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『真夏の空の太陽に 川釣り  第三日』 作者:冬簾 / 未分類 未分類
全角1173文字
容量2346 bytes
原稿用紙約4.35枚

            「川釣り  第三日」
  昨日、昨日お祭から帰ってきたのは、10時頃でそれから家いろいろしてたら11時になっていた
ので急いでお風呂に入り布団に入った。
 そして次の日の日曜日、つまり今日の今の時刻は、8時半だった。私が居る部屋は、二階の部屋だっ
た。
 下から玄関の開く音が聞こえると少し下で話し声が聞こえ、何やら階段を上る音が聞こえてきた。そ
してふすまを開けたのは、真夏ちゃんだった。
「瑠菜!お昼の食料を調達しに行こう!」
と言う声が聞こえたので布団から跳ね起きた。
「ん〜どうやって?」
少し眠たげに目をこすりながら聞いてみる。
「釣りよ!釣り!」
「釣りかぁ何を釣るの?」
と聞いてみる。
 「じゃこよ!」
「じゃこねぇ、良いねぇ!」
せっかく田舎に来たのだから釣りも悪くないと思い眠気も覚めた。
「ね!そうでしょ、そうと決まれば着替えて着替えて!!」
と言われて大慌てで着替えた。
  軽く朝ご飯を食べると、お婆ちゃんが玄関に竿を置いてくれたのでそれを借りて出発した。
「何処の川で釣るの?」
と私は、聞く。
「湊橋の下で釣るのよ。」
橋の下は釣れるポイントらしい。
 橋の下に着いた私たちは、竿を出してチョコチョコとしていた。
「餌は、何を使うの?真夏ちゃん。」
と私は、聞く。
「ご飯粒を使うのよ。」
「なるほどぉありがとう。」
浮きを付けてその下に針を付けて餌をつけたら出来上がり。
 「いい?瑠菜まずは、その竿に付いた糸を水につけるの。」
と言って糸を水につけた。
「そして次に浮きを見ている。」
私も真夏ちゃんの竿の浮きを見ていた、するとピクピク動き始めた。
「おっ来た来た、浮きが動いたら少し反応を待って引き上げるのよ。」
そして引き上げた竿には、じゃこが掛かっていた。
「なるほどぉ私もやろう。」
      チャポン    ピクピク ピクピク
「ん?来た来た、よおし。」
竿を引き上げるとじゃこが掛かっていた。
「これは、楽しい。」
それから一杯掛かって来た。
 そして夕方そろそろ引き上げようとしたとき、私の竿に強い引きが来た。
「え?おっとっと。」
急いで竿を持つと、かなりの力に引っ張られそうになった。
「お!鯉かもね。」
と言い真夏ちゃんも手伝ってくれた。
 それでも鯉の力は、強く今にも川に落ちそうだった。
「もうすぐよ!」
そして最後の力を引き絞った時、鯉が上がった。
「やったぁ。」
そして鯉の口に掛かった針を取ろうとしたとき、鯉が暴れ出して一緒に私も川に落ちてしまった。川は
、浅かったので助かったけど鯉が逃げていってしまった。
「あ!まぁ良いか。」
 そして家には、バケツにたくさんのじゃこを持って帰って色々な料理をして食べた。
 今日もまた思い出が出来た。
                               〜続く〜
2003/10/08(Wed)22:10:54 公開 / 冬簾
■この作品の著作権は冬簾さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
「真夏の空の太陽に」第三日目に入りました
続いて最終回になります!
今までの応援ありがとうございます!
まだ他にも作品を連載するのでよろしくおねがいします。
後感想・注意点があれば書いて置いてください
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