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『聖夜2』 作者:水芭蕉猫 / 恋愛小説 ショート*2
全角4621文字
容量9242 bytes
原稿用紙約14.25枚
去年書いた聖夜の続きというか、一年後です。すごく甘いクリスマスです。固めた蜂蜜にチョコレートコーティングして砂糖をまぶしたような甘さを目指して。※BL注意

 ちらちらと静かに雪の降る夜のこと、恭介は一人でイルミネーションに光る街を歩いていた。
 去年と同じように、やはりこの時期は右も左もどこを見回しても男女のカップルばかりが目立つ。自分と同じ独り身と言えば商売熱心なサンタの格好をした居酒屋の店員と、コンビニのバイトに勤しむ貧乏学生くらいなものだ。あとの人は皆、自分の家族なり恋人なりと過ごすのだろう。
 甘い囁き声まで聞こえてきそうなカップルだらけの道の往来。皆それぞれ自分の連れに夢中なはずで、恭介のことなど気に留める人間などいるはずがない。なのに、何故か道を歩いているだけで道行く周囲のバカップルどもから「このクリスマスに独りで歩いているなんて寂しい奴だ」と言われているような気がしてならない。
 周囲からの視線をはばかるように道の片隅に寄ると、恭介は舌打ちした。
「くそっ、雪哉のやつっ」
 苦々しげに悪態をつく恭介の口調の中に、一種の寂しさのような色が滲んだ。
「今年も一緒に過ごそうなって約束したのに……雪哉のばか……」
 二つ年下の恋人の名前を呟いて、恭介がもう一度ため息をつけば口から白い湯気がもくもくと空へ登りかけては霧散した。
 談笑していた隣のカップルから楽しそうな笑い声が聞こえて、もう一度舌打ちする。
 掃いて捨てるほど居るヘテロカップルどもどころか柔らかな粉雪もキラキラ点灯する街路樹に巻きついた電灯さえも憎らしい。
「何やってんだろ俺……」
 ぽつんと呟いたついでに去年のことを思い出す。
 去年のクリスマスは色々あった。
 五年もの交際を経て、晴れて恋人である雪哉と養子縁組することになり、そこでいざ雪哉と両親を会せようという所になってから突然「会いたくない」と父親に突っぱねられたのだ。
 説得のため実家に帰ったら興奮した父親には殴られるし、顔中青あざを作ってアパートに帰れば雪哉は心配しすぎて不機嫌になるし。それでもまぁ、後から母親の説得のおかげでどうにか両親に会わせるのは成功したのだが……。
「今年こそは何の気兼ねもなく二人でラブラブできると思ったんだがなぁ……」
 はぁ、とため息をついてもう一度歩き出す。
 去年は不機嫌絶好調な雪哉と歩いた道のりだが、二人で歩くのと、こうして一人で歩くのとでは気分的に全然違う。確かにあの時の雪哉は物凄く機嫌が悪かったが、それでも一緒にケーキを買ってパーティの準備をして、自分の心はほっくりと暖かかったのに。
「会いたいなー……」
 不意に立ち止まって曇った空を仰ぎ見るが、小さくぽつりと呟いてみても答える人は隣に居ない。
「何で、こんなことになっちまったんだろ」
 頭の上に降り積もる雪をはらうこともせず、胸にしみる寂しさに、恭介はもう一度ため息をついた。



 事の発端は前日の夜のこと。
「ごめん恭介。やっぱり明日、仕事が入っちまった」
 恭介よりも頭一つ分小さな背丈。短く切りそろえた黒髪に、整ってはいるが初対面だと冷たい印象を与えそうな顔がおずおずとこちらを見上げてくる。両手を合わせて申し訳なさそうにする雪哉に、恭介は素っ頓狂な声を上げた。
「はぁ!? だってクリスマス・イヴは仕事休めたってこの前言ったじゃん!」
「だからごめんって! ただでさえ年末で忙しいのに、急に人が辞めたんだ」
 心底げんなりした様子の雪哉に、恭介は心配そうに問いかける。
「じゃ、夜は? 一緒にツリー見に行くって約束は?」
「それも……ちょっと無理かも……」
「何だそれ!?」
「だから、悪かったって言ってるだろ……」
 恭介だって子供じゃない。
 年末はどこの会社も忙しいことくらい知っているし、恭介だって職場で突然人が辞めたら代わりに仕事に出なければならないだろう。だから、雪哉の言い分は痛いほど解る。解るけど……。
「でもさ、クリスマスは毎年一緒に居ようってずっと前から言ってたじゃん。しかも今年は結婚して最初のクリスマスなのに……」
 心の方が我慢できなくて、目の前のエサを取り上げられてしまった大型犬のように項垂れて未練たらしく口をとがらせると、先ほどまで申し訳なさそうな表情だった雪哉の眉間にしわが寄り、途端不機嫌そうな顔になった。
 これはもちろん本当に不機嫌なのではなくて雪哉が強く不安だったり困ったりしたときの表情だというのは、長年の付き合いからよく知っている。
「……俺も悪かったって思ってるよ。でもどうしても俺が出ないと今年中に間に合わないんだよ。クリスマスの代わりに正月は一緒に居れるから、それで我慢しろよ。ガキじゃあるまいしさ」
 雪哉の言ってることは正論だ。いつもなら軽く流せるはずなのだが、ものすごく楽しみにしていた分、違うと解っていても不機嫌そうな表情と一緒に言われるとムカっと来た。
「解ったよ。俺は一人寂しく家で待ってれば良いんだろ」
 思わずあてつけがましく言うと、雪哉の眉がぴくっと動いた。
「そういう言い方ないだろ? 俺だって好きで出るわけじゃないんだ。 でも仕方ないだろ仕事なんだから」
「別に何も言ってないだろ!? そうだよな。仕事だから仕方ないよな。良いよ別に俺は一人で!」
 ついつい大きな声が出てしまうと、一瞬怯んだように目を見張った雪哉の顔にじわじわと怒りが浮かんでくるのが見えた。やってしまったと恭介は思ったが、出てしまったものは引っ込まない。
「なんだよ。俺だって悪いと思ってるんだぞ!?」
「んなこた知ってるよ! だから勝手に仕事に行けば良いだろ!?」
 ぐいっと雪哉が前に出て、キツイ口調で自分よりもガタイの良い恭介を黒猫が威嚇するように睨んだ。しかし、恭介とて負けてられない。出てしまったものは引っ込まないし自分が悪いのは百も承知だ。だが、かといって謝るのは嫌だった。物凄く、それこそ雪哉よりも明日のクリスマスを何日も前から楽しみにしていた分、急に約束を反故にされた悔しさをぶつける先がほかに見当たらない。子供っぽい自分に苦々しさを覚えるが、それでも高ぶった気持ちがおさまらない。
「知ってるならそんなあてつけがましいこと言うなよ! 俺だって楽しみにしてたんだからな! ってか、仕事に嫉妬するとか、見苦しすぎるぞ!」
「嫉妬? 誰も嫉妬なんざしてねーよ! 大体前から思ってたけど、お前のその被害妄想なんとかしたらどうだ? そっちのほうが見苦しいわ!」
「んだとコラ!?」
「やんのかコラ!?」
 そこから先はもう、売り言葉に買い言葉。手が出なかっただけまだマシだが、しまいには会話すら無くなって、昨日から同じ部屋に居るにも関わらず携帯メールで喧嘩のようなことをしていたのだ。
『恭介のバーカ』
 今朝方、最後に雪哉から送られてきたメールを見てからため息をつく。
 結局、昨日のあれから雪哉とは一言も口を利いてない。朝も雪哉が出ていくまで自分は寝たフリをしていたので、顔を合わせてもいない。
 あんな奴知るか! と思っていたのもつかの間で、太陽が傾いてくるころには寂しくて寂しくて堪らなくなっていた。何度となく携帯を開いては『ごめん』と打ち込んでみるも送信するには至らない。別に意地を張っているわけではない。ただ、雪哉の顔をみて謝りたかった。
 そのうち一人で部屋に居るのが嫌になって、外に出てきた。そして意図したわけでもないのに、歩いているうちにいつの間にか二人で行く予定だった場所へと足が向いていた。
 最後のメールを再び眺めた後、携帯を閉じる。
 そして恭介はカップルや家族連れがひしめく中から夜空にそびえる巨大なクリスマスツリーを見上げた。商店街が毎年企画するクリスマスイベントの大目玉で、今日がそのメイン点灯式だった。
 本当ならば、二人で見に来るはずだったクリスマスツリー。
 てっぺんには大きな星。周りにステッキ型のキャンディーや小さなプレゼントの箱などの装飾を施され、周囲に巻きつけられた電飾が点灯される瞬間を今か今かと待ちわびているようだった。
 空からは白い雪が途切れることなく舞い降りて、ライトアップされたそれがまるで花びらのようでとても綺麗。
 周囲を見れば、大勢の人が同じようにツリーに明かりがともされる瞬間を待ちわびるように見上げていた。
 その中で、恭介は小さく俯いた。
 周りにはこんなに人がいるのに自分は一人きりという事実が、何故か寂しかった。
「……やっぱり帰ろう……」
 踵をかえし、人混みの中をかき分けながら大通りへ出たその時だ。
 思いもよらぬ場所で顔を合わせた途端、お互いに「あ」という声が出た。
「……雪哉」
「恭介……」
 人混みの最後尾に、恭介が今もっとも会いたい人が立っていた。
 しかし、雪哉に会ったら絶対言おうと思っていた言葉がすんなり出ることは無く、お互いの間になんとなく気まずい空気がしばし漂った。
「えっと、なんでここに居るの? 仕事は? ってか、確か雪哉の会社って高丘町で、確か逆方向だっただろ」
 取り繕うように恭介が言うと、雪哉は少しだけ不機嫌そうに眉を潜め、それから首を竦めてぼそりと言った。
「仕事が思ったより早く片付いたんだよ。それから、会社は二年前、こっちに移転になったの前に言っただろ」
「そ、そうだっけ?」
「そうだよ」
 そこからまたもや沈黙。
 お互い、何を言って良いか解らない。しかし、お互いに離れる気も無いようで、恭介は雪哉の隣に立って再びツリーを見上げた。
「……今朝はごめん。バカとか書いて」
 最初に沈黙を破ったのは、雪哉の方だった。下を向いたまま、蚊の鳴くようなか細い声と言葉だったが、恭介が聞き逃すはずがない。
「や、俺も悪かったし」
 頭を掻きながら気まずそうに言うと、雪哉は大きく頷いた。
「そうだ。本当は全部恭介が悪い。仕事が入ったのは俺のせいじゃない」
 ズバリと断言されて思わず「あのなぁ」と言いかけたが、雪哉はさえぎるように「でも」と紡ぐ。
「でも、メールでバカって書いたのは謝る」
 恥ずかしげに首をマフラーの中に埋める雪哉の顔は、寒さとは別の赤さがあった。それがなんだか妙に可愛くて、恭介は雪哉の隣に寄り添うと、周囲から隠すように雪哉の手を握った。冷えた手同士が触れ合うと、すぐにそこからじんわりとした暖かさが広がるようだった。
「俺こそ、ごめん。雪哉のせいじゃないのは解ってるけど、悔しくて当たってた」
「うん。解ってる」
「ほんとにごめん」
 ようやく言えた言葉にこたえるように、手を握り返された。
 その時、周囲からわぁっと大きな歓声が上がった。
 ツリーに明かりが灯ったのだ。それと同時に、大きな花火が打ち上げられる。
 ぱぁん、ぱぁんと大きな大輪が冬の曇り空に広がって、一層大きな歓声が上がった時、雪哉は「きれいだな」とぼやくように言うと恭介の手をそろりと引っ張った。
「帰ろうか」
「うん、そうだな」
 手を握ったまま、喧噪を後にする。
 しばらく歩き、人のまばらになった道すがら、恭介は雪哉にだけ聞こえるように囁きかける。
「なぁ雪哉」
「何」
「ツリー、綺麗だったな」
 雪哉は答えない。俯き加減のまま、不機嫌な黒猫のように隣を黙って歩いている。
「なぁ雪哉」
「なんだよ」
「俺、お前のこと愛してるから」
 雪哉は答えない。けれど、恭介にはすぐに解った。
「今、顔が赤くなった?」
 笑いながら指摘すると、雪哉は怒ったようにそっぽを向いた。
2010/12/23(Thu)00:10:55 公開 / 水芭蕉猫
■この作品の著作権は水芭蕉猫さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
お久しぶりです。または初めまして。水芭蕉猫と申します。にゃーん。
今回の作品は去年同時期に書いたSS『聖夜』と同カップルの話です。興味のある方はそちらも見ていただければ嬉しいですが、単体でも大丈夫……だと思います。

BL作家風にいうと、前回の話が木原音瀬風味だとすると、今回の「聖夜2」は崎谷はるひ風味です。要するクドい程甘いものを目指して書きました。
そこらの男女カップルよりも甘くて甘くて、砂糖を吐くほど甘いBLクリスマスになってれば良いなと思います。

三人称の練習中なので、至らない部分が山ほどですorz しかしもし読んでいただけたならば幸いです。

そして二十四日が貴方にとって、幸せなクリスマスになりますように。

ありがとうございました。

……そして誰かが百合でクリスマスモノ書かないかなーと思いつつこれにて。
この作品に対する感想 - 昇順
水山 虎です。
なるほどこういう愛の形もあるのですな。BL小説は初めて読みました。

クリスマスモノですか……。興味深い。
僕も書いてみようかな。水山でした。
2010/12/23(Thu)11:22:290点水山 虎
 ライトノベル物書きakisanです。さすが本家は違う。
 なるほど。養子縁組で性別の壁を乗り越えて財政状態を共有するんですか……深いな。やっぱあれですかね、BLというか同性愛者は「ヘテロ」って単語が重要ですかね。自分もこれからBL書く時は積極的に使っていきます。

 三人称、かなりよくなったと思います。読む上でのひっかかりが無くなって、リズムもできあがっていますね。情景描写等々表現をしぼってあるから、大人の恋愛が出ていいですね。これはあれじゃないですか、猫さんもちょっと手ごたえ感じたんじゃないですかね「これはいけるやろー!」って具合に。
2010/12/23(Thu)12:20:270点akisan
どうも、鋏屋でございます。
う〜ん甘い甘いお話でござんしたw 考えてみれば、私も水仙殿と同じくちゃんとしたBL物って読んだことがない気がします。『風』なのはそこそこありますが。
ショートなのでアレですが、私はもう少し2人のすれ違う感じを楽しみたかったように思います。まあ、彼らの場合『会いたいな』ではなく『逢いたいな』なんでしょうかねw
どうでも良いことですが、やっぱり喧嘩になると『んだとコラ!?』『やんのかコラ!?』になるのが妙にリアルに可笑しくてニヤリとしてしまいましたw
ところで、BL界では養子縁組を結婚というのですか? と素朴な『?』が浮かびました。
久しぶりの猫風味、楽しませていただきました。次回作もお待ちしております。
鋏屋でした。
2010/12/23(Thu)14:38:420点鋏屋
お久しぶりです。明日は学校とバイトの予定しか入ってない残念な女子です。明後日? 朝から晩までサンタ服でケーキ売りますけど?

固めた蜂蜜にチョコレートコーティング砂糖がけとのことですが、胸焼けレベルの甘さを感じられなかったというのが正直なところです。角砂糖程度の甘さでしょうか。わたしはちょっと物足りなかったです。まだまだもっとくどくてたるったるに甘くてもよかった気がします。クリスマスをさみしくすごすシーンで始まるからかも。先にクリスマスを楽しみにして、二人でべったべたにラッブラブに過ごす前夜とか、そういうシーンをはさんでからだと甘ったるくなる気がします。どっちかっていうと去年のお話の方が好きでした。
でも、ほんわかしたお話で良いですね。去年のアフターストーリーとして考えると素敵だと思います。最後の方の描写が綺麗でした。クリスマスかー……彼氏欲しいな。
次の作品も楽しみにおまちしてますね。って、ほとんど感想書いてなくてごめんなさい……。うぅ。 


PS.クリスマスは無理だけど、バレンタインだったら……。書きかけなんですけど、書いていたら勝手に女の子同士のカップルになっちゃったお話があります。同性愛者のお友達はいないし、ぜんぜん詳しくないからリアリティのない話になってるかもですが。でもあたし、投稿するのかな。そして書き上がるのかな。期待しないでください。
2010/12/23(Thu)17:52:490点夢幻花 彩
 おお、「聖夜2」ですか。なんだかんだおっしゃいながら、ちゃんとクリスマス向け作品を用意していらっしゃる辺り、なかなか心憎いじゃありませんか。
 思えば、前作の「聖夜」は僕が初めて読んだBL作品で、その衝撃と甘甘度に脳をやられて寝込んだ覚えが(というのはかなりの誇張ですが)。養子縁組=結婚というのもあれで初めて知ったのでした。
 で、今作なのですが、夢幻花 彩さんがおっしゃるとおり、もっと甘ったるくしてもいいんじゃないかと思いました。もっとも、去年の衝撃で単に耐性がついただけかも知れませんし、そもそも甘さに衝撃を受けるための小説でもないでしょうから、僕の場合は単に読み方の方向がおかしいだけかも知れませんけれども。
 ちょっと気になったのが、会社の場所が変わったのを知らなかったと言う部分。一緒に住んでてこれはないかなあと思うので、もうちょっと違う理由が欲しい気がしました。
 なんにせよ、ハッピークリスマスのお話は良いですね。ツリー&花火というのも綺麗だろうなあと思いました。僕の場合、一人でそれを眺めたり、写真を撮ったりするところしか想像がつかないというのがあれなんですけども。
2010/12/23(Thu)20:15:590点天野橋立
 こんにちは、作品読みましたー。実は、以前の作品も読んでいたのですけど、結局感想かけづじまいになってしまってました。
 ヘテロカップルという言い回しが好きです。たしかにホモの対義語はヘテロですよね。ただそういう発想をしたことがなかったので、とても新鮮に感じました。
 ラストシーンの盛り上がりが最高に良かったです。同じ場所に惹かれあう二人、そして、ベストタイミングに点灯するクリスマスツリーと花火。最高に盛り上がりますね〜。恋愛ものってこのムードの盛り上がりが一番大切だと個人的に思ってます。今作品では、そこがとてもうまくて、満足感とともに読み終わることができました〜。
 一作目よりも僕はこっちの方が好きです〜。直接的な描写よりも、心理描写的な親密度を表す物語のほうが好きなのです。そっちの方がより甘い恋の物語だと感じるのですよ〜。でも、これは個人の嗜好の問題なのかな。
 水芭蕉猫さんの書けないインフルエンザが終息したようで良かったです〜。またぜひぜひいろんな作品を読ませてくださいませー。ではでは。
2010/12/23(Thu)22:21:110点白たんぽぽ
ハッピーメリークリスマス♪
水山 虎様>
お読みいただきありがとうございます。水芭蕉猫です。BL小説初めてですか。そうです。こういう愛の形もあるのですよー。
水山様のクリスマスも読ませていただきました。感想はあちらに書かせていただきました♪
それでは、感想ありがとうございました。
akisan様>
お読みいただきありがとうございます♪
伊達にBL読み漁ってませんぜ(笑)実際、同性愛者が結婚する場合は養子縁組が代替方法としてとられる場合が多いようです。ヘテロという単語ですが、これは私が気に入ってるので使ってるのですよ。商業BLの場合ヘテロより「ノンケ」が使われていることの方が多いと思います。
三人称、よくなりましたか!? うれしいです♪ akisanさんのアドバイスのおかげなのですよー。自分でも、ちょっとはよくなったと思いますもの! 本当にありがとうございました!!
鋏屋様>
お読みいただきありがとうございます♪
甘かったとのお言葉、うれしい限りです♪ むむ、すれ違う感じですか。うーん、ラブラブ第一で作ったので、あまりすれ違いはやりたくなかったのですよ。もうね、二人で揃って逢いたいよー逢いたいよーって思ってる感じで、最後は甘く甘く甘く! と。喧嘩のシーン、リアリティありましたか?(笑)一応殿方同士ですからね。受けでも攻めでも喧嘩は多少男っぽくあれば!! なんて。
BL界と言いますか、現実でも養子縁組は結婚の代わりに使われることはあるようですね。
ふっふっふ、久しぶりがこんな話で申し訳ない……。お読みいただきありがとうございました!!
夢幻花彩様>
お読みいただきありがとうございます!
今はサンタ服でケーキを売っているのでしょうか。でも、夢を売るって素敵なことですよ!!(おい

うぅ、皆さまには糖度が足りなかったようで申し訳ありません……。でもきっと、自分にとっては胸焼けレベルなんですよこの程度で。でも、そのアイデアは良いですね。一番最初にべったべったに甘いシーンを持ってきて、ちょっとすれ違ってまたべったべたに戻すと糖度がさらに上がりそう。そういえば崎谷はるひ先生もそんな風な書き方してたな。去年の方が好きですか? むむ。でも、気合の入り方は去年の方が上かもしれません。ほんわかというか、こんなクリスマスを過ごしてみたいなーという羨望があったのかもしれませんです。でも彼氏はやっぱりいらないなー。
いえいえいえ、読んでいただけてうれしかったのです。次回も何か書けるよう、頑張ります♪ 感想ありがとうございました!
で、バレンタインの話ですが是非とも書ききってください。とってもとっても楽しみにしておりますね。私はリアリティより愛情の有無が最重要なのです(笑
天野橋立様>
お読みいただきありがとうございます!
聖夜2やっちゃいました。クリスマス向けです。去年と同じカップルなのは、クリスマスと言えばこの二人でしょ。というものが私の中のどこかにあったのでしょうね。
そういえば去年の感想を見返すと天野様はBL初めてって書いてましたね。しかも不意打ちすぎて申し訳ない。でもちょっと嬉しかったり(笑)
やっぱりもうちょっと甘くして良かったですかね? 私の中では結構な糖度のつもりで書いていたので、ちょっとびっくりしております。うぅむ、やっぱり最初をラッブラブにしてしまうのが一番なのかな。
会社の場所ですが、私自信がリアルに親の会社の場所が変わったのを知らなかったことがあったので、そのままあてはめすぎていたのかもです。恋人同士で、ここまでラブラブなら確かにありえないかもと思い直した次第です。むー、もう少し考えてみます。
ハッピークリスマスは素敵なのです♪ 元町のクリスマスツリーをモデルにしてるのですが、本当に花火が上がって綺麗なんですよ♪ でも、一人で行ったらちょっと……むなしさが……orz
感想ありがとうございました!!
白たんぽぽ様>
お読みいただきありがとうございます!
ラストシーンは最高に! をモットーにしております!!(笑)で、前作も読んでいただきありがとうございます。ヘテロカップルという言い回しは私も好きなんですよね。これは完全に好みです。商業BLはヘテロよりもノンケを使う場合が多いようですね。
クリスマス、こんな幸せがあったっていいじゃない。夢があったっていいじゃない。奇跡って信じてみたいじゃない♪ そんな気持ちを前面に押し出してみました(笑)
そういえば、こっちは直接描写がいっさい無いのですよね。それどころかキスすら無かった。そうか、ラブが強いと、直接描写が無くても心理的な新密度を目いっぱいに引き出せるのか。と自分で発見してしまいました。ありがとうございます。
さて、書けなインフルエンザは終息してくれたのかな……とりあえずまた何か書けるようにあがいていこうと思います。感想ありがとうございました〜!

皆さま、ハッピーメリークリスマスですよー!(笑
2010/12/24(Fri)23:28:020点水芭蕉猫
こんにちは! 羽堕です♪
 うわー、何だろう、このムズムズとした感じはw こういう痴話喧嘩というのかな好きだからこその喧嘩は、読んでいる方が恥ずかしくなる感じが良いんですよね。それから冒頭の方で恭介が感じるカップルにバカにされているよう気分になるって、何だかすごく分かってしまう自分が哀しくもあったりします。
 とにもかくにも丸く収まって、クリスマスに幸せなカップルの話を読めて良かったです! 隠れて手を握る所など、ちょっとドキドキと出来て好きです♪ 無理矢理なキスと甘いキスとかあっても嬉しかったのですが、そうすると雰囲気が変わってしまいますね(汗) 読んでホッと出来ました!
であ次回作を楽しみにしています♪
2010/12/25(Sat)14:03:280点羽堕
ああ、久しぶりのアブレ日、半日以上昏々と眠ってしまったあとの気怠い午後の陽射しの中、ただ苦いだけの特売コーヒーを孤独に啜りながらこーゆーのを読んでしまうと、寝起きのチョンガーの脳味噌は思わずすべての幸福な人々にドス黒い殺意を……なんて、ウソです。他人のシヤワセを憎むほど複雑な脳味噌を、狸は持ち合わせておりません。なので、他の方々もおっしゃっているように、もっともっとベタベタに甘くてもよかったかなあ、と。
いやマテ。やっぱりあんまし甘すぎても、独身者が殺意を覚えたりして危険なので、こんくらいに適度にふわふわなラブラブにとどめたほうが、いいのかも。
また、作者が猫様ではなく節操のない狸ったりすると、おふたりさんの行き違いをもっともっと陰湿にクドクドと破局級に追いつめといて、ああもーだめだというところでイッキに30キロの上白糖とドラム缶いっぱいの蜂蜜や生クリームと、軒先いっぱいにぶら下がった熟成干し柿を投入して力いっぱいぐりぐりかんまわす、そんな野望を抱きがちなのですが、それだと最低でも数十枚程度の分量が必要と思われますので、やっぱりショートとしては、これくらいが適度でしょう。
……ああ、百合のクリスマスを書いてみたい。『少女の友』もマッツァオ、みたいな。
2010/12/25(Sat)15:08:010点バニラダヌキ
結婚しても相変わらずのバカップルな二人に和みました(笑。
読む楽しみを残すためにも去年のストーリーは挟めなくてもいいかなとも思いました。それより結婚後の二人の生活をもう少し知りたかったなあ。
いや、私にとっては充分過ぎるほど甘かったですよ。もう少し雪哉のツンデレぶりが見たいなという希望はありましたが。なんというかもうこのストレートさは、とても私には書けない甘さでございました。
昨日はデザートにアイスはあったのですが、あまりに満腹過ぎて食べられなかったので、今夜再チャレンジしたいと思います^^。
2010/12/25(Sat)15:22:330点玉里千尋
羽堕様>
お読みいただきありがとうございます!
むずむず感出てましたか? それなら、良かったです! こういう痴話喧嘩は読むのも書くのも照れるということが今回確認されました。周囲にバカにされる感じを解っていただけるとは!! 結構起こりますよね? 私だけじゃ無かった! ほんと、イルミネーションのあるところに出向くと家族とカップルばっかりなんですよね;;
本当は甘ったるいキスまで入れてしまえれば! と思ったのですが、雪哉が恥ずかしがったのと文章的にテンポが悪くなるので割愛しました。まぁ、見えるところでわざわざしなくても良いかなってことで、恭介は家に帰るまで我慢してます。
感想ありがとうございました!!
バニラダヌキ様>
お読みいただきありがとうございます!
幸せな人は憎いのです!! 包み隠さず憎いです! でも(自分の中で)ありったけ甘々ラブラブなものを書くと、世間のことがどうでもよくなってしまいます。やっぱり、もっともっとべったべたの甘々にしてしまってもよかったでしょうか……。私の中では十分殺意が湧くレベルだったのですが、やっぱりもっともっと甘い方がいいのかな。陰湿に悪質にねちねちクドクド追いつめるのも良いなとニヤニヤ思ってたのですが、やっぱり文量中、苦しいのは少な目に、幸せ大目にしたかったのですよ。ハッピークリスマスを前面に。でも思いきりねちねち苦しめてから甘いものを盛大にぶちこんでもよかったかも……と今になって思いますね。ふふふ……。
百合クリスマス書いてくださいよ。ねっちりしっとりしたものを。愛情に飢えまくりですから(笑)
感想ありがとうございました。
玉里千尋様>
お読みいただきありがとうございます!
良かった。甘かったですかv去年のストーリー、ちょっと悩んだのですが、やっぱり2とつけた以上はちょっと入れた方が良いのかなーと思って入れたのですが、いらなかったかな。結婚後の二人は……甘いです。甘すぎて、ちらっと書いてみたら自分がむなしくなったので割愛しましたorz でも、雪哉のツンデレはもっと出せればよかったなと思いました。ストレートなのは、好きな人に、「愛してるよ」って真正面から言えたら素敵なことだと思うのですよ。
良いなぁ。アイス良いなぁ。私も食べたいです^^
感想ありがとうございました! それから、雪哉を出してださってありがとうございました!!
2010/12/26(Sun)21:03:400点水芭蕉猫
遅くなりましたが拝見。
前作から続けて読んだ。やべえ。背中痒い。片方を女性に脳内変換すれば抵抗がなくなるけど、それをしてしまうとこの物語そもそもの意義が台無しになってしまう――背中痒くなりながらも読んだ。そう考えれば、やはり自分にはそういう気がないことを再確認して安心した。
清清しいほどの素直な甘さ。クリスマスより外れてしまったけれども、その甘さがよかったです。もうちょっとドロドロしてもよかった気もするけれど、男同士であればこれくらいあっさりしる方がしっくりくるか。女々しい奴もいっぱいるけれど、それでも後腐れなく納得できるのは男のいい所だと認識しよう。
素直な物語を、ありがとうございました。次回作を楽しみにお待ちしております。
2010/12/27(Mon)12:39:230点神夜
神夜様>
お読みいただきありがとうございますにゃ。
しかも前作からとな!!? わ、ありがとうございます! そして背中痒くさせてごめんなさい; でも背中痒くなるのはそういう気が無いのではなくて、あまりにも登場人物の性別男を気にしすぎているせいだと思いますよ!! 乙女向けBLは恋愛ファンタジーなのさ! 性別は受と攻で考えると背中痒いの気にならなくなる。自分も百合モノ読むときそっちで考えるとその気があんま無くても楽しく読めるのです。
で、清々しく甘いとのお言葉大変うれしく思います。ドロッとしても良いのですが、文量的、時間的にムリでした!! そのうち昼メロも裸足で逃げ出すほどどろどろのでろでろをやってみたいのですけどね(おい)感想ありがとうございました!!
2010/12/28(Tue)22:08:560点水芭蕉猫
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