- 『恋ってだいたいこんなもの』 作者:TAKE / 未分類 未分類
-
全角7399文字
容量14798 bytes
原稿用紙約24.35枚
ものすごく普通の恋愛を書きました。
-
大学から帰る電車のシートに座って舟を漕いでいると声を掛けられ、見上げると若い女性が立っていた。暗めの茶髪に、大きな目、ナチュラルメイク。ありふれたルックスだが、そこそこの美人だ。
「今朝はどうも、ありがとうございました」彼女は言った。
何の事か思い出せずに怪訝な顔をしていると、「ほら、満員電車で」と彼女は続けた。
「ああ……」思い出した。
一限の授業がある日に大学へ向かう満員電車。これだけ人が密集してるというのに、逆に孤独な気分になるというのも変な話だ。
僕は扉から入ってすぐの壁にもたれて立っていた。次の停車駅で、更に十人程の乗客が入ってきた。車内の混雑は厳しく、人々は一様に顔をしかめている。
社会に出るとストレスがたまるわけだ。会社によって違う時間に始業すればいいのに、なんて事を考える。
隣に立っている女性も同様だった。眉間に皺を寄せ、困った顔をしている。彼女の胸が僕の左腕に押し付けられている状態の為、妙な誤解を生んだかも知れない。
「あの、ちょっと場所代わりましょう」僕はそう言って、何だこの人、という目でこちらを見てくる彼女を少し説得し、立っている位置を入れ替えた。両腕を上げ、手摺と壁に手を当てる。
電車が目的の駅に着いた頃には汗だくになっていた。彼女も同じ駅で降り、軽く頭を下げて先に階段を上がっていった。
「帰りも会うなんて」彼女は言った。
「変な偶然ですね」僕はふと違和感を感じた。「朝あなたが乗った駅、過ぎてるんじゃないですか?」
「乗り換えだったので」
「ああ、そういう事」
「座ってもいいですか?」
どうぞ、と答えると彼女は隣に座った。
「変な人だと思われたかと」
「そんな事ないです。助かりました」彼女は顔の前で手を振った。
「まあ、僕が気まずかっただけなんですけどね。ほら……思いっきり当たってたし」
彼女は一瞬自分の胸に目をやると、すみませんと赤い顔をして謝った。
「いや、あなたが謝る事じゃないです」
内心にやけてたし、なんて事はもちろん言わない。
電車が家からの最寄り駅に着いたので、僕は席を立った。彼女も同様に腰を上げた。
「ここで降りるんですか?」
僕は訊くと、彼女は頷いた。「家、近いんですね」
「みたいですね」
電車を降り、駅の出口で僕達は別れた。
翌日キャンパスを歩いてると、中庭に住みついている猫をじゃらしている彼女に会った。
「どうしたんですか?」しゃがんでいる彼女を見下ろしながら思わずそう訊いた。
同じ大学の学生だった。二限の授業を終えて昼食に向かう途中だという。
「知らなかった」彼女は言った。
普段互いが電車に乗り、大学を歩いているところを気にする事も無かったからだろう。
僕も授業を終えて、食堂へ向かうところだった。「あ、良かったら……」
「ナンパ?」
え? と言いながら一瞬たじろぐと、彼女は笑った。
「冗談です。混まない内に早く行きましょう」猫の喉を掻いてやると、彼女は立ち上がった。
「えーっと……何回生なんですか?」カレーとオムライスがそれぞれ乗っている二つのトレ―を置いたテーブルをはさんで、僕は訊いた。オムライスを食べているのは彼女だ。
二回生だと彼女は答えた。
「あ、僕もで……す?」
「敬語はおかしいよね」彼女は笑った。
「学部も同じなんて言わないよね?」
「私は人文」
「ああ」なんでほっとしてるんだろう? 「僕は経営」
「残念」
「まあ、ドラマじゃないんだからね」そう上手い事偶然が続くわけもない。「えっと……」
話題を探していると、彼女が言った。「あの時間、よく乗るの?」
「電車?」
「うん、朝」
あの時間に学校へ行くのは火曜だけだと、僕は答えた。「君は?」
「私は火曜と木曜。あれに乗るのはいつも怖いの」
「体押し込んで入ってくる人の顔も、すごい事になってるしね」
「あれが三割」彼女は吹き出して言った。
「残りは?」
「痴漢」うんざり、というような表情をした。「女系家族で女子校出だから、いまいち男の人が苦手なの」
「へえ……」そうは見えなかった。
「初対面の時だけね」思ってる事を見透かされたのだろうか。「あなたは昨日の事で、安心出来る人って分かったし」
「良かった」
「でも本当、いつかスカートの中とか触られるんじゃないかって不安はすごくある」
「分かるよ」
「男なのに?」
「尻を触られた事あるんだ、男に」
「え……?」
「引かないでよ。僕がホモってわけじゃない」
ごめんごめんと言って、彼女は大笑いした。「変な人がいるもんだねえ」
「冗談抜きに気を付けてるよ。後ろのポケットにパスケースと携帯入れてる」そう言いながら僕も笑った。
彼女の提案でアドレスを交換して、彼女の名前はエミリだという事を知り、イギリスのクォーターだという事も知った。バカな男はこういう行動で多少の期待を抱いてしまうもので、「自分は違う」なんて大して意味の無い反抗心から僕はメールを送らなかった。
次の週になった火曜、満員電車でまたエミリと会った。僕はまた扉の横で壁にもたれて立っていた。彼女は向かい合わせに立っており、詰めかけてくる乗客の重量が背中にのしかかっている。
「代わろうか?」
「いいの?」
「もちろん」
位置を入れ替え、僕は壁に手をつく。あー背中が重い。
「無理しなくても」
「え?」
「手」
「いやーでもね……」また胸当たるのも困るし。
と思っているとエミリは腕を組んだ。「ね? 大丈夫」
「名案だ」
壁から手を離し、手摺を掴む。僕らの距離が縮まり、みぞおちに彼女の腕を感じた。
「なんでメールしてくれないの?」
ちょっと心配してた質問をされた。
「それは、なんというか……男の性に逆らってたんだ」
「何それ?」
「いや、こっちの話」
「送ってくれたらいいのに。草食系って男が思うほどモテないよ?」
「分かった。おやすみメールなんかもOK?」
「いいよ」彼女はクスリと小さく笑った。電車の中だし。
大学に着くと授業が始まるギリギリの時間だった。僕らは手を振り合うと、急ぎ足で別々の棟へ向かった。
昼休みにギターの練習でもして暇を潰そうとクラブハウスへ行った。音楽系のサークルに入っているのだ。
部室に入ると同学年の男子が二人、一つ後輩の女子が二人いた。机を挟んでパイプ椅子に座っている。
「あ、合コン中だった?」
「なんでだよ」ソフトモヒカンの大柄な友人がつっこんだ。
先程から何やら盛り上がっていたようだ。
「何を話してたの?」
「恋バナ」くるくるパーマの友人が言った。
「やっぱ合コンじゃ……」
「王様ゲームでもやるか?」とモヒカン。
「ヤマハさんは彼女っているんですか?」猫みたいな雰囲気の後輩が訊いてきた。YAMAHAのギターばかり三本持っているからこう呼ばれてる。
「年下の子がいたけど、ちょっと前に別れたよ」
「あ……すみません」
「いやいや。死別したわけじゃないんだから」
僕はギターケースからアコースティックギターを取り出し、カポを付けてビートルズの「Help!」を弾き始めた。
あ、にーさんばーびーヘルプ! とくるくるが歌った。
「I need somebody.だよ。なんで兄さんとバービー人形に助けを求めるんだ」僕は演奏を止めて言った。
「でもそう聞こえますね」とバンビみたいな雰囲気の後輩が言った。いや、直前に出たからってバービーと間違えないでもらいたい。小鹿って意味のバンビだ。
「否定は出来ない」
続きを弾くと彼は、納豆 酢ええねボディにヘルプ! 湯のみ冷ますへェーエェ! と続けた。一種の才能だな。
くるくるの芸がひとしきりウケたところで、「ヤマハさんは今好きな人いないんですか?」とバンビが言った。
「二人には訊いたの?」
「俺はベースが恋人」とモヒカン。
「右手が恋人」くるくるのありきたりな下ネタに女子はヤダ―と悲鳴を上げた。まあ本気で引いてるわけじゃない。
「僕は……今はまだないかな」一瞬エミリの事が浮かびかけたが、違うだろう。偶然の出会いというのは何でも特別に感じるものだ。
駄目だな。前の彼女と後味悪い別れ方をしてから慎重になり過ぎてる気がする。ちゃんと会って友達としてやっていけるぐらいには話し合うんだった、なんて後悔をもうしたくないのだ。
「前の彼女とはどうして別れたの?」
授業が終わってから合流して帰りの電車に乗っている時も恋愛の話題になり、隣に座るエミリはそんな事を訊いてきた。
「グサッとくる質問だなあ」
「あ、辛かったら別に……」
「いや、大丈夫だけどね」
元カノとはちょっとした遠距離恋愛で、向こうの都合で二カ月ほど合えない時期があり、その間に元カノの方が僕に冷めていた。
「何それ、すごい自分勝手」とエミリ。「続けないで正解だと思う」
「ありがとう。僕もそう思う」元カノは別れ話のやり取りをする内に開き直り、自らの性格に隠れていた汚い部分をこれでもかと露出してきた。しこりのように残っていた想いもそれで消えた。変にヨリを戻したいなんて気持ちも起こらず、ある意味感謝している。
「すぐに次の子出来るよ」彼女は僕の肩を叩いた。
「まあね」
「うわ、自信過剰」
車窓から見える繁華街は、クリスマスの装飾がきらびやかに施されていた。セールの看板も目立つ。
「早いねえ」彼女はしみじみと言った。
「独り身には辛い」
「確かに」
「君は居ないの?」
「彼氏?」
「彼女でも納得出来なくもないけど」
「しないで」
彼女もまた三週間ほど前に別れたという。彼氏が社会人になり、付き合う余裕が無くなったそうだ。
「それは辛いな」
「まあね……つけ込むなら今かもよ?」
「そんなセコい事したくない」
彼女は口をとがらせた。「嘘」
「え?」
「今まで彼氏いた事ないの」
「本当に? 信じられない」
「縁がなかったもん。食堂で言ったでしょ?」
「ああ……」
「未経験だし」
いや、それは別に知らなくてもよかった。
「何赤くなってるの」
「なってないよ」
「純情ねえ」
「中学生じゃないんだから」
電車が駅に着き、僕達は席を立った。
僕はそこそこファッションに気を使ってる方だと思う。この日、要するにさっきの場面から二日経った木曜日は何故か変に力が入り、光沢のあるダークグレーのパンツに黒のシャツ、濃いネイビーのジャケットという出で立ちだった。
「パーティでも行くの?」昼休みにエミリが僕を見て言った。
「いや、ただの気分」
「その格好でいちごオ・レ飲んでるって、すごいギャップだね」僕の手元を見て言った。果汁三%と小さく記載されている。
「だって好きなんだもんっ」
「怖いからブリッ子はやめなさい」
「なんか、遠慮がなくなってきたね」
「お互いね。いい感じ」
「まあそうだね」壁が無くなったという事だ。
僕は中身の無くなったいちごオ・レの紙パックをつぶし、ゴミ箱に捨てた。
「クリスマス、どうするの?」エミリが言った。
「未定。君は?」
「同じく。家族とケーキでも食べるのかな」
「あ、でも直前にライブがある」
「ライブ?」
「うん、サークルの」
音楽やってたんだぁ、と彼女は元々大きな目を更に見開いた。「何やってるの?」
「担当? ギターヴォーカル」
「花形だ」
「なのかな。アコースティックの弾き語りとかデュオばっかりだけど」
今回は友人と二人で出演する。いつも通りシンプルな構成だ。
「曲作ったりするの?」
「たまにね。クリスマスライブでも一曲オリジナルやるよ」
「どんな曲?」
「虐待を受けている一〇歳の少女を救おうと外に連れ出して児童誘拐の罪を負った主人公が社会の矛盾をぶちまけるんだ」
「お……おお。なんかすごいね」
「世の中捻じ曲がったままどうにもならない事が多いんだよ」
「何かあったの?」
「いや? 別に。ニュースなんか見ててなんとなくね」
「なーんだ」
「なーんだとは何だよ?」
「いや? 別に」
「なーんだ」
そのクリスマスライブの日、僕は二日目に出演する事になっていた。
会場にいるのは粗方サークルの部員。発表会みたいなものだ。バラード曲の演奏以外で座席に着く事はほとんど無く、とにかくステージの前で腕を振り回して盛り上がる。ライブ自体が打ち上げのような雰囲気だ。
二組目の一回生が演奏している時にステージ前から後ろを振り返ると、エミリが客席にいた。部員の中に入るのにはやはり躊躇があるらしく、その場で立ち上がって手拍子している。目が合ったので来い来いと手招きすると、「いやぁ……」という表情を見せたが、「いいから」と口の形だけで言うと、彼女は「仕方ないなぁ」という感じで照れ笑いしながら降りてきた。
「その子誰?」二組目が終わってマーチンと呼ばれている三回生の先輩が言った。由来は勿論ギターのメーカーだ。ヒョロッとした体形で物腰が柔らかい。
「近所の人です」僕は言った。
「うん、間違ってはいないんだけどね」とエミリ。「どうも」
「どうもどうも。えっと、二人はどういう関係?」とマーチンさん。
「ボーイフレンドです」
「じゃあガールフレンドです」
「息合ってるなぁ」マーチンさんはハハハと笑った。「楽しんでってね」
どうも、と彼女はまた言った。
「浅い意味でのフレンド?」
「ん?」
「ボーイフレンドって」
「うーん、どうかな」
「え?」
「分からない。あ、次出番じゃないの?」
エミリは壁に貼られているプログラムを示した。
「ああ、本当だ。準備してくる」
僕はヴォーカルの相方と二人でステージに上がった。スポットライトの逆光であまり客が見えない。
一曲目の「Help!」を歌ってるとくるくるの語呂合わせを思い出して笑いそうになった。湯のみ冷ますって……ビール入れるんじゃないんだから。
ノリの良い曲を一発かました後にクリスマスらしくバラードを二曲。内一曲は相方がドラムを初披露して盛り上がった。僕はアルペジオを弾く時のピッキングが独特だと言われる。弾くというよりは叩くという感じだ。速いピッキングがし易く、ハイポジションでのハーモニクスが自然に加わってキラキラした印象の音になるのが気に入ってこの弾き方をしてる。まあ最初の内は中指にタコが出来て痛い目を見たけど。
最後の曲は例のオリジナルだ。矛盾だらけの社会に対して悲痛な物語で訴えかける。血も滲めとばかりにアコースティックギターをかき鳴らす。最後に一つAコードを汗だくでストロークすると共に、僕はパイプ椅子に座り込んだ。激しいテンポの曲だった割に、歌詞の内容からか観客はしばらくの静寂に包まれ、その後何かを噛み締めるような拍手が起こった。
サークルの外からの学生もそれなりに来て、ライブは成功の内に幕を閉じた。
結局最後までステージ前で部員に混ざって盛り上がっていたエミリは、打ち上げに誘われた。費用も全員二百円上げればいいだけだからと半ば強引に押され、彼女は僕の方を見ておあずけをされている犬みたいな顔をした後に「じゃあ、御馳走になります」と言って笑った。
飲み会で僕が飲むのはいつもチューハイを三杯まで。自分が酔うより人が酔った時の豹変ぶりを見るのが好きなのだ。
エミリもそうらしい。キス魔と化して男子部員を次々と餌食にしてゆく男の先輩を見て愉快そうに笑っていた。
「いやー……これはもう、カオスね」と彼女。
「いい例えだ。当人は次の日が大変みたいだけど」
「そりゃそうでしょう」
「先輩来そうだから、ちょっと逃げるよ」
僕は席を立ち、相方の向かいに陣取って今日の感想と反省点を話し合った。
打ち上げ会場の居酒屋を出て、部員は各々解散した。僕とエミリも駅へ入る。
「ああ……マジかよ」僕は言った。
「どうしたの?」
「終電出ちゃってる」早めに抜けるんだった。まあ今更後悔しても遅い。「どこか、寝れるとこ探そう」
「そうね。で、明日帰って学校は休む」
「有意義だな」
街を歩くと、ネットカフェを見つけた。その二軒奥にはネオンの輝くラブホテル。
「……どっちに入る?」一応訊いてみた。
「こっち」もちろん彼女はネットカフェを示した。
財布に金があまり残っていなかったので、ペアシートを一室取って中に入る。
「それぐらい自分で払うのに」とエミリ。
「女と二人の時は自分が奢るって変なポリシーが邪魔をするんだ」
「厄介ね」彼女はクスリと笑った。
個室に入ったものの、二人ともなかなか眠気が来ないので、パソコンで「エターナル・サンシャイン」を見た。主演はジム・キャリーとケイト・ウィンスレット。映画の内容はこの話に関係無いから割愛するが、とにかくロマンティックで素晴らしい映画だ。見れば分かる。
それより重要なのはこれを見た後にエミリが言った言葉だ。
「恋がしたい」彼女はそう言った。
「いいんじゃない?」僕はその言葉に対してこう返した。
「今日は良かった」
「何が?」
「全部。特に君のライブ」
「今、韻踏んだね」
「無意識にね」
最後の曲が凄かったと彼女は言ってくれた。「全身全霊って感じで」
「全身全霊だったんだよ」歌う時はいつもそうだ。
「惚れちゃったよ」エミリはパソコンの画面から僕の方へ眼を移した。お互い横になっていて、何だか変な気分だ。
「またまた」僕は照れなのか謙遜なのかよく分からない相槌を打った。
「本当に。君の人柄とか考えてる事とか、色々出てたから」
その後しばらく間が空いた。
本気にしていいのだろうか?
「あのさ……」僕は声を掛けた。返事は無く、代わりに静かな寝息が聞こえてきた。
なんだよぉ。
翌日、彼女は電車の中で僕に謝ってきた。「昨日はごめんね。途中で寝ちゃって」
「いやいや」午前三時に起きてろっていう方が難しい話だろう。
いつもの朝とは逆方向の通勤ラッシュだ。彼女は腕を組んで壁にもたれ、僕の背中には乗客の体重がのしかかっている。
「ねえ」
「何?」額に少し汗をかいてきた。
「告白してもいい?」彼女はそう言った。
「あー……ごめん、またポリシーが邪魔する」
「どんな?」
「告白は男からってやつ」
彼女はクスリと笑った。電車の中だし。
「あと」
「まだあるの?」
僕は頷いた。「とりあえず駅に着いてから」
彼女はまたクスリと笑い、腕組みを解くと僕の背中に手を回して、こっそりと抱擁した。
-
2013/02/12(Tue)03:25:46 公開 / TAKE
■この作品の著作権はTAKEさんにあります。無断転載は禁止です。
-
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。