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『スクールアドベンチャー(中編)』 作者:海風 海里 / 未分類 未分類
全角12002.5文字
容量24005 bytes
原稿用紙約41.4枚
第4章〜クリスマスパニック!〜


夏休みから3ヶ月たった冬のころ…ちょうど世間ではクリスマスの準備にいそしい時期だった。
そして嶺の家も…
『おーい槍龍〜手伝えよ〜』
嶺達は友達を呼んでクリスマスパーティーの準備をしていた。
『主殿ぉ〜寒いから勘弁〜』槍龍はこたつの中にすっぽりはいっていた
『んじゃぁ蓮姉〜手伝って〜って…蓮姉ナニしてんの。』
蓮は部屋の隅っこでなにかをしている…
『え!?いやなんでもないよ!』蓮はおどおどしながら部屋を出た。
『まぁ〜たなんかしようとしているな…』嶺はクリスマスの用意に忙しかったので
蓮の行動にそんなに気にしなかった。そしてクリスマス。
『おっじゃましま〜す♪』
嶺の友達がきた。
『おう、いらっしゃい!』
嶺は3年間一人暮らししていたので、料理は朝飯前だった。
『うわ〜、すごいなぁ。3年前とはおおちがいだな。』
たかしがいった。(嶺は3年前、料理ができなくて、スーパーのコンビニ弁当をだしたのだ。)
『はは、まぁな』嶺が苦笑いを浮かべた。
『んじゃぁ始めようとすっかねぇ。』
嶺は側にあったクラッカーをみんなに配った。
『メリークリスマス!!!』一斉にクラッカーをならした。
そのころ蓮は、玄関に立っていた。
『ふぅ、ちょうど始まったみたいだな。さて、行くとするかぁ!』
蓮は、密かにまた外国に行く準備をしていたのだ。
さて、いまここで蓮のバックもなにが入っているかこの小説を読んでいる
みなさんに特別にお教えしよう…まず歯磨きセット、これは絶対に必要だろう。
次に日記、蓮は今まであった事をこの日記につけている。
あとは着替え、本、家族の写真、骨董品などなど、そして…星輪円、
なぜはいっているのかはまたあとで…そして蓮は置き手紙を残して旅立った。
槍龍はパーティーというものが初めてだ。と、いっていたが、馴染んでいた。
子供でも飲める酒をのんで酔っぱらっていたからであろうか…
『お、おい槍龍…落ち着けよ…』
普段クールな槍龍とちがって今の槍龍は、みんなと一緒に大騒ぎしていた。
『ほら〜主殿ものみなさいよぉ〜!!!』
槍龍は嶺に無理矢理酒を飲ませた
(つくづくいっときますが、これは子供でも飲める酒です!アルコール1%くらいです)
『うう…まずいぃぃ』嶺は水をのみに台所に向かった。水をのみ、
酔いが冷めた嶺は蓮がいない事に気付いた。
『あれぇ…蓮姉どこかなぁ』嶺は玄関の方に向かい、蓮の置き手紙を見つけた。
『えっとなになに嶺、槍龍、私はしばらくまた外国にいくよ、その間留守番たのむよ〜♪って何ィ!?』
嶺は槍龍に急いで伝えた。
『蓮殿がぁ〜外国にぃぃぃ!?主殿!それは本当か!?』
槍龍は一発で酔いが冷めた。
『主殿!早く呼び戻さないと!』
『へ…なんで?いきたいっていうんだからいいじゃん』槍龍が蓮と仲がいいのは知っていたが、
呼び戻さなきゃいけない理由はわからなかった。
『3ヶ月前にきもだめししたときに蓮殿が預かってくれたのすっかり忘れていた!星輪円も蓮殿の鞄の中だ!』
蓮も預かった星輪円の事を忘れていた。
『あのぉ…星輪円ってなに?』そばで聞いていたクラスのみんなが聞いてきた。
みんなが真剣のまなざしで聞いてきたので隠せないとおもい、槍龍は全て話した。
『え〜!槍龍ちゃんって相馬君の守護霊だったのぉ!』クラスの女子達がざわめいた。
『えっと…とりあえず俺は蓮姉探してくるから…』嶺がそう言うと、たかしがひきとめた。
『幹事役だけいかせるかよ!それに外国行くんだったらタクシーで空港まで行くはずだろ?
走って追いつけるはずないって!ここはみんなでとりもどそうぜ!』
こうして『星輪円取り戻し隊』が結成された。
『まず、どうやって蓮姉に連絡とるかだよなぁ』どうやって連絡をとるかしばらくみんなで考えていた。
携帯は?とたかしがそういったが、嶺にアネキは携帯持たない主義だと聞かされて却下された。
数10分後、手紙送ったら?とたかしがまたいったが、住所がわかんないと嶺にきかされ、また却下された。
結局蓮に連絡する手段がなにもなかった。
そのとき、蓮の部屋を物色していた槍龍が大きな声を出した。
『主殿!これで蓮殿に追いつけるぞ!』槍龍が持っていたのは星輪円の色違いのものだった。
『主殿、これは地輪円というもので、私の主以外使えない特別な輪なのだ!』槍龍が地輪円を嶺に渡した。
『え?主だけって…俺も使えんの?…んでなんの効果があるんだ?』
槍龍が説明した。(読者に特別解説 地輪円はドラ○もんのスペアポケットみたいなものであ〜る)
『ふーん、星輪円とつながってるのか、ってことは俺も焔とか幸宮とか呼び出せんのかぁ』
『主殿、霊の呼び出し方は星輪円と同じだ。水星精霊を呼び出してくれ。』
『水星精霊 召来!』地輪円が光った。『うわーすげ〜』嶺のクラスメート達がおどろいている。
『主様、槍龍様、なんのごようでございますか?』中から小さな女の子が現れた。
『水月、お前の力で高速移動できる物を作ってくれないか?』槍龍が言った。
『はい、しばしおまちください』水月はそういうと台所へ向かった。
どうやら水月は水を自由に操れるらしい。
『槍龍様、できました。』数分してから水月がでてきた。
台所には雲があった。雲と言っても透き通っているが…
『主殿、これを外に運ぼう、みんなもてつだってくれ』
嶺達は水でできた雲を外に運んだ。雲はとても軽いらしく、外に出ると浮いた。
槍龍は雲に向かってなにやらぶつぶつ言っている。しばらくたつと、雲が大きく膨らんだ。
『みんな、これにのってくれ。』
嶺達は浮いた雲にのって、大空へ飛び立った。
嶺・槍龍・たかし・その他のクラスメートは雲にのって蓮をおいかけ、鈴薫・鐸楼が家に残った。
『槍龍、千里眼で蓮姉がどこにいるかわかんねえか?』
『いや…さっきの酒がまだ体に回っているから…』
槍龍は落ちそうになった。
嶺は蓮の部屋にあった時刻表と、自分の時計で次に出発する飛行機の時間を確認していた。
『次の飛行機は7時半…やばい!あと30分だ!』
雲が少し早くなった。
25分後、やっと函館国際空港についた。(この話ではなぜか函館空港が国際空港になってます)
『すいません、タイ行きの飛行機にのる相馬 蓮って人を呼び出してくれませんか!』
嶺が受付嬢に言った。
『すみません、もうタイ行きの荷物を搬入してしまったので、呼び出してもこれません。』
間に合わなかった…時計は7時半をさしていた。
『キィィィィィィン』
飛行機が飛び立った。
『みんな…かえろっか…結局骨折り損だったな…』
嶺達は再び雲にのって家に向かった。
雲にのっている間、誰1人口を聞く事はなかった
『ただいま…』
暗い顔で嶺達が家に帰ってきた。
家の中では鈴薫達がでむかえてくれた。
みんな暗い顔のわりには鈴薫達は笑っている
『なんでそんなによろこんでんだよぉぉ…間に合わなかったのに…』
『なにが間に合わなかったって?』
リビングから蓮が出てきた
『蓮姉!なんでいるんだよ!置き手紙にまた外国行くって書いてあったじゃないか!』
『いや〜骨董品が重くてさぁ、おきにきたんだけどもう飛行機いっちゃったみたいだし、
やっぱここにいることにするよ。ほらほらみんな!パーティー再開しよ!』
槍龍たちはまたどんちゃんさわぎしていた。蓮はいつのまにか酒をどこかから引っ張り出してきて酔っていた
『………結局骨折り損にはかわりないな…』
嶺は馬鹿騒ぎしているみんなをみてぼそっといった。



第5章〜霊界オリンピック〜


霊界オリンピック…それは10年に1回行われる霊界の競技の事である。
霊界の王が主催者であり、霊と人間の2人1組で参加する。
全部で3競技あり、フラッグ争奪サバイバル・野外競争・バトルトーナメントがある。
競技は3日で行われる。そして今年はちょうど霊界オリンピックの時期なのだ。
そして2月1日。嶺の家にも通達がとどいた。
『主殿ぉぉぉ!霊界オリンピックがぁぁぁぁ!!!』
玄関から槍龍が嬉しそうにつっぱしってきた。
『そ…槍龍落ち着けって…んでなに?霊界オリンピックって』
『説明何回もするのめんどうなので読み返してくれ』
『作者の都合だな……ふーん10年に一度か。優勝賞品は…賞品としては霊王にとってこのうえないもの…』
『試練としてはこの上ない物だ。いくしかないだろう』
じつはこじつけで、本音は槍龍もオリンピックに出場したかったのだ。
『でもさぁ…3日も無断で学校休んだらヤバいんじゃないの?』
たしかにそうである。作者が通っている学校ならば、即校長室行きだろう。
(よーするにヤバいって事ですよ)
槍龍は紫に輝く星輪円の色が違うものを取り出した。
『これは時輪円といって、時をさかのぼったり進めたりできるものだ。霊王が一ヶ月前に送って下さった。』
そして嶺と槍龍は、蓮に見つかるといろいろうるさいので、早めに用意をすませた。
『よし!じゃあいくとするかね!』
嶺達はなるべく蓮に気付かれないようにして家をあとにした。
その数時間後…
『ふぁ〜あ、あれ?嶺と槍龍がいない…ん?紙が落ちてる。』
蓮は霊界オリンピック本部からの手紙をよんだ。
『なるほど…あれ?』
封筒がふるえていた。
『な………なんだ!』
封筒はいきおいよく破裂し、中から何かが出てきた。
『はじめましてぇ主様!私、守護霊の紗饗(しゃきょう)といいます!』
急に霊がでたので、蓮は腰をぬかした。
『主…様?私が?』
『私、霊王に命じられ、ここにつかえる事になりました!
なんでもお姉ちゃんだけだと心配とかいって…そんなことより、今後ともよろしくお願いいたします!』
『よ…よろしく(お姉ちゃん?そーいやこの子、誰かににてるよーな…まぁいいか)』
蓮は紗饗と握手をした。
『あれ?今西暦何年何月何日ですか?主様』
『え…2002年2月1日だけど…』
『やっぱり!今日って霊界オリンピックの日ですよね!きゃ〜早く行かなきゃ!』
『え…ちょ…ちょっと!』
蓮はいつのまにか巨大化している矢にのせられた。
そして紗饗ものり、矢が物凄い速さで空の彼方へ飛んでいった。
そのころ嶺達は、霊王から送られてきたという移輪円で(好きな所へいける空間を作る)霊界にきていた。
『お、ついたついた。』
嶺と槍龍が地上より2〜3M上の所から降ってきた。
『ここが霊界か…なんか地上とあんまりかわらないきがするんだが…』
『作者がそれ以外思い付かないんだな…』
嶺達は早速受付にいき、参加証と、最初の競技に必要となるフラッグをもらった。
『開催するのっていつくらいなんだ?』
嶺はあの紙を読んでなかった。
『たしか…今日のPM7時だっけ…今はPM2時だからゆっくりできるな…主殿!早速特訓に行こう!』
槍龍は嶺をずるずるとひっぱっていった。
『あ…そーいや霊王が送ってくれた物って他にもあんの?』
めんどくさいから特訓をうけたくなかった嶺は話題を変えた。
『ああ、6種類あって、主殿もつかえるようになっている。』
『へ〜、けっこう霊王もふとっぱらだな!俺も使えるなんて!』
『ほらほら!時間が勿体無いから特訓特訓!』
槍龍はまた嶺をひきずっていった。
『結局特訓かァ…』
そのころ蓮と紗饗は…
「ドカーン!!!!」
矢が地面につきささった。
『ふえ〜えらいめにあったぁ〜』
蓮は目をまわしている。
『さて!受付にいって登録してこなきゃ!ほら主様はやく!』
紗饗が手招きしている。
『めっちゃアクティブだなぁ〜あの娘。それに霊界オリンピックって疲れそうだし…
まぁ乗りかかった船だし、がんばってやっか!』
1時間後…………
「ピンポンパンポ〜ン♪」
デパートなどにあるアナウンスする時の音がなった。
「オリンピックまであと30分となりました。参加者は競技場までおあつまりください」
『ふえ〜疲れた〜』
嶺は息が切れていた。
『結局…霊についての説明と実戦しかできなかった…』
『十分じゃん………』
槍龍たちは肩を落としながら競技場にはいっていった。
『よし!準備OK!いこうぜ紗饗!』
『はい!』
蓮と紗饗が走って競技場にはいっていった。
『くくく…ついにこの時がきたか…あいつを血祭りにあげてやる…』
嶺の後ろに黒服の怪しい男がついていった。この男は…そう、あの男である。
そして全ての出場者が競技場内に入っていった。
「では、これより第200回霊界オリンピックをはじめまーす!」
観客が湧いた、よくみると観客はすべて霊である。
「では第一回戦、フラッグ争奪サバイバルです!各競技者は森林コースへ入って下さい!」
いつのまにか競技場の中央に森林コースと書いたエレベーターが現れた。
エレベーターは競技者全員が入れる大きさになり、あっとゆうまに森林コースへついた。
『ここが森林コースか…まるでジャングルじゃん…』
『かくれやすいと同時にいつのまにかフラッグをとられるかもしれんな…気をつけよう、主殿』
「制限時間は5時間!それまでに100万人の参加者から50本以上とれば次に進めます!ではスタート!」
一斉に参加者達は森の茂みの中に入っていった。
『主殿!ここは早く動けた方がいい!闇の精霊と精神合体だ!』
『了解!闇星精霊暗黒丸召来!&精神合体!』
(暗黒丸…闇の精霊、精神合体すると暗殺者並に速くなる。)
嶺は森の中に消えていった。
『さて、私は移輪円で…』
槍龍は移輪円の中に手を突っ込み、手だけをワープさせて参加者のフラッグを根こそぎとりまくった。
(かなりせこいよなぁ… by 作者)
そのころ蓮達は…
『おっし!これで25本目!』
蓮は弓道部だったので、紗饗にいつの間にかもらった弓と矢ででフラッグをとりまくった。
『私も25本目!主様、これで次にいけますよ!』
蓮達は最短の記録で森林ステージを抜けていった。
そして嶺達も…
『おっしゃー!50本あつまったぜ槍龍!』
嶺が腕にたくさんのフラッグをかかえて戻ってきた
『50本?私150本集めたが…』
槍龍の横に物凄い量のフラッグが積み重ねられていた。
『まぁ50本以上あってもしかたないから50本だけ残していこう、主殿』
嶺達はよけいなフラッグをとっていたので470番目に抜けた。
『くくく…やはり抜けたか…そのほうが好都合だ…』
黒服の男が嶺達がおいていったフラッグを50本とって500番目に抜けた。
「はい!おつかれさまでした!では次の競技は明日とゆう事で!」
『あれ…もう終わり?』
嶺が精神合体を解きながら言った。
『そうだ、次の競技は野外競争だからな。』
『野外競争ねぇ…何キロぐらい走るんだ?』
『そうだな…6300キロ位かな…』
嶺は真顔でこのことを言っている槍龍に驚いた。
『6300キロ位って…長すぎだよぉ…』
たしかに長過ぎだ、作者がいままで参加したマラソンでも3キロなのに…
『大丈夫だ主殿、移輪円がある。ほら!他の参加者はもうかえったぞ!』
嶺と槍龍は宿に帰り、雑魚寝部屋(皆で一緒の広い部屋に寝る事)で一晩を過ごした…けど…
「ぐご〜がが〜」
『うるさいなぁ…寝れないよ…』
さすがにいっぱい集まり過ぎていびきのオーケストラになってしまった。
(やっぱり2000人だしなぁ…by 作者)
次の日
嶺と槍龍は目の下に熊を作って朝食を食べていた。
『あ〜おはよう…寝れた?』
半分寝ながらも嶺がたずねた。
『いや…あまり…』
こんなちょうしでだいじょうぶかとおもう嶺であったが、顔を洗ったらある程度の眠気はさめた。
そして2日めの障害物競争がはじまった。
「さぁ〜1日目をクリアした皆さん!今日も張り切ってがんばろ〜!!!」
あいかわらずこのアナウンサーは元気である。
「2日めは野外競争!勝ちの残れるのは20名!入り口はそこから!みなさんがんばってね〜!!!」
参加者の目の前にまたエレベーターのようなものが現れた。
エレベーターを降り立った所は、中国だった。
賢明な読者にはわかるだろうが、万里の長城である。
「それではスタート♪」
どこからかアナウンサーの声が聞こえてきた。
『主殿、ここからいけるぞ』
槍龍が移輪円で移動できる空間を作っていた。
「ゴール!1着は嶺&槍龍チーム!時間は…5秒!大会新記録です!」
「キイイイイイイイイイイイン」
どこからか飛行機のような音がきこえて…
「ドッカアァァァン!!!」
万里の頂上に矢が刺さった。蓮達がのっている。当然だが蓮は目をまわしている。
「ゴール!2着は蓮&紗饗チーム!時間は…15秒!」
『2着かぁ…1着は誰なんだァ?』
蓮が嶺達をみた。
『あ…嶺…』
嶺は驚いてしばらく硬直していた…
『蓮姉なんでここに!』
『え?蓮殿?』
槍龍が矢の方を見た。
『紗饗!なんでここにいる!?』
じつは槍龍は紗饗の姉である。(2卵生双生児ですがね)
『霊王の指示だよ!お姉ちゃんだけだとなにかと大変だからだって!』
『霊王…それならしかたないな、それより第2ステージ早く行かないと。』
嶺の目の前にいつの間にか歪んだ空間があった。たぶんこれが第2ステージへの空間なのだろう。
嶺達は歪んだ空間の所へ入った。
嶺達が空間から出て降り立った場所、それはどこか真っ暗な場所だった。
『光星精霊 幸宮招来!』
幸宮から星輪円からでてきて、光をはなった。
そのおかげでここがどこだかわかった。
『ここは…まさかピラミッドかぁ?』
周りにある石造りの壁をみて嶺がいった。
『どうやらそうらしいな、ピラミッドと言えば王の墓、気をつけた方がいい。』
「ぶうううううん」
後ろから蓮と紗饗がはいってきた。
『ピラミッドか、エジプトの三大ピラミッドのどのピラミッドだかわかんないけど抜けるには大変そうだな』
蓮は嶺達の話を聞いてたらしい。
『槍龍、移輪円で早くでようぜ』
『いや…それはできない…一回使った霊道具はもう使えないのだ…』
嶺は唖然と口を開けて硬直している。
『で…でも千里眼でちょちょいとなー♪なんて…』
後ろにいた蓮が言った。
『いや蓮殿それは無理だ、霊界オリンピックでの千里眼は禁止されている。』
『結局歩いてくしかないのねぇ〜』
紗饗が床に膝をつきながら言った。
「ウオオオオオオオオオオ ドドドドドドドドド』
誰かが叫ぶ声と地響きがあたりに反射してこだました。
『やばい!ほかの参加者だ!もうきやがった!』
嶺達は側にあった大きい箱に入った。
『………………………』
5分後、他の参加者達はピラミッドの中枢に消えていった。
『もう……いったみたいだな…』
蓮が箱からでようとした時、なにかが足にからんだ…
『なんだこれ、じゃまだな。』
蓮がその絡んだ物を引きちぎり、箱の中からでた。
実はこの絡んだ物は王の死体なのだ。
(霊魂がまだはいってる)
数時間後、出口と思われる扉があった。
そう、思われる扉があった。
『出口だぁ〜!!!』
嶺達は扉を開き、外にでた。
しかし、出た場所は外では無かった。
最初の地点に戻されている。
『なんで〜!?』
『そのわけを教えてやろうか…』
掠れた声で誰かがいった。
『ここを出るためにはなぁ…儂を倒してからじゃ無いといかんのだよ…』
嶺の目の前にあるさっき入った箱が動き出した。
『さっきはよくも儂の腕を引きちぎってくれたな娘…』
『わ…私?』
蓮が過去の事を思い返した。
『え…っと…まさか私の足に引っ掛かってたのってあんたの腕?』
『そうだ…お前を呪ってやる…ファラオの呪いいいいいイイ!!!』
『キャアアアアアアア』
蓮がいきなり苦しみはじめた。足をおさえている。
『ハハハハハハハ痛かろう、なんてったってファラオの呪いだからなぁ存分に苦しむがいい』
『蓮姉!』
蓮は床にうずくまっている。
『はははファラオの呪とは!足をしびれさせる呪なのだ!』
嶺達は思った…
『しょ…ショボ…』
『ショボいなんてなんていうか!お前らにもかけてやる!』
その時、遠くからまた地響きが…
「ドドドドドドドドド ゴールはどこだあぁぁぁぁぁぁぁ」
『うわああああああああこの儂がこんなものにィィィィ』
ファラオの王は出口を必死に探す人々の群れに吸い込まれた、そして…
『あ…………』
蓮以外の全員が口をそろえていった。
ファラオの王の体はミイラと化していたので、踏みつぶされてあとには皮だけがのこった。
『ふう…やっとなおったよぉ…さぁいこうか!』
『………………………』
こんな勝ち方でいいのかと若干思いつつも、やっとピラミッドから出れた。
『やっとでれましたね主様!』
紗饗はピラミッドが恐かったらしく、ずっと蓮の後ろについていて、目立っていなかった。
『さて…幸宮ごくろうだったな』
槍龍は幸宮を星輪円のなかにしまった。
「1着は嶺&槍龍!2着は蓮&紗饗!おめでとうございます!』
いつのまにか目の前にあのアナウンサーがいた。
「こちらからおかえりください!」
宿舎に帰る空間が現れた。
『ふえ〜、くたくた〜』
いつもの雑魚寝部屋で4人は腰をおろした。
『みなさん!御飯食べにいきましょう!』
『あいからわず元気だなぁ紗饗…』
そして2日目の夜もふけていった。
最終日、オリンピックにしては短すぎるがもう最終日だ。
最後の種目はバトルトーナメント、嶺達が朝目覚めると玄関に出場者の顔付きで対戦表がはられていた。
『えーと…俺達の試合は…』
嶺が歯磨きしながらみていた。(ふつう歯磨きしながら玄関いかないよなぁ)
『………第1試合目?最初かよ…』
『えっと…私達は第6試合目か…うまくいけば嶺達と3試合目で戦えるな♪』
蓮がパジャマのまんまで嶺の隣にたっている…
『あれ?この第1回戦目の最終試合のやつ黒いフードかぶってる…気色悪…』
この男こそ、いつか闘ったあの男である…ある計画で嶺と槍龍を消してやるといったあの…
(ここまでばらしたら10人に8人は気付くでしょう…)
「ピンポンパンポーン♪トーナメントが始まります。勝ち残った30名はグラウンドにはいってください!」
30名だけなので以外と早く入り終わった。
「第1試合は嶺&槍龍チーム対、堂剣&半蔵チーム!尚、半蔵選手はあの忍者の服部半蔵!対する槍龍選手は300年の時を消化し、
人間界に降り立った守護霊!素晴らしい戦いが期待できそうです。」
『服部半蔵……主殿、あいつは歴史的にも有名な人物だ、気をつけて迎えうとう。』
『ああ、わかってるよ。』
嶺は地輪円を握りしめた。
(バトルトーナメントのルール…相手のフラッグをとるか、相手の霊を戦闘不能にすれば勝ち、
もちろん霊はしなないのでいくらやっても大丈夫、人間の場合は死んでも霊王によって命が与えられる)
「では!第1試合レディ〜〜〜〜ファイト!」
『火星闘霊 焔招来! 精神合体!』
『自然輪よ!紅蓮の炎で焼きつくせ!』
(自然輪…槍龍の霊道具の一つ、輪の中から自然で生み出せるものなら全て呼び出せる。威力は凄まじい。)
嶺達は半蔵を一気に潰しにかかった。
『おろかな…堂剣様のでる幕では無い、堂剣様はここでフラッグを守っていてくだされ。』
半蔵が消えた。
『あれ…どこいった?…』
嶺はきょろきょろあたりを見回したが、半蔵はどこかへ消えてしまった。
『お前の後ろだ…』
嶺の後ろにいきなり半蔵が現れた。
『うわあぁぁぁぁ!!!』
嶺は背中を斬られた、血が出でている。
『光星守護霊 泉朱(せんしゅ)招来!』
(泉朱…光の守護霊、治癒能力がつかえる)
泉朱が嶺の背中に手を突き付けると、傷がみるみる回復していった。
『主様、これでもう大丈夫です。』
『ふう…ありがとう。』
半蔵はあいからわず速すぎて見えない、いつ槍龍もやられるかわからない…
そう思った嶺は、霊を呼び出した。
『闇星闘霊 砕壊(さいかい)招来!混霊合体!』
(砕壊…最強の霊、2番目に強い焔とは仲がよい。)
(混霊合体…霊を組み合わせて合体すること、仲がよい者どうしじゃないとできない。)
混霊合体した瞬間、半蔵の姿がはっきりと見えた。
『そこだぁ!』
嶺は大剣を半蔵めがけて振って…命中した。
『ぐは………俺に攻撃を当てるとはやるじゃ無いか…』
半蔵はその場に倒れ、失神した。審判は戦闘不能とみなし、嶺達の勝ちとなった。
『あ〜つかれたぁ…』
嶺は選手待機室に戻り、他の参加者の観戦する事にした。
『主殿、あの半蔵を倒すとはよくやった!あいつは毎回毎回優勝候補といわれているから…って寝てる…』
嶺は試合前の特訓+試合の緊張でかなり疲労がたまっていたので寝てしまった。
「ガチャ」
扉が開き、蓮達が入ってきた。
『ほら嶺!寝てるんじゃ無いよぉ!』
蓮が嶺を起こそうとした。
『蓮殿、次の試合まであと2時間くらいあるし少し寝かしてやってはくれないか?そうとう疲れたようだし』
『ん?……そうだな、治してもらったようだけど怪我したようだし、ゆっくり休んでもらうか。』
蓮は嶺の顔を見ていった。
『主様!早くしないと私達の試合に間に合いませんよ!』
『あ、ちょっと…』
紗饗は蓮をひきずっていった。
『やれやれ…蓮殿も大変だな…』
「さあ!第6試合、蓮&紗饗チーム対、鬼頭&鯣(するめ)チーム!」
人間の鬼頭は、とてつもなく大きかったが、かわりに鯣は本当のするめイカみたいにぺらぺらしていた。
「第六試合!レディーファイト!」
蓮達は2人ともフラッグを守りながら弓で遠距離攻撃をする作戦だった。
紗饗と蓮は弓をかまえた。
そのころ選手控え室は…
『やばい……蓮殿に伝えるの忘れてた…』
『え?なにを?』
嶺は先程おきたばかりである。
『紗饗は弓を構えると人がかわるんだ……』
槍龍のゆうとおり、試合台ではすでに紗饗の目つきがかわっていた。
『お…おい紗饗、大丈夫か?』
『………………………』
紗饗は前に進みだした。
目の前には鬼頭がたっていた。
『……………じゃまだ』
紗饗は矢を入れる筒から(もの○け姫のア○タカがもってるようなやつ)
紗饗は矢を取り出した。
『…………くらえ』
紗饗は鬼頭に矢をいった。
鬼頭は矢を全てつかみ、得意そうに矢を折った……が、
「試合終了〜〜〜〜〜〜!!!」
鬼頭が紗饗に夢中になっているあいだに、蓮が鯣を戦闘不能にした。
(蓮は弓道の大会優勝の常連である)
鬼頭は信じられないという表情で鯣をかついで退場していった。
そのあと、紗饗は試合台の上に倒れた。
数時間後………
紗饗は目をさました。
『あれ……私は……』
紗饗の横に槍龍が座っていた。
『おきたか………紗饗。』
『お姉ちゃん………』
紗饗は体力をつかいはたしていた。
紗饗は昔、多重人格になり、悩まされていたが、有名なお坊さんの手によって封じ込められ、
弓を構えた時にしかもう一つの人格はでないようになっていた。
封じ込められた時間が長ければ長いほどもう一つの人格は力を蓄積し、強くなる。
その力に比例して、紗饗事体の負担も大きくなるのだ。
『お前はしばらく休んでろ、泉朱だしとくから……』
『お姉ちゃん…みんな多重人格っていってるけどね…これさ…心の中の闇の部分を引き出す……』
紗饗は何かをいいかけて、夢の中に入っていった。
『………なにかいいかけたみたいだが……まぁいいか、泉朱、あとは頼むぞ』
『はい、御主人様。』
槍龍はドアを開け、個室をでていった。
外に出ると、嶺と蓮がまっていた。
『どうだって………』
蓮が心配そうな表情を浮かべ、槍龍に聞いた。
『大丈夫だよ、蓮殿。明日には完治するって選朱もいってたし……
しかし蓮殿…あれじゃ今日の試合は出れないな……』
『うん……まぁ槍龍の活躍を見せてもらう事にするよ。』
蓮と槍龍は、宿舎を出て、試合場へと向かっていった。
『存在無視される程悲しい事は無いな……』
嶺はおもい腰をあげ、宿舎を出た。
競技場は宿舎から5分もあればつけるのだが、10分たっても嶺は競技場につけなかった。
『あれ……さっきもここ通った気が………』
迷ったのでは無い、もう何回も競技場へ続く道は通っているのだから……
嶺がふと後ろを見ると、ローブで体をすっぽりおおった男がたっていた。
嶺は競技場へつけないんじゃ本も子も無いので取りあえず競技場への道を聞いてみることにした。
『あの〜すみません、競技場ってどこでしたっけ。』
ローブの男は、嶺の問いかけに応えず、紫に光る剣を取り出した。
『お前は……ゼンだな』
嶺は前に蓮がつかまえられた時の事を思い出した。
ゼンはローブを剥ぎ取り、嶺を見据えた。
『やぁ……嶺とかいったっけな……前にいっただろ、必ずお前と槍龍を始末してやるって。
お前が1人になる時をまっていたよ……俺も無駄な話をしたくない、とっとと終わらせようか……』
『ああ、返り打ちにしてやるよ。火星闘霊!闇星闘霊招来!混霊合体!』
『おろかな……一瞬で終わりにしてやるよ、………喝!』
ゼンが叫ぶと、嶺は動けなくなった
『ふん……喋る事もできないだろう……これで俺の勝ちだ………』
「ザシュッ」
嶺は無になった。
後には地輪円、焔と暗黒丸、そして嶺の亡骸を残して………
『ふん、あっけないものよ……嶺、もう聞こえないだろうがな、お前は俺に対向するために槍龍に鍛えられてたんだよ。
………さて、ここの道は元に戻しておくか……次は槍龍だな……』
焔と暗黒丸は、地輪円のなかに入り、槍龍の星輪円からでてきた。
『槍龍様!嶺がゼンにころされちまった!』
『…………なに?主殿が?』
『嶺が……しんだ?』
槍龍は移輪円で歪んだ空間をつくり、蓮といっしょに入っていった。
『槍龍様!次は槍龍様をねらってる!はやく逃げないと!』
『霊王の神殿は安全だ、主殿の亡骸を霊王の所に運ぼう』
槍龍はまた空間をつくり、霊王の神殿にはいっていった。



2003/12/24(Wed)08:13:14 公開 / 海風 海里
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■作者からのメッセージ
中編をUPさせてもらいました。
全6章の内第4章〜第5章です。

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