな話をしたのはみやびの幼馴染、「近藤昭」

クラスのお調子者で、かといって人気がないわけではなく、クラスの中心的存在人物だったのだ。
みやびはあきれた顔をして言う。

「知ってるけど。……で、何?」
みやびが頬杖をついて言った。

昭がふふふ〜♪と笑って言う。
「べっつに〜?なんとなくさ。」
これにはみやびも呆れ返った。

これはいつものように行われているのだ。
毎日毎日「みやびー。ドラえ○ん新刊でたの知ってっかー?」や、
「みーやびっ。えも○ランが「みやびIらっびゅー♪」だってさ!」
…など、数々のくだらないことを、昭はみやびにはなすのだった。

「昭、いい加減に・・・・!」
みやびがそういって、立ち上がりバンと机を叩いた。
一瞬でみんなの目がこちらを向く。
先生が驚いた。
「さ・・・佐藤さん?!」


      ………そう。








                              ―授業中だったのだ―


そして5時間目が終わった―・・・・・。

みやびはもちろんびしばしと先生に怒られた・・・。
みやびが、ため息をつきながら土手を歩いていた。

「みっやびー!」
突然後ろからみやびを呼ぶ声がした。
―この声は、とみやびが振り向こうとしたそのとき・・・。

ビュアッっと、突風がいきなり来た!
「う・・・わ。」
その強い風に飛ばさる、みやびと声の主、昭。
「キャアアアアアアアアアアアア!」

       強風の中響き渡る悲鳴。
       誰にも届かず消える声。
       誰かの涙の跡。



数時間後、みやびは目を覚ました。
「ん・・・・。」
私と昭はどこかの島へ飛ばされたみたいだ。
頭を打ったみたいだ。思い切り。
記憶がない。
あの風が来るまでのことが。

           ・・・・まったく。

                  

「・・・・・・。あいつら・・・?」


-----------------------------------------------------------

それから三十分後、ふたりは島の海岸を歩いていた。
そう、二人は人が住んでいないか・・・と、村を探している途中なのだ。

「あーあ・・・。いったいなんだったんだろうな〜、あの風は。」
突然みやびがボソリと呟いた。

「もしかしたら、何かが起ころうとしている前兆・・・かもね・・・。」
みやびの言葉を聞き、下を向いてみやびに話す昭。

この会話の後、二人は何も話さずにひたすら海岸沿いに歩いていった。
黙りこくったまま・・・。

やがて、何かが燃えているような、そんな臭いが漂ってきた。
進むたびに辺りは白い煙で覆われ、二人の視界を奪った。

「な・・・に?この煙と臭い!」
みやびが腕を構えながら昭に言う。
昭は煙と戦いながら進む。
「さあね!でもなぁ!」

煙の中、大声でみやびと話す昭。
「この島に!俺達以外の誰かがいるってのは!本当みたいだぜ!」

昭がそう叫び終わった瞬間、フッと煙も臭いも消えた。
二人はあっけにとられている。

「・・・・は?」
二人が周りを見渡すと、もう先住民たちに囲まれていた。
みやびはガタガタと震えている。
昭は「さあ来い!」というような顔をしているが、やはり足は震えている。

そこへ、一人の綺麗な女の人が出てきた。
ドレスをまとい、・・・まるで王女様のような。

「震えなくてもいい。取って食いはせんよ。」
女の人はにっこり笑い、言った。
「良くぞ此処まで来た、『地』の人間よ。我らは『空』の人間!私たちは、怪盗Xを生んだ、「エナジリスト」の継承者なり!」

いま二人の頭はぐるぐる大混乱していると思われる。
いや、それを想像するしかあるまい。

(地の人間!?空の人間?怪盗X?!エナジリストぉー?)
ぷっつん。

どうやら二人の思考回路では追いつきはしなかったらしい・・・。
女の人が、苦笑しながら言った。
「最初から説明する。さあ、この島の宮殿へお招きする。・・・べス!個の二人を宮殿の広間へお連れしろ!」

女の人の側近のものが、みやびたちを運ぶ。

みやびたちにはいま意識がない。
そして、連れて行かれるみやびと昭。
そして、自称「空の人間」と名乗るエナジリスト継承者の少女や先住民の隠された大きな秘密・・・・・・・。
         つづく。
2004/01/04(Sun)17:50:16 公開 / ミズキ
■この作品の著作権はミズキさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初めまして。
Xという名のもとに第一話、どうでしたでしょうか?!

では二話を近々お送りする予定なので=。
では。
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