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こんにちは、玉里千尋さん。 新章読みました。思いがけない始まり方にびっくりしてしまいました。 龍一という、土居龍一と同じ名前の少年。不思議な力を持っていることを予感させるようなこの少年が、これからこの物語の中でどんな役割を果たしていくのか、まったく予測ができなくて、とても次が気になります。 個人的に、蜘蛛の子の描写とれんげの描写がとても綺麗だと感じました。 次回の更新楽しみにしてます、ではではー。 | |||
白たんぽぽ | |||
眠くなりました。何故感想がつかないのか、わかってますか? | |||
毒舌ウインナー | |||
拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。 いくつもの物語が大きな流れになってきたなーと思いました。一番最初から読んでいる身としてはこの先どうなるかとドキドキワクワクで非常に楽しみなのですよ。章の入り方も興味深く、これからがとても楽しみです。大きな流れになってくるの過程をじっくりと楽しめることこそ、連続長編モノの醍醐味なでしょう。文章も流れるように読むことが出来てよかったです。 彼は龍一の過去なのか、それとも白たんぽぽ様のおっしゃる通り新キャラなのか解りませんが、どうなのかな。でもこういうい家庭環境を見ちゃうとフィクションとはいえ心苦しいです。どうか彼が幸せになりますように。お母さんも幸せになれますように。心が満たされますようにと思わずにいられません。それでは次回楽しみにしておりますね。 | |||
水芭蕉猫 | |||
どうも、鋏屋でございます。新章読ませていただきました。 私も読んでて龍一の過去かと思って読んでいたんですが、上のコメ見て新キャラって事もあるのかと思い直した次第ですw でも彼の持つ不思議さは土居龍一だと思うんだがどうだろう? 相変わらず安定している文章でストレスを感じずに読むことが出来ました。22才で子を持つってのも想像すると大変だな。私は結婚は23歳ですが子供を持ったのは25歳でした。周りに比べると割と早かった方で、結構生活きつかったですものw おばあさまの心の声はこの時期の彼には恐い声だったろうなぁ…… そう言えばその家にとても能力が高い子が生まれると一族の殆どが居なくなるって話しを昔読んだ事があります。青森の民間伝承だったかなぁ。親父の実家が弘前で、子供の頃じいちゃんがくれた古い本だった気がする。なんでもその子の能力をより高めるための因果律がどうの…… 何かそんな感じ。有名な戸来村のことも書いてあったんですが、どこやったっけか? それを思い出しました。 この子が龍一なら、いい育ちかたをしたなぁと安心するんですがねw しばらくは美子ちゃん出てこないのかな? あの子が出てくるとなぜだか妙に癒されるんですよw では続きも期待してお待ちしています。 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 過去の龍一だと思って読んでしまったのですが、類い稀な霊力のせいで土居家の後継者となった未来(夢)の自分の姿が望んでいないものだったのかぁと、この時点で心の奥にグサリときてしまいました。そして母親との関係、龍一が唯一自分のものだと感じれる存在だからこそ、守り大切にしたいという気持ちが痛いぐらいに伝わってきます。母親もまた龍一のせいにすることで逃げているんだろうなって。どこまでいっても報われそうにない、というよりは知りたく無くても分かってしまう龍一といのが哀しいです。 でも、くもすけや蓮華の花の話を読んで、よく分からないのですが不思議と、龍一は幸せだったんだろうなって思えてしまいました。とても面白かったです! であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
こんばんは、玉里千尋様。上野文です。 御作を読みました。 えーと、実は前章までを読んで「これだけはやっちゃいかんやろう!」と悶えて感想かけませんでした。ラオウ的な強さを求めていたら、なんかベジータになっちゃった、みたいな。いや、ベジータもいいキャラなんですけど、うう、うまく書けない。 ただ彼は味方にするとたいへん面白い位置にいることも確かなんですよね。どう料理されるのか、再登場を楽しみにしています。…もうあと数章は強大な敵であって欲しかった(←敵役好きの未練 で、新章ですがこれはまた興味深いはじめ方をされましたね。 この龍一くんがどのような道を歩むのか、今からとても楽しみです♪ | |||
上野文 | |||
>白たんぽぽ様。コメントありがとうございます。 そうなんです、龍一という同じ名前の新キャラ……ではなくて、すみません、これはあの土居龍一と同一人物です。白たんぽぽ様の視点はいつも新鮮でドキリとします。確かにハッキリとは書いておらず紛らわしかったですね。いやハッキリしないまま読み進めて頂いても構わなかったのですが、隠すほどの情報でもなかったので、ここで言っちゃいます。そして群神では二重括弧は一応「過去」を表すものとして使っております。――って、んなこと知ったこっちゃないですよね、す、すみませんっ! そういうことで今後お願いします! 蜘蛛とれんげの場面は何度も試行錯誤して、自分でも納得は全くいっていないのですが今の私の力量の精いっぱいのため投稿に踏み切ってしまいました。でも綺麗と言って頂いて大変嬉しいです。 ありがとうございました! >毒舌ウインナー様。コメントありがとうございます。 そうですね、確かにこんな長々しい話につき合って下さる方々がいらっしゃることが自分でも不思議ですよ。 >水芭蕉猫様。コメントありがとうございます。 はい、この巻は上に記したとおり怒涛の回収パートです。いや、全部というわけにはいかない部分もあったりはするのですが……ムニャムニャ。 文章力はこんなに書いてもなかなか向上しません(涙。どうも淡々としすぎているように思われますしね。ちょっとまたゴチャゴチャいじるかも知れません。 そして、すみません、彼は龍一です。今後龍一の過去話がしばらく続きます。彼とお母さんがどうなるか。実は明鏡の巻でちょっとは語られていたりもするのですが。この巻ではズバリ今まであまり書いてこなかった龍一の心の中を描きたいと思っています。宜しければおつき合い頂けると光栄です。 ありがとうございました! >鋏屋様。コメントありがとうございます。 ええ、もう本当にすみません。なんのひねりもなく龍一のことでした。 22歳で子もち、しかも未婚の母というのはキッツイと思います。というか実家とかの手がなければほとんど無理という気がしますね。去年あった幼子放置死事件、あれは言語道断といえど子育てや生活の大変さも一方で分かる気がするのですよね。……話がそれました。 能力の強い子が生まれると、その他の家族がいなくなるって……なんかすごく怖いんですが。青森って割にミステリゾーンですよね。そういえばこの話のヒタカミ国の所在地も津軽でした(笑。 美子は、そんなわけでしばらく出てこないかも。私はこの子は主人公にしてはどうも地味だなあと思っているのですが、割に癒し系の役割を果たしてくれているようでよかったです。龍一や可南子のほうが書きやすいのですがね。 ありがとうございました! >羽堕様。コメント&ポイントありがとうございます。 そうなんです、この章はちょっと痛い龍一君の物語です。類まれなる力をもって生まれたが故の苦しみを彼は感じ続けています。それに親って、幼い子供にとっては全世界、神様みたいなものですからね。 実は群神の中全体でも、くもすけとれんげの話は自分で一二を争う好きなエピソードなんです。それだけに自分の文章力のなさが悲しい。うーん、もっと肉づけしたほうがよかったかなとか色々悩み中です。でもそんな中ポイントを頂いたのは非常に励みになりました! そうですね、この時龍一は確かに「幸せ」ってなにかを知っていたと思います。 ありがとうございました! >上野文様。コメントありがとうございます。 いやあ、そうですか、ベジータ。確かに(笑。うーん、確かにあそこの場面は自分でもどうだろうと思いますよ。これでいいのか、と。最終的な結論はああでも、もっと書き込みが必要だった気がしますし。そうですね、もう少し彼は頑張れたと思います。大変参考になりました、ありがとうございます。うん、でもこの先を読んで頂ければ幸いです。ニニギはまだまだ出番がありますから。 はい、この巻は今までもったいぶっていた龍一にスポットを当てたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。 あうあう、何か心がぴりぴりします。何だろう。龍一って、物凄くまっすぐな子なんだなぁと思いました。ネグレクトも立派な虐待よ。繭子先生気付いてあげてー!! と思わずには居られません。でも、絵本をもらったショタ龍一(おい)が可愛いなぁ……一生懸命絵をみて、自分で解釈してる姿が愛しくてたまりません。次回あたり、そろそろ大きな変化がありそうですね。楽しみにお待ちしております。 | |||
水芭蕉猫 | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 龍一のように相手の気持ちを優先させるだけの子供といのは、読んでいて切なくなります。母親の為に力を欲する龍一が、どうなっていくのか心配になりました。赤いタオルを頭に巻く龍一少年というのは、すごく可愛いだろうなって思いながらも、その理由が辛いなぁ。でも惹きこまれて面白かったです。 繭子先生って現在にも出てくるんだろうか? とふと思ってしまいました。子供の頃に土居家の跡取りと決まった時、母親とはどうなったか書いてあっただろうか? と色々と物語を振り返りつつ、またこの先に思いをはせるというのかな、そういうことが出来るストーリーでした。それと子供時代の龍一も、やはりどこか危うげだなと感じます。 本当に細かいのですが、‘龍一が言った方角の道の角’は‘龍一が向いた’か‘龍一が振り向いた’かなと。とくに書く事でもなかったのですが、ちょっと気になってしまったので。あと‘かぶせたものが帽子だけはないことに’となってました。 であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
こんにちは。この頃無性に散歩をしたくなる木沢井です。そんなに春が近いというわけでもないのですがねぇ。 ああ、確かにこの子は龍一なんだなと思う一方で、育児放棄の一ケースを垣間見た気分になりました。フィクションで描かれるような、典型的な悪女よりも、本当に都会の隅を探せば見つかりそうな人物であるためか、一層 こうして龍一の過去の場面を入れるということは、また何かしらの形で本編に影響を及ぼすのでしょうか。陳腐な発言であるとは自覚していますが、やはりその辺りのことを気にしつつ次回も待っています。 以上、一度だけでいいからマンボウを食してみたいと思う木沢井でした。ある人によると、美味しくも不味くもないとのことですが。 | |||
木沢井 | |||
>水芭蕉猫様。コメント&ポイントありがとうございます。 ぴりぴりして頂いて嬉しいですこーん。子供時代の龍一は満を持してという感じで書いております。おっしゃるとおり、とても真っ直ぐで純粋な子なんです。この「真っ直ぐ」という形容詞は、だから以前から龍一の描写によく使っていたのですよ。 繭子の立ち位置は非常に微妙ですね。ですがこの段階ではなかなか通報にまでは踏み切れないのじゃないかと思います。だいたい龍一がもの分かりがよすぎるのがいけないんですよね、きっと。 少年龍一には私も目いっぱい愛情を注いでおります。いえショタ趣味は私にはありませんが、猫様には是非萌えて頂けますと大変光栄です。 ありがとうございました! >羽堕様。コメントありがとうございます。 龍一は非常に特殊な子供です。ですが実はモデルとなった少年がいるのです。とても重いものを背負いながら、他の人のことばかりを考えているという少年です。幼くして亡くなってしまいましたけど。いえ私はテレビのドキュメンタリーで観ただけなのですが、ずっと彼のことが心に残っていて、それが少年龍一に投影されているのです。 この巻は回収パートなので、回収した都度できるだけ以前の伏線を紹介していこうと思っています。いやもう、そのくらいしないとどうしようもないくらい長いですからねえ、この話(うう、すみません)。 おお、そしていつもご丁寧な指摘、ありがとうございます! さっそく直させて頂きました。 ありがとうございました! >木沢井様。コメントありがとうございます。 はい、これは誰が何と言おうと龍一なんです!(笑。 そうですね、龍一の母親は「いそうな」女性に描いてあります。初めはもっとひどい母親像を考えていたのですが、リアリティがない気がして。イメージ的には映画『誰も知らない』でYOUが演じていた母親、あれですね。確かにひどい。でも龍一には母親を愛してほしかったので、どこか憎めない女性にしたかったのです。 群神の構成としては、過去、現在、人間的世界、神話的世界が、次第次第に一つに統合されていく、というのを目指しています。ですから段々どれが本編か、というのも区別がつかなくなっていくかも知れません。 私が食べてみたいのはイルカです。手塚治虫先生の『ブラックジャック』で「イルカを食べると死ぬ」というセリフがあって、ずっとイルカ肉は食べられないと思っていたのですが、そうでもなくクジラに似て美味しいみたいですね〜。 ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。 おしらさま懐かしー。修学旅行で遠野に行って、遠野民話を聞いてきたのですが、ちょっと違うなーと思ったら創作部分がありましたか。でもこれはこれで面白い!! で、遠野のおしらさまの人形が沢山飾られた所はちょっと怖かったぜ。遠野物語はおしらさまも好きですが、河童のでる話が一番好き。河童淵に行ったくらい河童好きだったりします。 さて、ショタ龍一が見ちゃった火事ですが、やっぱり事実になっちゃった。これからどうなっちゃうんだろうドキドキ。そしてショタ龍一に関しては萌えではないんだ。萌えじゃないけど、すごく気になる。ホント、幸せになってほしいなぁと願わずに居られんのですよね。次回楽しみにしております。遠野物語にワッフルしたので座布団一枚。 | |||
水芭蕉猫 | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 分かったことを、そのまま伝えればいいという訳じゃないというのかな、それがまだ分かっていない龍一の言動が、どうしても危なっかしく感じてしまいました。それが現実に起きてしまった時に、人は誰かのせいにしたがるものだから、その矛先が向かないことを切に願うばかりです。そして龍一の母親への想い、どこまでも自分のせいだと考えている所など、やっぱり辛いですね。母親とは、どうなるんだろう。おしらさまの話は、二、三聞いたり読んだりしたことがあるのですが、最後に幸せに慣れたと思うべきか、なかなか難しいなって思ってしまいました。とにかく、この後が気になります! また細かい事なのですが、二階のベランダにいる龍一に繭子先生は、どう顔を近づけたのかイメージ出来なかったです。 であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
この章では童謡や民話をいくつか取り上げています。 『春の小川』……“れんげ”は今後一つのキーワードになっていきます。『明鏡の巻』の冒頭で美子がみた夢に出てきた“芝桜”や、『玉水の巻』での浦山由布子の夢、美子のノートPCのスクリーンセーバーの“蓮の花も、気分的にはこれと同じ線上にあります。 『かさこじぞう』……“かさこじぞう”は龍一の人生を貫く一つの大きなテーマです。『明鏡の巻』で龍一は“道祖神”から変化したものが地蔵菩薩像であると説明しています。その後、龍一は“柱の道祖神”になるため、単身ニニギと対決に出向いて行きました。 『おしらさま』……ここでこんな長たらしい話を挿入した理由はいくつかありますが、東北弁で話を書きたかったことが一つ、『おしらさま』は一、二枚の短い話ですがそれをきちんと物語にしてみたかったことが一つ。特に冒頭の母親が死ぬ場面、庄屋が出てくる場面、そして馬が自ら桑の木の下に出てくる場面は、私のオリジナルです。もう一つはおしら様像は男女一対ですが、これは道祖神と共通しています。 そして一番大きな理由は神話との関連性です。皮を剥がれた馬が本作品にはもう一頭出てきました。それは『玉水の巻』のニニギの愛馬、サリフです。このエピソードは日本神話でスサノヲがアマテラスの機織り小屋に逆さに剥いだ馬の皮を投げ込んだという逸話をもとにしています。不思議にここでも“機織り”という『おしらさま』との共通項があります。なお、サリフの設定は“体の毛やたてがみが渦を巻き、青い斑のある葦毛馬”ですが、これはスサノヲが皮を剥いだのが“まだら馬”とされていることや、古代中国の神馬の背が渦を巻いているという故事をもとにしたものです。『玉水の巻』で龍一も「神獣には巻き毛が多い」と説明していました。ちなみに“サリフ”はモンゴル語で“風”という意味で、これは私の命名です。馬や桑の木など『おしらさま』のモチーフは今後も出てくる予定です。なお『おしらさま』の元ネタは中国の『捜神記』にあるようです。 >水芭蕉猫様。コメント&ポイントありがとうございます。 修学旅行で遠野とは渋いですね。私は大人になってからようやく行きました。河童淵も見てきましたよー。 私もちょっと考えたのですが、やっぱり自作の登場人物には萌えを感じません。だって全部自分の分身だから。龍一には自分の好きな要素をいくつか入れてはおりますが。というか、萌えってなんなのかよく分かっていないのかも。だから猫様が萌えじゃないというのに少しホッとしたり。さて、龍一がどうなるか、今後とも見守ってやっていただくと嬉しいです。 ありがとうございました! >羽堕様。コメントありがとうございます。 いや、そうなんですよね。火事が起こったけど、みんな助かってめでたしめでたしとは世の中いかないのですよね。大人になった龍一ならもっとうまくやるんでしょうけど。相変わらず鋭いご感想です。 神話や民話って単独で意味を考えると難しいのですが、むしろ直感的に汲み取っていくと思いもがけないところで色々つながってくるんじゃないかという気がします。というか私は体系的に勉強しておらず全て勘で書いていたりするのですが……。 うわー、そしてまたもや恥ずかしい齟齬が! ほんとに自作の情景が分かっているのかって自問したくなります。本当にいつもありがとうございます、さっそく直しました! ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。 うぅ、切ない。堤氏は彼女を守ろうとする気概はある奴なのだなと分析していたわけですが、やっぱり色々と事情を知ってる読者や繭子嬢から見ると、なんとも言えない気持ちになるわけで……でもやっぱり幼稚園に何日預かるとか聞く龍一母上は常識知らずも甚だしいだろうがと思ったりもするわけで……むぐぐ。で、最後の龍一が母と別れるシーンはすごく切ないですね。人より聡い子だったからその分なおさらせつねぇのです。 萌え……キャラ萌えの場合だと、見てるだけで動悸が激しくなったり気が付くとニヤニヤしていたり誕生日にはお祝いしたくなりとにかく普通じゃない状態になる……らしいです。そこまで深い萌えは味わったことが無いのですが、とあるキャラの名前で検索して片っ端から眺めて二次創作で好きに動かして是非ともあの人の恋人になりたい! と激しく思い身悶えるほどの萌えには襲われたことがあります。 ちなみに群神物語はストーリー萌えですね。先が気になって仕方がない。続きが待ち遠しい!! という奴です。何か妙なこと書き連ねてすみません。続き楽しみにしております。 | |||
水芭蕉猫 | |||
>水芭蕉猫様。コメントありがとうございます。 結局人は自分のことが第一にきてしまうのかなあ。 確かに龍一は母は非常識、というかアホですよね。でもなんかこういう人、いそうじゃないですか? ともかく切ないと感じて頂け嬉しいです。うふふ。 私個人の解釈ですと、萌えというのは単にかわいい、好きのほかに、性的背徳的感情がスパイスとなっているものなんじゃないかと。だから自分の子供に萌えるとは言いませんよね。(たぶん) そんなことはともかく、な、なんですと〜! ストーリー萌え! そのお言葉に萌えちゃいましたよ!! これからも少しでも楽しんで頂けるよう頑張ります。 ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
龍一ィィィィィィッ!!! 結婚してくれえええええええ!!!(←出落ち) 玉里千尋様。御作を拝読しました。ピンク色伯爵です。 貴女の作品に感想を書くのはこれが初めてでしょうか。うん、初めてだ(自己完結)。今まで貴女の小説はなんとなく読んではいたのですが、ちゃんとは読めていなかったのです。今まで薄情なことをしていて申し訳ありませんでした。 さて、本題。以下は青二才の勝手な妄想。妄言であります。不快に感じられたのなら謝ります。 何てなまなましいお話なのだろうと思いました。けなしているのではありません。こんなにもなまなましい話が書ける人がいるのだと畏敬の念を抱いているのです。同時に、それが今まで貴女の文章をなんとなく遠ざけていた(申し訳ありません)理由だったのだと気づきました。とても軽く読める内容ではない――胸をえぐられる。安っぽい昼ドラとは違う何かがある。その感覚に僕は慣れていなかっただけなのでしょう。 このようなお話を感覚的に書いていらっしゃるのか、それとも計算されて書いていらっしゃるのか、僕としては知りたいところです。 龍一君と蜘蛛の描写ですが、なんていびつでゆがんでいるのだろうか、と思いました。蜘蛛を愛するというのは通常精神を病んでいる人間を描写するときに用いるものです。貴女の文章は美しかったが、場面自体は気味の悪いものだった。龍一君のゆがんだ部分を垣間見ました。 またここに出てくる人間はあまりに個人のことしか考えていない。龍一君はちょっと壊れているように思いますので除外するとして、他の人間があまりにも救いようがなさすぎる。いや、それに文句を言っているのではなくて、それだからこそ、牧野さんの人格が浮いていた。そう感じたという話です。ってなんか喧嘩売ってんな自分。いやこの物語を読んで感動したからこそ色々喚き散らしているのかもしれません。なんだよこれ続き気になって仕方ねえじゃないか。ヘビィだけど過去のこのシリーズ読んでこようかこの野郎って気分です。 この物語において作者がいかに登場人物に思い入れがあるかが伝わってきました。多分、龍一の母でさえ、貴女は愛みたいなものを感じているんじゃないでしょうか? それとも愛がなくてもこれだけ書けるんだってことですか? とにかく、すばらしい。すばらしかった。 後半の龍一と狐との場面、いきなり現実から不思議ワールドに引き込まれた感じです。うーん。結局龍一君は人外と交わり、「自分は人とは違うんだ」と認識して終りってのが、救いとして認識してよいのかどうか悩みました。どうなんだろう。 ふと思ったこと。親からほったらかしにされて、物だけ与えられた人間はグレるか、龍一君のように良い子になります。ですが、総じてそういう子は表情が乏しい。自分の感情を外には出さない。笑っていても、他人から見れば笑っているように見えません。本当に表情が動かないのです。会って二秒ぐらいでそれがばれます。「なんかこいつおかしい」と。それを考えると、この龍一君は結構表情が豊かだなと思いました。しかしそれを考えても雰囲気はとても出ていたと思いますし、青二才の戯言と受け取ってくだされば。なんか生意気なこといってすみません。 最後に、余計なおせっかいで、失礼な発言ですが、言ってしまいます。多分、貴女は資料を集めてそれを読んで勉強するのが大好きなのではないでしょうか? それはこの作品に反映されていますし、このフィクションに非常にしっかりとした実体を与えています。しかし、ほぼ加工せずにそのまま読者の前に出している感があります。たとえて言うなら、豚の丸焼きをドンとそのまま出しちゃってる感じです。豚自体はおいしいのですが、食べにくい。要は書きすぎているきらいがあるのではないかということです。非常に失礼な言い方になってしまいました。もし不快に思ったのならこのコメントを削除してもらっても構いません。 しかし、そんなことを抜きにしてもこの物語は面白いと思います。ただ読む人を選び、人には若干薦めにくいお話になっているな……と感じたのです。貴女ほどの作家様なら場面を削って、話をスリムにしても変わらない重厚感を出すことができると、この駆け出しの若造は考えたわけです。 しかしそのあたりは作者である貴女の勝手であります。僕は自分の小説をみんなに読んでもらえたらな、と思っているような人間なので、その辺は感覚的な齟齬があるのかもしれません。 てか李花ちゃんにひらがな教わりたい。 ラストで台無しにしつつ、締めていこうかと思います。 とても面白かったです。まさに見習うべきお手本のような小説。感服いたしました。自分もいつかこのレベルのものが書けるようになりたいと思いました。 次回更新をお待ちしております。 追記、新美南吉とか『ごんぎつね』以来だぜ。『手袋を買いに』はまだ実家に置いてあると思います。うん、それだけなんですがね。そういえば新美先生の作品って狐が結構出てきますよね。狐フェチなんだろうか(コラ | |||
ピンク色伯爵 | |||
拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。 龍一が可愛いですな。私はやはりこういう不憫な子にたまらなくキュンしてしまうのでしょう(萌えとは違う意味ですけど)で、やっぱり出てきましたお狐さま!! 九尾の狐とはまた中々王道路線できましたな。いえいえこういうのは大好きだから良いんです。次回が楽しみだ。きゅんきゅん。ただ、今回ちょっと書き急いでる感じがありましたがどうでしょう? 龍一とクシコの友情をもうちょっと見ていたかったような気がしました。 萌え、それは世にも不思議な感覚。本当に何なのかしら。性的や背徳的スパイスともまたちょっと違うような気がするのですよね。これはもう喜怒哀楽萌に匹敵するかと。アホなことを書きつつ失礼します。 | |||
水芭蕉猫 | |||
お久しぶりです。今回更新分まで読みました。裏山の狐とのやりとりが特に面白かったです。 また、向こう側の世界についての描写がとても興味深かったです。僕も、向こう側については色々と妄想しているものですが、玉里千尋さんの作品はその世界が実感を持って感じられるくらいしっかりしていて、多くの知識や、考え、思い入れがこもっているように感じます。 今回出てきた狐のクシコは、親切なように見えて、何かしら腹に一物持っているようで、油断できない相手なんじゃないかな、と邪推していたりします。そして、何かが起きるのかな、と次を楽しみにしていたりします。 次回更新、楽しみにして待ってます。でも、くれぐれも無理はなさらないでくださいね。ではでは。 | |||
白たんぽぽ | |||
どうも、鋏屋でございます。続きを読ませて頂きました。 少し間を空けてしまいまして、一気読みしたんですがボリューム満点で大満足でしたw 人に歴史あり、まあ、龍一は普通の生い立ちはしていないだろうなとは思ってましたけど、本当に波瀾万丈で過酷な幼少時代を過ごしていたんですね。お母さんと別れるシーンでは思わずホロリと来てしまいました。私はダメだ、こういう子供ネタはやはりダメですわ。どんな理由があるにせよ、子を捨てる親を私は認められない。自分の子には人である前に親でありたいと願いまする。文章に龍一の大人びた感覚と子供特有の素直さが滲み出て、いろんな所が痛くてまともに読めんかったっす(涙) さて、九尾のキツネとなると、どうも私は邪悪な物を感じる変な先入観があるようで、龍一が母親のことを上手く思い出せなくなって「ほうらやっぱりね!」とかって思ってしまいましたw でも考えると「思い出さない方が幸せか?」とかも思ってしまう。とすると良い奴なのかな? う〜ん、益々興味津々です。これは是非続きを読まねばって思っておりますので、更新期待して待っております。 なんかいろいろぐちゃぐちゃと心を掻き回されました。その点にポイントをば、ポチっとなwww 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
こんばんは、玉里千尋様。上野文です。 大変遅くなりました。御作を読みました。 ぎゃーTT。親子別れのシーンで、胸が張裂けそうになりました。 そして、龍一い、どんだけ覚悟決めて生きとるんや… 母親の弱さとか、一部の人の心無さよりも、これで良かったと納得しようとする、龍一君の凄絶さに圧倒されました。……逆にここまでデキた子じゃなくて、泣いてしがみつく子だったら、おっかさん出ていかなかったんじゃ、とちょっとだけ思いました。むしろおっかさんの方が子供に甘えて投げ出した気がして。 あと美子ちゃん、そして、ニニギ。いばらく間が空いて重要性を再認識しました。美子ちゃんは癒しとして、ニニギは傲慢なまでの人間くささから、作中で凄くうまい具合にバランスを取っていたんだなあ。 ピンク色伯爵様の感想を読んで、ちょっとだけ私も気になったことを書きます。 私も特定のネタは加工をせずに用いますが、物語全体においてはデフォルメや、クッキーの型みたいなものも使います。それはある意味で漫画チックだけど、多少「食べやすく」なるんです。無論、千尋さんに合ったやり方かというと、違うかもしれません。それは、私にあったやり方、だから。 群神物語は、強烈な情熱と下敷きが裏打ちする素晴らしい物語です。必ずしもスリムにする必要はないですが、ちょっと塩を足したり砂糖を足したり、焼き加減を変えるだけで卵焼きの味が変わるように、食べやすくする方法、あるかもです。 でも、私ぶっちゃけますと、今の群神物語が大好きだったりするんですよねv 面白かったです! 続きを楽しみにしています! | |||
上野文 | |||
>ピンク色伯爵様。コメント&ポイントありがとうございます。 いやあ、ドッキリしました。 えー、初めに申し上げますが、私は脊髄反射で書いています。特にこの群神は私の内面をそのままぶっ込んでいます。だから伯爵様がなまなましいと思われたのは正しい感覚だと思います。実は私はこれを書いていて、これを大学の心理講座ででも扱ったら面白いと思うんだけどな〜なんて思っていました。ええ、小説としてではなく、これを書いた人間の精神分析の材料として面白いんじゃないかと。それくらいこれは私のなまなましい内面そのものなのです。伯爵様、すごい洞察力ですね。 だから登場人物が、ゆがんでいる、利己主義である、救いようがないと思われれば、それは私自身がそうであるという証左なのです。ここに登場する人物はすべて私の分身ですから。龍一の母親も牧野も、もちろん龍一も。ですから伯爵様のご感想がそのまま自分を分析されているようでギョッとしてしまったわけです。いったいあなた、何者ですか(笑)。 龍一は壊れているかなあ。馬鹿みたいですけど伯爵様に指摘されて初めて気づいてしまいました。そう言われれば、蜘蛛を愛好し将来の夢はかさこじぞう……こりゃヤバい、ヤバいでしょ^^; えーと、まあ龍一の場合は特殊な能力によって補正作用が働いているわけですが、伯爵様ご指摘の表情については次の章あたりで触れる予定ではおりました。しかし龍一は母親を愛していたのですよ、心から。その愛が龍一を支えていた、それも事実です。 さらにさらに、この作品の大欠点をズバリご指摘なさいましたね。ブタの丸焼……確かにその通りなんですよねえ。これはもう私の原始人並みの未熟さゆえです。素材をきちんと自分のものにできていないから要約できないのです。これはこの作品投稿時から様々な方に指摘を受け、自分でも直そう直そうとしてきたのですが、うーん、今のところ難しいんですよね。うう、読みにくくてすみません。それなのに読んで頂いてめちゃくちゃ嬉しいです。 ともかく私は感覚で書いています。一応プロット作成や設定作業もしていますが、ストーリーの流れや意味付けは自分の深層心理というブラックボックスに任せています。これの良い所はちゃんと考えなくても自然につながりが出てくることです。悪い所は自分でも書いてみないと、あるいは書いてからしばらくしないと話の意味が分からないこと……ダメじゃん! やっぱりたぬきよりきつねですよ、天かすなんて具じゃないよ……って何の話だ。 ありがとうございました! >水芭蕉猫様。コメントありがとうございます。 お狐様といえば九尾の狐でしょう……というか私の引き出しが少ないっていうだけだったりするんですけね〜ははっ。 書き急いでいますか。うむむ。クシコとの出会いとか交流をもっと書けばよかったかなあ。でも後が詰まっているんですよ。もうとにかく色々書かなくちゃならないものですから。それでも伏線全部回収は無理そうだ、うわわっ! キュンでも萌えじゃないのか。む、難しい。喜怒哀楽萌って……そんな重要要素だったのか、萌えは。それが分からない私はもしかしてマズイかも。うむ、もう少し考察を続けてみたいと思います。 ありがとうございました! >白たんぽぽ様。コメント&ポイントありがとうございます。 私が向こう側の世界のことを書くのは、こちら側にいるためなんですよ――などと怪しいことを書きましたが、実は白い檻の中から投稿してますってことじゃありませんので大丈夫です! うん、でも誰でも実は紙一重なんじゃないかって思うのです。 クシコはなんなのか、というのは次の章で割にあっさり分かったりする予定です^^; うんヤツはヤツで色々考えて行動をしてはいるのですね。 白たんぽぽ様の新作も楽しみにお待ちしています。 ありがとうございました! >鋏屋様。コメント&ポイントありがとうございます。 毎度毎度ボリュームばかり多くて恐縮です。 龍一の過去話は満を持してという感じなので、なかなかにてんこ盛りだったりします。 人である前に親でありたい――って凄い言葉だなあ。確かに人であることと親であることは相反する場合があるのかも……。 もうとにかく龍一は痛い子なので、痛がって頂ければ頂くほど私としてはほくそ笑んでしまうのでした(笑)。 そうですよね、九尾の狐って基本的に悪い奴ですものね。さてこの狐は悪なのか善なのか。もしかすると前段の鋏屋様のお言葉に答えがあるかも知れません。 ありがとうございました! >上野文様。コメント&ポイントありがとうございます。 そうですね、この作品の大テーマはどうやって生きていったらいいかという方法論なんです。それをなるべく抽象的にではなく具体的に書きたかったというのが動機です。 ところで実のところ群神の主人公は当初美子の心づもりだったのですが、書いていくうちに龍一にその座を譲ってしまったらしいことが後になって分かってしまうあたり作者失格という気がしないでもありません(うひー)。 ともかく他の登場人物は龍一に対する相関関係にあるようです(ようです?)。特にニニギは龍一がもっていないものをふんだんにもっているという点で重要なキャラです。神様のくせに一番人間臭いという(笑)。でも私の神(むしろ神性といったほうがいいのですが)に対する考え方の一端をニニギは体現してくれているんです。 うむ、私の迷言に「生きているうちはポークじゃねえ」というのがあります。――って何言っているか訳が分かりませんね。いやともかく、私は下手っぴな料理人です。というか料理人ですらないかも。なにせ生で出したりしているので。でも少しでも食べやすくするため今後も努力したいと思いますので、できればお見捨てなきよう……。 ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
遅ればせながら拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。 途中辺りからこうなるのではないか? と何となく予想していたのですが、やっぱりこうなっちゃったらなっちゃったでショックという……。いや、彼女が落ちてあんなことになるというのは全く想像してなかったのですが、何だか色々含めてあうあうあうとうめいております。龍一、なんか色々苦労してるな……。雷に打たれた龍一が何を見るのか、興味があります。多分そのあたりに何かがあるだろうと思うので。 そんなわけで次回も楽しみにしておりますね。 | |||
水芭蕉猫 | |||
>水芭蕉猫様。コメントありがとうございます。 あはは。やっぱり予想できちゃいました? そうですよね、全体の雰囲気としてこう収束していくだろうって感じになってますもんね。 ふっふっふっ、龍一、お前に安息の日は訪れない! と豪語いたしましょう。 さあて次回はあの人が初登場! たぶん誰も待っていなかった――というか忘れられていたと思うけど! ありがとうございました! | |||
玉里千尋 | |||
合計 | 7点 |