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あけましておめでとうございます。 今回更新分まで読みました。とても神秘的で面白かったです。それに、楽しみながら日本史の勉強もできるのもいいです。 特にクマソのイツツヒコが格好良かったです。何をしてでも国を守るという心意気が素敵です。王たるものこうであって欲しいものです。 それがミハカシヒメにも受け継がれていたのも良かったです。 さて、それでは新しく登場したタラシヒメはどうなのか、ということにちょっと注視しています。今のところただのじゃじゃ馬ですが、それだけで終わらなそうだな、と思っていたり。 ではでは、今年も感想を書いていきたいと思っていますので、また書かせてくださいね。どうぞよろしくお願いします。 | |||
白たんぽぽ | |||
あけましておめでとうございます。上野文です。 御作の続きを読みました。 ありま? ヲウスさん普通に結婚してるし、えらくヤマト朝廷側が彼を厚遇してるなあ、と思ったら日本書紀ベースなのですね。古事記じゃ彼、救いも何もあったもんじゃないから…。 で、今回の初登場のタラシヒメですが、スクネとのやりとりで吹きました。ズレとるw気持ちとか色んなものがすれ違ってるよ! そして、お見合い相手の、ヲウスさんの息子? あー、そういえばいたなと思い出して、……めっちゃ盛り上がってきたー! ナカツ皇子には悪いけど、タラシヒメの手綱を握るのは無理な気がする(だって、ねえ(><) いつかはネタにしたいけど「これは難しい」と思っていた時代をネタにされて、ちょっと感動しています。 困難な時代とは思いますが、是非ガツンと書いていただきたいです。 面白かったです。続きがめっちゃ楽しみです! | |||
上野文 | |||
遅ればせながら拝読しました。水芭蕉猫ですにゃん。 ああ。いつの間にか物凄く壮大な話が始まっていた……というくらい浦島気分で読んでおりました。本当に今更の話ですが、ちゃんと読ませていただきましたよニャン。古事記も日本書紀もまるで読んでいない私なのですが、ドラマ調になるとやっぱり面白いものですね。 あぁ、でも物凄く個人的な問題なのですが、登場人物がこんがらがってきた私です。 でも、こんな壮大な話をうまくまとめて書いていらっしゃる手腕は流石のものです。それでは短いですがこの辺りで……。次回楽しみにしております。 | |||
水芭蕉猫 | |||
>白たんぽぽ様。あけましておめでとうございます。コメント&ポイントありがとうございます。 面白かったとのお言葉、大変嬉しいです! 日本史の勉強……えへへ(汗)。 これは厩戸というキャラが自分で調べた歴史を語るという設定で、だから現代に伝わる記紀とはこんなに違うんだよ、という構成(言い訳)になっております。もちろん群神では、こちらが史実に近いということになっているのですが。 イツツヒコは私も気に入っています。その腹心オヒシは、前巻にも登場した人物で、本当は彼らの物語にももっと分量を割きたかったのですが諸般の事情により、これだけとなってしまいました。 さて、タラシヒメ。このじゃじゃ馬娘がどうなっていくのか。作者の手綱までも振り切らないでいてくれるとよいのですが(笑) ありがとうございました! 今年もよろしくお願い申し上げます! >上野文様。コメント&ポイントありがとうございます。 え、ヲウス、厚遇されていますか? いや確かに以前レスで厩戸編は日本書紀ベースと書きまして、たいていはそうなのですが、ヲウス部分についてはどちらかというと古事記ベースだったり(おい)。だって、日本書紀のこの部分はあまりにつまらないのですもの(笑) ま、まあ、東国に縁があるということと朝廷に利用されまくっているという部分くらいしか共通項がないかも知れませんが……。 そうなんです、ヲウスの息子さんっていたんですよね。そして、タラシヒメは義姫に負けず劣らずのぶっ飛び姫ですからね〜。どうなることやら。 さあてガツンと玉砕しないよう頑張りたいと思います。 ありがとうございました! 今年もよろしくお願い申し上げます! >水芭蕉猫様。コメント&ポイントありがとうございます。 またまた群神にお付き合いいただき感無量です。 もちろん、古事記も日本書紀も関係なく楽しんでいただけるものをと思っております! が、まずい! 登場人物相関が分かりにくいですか。いえ、そうなっちゃいそうな予感はうすうすしていたのですが(おい) あ、でも、基本、あとがきに書いてある人たちさえ押さえておけばストーリー的には問題ありませんので――って、そんなことじゃダメですよね。 本当はもっと一人一人のドラマをちゃんと描きこむか、思い切って切るところは切ったほうがいいのでしょうが、それがついついできない私……。読みづらい点、申し訳ありません。 ありがとうございました! 今年もよろしくお願い申し上げます! | |||
玉里千尋 | |||
こんばんは、玉里千尋様。上野文です。 御作の続きを読みました。 んー、ヲウスさんは厚遇だと思いますよ。私の中での古事記のイメージが強いのかもしれませんが、何をやっても親族には認められず、愛するものを悉く失っていった男ですから。平穏無事な姿が見られるだけでも…と思いきや、ナカツさんがTT 史実でも親父と嫁と息子に出番を奪われて影が少なかったのに、群神ではもっと扱いが悪かったでござる>< という悲鳴が聞こえてきそうだ。…キュリー夫人の夫の名前とかたいてい忘却の彼方だもの、ふ、不幸なり。なんて風に感じました。 最近親戚が集まる機会があったのですが、この後のタラシヒメさん大活躍! の際に準備した塩田の遺跡が、親戚の近所で見つかったそうです。タラシヒメさんと息子さん由来の伝説はいくつか残っているようなのですが、追跡可能な日本史の最果てでしょう? ちょっとロマンを感じました。 ……ところで、ヒタカミの立ち居地が微妙に変わってきているような。そこらへんが少し気になりました。ではでは、続きを楽しみにしています。 | |||
上野文 | |||
続き読ませていただきました。中々緊迫した展開で次が待ち遠しいです。 スクネさん、むっちゃ頭が切れますね。予想外の出来事にああも的確な対処できるなんて流石です。長年スパイやっていただけあります。 また、タラシヒメもただのじゃじゃ馬なだけでなく、中々肝の座った人でした。まだまだ出番が続くようなので、もっと注視していきたいと思います。特にクマソの女性は悲劇的な運命をたどっているように感じるので、タラシヒメの今後はどうなんだ、ということが気になっていたりします。 前の巻というと、『玉水の巻』ですよね。そういえば僕はその巻の途中から読み始めた新参読者だったのでした。クマソのことは気になるので、前半の方も時間に余裕ができたら読ませていただきますね。ではでは。 | |||
白たんぽぽ | |||
お久しぶりです。年に一度は極端に弱る日がやってくる木沢井です。そして只今その周期がやって来ています。 最後に拝読してから随分と間が開いてしまいましたが、それをあっという間にストレスなく読めました。これだけでも敬意を表したいくらいでございますが……ええ、取りあえず申し上げたいことを整理しなくては。 中学から高校時代の龍一が、笑えばいいのか悲しめばいいのか、何とも複雑な気分にさせてくれますね。あの生い立ちからすればとんでもなく幸せなはずなんですが、ぶれないというのはこういうことなんですねぇ。脆弱な人間代表の当方と致しましては、羨望さえ抱けません。 ニニギ、驚くほど味のあるヤツになりましたねぇ。そして再び語られる古代日本、つい先日まで地元の図書館で郷土資料室に籠りっぱなしだったせいでわくわくしながら頭に入りました。といいましても、私が調べていたのは中央から離れた場所でございますが。 いつの時代も、こうした人間ドラマは繰り広げられていたんだろうなぁ、と思う一方、玉里様の人間模様とか愛憎劇(?)は、いつも拝読していて生々しさを覚えています。 いっちょまえなことを述べますと、自分ならどうだろう、と思わされる、考えさせられる小説及び作家の皆々様は大好きです。ああ、久しぶりにまたいい経験ができているなぁ、という喜びと感謝を込めて、座布団をば。 以上、台所の窓枠から大量にカイワレっぽいものが生えてきて驚いた木沢井でした。植物って逞しいですねぇ。 | |||
木沢井 | |||
>上野文様。コメントありがとうございます。 ははは。すみません、ナカツさん、初動シーンでこんなんなってしまいました。まあ、バカ殿な感じは払しょくしているつもりなのですが。不幸体質は変わらじですね。 ほう、タラシヒメが作った塩田ですか。すごいですねー。そっかあ、本当にいたんだ、なんて今更ながらに思ったり。 群神でも、ニニギ編は神話風で、登場人物ものちに神様になったりしていますが、タラシヒメ以降は人間の歴史扱いにしています。 ヒタカミですね。ヒタカミは当然今後も重要な位置を占めていきます。確かに時代変われば、立ち位置やヤマトとの関係も変わっていくだろうなと思います。 ありがとうございました! >白たんぽぽ様。コメントありがとうございます。 頭が切れるキャラを書くのは自分がそうでないだけに難しいのですが、なんとか表現できていましたでしょうか。 そうですね、タラシヒメはクマソとヤマトの血を、ナカツはヒタカミとヤマトの血を引いていたわけですが、残念ながら結ばれませんでした。 残されたタラシヒメの今後も、よろしければ見守って下さいませ。 はい、玉水の巻の第一章と第三章が、古代編の始まりに当たっています。オシヒが何故クマソにいるか、なんてことも描かれていたりしますので、お時間があれば覗いてやってみて下さい。 ありがとうございました! >木沢井様。コメント&ポイントありがとうございます。 いやあ、本当にお久しぶりですね! どこかでまた修行でもなさっていたのですか?(笑) 弱る周期に当たっているのに、本作をまた読んで頂いて大変嬉しいです。ストレス与えなくてよかったです、マジで。 龍一は確かにぶれないですね。それがいいことなのか、悪いことなのか。キャラ的には成長や変化がないじゃないか、と言えなくもなく、問題がないわけでもないのが悩みの種。彼は相当特殊な人種であるのは間違いありません。うん、でもやっぱり人間ではあるのですが。 ニニギが、ちょいと大人しくなりすぎじゃないか、という意見もあるかも知れませんが、まあ長い目で見てやって下さい、神様だけに。 文献に残るのは、どうしても中央のものが多くなりがちですよね。しかし群神もヒタカミなど地方にスポットを当てたいという狙いはあります。 そしてやっぱり書きたいのは、人間そのもの。もちろん、脚色はありますけれど、それによって逆に人間の真実を描き出すというのが、フィクションの醍醐味だと思いますので、試行錯誤していきたいと思います。 窓枠からカイワレ……っぽいもの? 相変わらず不思議空間に住んでおられるようですね。お変わりなさそうでホッとしました(笑) ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
最新話、読ませていただきました。 穴の描写が不気味で、得体のしれない恐ろしさを感じました。あそこに至る臨場感は珠玉でした。自分はそれに鍾乳洞的なものを思い浮かべ、その道程に空気の冷え込みを読んでいて感じました。 この穴、なんか淵と関連してそうですね。それが人の手でどうにかできそうにない、壮大な何かを感じさせる所がとても似通っています。 それにしても蘇りですか……、白鼠の話では、どうもタラシヒメのことを覚えていたようですから、もし二人が何かしらの形で蘇ってきたら、どんな混乱が起きるか、怖いですね。 タラシヒメ、結局自分の願望は叶えてしまったわけなのですよね。もちろんそれに至る道筋は平坦ではなかったですし、これからも大変そうですけど、タラシヒメならこれからもそれを軽々乗り越えていけそうな強さを感じました。 一応の一段落がついたような、まだ一波乱ありそうなような、そんな感じで、次が待ち遠しいです。そろそろ厩戸の解説が聞きたいような、まだ激動を見ていたいそんなジレンマがあります。続きがんばってくださいね。ではでは。 | |||
白たんぽぽ | |||
おはようございます。先日奈良は東大寺で鹿に囲まれて焼き芋食ってきた木沢井です。冬の鹿は侮れないですよ。コートのボタンを食い千切られそうになりました。 引き続きドラマは順調に進行しているようですねぇ。遂にタラシヒメと結ばれたスクネですが、タラシヒメ以外にこの事実を後世に伝えた人がいたのかもと想像しましたら、人の口に戸は立てられないなと身に覚えがないはずなのに戦々恐々としてしまいました(笑)。秘密は作らないに越したことはありませんね。 現代編に登場していた『淵』にしてもそうですが、この穴というのも、『振り向いてはいけない』だとかの何ともいえない恐怖を煽りますね。先日は大仏殿にも足を運んだのですが、何とも言えない清々しい空気がありました。あの空気とはまた違うものが漂っているのでしょうねぇ。穢れているのに神聖、このような話に触れますと、やはり民俗学的な要素が頭に持ち上がりますが、でもそれが『黄泉』に繋がるかというと……ううむ、下手の考え休むに似たり。ここは大人しく続きを心待ちにさせていただきます。 ネズミが蛇に転生……した、のでしょうか? 動機は浅いんですが興味深い展開ですね。この先も絡んでくるのかどうか注目しています。 以上、縁あって大仏の蓮華座に触れてきた木沢井でした。私の人生でも指折りの貴重な体験をしてきたような気がします。 | |||
木沢井 | |||
>白たんぽぽ様。コメント&ポイントありがとうございます。 さすが鋭いですね! 穴は確かに淵に共通するものがあります。いわく説明しがたいところなんかも。それから淵の入口にはヒノキの板で作られた「ひ」という窓があるのですが、実は穴の入り口近くにも「ヒの岬」という場所があったり。ええ、ヒノキで作られた「ひ」の窓、これは単なるダジャレじゃなかったんですってば(笑) そして、黄泉といえば蘇り……だ、だから、ダジャレじゃ……(汗) そうなんですよね。最終的に自分の思いどおりにしてしまうタイプっているものですが、それがタラシヒメなんです。 スクネも強い人間ですが、タラシヒメはまた別な強さをもっているという設定です。 厩戸の解説ですか。わははは! ……ヤバい、構成丸見え? この度は色々とお気づかいなども、ありがとうございました! >木沢井様。コメント&ポイントありがとうございます。 いいですね、焼き芋! 鹿も焼き芋を食べるのだろうか? そうなんです、意外にこれが順調に進行していたり(笑) そして私も書いている最中ふと思いました。こんな生々しい事実を誰が後世に伝えたんじゃ? と(笑) いえいえ、このとおりに当事者やその周辺が漏らしたのではないはず。これも所詮は「伝承」ですから、断片的な事実を推測と想像で補っているわけです。それにしてもやはり壁に耳あり、ですね。 穴や淵って本当になんなんでしょうね(オイ) でも、けっこう穴なんて、身近にぼこぼこ開いているかも知れませんよ〜? いつも有意義な休日を過ごされているようで、だらけた我が日常が恥ずかしいです。 ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
どうも、鋏屋でございます。 よ…… ようやっと、追いついた…… まあまあ忙しくて忙しくてなんにもできない自分ですが、伊勢への社員旅行中スマホで読みまくり、ようやっと追いつきましたw ニギギの語る昔話もコレで終わりかな? しかし長かったっすね。いや、内容は濃くて面白かったです。決してイヤじゃありませんよw この話の流れが現代にどう繋がるのか、今からワクワクしてますからw タラシヒメやスクネの子孫? いや、子孫じゃないか…… なにか彼らに繋がる何者かが出てくるのかな? 出てきたらいいなぁ それにしてもこのお話、全く終わりが見えてこないですね。こうコンスタンスに一定のペースで一つの物語を紡げる人は尊敬しますマジでw 文殿もだけど…… 私はどうも飽きっぽくてダメだ。 おまけに現在どスランプ中だし…… リハビリに1こお話書いてるんですが、なかなか上手く書けずに苦戦中です。まだ3話で200枚程度しか書いてないから、投稿できないです。もうちょっとブラッシュアップして書きためてからになるでしょう。 ちぃ姉さんの計画性と着実さが心底うらやましい鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
こんにちは。新しく借りてきたCDに聴き入っている木沢井です。新鮮な気分になれて幸せですよ、ええ。 幸せと申しましたら、御作の続きをを拝読できることもそうですね。ニニギが聖徳太子(厩戸)の口調とかを真似て龍一に語っていたのかと、本編とは全く関係ないところでも楽しめました。 おおっ、厩戸が民族自決(だったかな?)を唱えている。この時代の、それも相争う時代に生きてる人々にとって、中々受け入れられない思想だったんじゃなかろうか、などと貧しい頭を捻りつつ、それでも自分を曲げずに『和』を求め続けたんだろうかと想像していましたら、私の中で厩戸の株が急上昇いたしました。飛鳥寺に行く機会でもありましたら、その際は必ず詣でていきます。 タラシヒメは個人的に気に入ってしまったキャラクターですので、できたらスクネと一緒に生まれ変わるか、過去編で再登場してくれると嬉しいかな、などと思ったりしつつ、次章をお待ちしています。 以上、庭の琵琶が実をつける前に新しく苗木のようなものを作っていたことに驚いた木沢井でした。何のために世話をしていたと……。やはり自然を思うようすることはできないということでしょうか。 | |||
木沢井 | |||
こんばんは、玉里千尋様。上野文です。 いつかは書いてみたいと思うものの…、やっぱり歴史小説は書くのも、そして、感想を書くのも難しいですね。 有名な「日出る処の天子…」があるため、厩戸皇子の民族自決観も違和感なく、『まさかこう絡めてきたか』と感嘆しました。 が、来目皇子の病死理由が「実は出兵反対のハンガーストライキだったんだよー!」と解釈されるのは、違和感を感じずにはいられませんでした。 過去時代の人間は、現代の価値観では動いてはいません。厩戸皇子の価値観は勿論の事、「半島には介入しませんよ」という作中における彼の国家戦略も、日本国内がまず大事という来目皇子の考えも、現代の私から見ても両手をあげて頷けるものです。 しかしながら、当時の半島情勢…、新羅高句麗百済の状況を鑑みた上で、厩戸皇子がこのスタンスを進めれば、「同盟国百済を見捨てちゃいますね♭」になっちゃいます。日本は百済を見捨てられなかったこそ、白村江の戦いがあって、守りきれずに百済は殲滅されます。 結果的には、これで半島との縁が切れ、日本も無駄金を浪費することなく自国の興隆に力を注げました。 が、それは結果論から見た後世の目です。新羅の圧力が百済や任那を押しつぶそうとして人死が出ている時代に、討伐軍の総大将が不慮の病死ではなく、自主的に主力諸共ハンストで死んじゃいました。では、まかり間違えば、『日本が弱ったのはチャンスだ、新羅+高句麗側は、この機に任那や百済(&斜め上で本土)に攻めこむぜー』という国家危機を招く可能性が大きく、その選択は将帥として墓穴を掘りぬくような悪手です。このアレンジは、個人的には納得のいかないものがありました。 さて、辛いことも書きましたが、日本史上に残る女性武将の苛烈な生涯を、スクネや時代に絡めて非常にダイナミックに描かれ、圧倒されることしきりでした。 作中で描かれたタラシヒメの行動は問題も多いんですが、こう人をひきつけるような魅力があって、ぐいぐいと一緒に読み進められたんですね。 大変面白かったです。 過去編も一段落して、ここからがメインパートでしょうか? 続きを楽しみにしています。 | |||
上野文 | |||
>鋏屋様。コメント&ポイントありがとうございます。 忙しい中、読んで頂き、本当にありがとうございます! ……そうですよね、長いですよね。そして次章はもっと……あわわ(汗) 現代とのつながりは、ええ、つながっていることは、いるんですが、この章が果たして本当に必要だったのか、少し疑問を感じているところでもあったり。 この小説、脱線ばかりといえなくもないですから。 いえ、でもやっぱり必要だったのだと思おう!(おい) 終わりは……はい、終わり方は決まっているんですけどね。終われるかな……。 いやいや、計画性があったらこんなダラダラな話になっていないし、着実さがあったらドロップスも続けられたはずですよ。 鋏屋様の新作も読ませて頂きますね。 ありがとうございました! >木沢井様。コメントありがとうございます。 ニニギが、どうやって厩戸の話を語っているか。モノマネですかい! ――という突っ込みを待ってました(笑) ええと、これはですね、モノマネではなく、再現です。ニニギは、厩戸の語りを現在に蘇らせておるのです。VTRのように画でではないのですが、ニニギの記憶を龍一に感得させているんです。何故そんなことができるのかって? だって、神様だから。……す、すみません。聞いてないよとか、怒らないで下さい〜。確かにこの辺の違和感を払拭させるため、一文でも説明を入れた方が良かったかも知れませんね。でも、突っ込まれたかったんです(笑) 結構、ニニギってボケだと思うんですよね。 実際に聖徳太子がこういう思想を抱いていたか、というのは知りません。たぶん、こういうふうではなかったでしょう。でもいいんです、だってこれは群神の厩戸なんですから……と開き直ってしまいます、ごめんなさい。 タラシヒメを気に入って頂け嬉しいです。彼女は割に現代キャラに通じるものがある女子になっていたかなあ、などと思ってみたり。 木沢井様の庭には色んな生きものが住んでいそうですね。 ありがとうございました! >上野文様。コメント&ポイントありがとうございます。 来目の部分はやはり違和感がありましたか。そうなるんじゃないかと危惧はしていたのですが。こういう部分はきっちり書いて説得力を持たせるのでなければ、中途半端に書くべきじゃないですね。反省、反省。 ただ、群神に出てくるキャラクターは、やはり群神仕様なのです。具体的にいえば厩戸は……いや、言い訳がましいことはやめておきましょう。作品で納得させられなかったことは確かですから。今後、精進したいと思います。 上野様の記載、大変に勉強になりました。 また、タラシヒメをお褒め頂き、ありがとうございます。でも自分的にはスクネ萌えですね(笑)こういう、疲れた中年男の魅力を描きたいというのが、スクネ編のひそかな目的だったり。 あれ、そういえば群神のメインってどこでしたっけ(おい) 次回更新は少し先になるかも知れませんが、またよろしくお願いします。 ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
合計 | 11点 |