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てっきり完結かと思ったら、なんとまだまだ続くんじゃよ、と500枚オーバーの巨編になっていた――という感想には理由がありまして、自分は推理小説を邪道な読み方をするのです。ええ、オチから先に見ます。そういう楽しみ方が染み付いております。ジグソーパズルを作る時と同じで、最初に完成型の例題があって、それを見ながら組み立てていく――そういう感じで推理小説を見ています。 だからこれまで感想書かなかったのですが、完結したと思ったらなんとまだ続くみたいな。でもせっかく読んだから感想書こうかと。 といっても有意義な感想が書けません、いわゆるここのトリックが甘い、とかここの伏線の仕込みが甘い、とかそういう具体的なのはいえませぬ。自分、推理小説は読むのは好きですが、詳しいこと語れといわれると完全に門外漢なのです。有栖川有栖さんの著作は結構な数を自分も読んでおります(著者本人の名前をつけられた作家のキャラが活躍するシリーズが好きです)。読んでおるのですが、ドイルやクリスティーのような古典を把握していないし、書いたことのないジャンルに具体的なことなど言えませぬ。ただMI6やCIAやモサドが活躍するスパイ小説がミステリに含まれるなら得意分野で大好物なのですが、あまり一般的ではないのかも。 あと例外でジェイムズエルロイが超大好物。暗黒のLA四部作って言われるシリーズは何度か読み返していますね。あの無機質でどろどろした文体を見ると、ドーパミンがたくさんでてきます。 さて肝心の感想。 翻訳小説の語り手みたいなソリッドな文体だなぁと思いました。ここからちょっとした柔らかさと女であるって文字情報をスポイルすると、まんま男のハードボイルドなんでしょうな。冒頭付近で生理に苦しむとか生活が不規則で月経が乱れているとか、そういうシーンをぶっこむと女だって印象が強まるのかも。荒っぽいやりかたですが。 文体から勝手に主役の容姿を想像すると、パンクロッカーみたいな極端なアシメトリーをして、絶対にスカートは選ばないって感じでしょうか。きっと目元のメイクはパンダみたいに濃いですよ。 それとこれは自分がキャラ小説の書きすぎで感覚が麻痺っているからなんですが、蓮見とその仲間のキャラが濃すぎて、容疑者候補たちのキャラ印象が薄いような。 あと作者からのメッセージと本文の内容から余計な詮索をするのですが、助手役の春川なる人物が、性別は違うながらもコーヒーCUPさんの投影でしょうか。 そして蓮見って自立心が強くてちょっと世間を斜に見て、友人関係を絞っている猫タイプの娘っ子はコーヒーCUPさんの好みのタイプでしょうか。 それでは、完結したら、また感想書きにきます。 | |||
akisan | |||
ふー、ようやく追い付きましたぞー! うむ、ここまできて、やはり真犯人はあの人なのかなと思っておりますが、間違っていたら恥ずかしいのでまだ言いません。 いやあ本当に大事件ですな。盛りだくさんすぎるという気がしないでもないですが、基本に忠実に進んでいるので安定感があります。 それに文章が流れるようで読ませますね。うまい。うらやましいです。 他にも色々感想はあるのですが、ミステリの途中での感想は難しい。しかし読むのは充分楽しませて頂いております。 あと二回、楽しみにしていますね! | |||
玉里千尋 | |||
akisan様 どうもです。なるほどオチから読むタイプですか。結構いらっしゃいますね、そういう方。けど決して邪道ではないでしょう、それも楽しみ方の一つのなのでアリです。ただ作者からすると「意地悪」と言いたくなります。なんせあら探しをされている感じがするので心中穏やかではいられないんですよ。 自分も古典作品はあまり読みません。読まなくてもオチを知ってるやつが多いですし、翻訳物だと文章がふるくさくて読むのに苦労したりするので、読むのは現代ミステリばっかりですよ。 スパイ小説は読んだことがないですなあ。 女らしさが少し足りないというのなら、やっぱりかあと。それはこの作品を連載し始めてすぐに指摘されたことでしてして、自分としてはそれからは気をつけていたつもりでした。その文章のやわらかさというのはその産物ですね。 自分はちょっとキャラの濃いものは読まないことがおおいので、キャラの味が薄いかどうかさえ分からないんですよね。ええ、けど確かに蓮見のせいで周りが霞んでる感じはしましますね。 春川は投影ではないですよ。あれは自分は想像する「一番存在して欲しい理想の人間像」です。ちょっと自分とは離れてますよ。蓮見のイメージはスカートをはかない、というのはまさにそれですね。自分のイメージだと黒髪のアヴィリルラヴィーン。 ではまた。よければ次回も読んで下さい。 玉里千尋様 なんと言えばいいのか……とにかくお疲れ様です。最近は一回の更新分が40枚から50枚と多いですから、読んで下さってる皆さんには本当に感謝してますよ。読んでくれるだけではなく感想までつけてくださるんだからもう感涙ものです。 さて、その推測が外れていてほしい。ここまできて「あたったぜ」なんて言われるのは嫌なんで。けどもう自分にはどうしようもないのでw。あとはハスミンに任せます。あいつがどうにかしてくれるでしょう。 基本に忠実というかベタ中のベタを突っ走っているだけですけどね。 そうですね、あと二回、せっかくこんなに長い間付き合わせてしまった皆さんを失望させるような真似だけはしたくないです。できれば楽しませたい。 それでは。よければ次回も読んで下さい。 | |||
コーヒーCUP | |||
ラスト一行に思わずええっ!と叫びそうになりましたが、なるほどそういう展開もアリかなと思い直しました。 うん、cubeの組織内容がやや曖昧模糊としていましたから、cubeの謎イコール事件の謎だろうとは思っていました(負け惜しみじゃないですよー)。さて、一応有華は当たっていたと言えるのかな。 それにしても毎回きちんと盛り上げて、シメてくるのは、さすがですね。次々と新たな謎を仕掛けて最後まで飽きさせないなあ。 次でいよいよ全てが明かされるのでしょうか。心待ちにしています! | |||
玉里千尋 | |||
どうも、鋏屋でございます。続きを読ませていただきました。 数回不義理をしてしまいすみません(汗っ)いや、でもかかさず読んでおりました。蓮見が事故したときは「コーヒーっ!!」って叫んだ事をここに告白www 怪しいと思っていた有華だけど、あそこまでの悪女っぷりというか、焦りぶりが良かった。ここまでの彼女のたち位置から一転して、蓮見に暴かれ転落していく姿が痛快でした。文句無しに面白かったッスwww しかし、この面白かった物語も次回で最後と思うと寂しいです。できればまだまだ続いて欲しい。そう思うぐらいはまっています。 次回のラストも超期待で待ってますwww 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
玉里千尋様 そのリアクションが欲しかったあ! はい、落ち着きました。そうですね、本当にラスト一行はちょっと驚かすつもりで入れました。入れるかどうか相当迷ったんですよ、あれ。入れたら大ヒントになるよなー、けど入れた方がシメ方がいいよなーとか、そんな問答があったことを晒します。 組織の謎=事件の謎というのは大当たりですね。てかそうじゃないと“cube”なんてややこしい組織だしませんし、タイトルが“CUBE”なわけもない。全てはあの組織と関係するんです。 毎度楽しんでいただけてるのは嬉しいですが、問題はこの最終回を楽しんでいただけたかどうかです。どうでしたでしょうか? それでは感想ありがとうございます。最終回も読んでやって下さい。 鋏屋様 不義理だなんてとんでもないですよ。ただでさえ更新枚数が多いのに付き合っていただけてるだけ感謝感謝です。 まあ、事故の場面は読者からクレームくるんじゃないかと思ってましたよ……。いや実際自分もビックリした! あそこで蓮見が事故るとは!(当初の予定ではもっと早めに事故ってました。それがどういうわけかちょうど[中]が終わると同時に事故るという、見事に切りの良い感じになってしまたのです) 前作(『女王の剣』)の時もそうでしたが容疑者が変貌していくシーンというのは、書いてて非常に楽しい! ものすごく楽しんでます、自分。今回は前作ほど面白くなかったですが、それでもかなり面白かった。 そう言っていただけて嬉しいです。ただぶっちゃけ自分がこの作品を書き終わると同時に思ったことは「もう明日から『“CUBE”を書かなくていいんだ!』というものでした。(まあ蓮見はまたどっかで会えると思います、多分) それでは感想ありがとうございました。最終回も読んでやってください。 | |||
コーヒーCUP | |||
読みにきましたョ。※オチに触れるので、最初に感想読むタイプの読者さんはきをつけてください。 前回コメントした通りにオチから読むタイプなのですが、前回途中まで読んだので、今回は流れの通りに読むことにしました。ついでに前回読んだときに、せっかくミステリーだから推理をしてみようと思って、推理をしてから読みましたぜ。 結果は『主』の正体は的中でしたけど、なるほど焼死体がDNA鑑定できないぐらい焼けていればそうもなるか、これはやられたなぁという感じでした。大量にミステリー読んでらっしゃるみたいだから、警察の捜査能力を下げて相対的に探偵役を凄そうに見せるという演出を嫌がっているのが感じられて、非常に好感度が高いです。 主の正体に関しては、推理というよりは、この物語を簡素なプロットに戻してから、読者側がどういう感情の流れになるのか逆算して、なおかつ噂を流すという作業をメインで行えるポジションにいるキャラは、長年同じ位置に在籍する大人しかありえないと思ったからです。校風や入学してくる生徒の傾向を事細かに把握してないと、どれだけ優秀でも噂の柱になりようがないですからね。的外れな情報や、感情論が先に来てしまう情報では、信憑性ががっくり落ちてcubeという組織そのものが長年継続できるはずがないですから。それにメンバーの秘匿性の高い組織ならば、学生という三年周期で変化するパーツに司令塔の役目は果たせませんもんね。業務の引継ぎ大変そうだし。 というかこれで『主』の正体が学生だったら興ざめしていたかも。だからこそよく出来ていて面白い物語でした。 以下は一読者としての私情というか希望です。賛否両論、もしくは的外れになる可能性は高そう。でも完成度高い物語だから言いたくなったということで、耳障りなら聞き流してくだせぇ。 大人側である婆さんや警察サイドに、もう少し大人のずる賢さや汚さを感じさせて欲しかったです。あと盛り上げる演出がコーヒーCUPさんのリアル年齢がそのまま繁栄されていて(確かまだ大学生さんでしたっけ?)ちょっと青臭いかな。ラノベみたいに青臭い物語ならむしろ良い点というか羨ましいんですけどね。 それと、これだけページがあるなら、情報の出し方によって読者を翻弄することのウエイトを削って、動いている人間たちの中身にもう少し踏み込んで欲しかったです。動機にこだわった、と作者コメントにあります――だとしたらその動機の信憑性を高めるためにキャラたちの地盤と脇を固める必要があるのではないかなぁ、もったいないなぁ、というのが正直な感想です。どれだけミステリとしての技量が高まっても、肝心の人間の相関関係がおろそかだと、ミステリへの興味が薄い人だと途中で脱落するんじゃないでしょうか。 | |||
akisan | |||
連載お疲れ様でした。ミクコレクション壊すって言うから逃亡生活を続けていた神夜です。 更新される度に「読みてえ」と思いつつも、しかし時間が取れずに読めなかった。が、今日見たら完結してた。だから全部投げ捨てて、全部読んだ。この後、この数時間が多大な影響を及ぼすけどまぁ何とかなるだろ。とりあえずこれも完結したし、過労死したら過労死したで本望だ。ありがとう。 さてさて。素直に面白かった。本当に面白かった。久々に登竜門で心から楽しめた。ありがとう。前にも言ったけど、推理モノは読まない。それ故に、特に深い推理などもせず、「こいつなんじゃね」「こうなんじゃね」と思いながら、成り行きに身を任せてただひたすらに、読んでいた。結果的には「最初から出ていて、なおかつ怪しそうな奴」と単純に考えたら犯人は「有華」だった。まあそのまま来ないだろうなあと思っていたけど、良い具合に逸らし、なおかつまとめてくれたことに盛大な拍手を。バットを振って真芯で捉えたと思った瞬間に玉が消えてミットに突き刺さり、なおかつそのまま審判まで吹っ飛ばしてくれたかのようだ。 なんか読んでて、ストーリーの大筋とかとは関係ないところで、小さな疑問というか何と言うか、所々の表現に小骨が喉の奥に刺さったような気になったけれど(前に言ったピースの形が判り難いとかそういうの)、それらを綺麗に払拭し、なおかつ着地してくれたからもういい。 楽しかった。面白かった。何年ぶりだ、登竜門でこんなにわくわくして、完結が待ち遠しく、しかし完結してこの物語が終わって欲しくないと思ったの。時間が取れたら、また最初から読み直すよ。そうしたらまたどっかに感想書きに来る。起承転結の最後まで知って、なおかつ最初から読めば、たぶんきっと、ちゃんとした指摘が出来ると思う。いつになるがわからんがね。 さて。ところでこれの続きがあるかもしれんのか。それは楽しみだ。是非連載になったら連絡をください。この物語が終わった今、数日とか週一置きで登竜門を覗けるかどうかわからん。何とか連絡くれ。ただし自分のメアドは乗せないし昔あったHPは消したし、連絡手段は自分が時たま出没する某方の某BBSしかないけど、噂流せばいいんじゃね。したら自分が食いつくよ。鋏屋さんとかがきっと騒いで届かしてくれるだろう。 では、純度の高い物語をありがとう。カフェオレさんの次回作を、楽しみにお待ちしております。 ところでカフェオレてめえ、コレクションに手出したら噛み殺すぞ。 | |||
神夜 | |||
こんばんは。完結おめでとうございます。 いやー面白かったです。「下」を今朝から読み始めたんですが、気になって読むのをやめられなくなり、仕事中にこっそりスマートフォンで(以下自主規制)。動機といい、犯人の正体といい、まさに「意外な結末」というのが見事に決まった終わり方で、素晴らしかったと思います。 ただ、気になった点がいくつかありまして、まずは先ほど褒めたばかりの動機です。ストーリー的には非常に面白かったんですが、地位も名誉もある「主」がこの動機でここまでの大犯罪やっちゃうかなあというのは現実的には引っかかるところで、むしろこの動機なら主犯は若者のほうが説得力があるかなと思いました。それから、大きなキーの一つになった「録音」なんですけども、ここは屋上の場面での実際の台詞と合わせておいて欲しかった気がします。(読者としてはそのほうが、「あっ、見落としてた!」という感じが強まって良いと思います) あと、誤字脱字が多いのは残念。特にスマートフォンのアプリ使って縦書きで読んでると、本物の読書にかなり近い感覚なので、ものすごく目立つんです(紙に印刷してチェックする、のに近いですね)。「手には手を」とか、さすがにおいおい、と突っ込んでしまいました。 しかし、去年書いた感想見てると、ちゃんと「有華ちゃん怪しい」って書いてるのになあ。その後の展開で、違う方向に考えてしまって無念です。色々書きましたが、なんだかんだ言って蓮見レイという人物を創造した時点で勝ちだと思います。「とても良い」とさせていただきました。 | |||
天野橋立 | |||
お疲れ様です。ひそかに毎回読んでいました。長い作品になりそうだと感じていたので、途中で挫折するかもしれないと心配になりながらも、見事最後までやりきりましたね。おめでとうございます。約8ヶ月も、中々やれるものじゃありません。感服致しました。 と、前置きはこの辺にして、作品の感想を。誤字脱字の多さ、文章の整合性のなさ、表現の曖昧さ。荒削りもいいところです。けれど、その中に光るモノはあったし、何よりも魂がこもっているのを感じたので、読み続ける事ができました。先の展開も気になったしね。いくら綺麗な文章でも面白くなければ意味がない。中身のないイケメンよりもしっかりと頼りがいのあるブサメンを私は選びます(なんのこっちゃ)楽しませてくれてありがとうございました。 | |||
毒舌ウインナー | |||
ふはは。途中からドロンしてた水芭蕉猫ですにゃーん。拝読しました。 完結おめでとうございます! お疲れ様でした。 しかし読むのも長かった……後半二時間くらいかかりましたが、どうにか読み終わりました。ところどころ読み逃してる部分があるかもしれませんが、面白かったです。えぇ、普段ミステリなんて商業でもまったく読まない私が言うのだから間違いありません。途中でドロンしてそのまま読むの投げ出そうかなとか思ったこともありましたが、それでも私は帰ってきたぞセリヌンティウス(おい)いや、皆さまのおっしゃる通り面白かったのは間違いありませんよ。 神夜さんと同じで、ミステリ慣れしていないためその場その場でこいつじゃね? とか思ってましたが、まさか学園長が……というのはまるきり(というのは語弊があるかもですが)想定外でした。有華ちゃんは表面がキャラ的に蓮見と春川の次くらいに好みキャラだったので、犯人だったのは嬉しいような寂しいような……。ともあれ、ミステリアレルギであり野球アレルギである私が読み切れたのは流石としか言いようがありません。またハスミンが主役で読んでみたい。そんで次はもうちょっと春川嬢との絡みがあれば最高だと思います(キリッ それではにゃーん。 | |||
水芭蕉猫 | |||
完結おめでとうございます! さて、ずうっと楽しませていただいたのですが、以下はそれを踏まえてあえて私なりに気になった点もいくつか上げつつ。でも私の理解力不足とか読み込み不足、あるいは勝手な好みによるものなのでサラッと流してくださいね。思い入れの強い好きな作品なのであえて書かせて頂きます。 うっふっふ。主の正体はキッチリ予想通りでしたぞ〜。やっぱり卒業生というところで怪しさ満点でしたね。こういう組織の維持は移り気な青二才にはとうてい無理だろうと思っていました。だいたい高校生の一番の関心事は他人を支配することなんかじゃなく、恋と友情なんだ。いえ、コーヒーCUP様は違かったかもしれませんが、少なくとも私と周囲のおバカメンバーはそうでしたね。噂話は大好きでしたが、それはあくまで自分の興味のある範囲でのことですから。あとは主という名称や情報や行動の自由度なんかはハスミンの推理どおりです。そして全校集会での謎解きというところから、ハスミンの性格上、未来ある若者を大勢の前で捕まえるということはしないだろう、やっぱり犯人は婆さんだ! と思ったのですが、これは読みが外れたようですね。 でもさすがに、死んだはずだよ〜茜ちん♪とは思いもよりませんでした。犯人は二人、ならぬ三人だったとは。香月麻由美は多分殺されているだろうとは思っていましたが、ここでとはね。でもそれなりに伏線もあったので、ちゃんと「やられた感」はありました。(でも小野のピースの意味は二で、それが二番目の被害者を意味するっていうのは、かなり分かりづらいメッセージの気もしますが、頭のいい人には十分なんでしょうな) 逆に有華は状況的に一番予測可能だったものの、あの性格についての情報は少しだけでももっと前にほしかったかも。たとえば中学のころは勝気でイジメに加わったこともあるけど、高校に入って茜と付き合うようになってからはそんなこともなくなった(実はもっと巧妙に陰で隠れてやるようになった)とか。 主の動機がいまいち腑に落ちない印象でした。一つには私の描いていた主の人物像と違うせいかもしれません。なんだか性格異常者の茜に振り回されている感じ? 私は主は自分の手を汚さず全て周りの人間を操ってことを進めているのだと思っていたんです。他人を操ることに快楽を感じるタイプだと。だから挿入された快楽殺人者の独白は主のものだとおかしいなあと感じてはいました。支配者は自分の手を汚したがらないものですから。つまりポアロの「カーテン」タイプの犯人だと考えていたのですね。そうでないとしても、うーん、有華と茜を始末しちゃったほうが口封じにもなっていいんじゃないかと思うのですが、これも読み込み不足かも……。 あとはこの枚数ならもう少し人間像を突っ込んで書いてほしいという希望はありました。ハスミンは十分描かれていると思うのですが、たとえば萩原と小野のカップルなどもう少し読みたかったです。いやー、萩原には死んでほしくなかったなあ。これは勝手な読者の希望ですけど、悲劇の中にも救われるストーリーがあるほうが好きなので。 cubeの存在意義ももう少し説明があったほうが私のように散漫な頭には親切かな。難しい学園経営を円滑に進めるためだろうとは思うのですが。婆さんはいったんcubeから外されたのに主になれたんですね。その辺からも、もう絶対に失敗はできないと焦っちゃったんだろうなあ、とは思います。 えー、こんな感じで書きたい放題してしまいましたが、手を入れればもっともっと傑作になると信じているがゆえのファン心、ご無礼は広いお心でお許しくださいませ。しかし初めから終わりまでとっても楽しめました。素敵な作品、どうもありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
完結おめでとうございます。読み応えのあるミステリーで、次が待ち遠しいと常に思う作品でした。すっごく面白かったです。 自分の推理としては、有華は邪悪(実行犯)ではないだろう、と感じていたのですが、そこは合っていたようでした(ただ、それが茜だとは思いつきませんでした)。また、主の正体もわかりませんでしたし、まさか殺されているのが、“cube”じゃなかったというのも、かなり衝撃的でした。ただ、事件が複数犯であるだろう、という漠然とした推理が合っていたので、そこはうれしかったです(しかし、それが可能なのが“cube”くらいなものだ、という事には考えつかなかったわけですが、これに辿りつくためには、クリアしなければならないハードルがいっぱいあったと思うので、仕方なかったかな、と思ってます)。また、ピースが2を意味しているとは思ったのですが、それは二人?なのだろうか、と考え、二番目という発想は出てきませんでした。 一番目の事件だけが、他の事件と比べて連続していない、という不自然点に気づけなかったのも、ちょっと悔しいな、と感じました。そこに気づくことができたならば、もう少しマシな推理ができただろうに、と思いました。うーん、ミステリーはまだまだ初心者なようです。 主が学園長だということに関して、結構前から伏線が張られており、そして学園長ならばその任につくに最適だとも納得できたので、主の正体に関してよく考えられているなあ、としみじみ思いました。 また、資格の強奪についても、その情報をもたらしたのが3年生だというのも、なかなか良い伏線だった、と全てが明らかになったからこそ思いました。 ただ、火事の話の推理は、ちょっとおかしいかも、と感じました。入ってきた人がいないのだから、出てきた人に気を配らないのも頷ける、と書いてありましたが、人一人が死んでいて、しかも殺人の疑いがある場合で、入ってきた人も、出てきた人も調べるのが普通なのではないか、とちょっと思いました。でも、これは推理を知った後で感じたことなので、実際はそんなものなのかもしれません。 また、死体の確認は状況証拠でしかつけられていない、という描写がなかった点(なかったはず)も、ちょっと不親切だったと思いました。本人と断定できる証拠はなかった、という事実は明記されるべき事項だったように感じました(これは、それに考えつかなかった自分のひがみなのかもしれませんが)。 そして、一番書いて欲しかったと思ったのが、主が判明したときに、香月亜由美の自殺の件について、主がどう思ったのかについてや、過去に同じような件がなかったかなどの追求です。それがないと、香月麻由美があまりに悲惨すぎるのではないか、と思うのです。復讐も遂げられず、しかも恨みに思う“cube”に利用された挙句に殺された、という結果を示されたわけですが、そこまで業の深いことをしでかした人々への罰が今回の事件の事実究明と逮捕だけでは、手ぬるいと、思ってしまいました。徹底的に傷めつけてほしかった、と個人的に思いました(特に学園長に対して)。そういうのを通して、“cube”という組織がいかに醜悪だったのか(もしくは醜悪に歪んでしまったのか)について、描写していって欲しかったな、と思いました。なんというか、このあたり全て茜の狂気の描写によってごまかされたような気がして、ちと消化不良なのです。 それと細かい点なのですが、小野夏希が襲われた後の病院での仁志のセリフ「演技でもねぇこと言ってんじゃねぇよ」は、「縁起でもねぇこと言ってんじゃねぇよ」だと思います。ここだけは、いやに気になったので指摘をばさせていただきました。 いろいろ書きましたが、それも遠慮無く2点をつけるほど面白かったからです。それほど面白かったため、こうだったらいいな、などと妄想した結果が上記の記述なのです。ですので、変なところは、読み飛ばしていただいて、そうかもしれない、と思ったところだけ読んでいただけると、うれしいです。 次回の連載も濃厚なミステリー世界にいざなってもらえることを期待しております。ではではー。 | |||
白たんぽぽ | |||
akisan様 お読みいただきありがとうございました。 『主』の正体は直感で分かってしまうものでしたか。まあ、意味ありげに伏線貼ったのでそこでばれるかと思っていました。できれば本編で蓮見がやった通りの過程で追い詰めて欲しかったのですが、そこまで深く読めとは流石に言いにくい。 自分はむしろ、実行犯の正体の方が分かってしまう可能性をずっと恐れていました。だからあれに対して「意外だった」と言われるのは嬉しかったり、安心だったり。あれはむしろミステリ慣れしてる人間なら一番疑ってかかるところなので。 そうですね。この話は基本的に「19歳の女が高校で暴れる」話ですが、やっぱり物語の要所要所を埋めていたのは警察や学校側、マスコミといったところで、そういうものに対しての描写がなかったのは欠落です。お察しの通り、自分の実年齢が深く関係しているのでしょう。まだ本当の意味での「大人」を知れていないと。 蓮見ばかりに目が行って、他のキャラクターに枚数をやれなかったという指摘もその通りですね。読んでいただいたのならおわかりでしょうが、一人称で出てきたのは蓮見と『主』だけですから。 指摘、感想、アドバイス、ありがとうございました。 神夜様 あの発言のせいで逃げてたのか、そいつはすまんかった。 推理物を苦手にする人(或いは敬遠する人)というのは登竜門に限らず、結構いるんですよね。リアルでも推理小説の話をすると「あー、私ミステリとか無理」と言われることは多々あります。神夜さんがそういうタイプで、けど今回の話を楽しめたのなら、これは「作者」としてより一ミステリファンとして嬉しい限り。 有華が疑われることは百も承知。だから逆にそれは利用させてもらった。あれは作者とあいてはこの上ない便利キャラだった。だけどあれが疑われると同時に実行犯への手がかりにもなるから、そこは怖かった。 神夜さんの指摘。指の形とか、『主』が焦りすぎとか……指摘受ける度に「ばれるかもしれんな」とちょっと怯えてましたぜ。なんとか隠し通せたみたいでよかった。多分神夜さんはミステリはまったら楽しめると思う。 続編はまだ構想段階。いつ形にできるかは不明さ。けど自分も蓮見はまた書きたいから頑張るだろう。ようはその時までに神夜さんが仕事をやめてればいいわけだ。おk? コレクションには手は出さない。安心せえ。 感想、指摘、アドバイス、ありがとうございました。 天野橋立様 なにもそんな「下」を一気読みせんでも……160枚でっせ……。いや本当にありがとうございます。なんかこの作品多くの人から時間を奪ったようで申し訳ない感じがする。 やっぱりミステリというジャンルですので「意外だった」「驚いた」という感想は率直に嬉しいですね。ようやく800枚の努力が報われた気分になれました。この感想のための作品でしたから。 どうも自分が気合いをいれていた動機に関しては他の方のコメント見ても空回りしたみたいで、作者的に残念です。ただご指摘の通りで返す言葉が無く、完全に「実力不足」という事実が露呈してしまったわけです、はい(泣)。 録音の場面について同じにしたつもりだったのですが、言われて読み直して悲鳴をあげました。記憶に頼った自分がバカでした、すんません、マジすんません……。 誤字脱字に関してはもう……ごめんなさい! 結局、この話は蓮見の一人勝ちなんですね。いや途中で自分も蓮見を書くというのが目的になってしまっていたので、多分それでいいんでしょう。 感想、指摘、アドバイス、ありがとうございました。 毒舌ウィンナー様 よくこんな長い作品を読んで下さいましたね、感謝します。 他の方々がオブラートに包んでいることをグサグサと言って下さるあたり、ありがたいですね。指摘の通りです。今プリントアウトして読み直していますが、まったく文章が整理されていない。同じこと何度も言ったり、変な文節で繋がっていたりと。よくこれで何人もの方が読者でいてくれたなあと、本当に驚いてます。 自分は精神論は分かりませんが、魂とかいうのではなく確かに使命は持って書きましたね。これだけの方が読んでくれた作品なのだから、中途半端に終わらすわけにはいかないという。 感想、指摘、アドバイス、ありがとうございました。 水芭蕉猫様 にゃーん。 正直な話、猫さんの感想が途絶えたときに「あ、猫さんに捨てられたなあ」と思っていたんで、最後に感想くれてありがたいとともに、むっちゃ驚いた! まさかの一気読み! お疲れさまです。お忙しいのにマジ感謝してますよ。しかも猫さん、ミステリ苦手なのに……全俺が泣きます。 学園長や有華なんかにもファン(?)がいてくれたことに驚きました。学園長は嫌われると思ってたし、そもそもそんなに出てこなかったのであんまり認知されてないと思ってた。そして有華はキャラ付けというものを全くしなかったので……。まあ自分の中では「いずれ終わる奴ら」で片付けていたふしがあります。 次回作、つまり蓮見が次に携わる事件がどんな事件は分かりませんが、多分猫さんのご要望通り、相棒は春川になるでしょう。ラスト間近になってようやくあの二人にコンビネーションが生まれたのは、次回作には大きな収穫でした。 感想、指摘、アドバイス、ありがとうございました。 玉里千尋様 さて、まず第一に言いたいことがあったり。それは目標ができたってことです。「女王の剣」「"CUBE"」と千尋さんには二作続けて読んでもらったんですが、よく考えたら2ptもらったことないですね。これはいいです。何も文句を言ってるわけじゃなく、自分の中に闘志ができました。しばらくの間、登竜門での目標は千尋さんから2ptもらうことにしました。 茜の伏線は、実はまだあるんです。せっかくですから紹介しますね。茜が死んだと思われた火事の直後、蓮見に電話がかかってきてます。ここはちゃんと描写しました。けど四章で蓮見が反撃したとき、『主』は電話をするのを躊躇したんですね。できればメールですませたいというのが奴の心情なわけです(だから小林陸の殺害後もメールで連絡してきた)。どうして電話を嫌がった『主』が、蓮見に喜んで電話をかけたか。ここが重要になります。 そもそも『主』はどうして蓮見の携帯番号、そしてメールアドレスを知っていたのか。こんなの知り合いじゃなきゃ知り得ません。じゃあ事件関係者に蓮見の知り合いはいたのか。春川、仁志、有華と結構いましたがこいつらにはいずれもアリバイがあります。本編で他に蓮見のメアド、電話番号を知り合えたのは消去法では一人しか残らないんですよ。蓮見が茜の部屋に行ったとき、退散する直前にメアドと電話番号を書いた紙を渡しています(ここも描写してます)。蓮見に連絡を取れたのは、あの場では茜しかありえなかったんです。 どうしてメールじゃなく電話だったかというと、メールアドレスをうつのは時間がかかるから。そして電話だと反応がみやすいからです。 伏線はピースだけじゃないんですよ。どうしてこの上記のやつを本編で書かなかったというと、これは単純にそうしたかったからです。自分の敬愛する多くの推理作家たちは解決編で多く事実を明らかにしますが、全ては明らかにしないという人がいるんですね、結構な数。読者にも秘密の謎を最後まで残しておくんです。数少ない読者があとで読み取って満足する。これだけのために。 自分もそれを真似たんです。 荻原の死については自分も苦渋の決断でした。いやけども、しょうじき小野と荻原は当初では両方とも死んでるはずでした。ただ言うとおり「救い」がないといけないと思ったので、小野だけは生かしたんです。譲歩の結果があれなんですよ。 感想、アドバイス、指摘、ありがとうございました。 白たんぽぽ様 こんな長い作品に付き合ってくださってありがとうございました。 結構色んなことに驚いてもらえたようで感謝です。そもそもこの作品で明かされる多くの謎は「複数犯=cube」という構図を思い描かないと解けないようになっていました。ですから犯人は単独犯かと思えば、そこで間違います。けど複数犯なのかと疑っても、複数犯になり得るcubeが殺されてる設定でしたからそう簡単にはたどりつけないという作りでしたから、それにはまってくれたなら作者としては大満足。 茜の死体の件は、自分でもずるかったなと反省しています。指摘される以前からちゃんとそこは書かなきゃいけなかたっと思っていたんです。けど、書いたらばれてしまうんじゃないかと思うと、書こう書こうと思っていても、結局書けずに思ってしまったという流れです。 香月麻由美について婆さんが何を思ったのか……そうですね、言われて初めて書くべきだったかと思いました。自分は婆さんには『主』という役割を、香月には駒としての役割を演じてもらうことに必死で感情や心情というものをあまり考慮してませんでした 。 婆さんに対する罰というのは思いつかなかったんですね、はっきり言うと。精神崩壊というカードを有華で使ってしまっていたので。一時は「罰として死んでもらうか」とも思ったんですが、ここで彼女が死んでしまうとストーリーが一気に嘘くさくなるような気がしました。だから自分も「生ぬるい」と思いながら、一番現実的な処理を施すことにしました。 感想、指摘、アドバイス、ありがとうございました。 最後に。 全ての読者の方へ。 こんな長い作品に付き合ってもらい、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。感想の返信が遅れてしまってすいませんでした。 読んでいただき、ありがとうございました! | |||
コーヒーCUP | |||
「凍てつく天使」の方のレスで「オイオイ読んだに決まってるじゃないかw 感想だってほら…… あ…… アレ? アレレ!?」 ↑昨日のリアルでの一コマです(汗っ) スマン!! てっきり感想書いてポイント入れた気で居ました…… ああ、もうダメだ死のう。 え〜本当に遅ればせながら、ええもうお前いい加減にしろよと言われても仕方がないですが、完結おめでとうございます。そしてコンスタンスに更新されていたコーヒー殿に敬意を表しつつ、お疲れさまでございましたと言いたいです。ちゃんとペースを守れる人って尊敬しますよ。 いや〜初めから最後まで面白い作品でした。二転三転するお話が決して破綻せず進んでいき最後に線で結ばれる快感に酔いました。最後まで読み手を飽きさせない構成に拍手ですw 受験を経て復活されてからは本当に上手くなったですよね。(なんか偉そうだぞw)やっぱりね、コーヒー殿は本が好きで、そのスピードと読量がハンパ無いからなんだろうなぁと思うんです。確かにこのサイトで投稿されている方の中では「何でプロじゃないの?」と思う方も数人いらっしゃいますが、商業小説はやはり「売れる物」としてあり、曲がりなりにも売れてる物はやはりこういった私たちのようなアマ達のお手本になるんですよね。そういった物語を数多く読んでいる方は、やはり書いても上手かったりするんですよね。天野殿しかり、N氏しかり、千尋殿しかり、そして当然狸殿しかり…… たぶん凄まじい読量なんだろうなぁ。 たまにここのサイトでも見かける「これ小説かぁ?」って作品って、きっとあまり本を読まない人なのかなぁって思ったり。ちゃんとした小説を読んでる人なら、小説とそうじゃないモノの区別は付くハズなんだと思うんです。まあ、そこそこいろんなお話を読んでても、ちっとも上手くならない私が言うのもアレですがねwww 高校時代のコーヒー殿の作品は、一言で言ってしまうなら「レールの上を走る電車」みたいな感じだったです。遠くへ行くのには免許がなかったり車が無かったから身近な移動手段はバスか電車しか無かった。でもそれで色々な場所へ行ったから方向感覚が自然に身に付いている。たくさん本を読んでいるせいでどのようなシーンが現れても混乱しない。で、今度は車という移動手段になったが、億劫にならずに電車で移動していたから方向感覚が身に付いているので迷わない。少し逸れて寄り道しても、戻ってこれる自信や余裕がある。なんかそんな感じがします(わかりずれぇよっ!!) ここ最近のコーヒー殿の作品を読むと、書くこともそうですけど、それ以上に他の小説を読む事って大事なんだとしみじみ感じます。 さて、物語の感想です。 最後はホント、予想外の連発です。有華は怪しいと感じてたけどあそこまで悪女だとは思ってなかったし、校長も何か知ってるだろうとは思ってたけど黒幕の一人とは思ってなかったです。そして茜にはやられたって感じでした。犯人は麻由美で動機は「怨恨」だと思ったんだけどなぁ…… しかしよく考えてみたら犯人の心情描写の部分で、確かに違和感があったのも事実なんです。でもそんな私の予想を裏切り飛び越えていってくれたのは、悔しい反面とても嬉しかったw、で、同時に羨ましい(オイ!) でね、私は最後、蓮見が春川と一緒に乗ったタクシーの中で泣くシーンがたまらなく好きです。探偵としてこの難事件を解決したスーパーガール。いつも飄々としてふざけた言葉で周囲を煙に巻くとらえどころ無いハスミンも、弱い人間で、もっと細かく言うなら繊細な19歳の女の子なんだって思って私も少し目頭が熱くなりました。人間くさくて良いシーンだなぁw いやぁ本当に面白かった。更新が待ち遠しい作品でした。ここまで読んじゃったんです、期待するなと言う方が無理なのでは?「凍てつく天使」も超期待してますよwww 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
合計 | 15点 |