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天野橋立様。 御作を拝読しました。 おお、なんかものすごくおもしろそうだ。僕はこういうSFが大好きなので大いに期待であります。大阪が独立国家になるかもしれないというのは僕が小学生くらいの頃からちらほら聞いたことがあったと思います。もちろんそんなことは信じていませんでしたが、この作品では、そうなんですねw 攻撃法がレールガンですか。レールガンもやばいですけど最近の自衛隊機自体も十分にやばいような気がします。一秒間に弾丸を1200発くらい発射したりね……。 結局何が言いたいか分からない感想になってしまいました。が、つまり続きを楽しみにしています、ということです! ピンク色伯爵でした。 | |||
ピンク色伯爵 | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 近未来というよりは、もしかしたら、こんな世界になっていた可能性もあるのかなと思いました。物語の内容ではなくて、雰囲気がゆったりとした感じで心地よかったです。騒音問題や、命がけのナンパなど、ちょっとした所でクスッと出来ました。鹿賀は怜子との出会いによって、巻き込まれていく感じなのど、展開としては早いのかなとも思うのですが、この後にどうなるか期待せずにはいられないです。 本当に大した事じゃないのですが、‘鹿賀’の部分がたまに‘彼’に起き変わっている部分で、違和感を少しだけ感じる時がありました。気にならないと言えば、気にならない事なので、すいません。 であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
>>ピンク色伯爵さま おお、面白そうと言ってくださる方がおられた。ありがとうございます。いつも書いてるようなものと違って、この作品は自分でもどうなのかさっぱりなので、大変心強いです。頑張って後半の推敲を続けます。 レールガンは、最近この単語を本屋とかでよく見かけるので、どうやら世間ではレールガンが流行っているのであろうと(多分違う)思って採用してみました。レーザーや粒子砲なんかよりも、リアリティがあって格好いいですよね、レールガン。 マシンガン的なものは、50ミリチェーンガンがSSTの標準兵装として、後半にちょっと登場する予定です。と言うわけで、後半もよろしくお願いします。 >>羽堕さま おお、今度は羽堕さまから感想が。感想書きを再開されたということは、いよいよ本格復帰が近いと言うことなのでしょうか。またよろしくお願いします。 南紀白浜という、関西ではリゾート的なイメージの土地を敢えて舞台に選んだのは、明るくゆったりした雰囲気がいいなと思ってのことだったのですが(物語が明るく終わるかどうかは別として)、その感じが出ているのであれば良かったです。 展開、やっぱり早すぎますね。全体で約70枚になると思うのですが、後半はさらに展開が早かったりします。うーん、本来は100枚強くらいのペースで書くべきだったかも知れません。またいずれ直すかもしれませんが、とりあえずは今のバージョンで投稿して、ご意見をいただきたいと思います。良かったら、また続きも読んでいただければ嬉しいです。 | |||
天野橋立 | |||
えー。ずりいよ。なんだこれ。 どうも。読ませて頂きました。 ところですごいな。てっきり天野さんは前作のような系統の物語しか書かない人だと思っていた。これは意表を突かれた。相変わらず地盤は安定しているし、知識量の多さがここからもひしひし伝わる。悔しい。ずりいよ。なんだってんだ。 素直に面白い、面白いんだけどこれ、前編なのか。ということは、次で終わるのか。終わるのかこれ。この物語はもっと長編で読みたい。こんなにすぱすぱ行かれると物足りなさが大きく残ってしまう。 天野さんのことだ。後編もちゃんとまとめているのであろう。ただし後編を読んで物足りなさが残っていたら、「長編リメイクしろー」ってずっと叫ぶ。それほどまでにもっとじっくりと読みたい物語だった。 後編を楽しみにお待ちしております。 | |||
神夜 | |||
こんばんは、天野橋立様。上野文です。 御作を読みました。 こんな白浜があるかぁ! てゆうか、和歌山県民はむしろ大阪府に喧嘩売りかねん。などと一瞬思いましたが、これ面白いですわ。以前の別作品にみられた無理な要素寄せあつめではなく、SF好きで書いてます! ってゆうのがズンときました。 設定も興味深いですし、続きが大変楽しみです。 | |||
上野文 | |||
>>神夜さま やはり意表をついてしまいましたか。実は僕はSF系の格好いい話が好きで、ちょっと古めですが「戦闘妖精・雪風」なんかがお気に入り(評判の微妙なアニメのほうは見てないんですが)だったりするのですよ。とは言え、自分でそういうのを書こうと思うことはほとんどなかったりするので、やはりこれは例外的な作品と言うことになると思います。 うーん、やっぱり短すぎるってことになってしまうんだろうなあと思います。他の方への感想でも書きましたが、後半はさらに展開が早いですし。人の作品への感想では「これでは短すぎます、長編として書き直すべきでしょう(キリッ」とか書いてる癖になあ。ここには書いてない設定も色々あるるので、具体的には何も形になってませんが、連作化とかは可能かも知れませんが。 ともあれ、後編もよろしくお願いします。 >>上野文さま あれ、もしかして上野さまは和歌山出身だったりされるのでしょうか? 実はこの基地がある場所は、アドベンチャーワールドの跡地だったりするんです。パンダたちはどうなってしまったんでしょうかねえ。 この作品世界では、和歌山県は関西州に併合されてすでに無く、和歌山は大阪の支配下という設定なんですが、旧和歌山県庁の残党がレジスタンスとして大阪と戦い、紀伊田辺出身の鹿賀が大阪本局の指示で悩みながらそれを鎮圧に向かい……みたいなストーリーも今ふと思いついたりしました。和歌山県が無くなる、っていうのはあながちあり得ない話でもなくて、関西広域連合なんてのも発足しかけてますしね。官僚出身の仁坂知事も道州制推進派のようですし。 今回は、妥協なしにストレートに格好いいSFを目指して書いております。うまく行ってるかどうかは不安だったのですが、面白いと言っていただけると大変心強いです。 後半も直球勝負のつもりで書いてます。こちらもズンとくればいいのですが。 | |||
天野橋立 | |||
おう、今度はメカメカのシリアスSFアクション。でもやっぱり何やらレトロっぽくて気持ちのいい軍国風味は、天野調で美味でした。 内容的な感想は、神夜様に同調。この背景までみっしりと描写された前編は、今後、ここまでの3〜4倍量のストーリー展開を期待させます。起承転結で言えば、承のとっかかり、そんな感覚。 後編の分量も同じくらいだとすると、神夜様や古狸が欲求不満を残さない展開は可能であるのか――興味津々で続きをお待ちしながら、ここまで読ませる技術点として、腹鼓とともに座布団1枚。 | |||
バニラダヌキ | |||
こんばんは、天野橋立様。上野文です。 えー、感想かどうかあやふやですが、たぶんそういったスピンオフストーリーを思いつかれる時点で、天野様は和歌山人の偏屈さを理解されていないんじゃないかな〜と。 レジスタンスだ〜、ではなく、何も変わらずに言うことをきかず、気がつけば独立してたり、別のところと組んでるタイプです。で、そうなったら梃子でも動かない。たとえ織田信長が来ようと変えられない。その変わらなさと、極まれに生じる凄まじい変化が奇怪な場所なんです。 仁坂知事は見事な政治手腕ですが、変わらなさにやっぱり手を焼いてます。で、和歌山育ちの本人も、演説を聴く限りでは、橋本知事と同じ場所を目指してなんていません。関西州が誕生しようとしまいと、和歌山は和歌山で「あ、あいつら」と言われてそうです。 でも、そういう独自性って、どこの地方にもありますし。特に近畿は、ね。京都も、奈良も、兵庫も、三重も、一歩踏み込んだ色は大阪ごときでは染められない。大阪が決して東京の色に染まらないように。……関西広域連合は、たとえ発足しようと橋本知事の思うようにはならないし、特定の府・県が主導を握ることもないでしょう。 そんな面倒くさい関西が、私は大好きだったりしますv ああ、横道にそれた。完結編、楽しみにしてます。 | |||
上野文 | |||
>>バニラダヌキさま 感想に技術点まで、ありがとうございます。 ちょっとレトロフューチャー感が出したかったので、「アイオノクラフト」だとか昔のSFに良く出てきたような設定を使ってみましたが、これって見事に死語になってるんですね。検索してもほとんど出てこないのには驚き。 さて、後編なのですが……やっぱり短すぎて「ええっ、これで終わり?」とかいうことになりそうな気も。皆さんに感想をいただくにつれて、続きを投稿するのがプレッシャーになって来てるような感じもしますが、ここは蛮勇を奮って投稿してみることにします。 >>上野文さま なるほど表立って反抗するのではなく、ともかく変わろうとせず、言うことを聞かない和歌山人ということなんですね。うーん、それでアクションSF短編を書くのは難しそうだなあ。やっぱりレジスタンスくらいやってもらわないと、困ってしまう。 関西の良さは、それぞれ個性に富んだ地域が群雄割拠してるところにあるのは確かなんですよね。関西州になって、その良さが失われてしまうようでは本末転倒なので、その力を一つの束として発揮できるようでないと意味がないですよね。さすがに橋下さんも、その辺は分かってると思いたいんですが。 しかし、あの人も気の毒だなと思うのは、大阪の中枢部の実権を握ってるのは大阪市長であって、知事じゃないってのを良く分からないで知事になった節があるところなんですけども。そりゃ市役所解体とか言いたくなるよなあという気もします。実権持ってる平松さんは涼しい顔してますが。 って、この手の話をし出すといくらでも続きそうですが、確かにこれは横道ですね(笑)この辺にしておきます。 | |||
天野橋立 | |||
こんばんは、天野橋立様。上野文です。 御作を読みました。 完結お疲れ様です。 ん〜、とちょっと違いますね。種ヶ島から遠く離れた和歌山の根来衆や雑賀衆が何で「最新鋭の」鉄砲を山ほど量産していたと思います? 和歌山の県民は変わる瞬間、凄まじい勢いで内面が変わります。が、わざわざ他人が「変われ〜」「新しいぞ〜」「権力もってるよ〜」言うても見向きもしないだけです。仁坂知事が早々に関西広域連合に肯定を示したのは、「あとで巻き込まれるくらいなら、早いうちに参加して流れを和歌山に有利なように作りたいから」。そんなものです。和歌山固有の「不変」と「迅速な変化」の違いが他県民にはわからない。松下幸之助や南方熊楠を余人は「先進的」と称したかもしれませんが、彼らはおそらく「己の信念に不変であっただけ」です。陸奥宗光や武蔵坊弁慶、徳川吉宗らも、きっとそう。他人が新しいと言おうが古いと言おうが、どうでも良かったんですよ多分。 そういう意味で、和歌山を舞台にした作品としては、違和感の多い小説でした。でも、それは仕方のないことです。私が奈良県や三重県や兵庫県や京都府を舞台に書けば、必ず「オイオイ」とツッコミをくらうでしょうから。 他県民から見た白浜、という意味では実に興味深い小説でした。面白かったです。 | |||
上野文 | |||
>>上野文さま さっそくの感想、ありがとうございます。 ただ一点、どうも最後までそこが通じなくて残念だったように思えるのが、この話はあくまで「和歌山に作られた大阪の基地」内の話であって、「和歌山の話」というわけではないので、県民性などがストーリーに絡む余地はほとんどない(鹿賀が和歌山出身、という部分だけが唯一の地元要素ですね)ので、その辺りにはあまりこだわらずに読んでいただきたかったなあということです(スピンオフ作品の話はまた別のこととして)。恐らく、和歌山が大阪傘下になっているという設定自体がご納得いただけなかったのかも知れませんが……。SFですから、ディストピア的な設定を使うこともありますので。 実在の地名を使う以上、そのような印象を与えてしまうのは避けられないことかも知れないですね。気をつけます。 | |||
天野橋立 | |||
ライトノベル物書きakisanです。読ませていただきました。 完結ですね。おめでとうございます。 ここ最近ハヤカワ文庫から遠ざかっていたのでSF知識がぼんやりとしてしまったので、レールガン系列の知識がうろおぼえなんですけど、ローレンツ力を発生させるにも、ガンパウダーのように始点で一回じゃなくて、長大な砲身の中にいくつもローレンツ力の発生点を作って次々と加速させていく方式でしたっけレールガンって。それを小型化して機体に搭載するってなると電気供給源とレールガンシステムの小型化に成功しているから、結構な技術力かなーって夢が広がりました。 それとダムバスター。名前の由来はバンカーバスターでしょうか。初速をマッハ9生み出せるって、相当の電池。となるとダムをぶち抜くときも運動エネルギーですかね。対戦車兵器によくある弾頭の化学エネルギーでぶち抜くタイプとはまた違う感じですか。もしダムバスターの弾頭を化学エネルギーの成型炸薬に切り替えたら、別の兵器利用も可能なんですかね。もしくは低高度からSSTで急接近して、司令部シェルターに向かってレールガンシステム使ってマッハ9に加速したバンカーバスター打ち出すって用途もありですか。 物語の主軸であるレールガンシステムですけど、これだけ強力な兵器だと今回のような万が一のために軍隊ってところの性格からして、発射システムと電力供給システムが別々の部屋に分かれてもいいのかもしれません。といっても分けたら物語の長さは長編になるでしょうけど。なんていうか、全体的に雰囲気が軍事施設というよりは技術研究所っぽいんですよね。もしかしたらレールガンシステムの研究所をそのまま軍が徴収して転用した裏歴史があるとかですかね。 と、趣味っぽい話はここまでにして、さすがに構成うまいですね。 自分は前半部分を読んだときに、大南とのあっさりめBLエンド迎えるのかと思い込んでいたのが唯一の誤算です(冗談とかじゃなくて割りと本気で)。未成年の女の子より同じ釜の飯を食った仲間と結ばれるんだぜって結末に天野橋立さんの新境地を見るのか、オーラロードが開かれるのかと思ったんですけど、なるほど大南さんはどんでん返しその1でしたか。 これを勢いで作るって言うのは凄いです。 | |||
akisan | |||
>>上野文さま 二度レスですみません。今朝のコメントは、何か会話の流れをぶった切るような返し方になってしまって、これはあかん、せっかく感想をいただいてるのにこれではよろしくないですね。 この基地は、地元の事情を無視して作られた侵入者、言わば大阪の論理によるエゴと圧制の象徴のようなものだから、地元の人がこの話を読まれて違和感を感じられるのも当然か、と思えて来ました。県民性の話は面白かったです。また何か書く時の参考にさせていただきたいと思います。 | |||
天野橋立 | |||
>>akisanさま なかなかマニアックな感想、ありがとうございます。読んでてニコニコしちゃいますね。 「ダムバスター」は、同じ名前の爆弾が第二次大戦中にドイツのダムを攻撃するためにイギリス軍で使われていて、そこから名前を取りましたが、本家の「ダムバスター」はいわゆるスキップ爆弾なので、むしろバンカーバスターのほうが兵器の性格としてはこっちの設定には近いかも知れませんね。 電池は、もうちょっとそれらしい設定を考えたかったのですが、使えそうな技術が無くてお茶を濁した感じです。ただ、そのために一回しか撃てないことになってしまい、そこからストーリーが展開してくれた、というおまけはつきました(我ながら、ほんとに思いつきで書いてますね)。 雰囲気が研究所っぽいと言うのは鋭いですね。確かに、昔のアニメなんかでは「秘密基地=研究所」的な設定があった(「光子力研究所」とか)ので、どうもその影響を受けてるなと気づきました。確かに、「何とか博士」が出てきてレールガンの説明を始めそうな感じがしますね。システムの系統を分ける、とうのは思いつきませんでしたが、確かにフェイルセイフにはそのほうがいいですね。 BL展開については……ほんのちょっとそういう方向を連想させるような描写を入れておいたのが、うまく動いてくれたようです(笑)。BLはここでしか読んだことがないですし、とてもじゃないですが自分では書けないように思います。 お読みいただき、ありがとうございました。 | |||
天野橋立 | |||
今になって気づきました。加点忘れていました。えい、投入。 | |||
akisan | |||
こんばんは。上野文です。 いえ私も説明が下手ですから。誤った伝え方になっていたかもしれません。 誤解しないでいただきたいのですが、「和歌山が大阪傘下になっているという設定」とか「大阪の論理によるエゴと圧制の象徴」とか、そういうのは気にならないんです。 なんて言えばいいのかな? たとえばキムタク似(このさい石原都知事でも可)の主人公が、迷わない整然とした広間のような梅田地下街を舞台に繰り広げる、こ洒落たラブストーリーをご想像ください。友達と食べるランチは納豆とお蕎麦で、恋人との夕食はフレンチ! 申し訳程度にタコヤキをつつきながら、〆の台詞は「地下街には人情が詰まっている」 たぶん、今天野様が感じられた「オイorz」という脱力感が、私の感じた”違和感”に近いと思います。 もし私がそのような物語を書いたら、天野様はこう思いません? 府民性どうこうよりむしろ「この梅田地下街はないわ…」と。 食べ物一つとっても、和歌山は牛肉の消費量が多く、三重のうどんは名古屋の影響が強い。大阪のスタンダードは必ずしも近畿他府県では通用しない。そういった風土、地域性を汲まずに舞台設定しても、生かすことは難しいです。 京都府民や奈良県民が胸に抱く故郷愛や誇りは、もっと強く揺るがないものに裏打ちされていますし…。 私がお伝えしたかったのは実在の地名を使う以上、ある程度は舞台設定も考慮して欲しかったなあ、惜しまれるなあ。とそういうことだったりします。 まあ、気にしすぎかもしれません。徒然と失礼しました。 | |||
上野文 | |||
>>上野文さま 丁寧なお返事、ありがとうございます。仰られてることは、良く分かりました。 この話はあくまで「基地の中」という特殊な場所を設定して、その中での展開と言うことなので、ストーリーの基本展開だけで言えば極端な話、この基地は丹波篠山にあっても、大和郡山にあっても、多分ほぼ同じストーリーになると思います。 ではなぜ、南紀白浜なのか。それは「白良浜」をラストに使いたい、というなかなか観光客的な発想だったりします。地元ではどのような評価か分かりませんが(外国から砂を入れたりしてるし)、僕は単純にあの綺麗な砂浜が好きなんですね、多分。僕は基本的に小説には架空の町しか出さない(地元の京都も使いません。その代わり同じ架空の町の設定を繰り返し使いますが)のですが、今回敢えて実在の土地を使ったのは、その一点にこだわったからでもあります。 しかし、実在の地名を使うのであれば、本来はその土地のありようを舞台設定として生かせなければ意味がないし、それが生かせてない以上「これのどこが白浜なのか?」と言われても仕方がないということになる、そういうことなのでしょうね。梅田の例えで言えば、梅田北ヤード辺りにどこかの国の租借地があるという設定で、その中で全く日本らしくない展開が繰り広げられる「梅田バンスキング」とかいう話があったとして、それを関西の人間が読んだら「なんやこれは」と思う人も多いでしょう。そもそも、どこを舞台に設定しても内容が変わらないようなストーリーならば、特定の地名を冠して書くことが、果たして書き手として誠実な姿勢かどうなのかというのも問題かもしれません。しかし前記のような理由で、僕としてはここはどうしても「南紀白浜」でないと駄目だったわけだったりします。 色々考えさせられるところはありますが、こうして作品に対する意見を交換すること自体は意味のあることで、大変良かったと思います。ありがとうございました。 | |||
天野橋立 | |||
後編を拝見。 自分のボキャブラリーで表せる陳腐な感想はこの際置いておく。自分と天野さんは系統がまるで違うから、見当違いな感想なんていらんのや。いらんかったんや!! 何が言いたいかと言うと、ステージに向かって拍手しつつ歓声を上げ、そしてメインが奥に引っ込んだと同時に我先にと「アンコール! アンコール!」と腕を振り上げたい。まだだ。まだ自分は燃焼し切ってないぞ!! だからこそ。これ長編で読みたいなー。これ、長編で、読みたいなー! 面白かったです。相変わらず自分とは別世界の物語をありがとう。毎度知識量の差に絶望しながらも、天野さんのこれの長編or次回作を楽しみに待っておりまする。 | |||
神夜 | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 面白かったです! 大きな物語の一つのストーリーという感じにも思えて、これからまだまだ続いて行きそうな、そうだったらいいなぁと思わされました。こうドキドキとした緊迫感もいいですし、たまにある笑いの部分も、ベタだからこそ笑えると言うか好きです。園部兄妹との出会いや、尊敬する人とのなど、この後の鹿賀にも、いつか出会いたいなって思います。こんなのもいいかなと思ったのが、衛兵が「女子高生に手を」うんぬんの所で、大南との噂を絡めたり、それを聞いて怜子が勘違いしたりするのも面白いかなって思いました。かってな妄想なので、お許しを。 であ次回作を楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
>>神夜さま 感想は言葉で書くもんやない、心で書くもんなんや! とつられて意味不明なことを口走ってしまいました。失礼いたしました。 面白かったと言っていただけたと言うことは、後半は何とかOKをいただいたということでしょうか。しかしやっぱり、長編化のご要望が……。 なにせ、半分路上ゲリラライブみたいな感じで突発的に書いた作品だけに、これをちゃんとしたコンサートに展開させていくのは意外と大変なんじゃないか、などとも思うんですが、そこまで言っていただいてることだし、設定自体は膨らませられそうだし、何かやってみようかなあとも思わないでもなく。あまりあてにせずに、お待ちいただければと思います。 感想、ありがとうございました。 >>羽堕さま ちょこちょこと入れておいたユーモアの部分を楽しんでいただけたようで、良かったです。やっぱり、まだ続きそうな感じなんですよね。僕としても、鹿賀のこの後の話はもうちょっと書いてみたい気もしてます。 大南との噂を聞いた怜子が勘違いして……って展開は確かに面白そうですね。結構笑える場面になりそうですが、それは思いつかなかったです。 お読みいただき、ありがとうございました。 | |||
天野橋立 | |||
おう、これは面白かった。語り口や動と静のバランスやドンデン展開の畳みかけなど、全体的に際立った『そつのなさ』が、純粋に『楽しめる』レベルで迫ってきました。 などと感想をつけると、アマチュア作家に対してはしばしば『物足りなさ』の表明にもなりがちで、事実、新人賞公募などでは一次や二次を通っても三次でハネられてしまうわけですが、すでにプロとしてなら、コンスタントにこのレベルの作品を連投できれば誰恥じることのない水準と思われます。 じゃあなんで『田園』の時のように座布団二枚にならないのかと言えば、短編だからと言うわけではけしてなく、あくまで『連作SFシリーズ・南紀白浜インシデント・第一話』、そんな結構だったからです。 この調子で最低四話、できれば六話くらい続けて、しかも連作を通してなんらかの一本の筋が通っている――そんな世界を構築できたら、これはもう座布団十枚イッキの単行本ですね。 | |||
バニラダヌキ | |||
>>バニラダヌキさま 感想ありがとうございます。と言いますか、なんだか申し訳なくなるくらいの高い評価をいただいて、恐縮です。 いや、確かにこの小説にはあんまり独自の部分も目新しいところもないと思います。僕なりの「格好いいSF」を、読んだ人が面白いと思ってくれることを願いながら(願ってるだけで、実際どういう感想をいただけるかは良く分からなかったんですけども)真面目に書いたのではあるのですが、某デジタルアワーみたいに「これは僕が書かないと」みたいな気持ちで書いたものとは違いますし、良くも悪くもウェルメイドな小説というところにとどまっているのだろうなと思います。 ここから飛躍するためには……やっぱり続編を書きつないで、独自の世界を創り出すしかないのでしょうね。うーん、次の一本が書けたらその先も行けそうな気もしてるのですが。どうも麻宮サキが戦場でヨーヨー振り回すような話ばかり浮かんでくるので、我ながら困ったものです。何とかせんといかんですね。 | |||
天野橋立 | |||
拝読思案した。水芭蕉猫ですにゃーん。 絶不調につきかなーり短い感想になってしまうのですが、中々面白かったです。やっぱり読ませる技術というのはすごいなー。SFは最近は北野勇作しか読んでないのでなんかもー漠然としたイメージしか出来ないのが非常に残念なのですが、最初から最後までつるりと読み込めてしまうのはやっぱり上手いからなんでしょうな。ちょこっと含まれた衆道イベントが良い感じでニヤっとしてしまいましたあばばばば。うん、面白かったです。 | |||
水芭蕉猫 | |||
天野橋立様。 続きを読みました。 映画化ならぬ長編化求む。いいですねー。いいですねー。SFを本気で書くとなるとかなりの知識がいるとか。耳にした話ですと大学の高等数学レベルの知識がいるそうです。僕もかけたらなーSF。今度練習しよう。 感想ですが、やはり文章がうまい。圧倒的にうまい。違和感を感じさせない。さすがといいますか、本来この話はこれだけの枚数内で収まりきれるものじゃないと思うんですが、それを文章のうまさだけで圧縮して、しかも違和感を感じさせていない。うまい、と思いました。 だからこそのSF長編期待。 面白かったです。ピンク色伯爵でした。 | |||
ピンク色伯爵 | |||
>>水芭蕉猫さま 絶不調だというのに感想ありがとうございます。BL的な要素は、お遊び的に(ミスリード的な狙いも少しだけあって)ちょこっとだけ入れて見たのですが、そこに反応していただいたのは嬉しいです。実は大南の側にはわずかにそういう感情もあったのでは、と思ってます。次は本格的なBL作品を……って嘘です、書けませんけども。 >>ピンク色伯爵さま 大学の高等数学レベルの知識ですか。うわ、それだと僕には到底無理ってことになりますね。僕は数学は高校でリタイアしちゃいましたから。でも、数学って格好いいんですよね。オイラーだとかフェルマーだとかの名前を出してくるだけで、なんかそれらしく見えたりして。 確かにこの小説は、かなり圧縮して書いてるんですよね。昔のSFで濃縮小説(コンデンスド・ノベル)なんて手法もありましたが、そこまではいかないにせよ、結構ポイントだけに絞って書いた感じです。 ピンク色伯爵さまのSFも、読んでみたいですね。凍結中のゴッドハンド、いっそSFに衣替えして再開してみるとかいかがでしょうか? 実は右腕の動きが速いのではなく、右腕が動いている間はステイシス・フィールドを発生させて時間の流れを停滞させているのだ、とか色々やりようがありそうです。 | |||
天野橋立 | |||
まさかの二話投稿。驚きとともに興奮でした。面白いです。前回よりもこっちの二話のほうが好みです。前より文章や構成がうまくなっているように感じました。文字を埋めるのが極自然で、滑らかになったって感じですね。 左遷されてデスクワークって流れがお約束であり浪漫ですよね。そしてここから現場復帰するのもまた浪漫ですよ。 せんとくんが三世代も進化して人工知能搭載ともなると、見た目はどうなるんでしょう。二世代目も見てみたいです。 それときたならくん、もしかして改造して強化服になるのでしょうか。非殺傷用のゴムボール弾が飛び出す仕組みで、例の米軍が開発中のADSを搭載。 SSTそっちのけで、せんとくんときたむらくんがタッグを組んで暴れまわるのも面白そうです――と妄想が膨れ上がるほど面白かったです。 | |||
akisan | |||
こんにちは。 おや、某県を舞台にした作品が立て続けに登竜門に投稿されるという不思議な事態になってますな。 和歌山、奈良ときたわけで、どうやら近畿2府4県(あるいは2府7県?)全てをめぐる連作になるみたいですね。楽しみにしてます。 | |||
中村ケイタロウ | |||
>>akisanさま こんばんは。感想ありがとうございます。 そうなんですよ、自分でもまさかの(笑)二話投稿ということになりました。 第一話に比べて地味なドラマなのでどうだろう、と思っていたのですが、面白かったと言っていただいて大変嬉しいです。まったくおっしゃるとおりで、左遷されてデスクワークという黄金パターンで書いてみたかったんです。軍事に詳しいみなさまもおられるので、それなりのリアリティを出そうと、一応自衛隊関係とかもざっとは調べてみましたが、細かいところはフィクションと言うことでお許しください(汗) そうそう、きたならくんは実はバトルスーツで……っていやいや、そこまでものすごい展開はとても書けないです。しかし良ければ、後半もお付き合いください。 >>中村ケイタロウさま 感想ありがとうございます。 そうなんです、ここから先、鹿賀は近畿二府四県を次々と転勤になり、それぞれで騒動が……ってまたノリ突っ込みしてしまいましたが、そういう「県民ショーの東京一カ」みたいな展開なんて考えてませんよ。いや、ほんとです。 | |||
天野橋立 | |||
なん……だと……。長編リメイクではなく、続編、だと……? かつて自分が「アンコール! アンコール!」と叫んだ言葉がこんな形で降って来るとは。思わず全部読んじまった。先週の某カフェオレ作品に引き続き読まざる得なかった。なんてこったい。ますます時間がないぜひゃっはー。 さて。地味な逃亡生活を続けております神夜です。お久しぶりです。上記理由の下、続きを拝見。 面白いなぁ。今回の話、前回のバックボーンが本当に大きいとひしひし感じる。何が凄いって、前回80枚くらいだったっけ、違ったっけ、よく憶えていないけど、それくらいの枚数であったのにも関わらず、上等な一冊分くらいあったように感じさせるのが凄い。二話、というよりは完璧な続編にあたる印象だ。 今回のこの物語はどれくらいあるのだろう。「上」「中」「下」、程度では終わらんであろう。終わるっていうならショックではあるけど、それでも相も変わらずの天野さんだ。綺麗に着地してくれるはず。物足りなかったらそれはそれで再度「アンコール! アンコール!」って手を振ればいいだけの話だ。そうに決まってるんだ。 物語的に突っつく所など今の自分には見当たらない。非常に面白い、っていうところ以外は、セントくんってキモイよね、毎日津駅でポスター見るたびに思うんだ、とかしかない。あるとすれば最後の「SSTの奪取や破壊を狙うテロリストなどが現れるということは考えにくなかったが、」という一文の誤字くらいか。「考え難かったが、」が正解か。ふひひ。某カフェオレさんと並んでの誤字脱字大量生産機の自分が天野さんに対してまるで鬼の首を取ったかのように突くあたり、さすが神夜、ゴミ屑やで。 さて。という訳で、続きを首を長くしてお待ちしております。数日置きに再び登竜門を覗く口実が出来たことを感謝しております。 | |||
神夜 | |||
>>神夜さま おお、とうとうどこかへ消えてしまわれたかと思ってましたよ。なんだかライフポイントを削りながら書いていただいたような感想、どうもありがとうございます。 そうなんです、なんとか続編が形になったので、投稿させていただいた次第です。くっ、しかし相変わらずのプレッシャーが……これじゃ今回の作品は前回以上の短編なんです、だなんて、とても言えない……。しかしせめて「アンコール」と言っていただけるようには頑張るぞ。そうしたら第三話も書けるかも知れないし。 しかし、誤字が残っていたとは不覚でした。いつも人の作品の感想には「誤字脱字が多い人は、推敲が不足してますね(キリッ」とか書いてるのになあ。後半は気をつけよう。 ともあれ、何とかそんなにかからずに後半を上げたいと思いますので、なんとか消えるのを踏みとどまってまた読んでくださいませ。 | |||
天野橋立 | |||
どうも、鋏屋でございます。御作読ませていただきました。 いやぁ、もう大好物な内容で嬉しくてw メカ、ロボ、ミリタリーと、私が萌える要素が余すところなく出てくる作品で、のっけから興奮状態で一気読みでしたw スマートフォン大活躍であります。 こういうリアルで面白いSF を待っていました。私も以前書きたくて50枚ほどかいて挫折したことがありますw ノリノリで書いたんですが読み直すと偉くチープで…… この手の話はちゃんとした描写力持った人じゃないと安っぽくなっちゃうんですよね。天野殿で良かったw 安心して読めますから。 | |||
鋏屋 | |||
2度レススミマセン。スマートで打ってるとたまに途中で投稿ボタン押しちゃうんです(汗っ)まだ不慣れなもので…… SSTの対消滅エンジンとかの説明もいかにもありそうで良かったです。これが大事。この『リアルには無理でも、時代が進んで科学が発達すれば出来るんじゃね?』ってのが、SF小説では、特にロボ系は大事だと思うんです。いいなぁ、萌えるなぁwww 世界観もダイレクトに好みです。 あと人間ドラマですね。鹿賀と大南の部分も好きですし、その後の左遷された鹿賀もとても人間くさくて良いっす。こういった話は大抵がバトルや戦闘に行きがちなのに、こういう部分も手を抜かずにきっちり書いていて良かったです。 リアルなSFで世界観の設定って難しくないですか? つじつまが合ってないと、というか「ありそうな話」にしなければならないから。異世界ものか、後はやたら未来の話しにしちゃうのが楽で良いんですが、こういった近未来的な世界設定はツッコミ多そうで私なら躊躇してしまいますww でも、このお話は作りがしっかりしてるから安心です。ツッコミなど気にしないで、是非是非続けて貰いたいです! だって私は登竜門でこの手のちゃんとした作品が読めるのがとても嬉しいのですからw ところで白浜のレールガン、全長と重量の説明にニヤリとしてしまったのですがw 全長五十七メートル、重量五百五十トン…… これってVですか? なんかひょっとしたら年代が一緒なのかも…… ともあれ、続きを超期待しておりますw 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
こんばんは、天野橋立様。上野文です。 御作を読みました。 続いてたんかい!? ということで、おっかなびっくり読み進めたのですが…。 V世ってなにw うーん、やっぱりちょびっと違和感はあります。 かっちりとした重厚なSF設定と、日常的な地続きの描写が、私には若干の齟齬になってしまっているのではないかと思いました。 が、そんなことも気にならないくらい、濃厚で、趣味に走られてる、楽しんで書かれているテンポの良い筆が物語りに陶酔させてくれました。 前は、私の精神状態や、受け取り方もよくなかったのかもしれません。 御作、とても面白かったです。 | |||
上野文 | |||
>>鋏屋さま 感想ありがとうございます。 メカとかミリタリーの好きな方に面白かったと言っていただけると、ほっとします。僕も好きは好きなんですけども、特別に詳しいわけではないので、設定なんかはかなり我流だったりするので、突っ込む余地はたくさんあるんじゃないかと思います。あくまでSFなので、「これはこういう世界の話なんだ」と言い切ってしまってもいいんですけども、読んだ人がリアリティーを感じられないようなら、いくら架空の世界だからと言ってもやっぱり失敗だと思いますし。ですから、この作品世界なりのリアリティーを出すことには結構力をいれて書いたつもりです。 レールガンの全長と重量、気づいてくださいましたか(笑)こういうお遊び要素も、色々入れてたりします。 良かったら、後半もまた読んでいただければ嬉しいです。(本当なら、今ごろは後半ももっと完成に近づいてるはずだったんですが、今の状況ではなかなか集中して小説が書けませんね……) >>上野文さま 続きもお読みいただき、ありがとうございます。 何せ、僕のカラーが強く出ている作品なので、違和感を感じられたとしても無理はないのじゃないかと思います。にもかかわらずお褒めいただき、大変嬉しいです。いや、僕も正直なところ皆さんの評価が予想していたよりもずっと高いので、なんだか逆に不安だったりしてるんです(笑)「せんとくんV世」とか、こういうお遊び的要素はどうしても入れたくなってしまうのですよ。 良かったら、第二話後半もお付き合いいただければ嬉しいです。 | |||
天野橋立 | |||
いやもう、心身共に『安定感』に飢える狸には、すなおにありがたかったです。左遷地上勤務の黄金パターン、くつろいで楽しませていただきました。飛べ! 飛ぶんだ、きたなら君! ……で、平常心を取り戻させていただいたお礼に、いつもの重箱の隅(おいおい)。文末に『のだった』の多用が目立ち、やや気になりました。それから、自分がここ何ヶ月か『削減命』で生きていたためか、地の文の語りすぎも、ちょこっと。 一例を挙げますと、『大南機の撃墜については、テロを防ぐための行動ということで不問とされたのだったが、しかし上官への報告なしで無断で行動したことは、やはり問題となったのだった。この程度の措置で済んだのは、むしろ寛大な扱いと言ったほうが良かっただろう。』の部分は、『大南機の撃墜については、テロを防ぐための行動ということで不問とされたが、上官への報告なしで無断で行動したことは、やはり問題となったのだった。この程度の措置で済んだのは、むしろ寛大な扱いだろう。』とか。この調子でシェイプアップすると、なんとか枚数が規定内に……なんの話をしている狸。 | |||
バニラダヌキ | |||
>>バニラダヌキさま 飛びます! 飛びます!って、あの方も亡くなってしまったんですよねえ……。 今回のパートは、どうしても説明的な地の文が多くなってしまって少々苦心したんですが、何度も直してるうちに、どうもくどくどしい文章になってしまってたのかもしれません。バニラダヌキさまに指摘していただいて読み直して見ると、なるほどという感じがしました。もう少し、文章を絞ってみることにします。ありがとうございます。 しかし、規定枚数とかの制限なく好きに書けるってのはありがたいことなんですよねえ。 | |||
天野橋立 | |||
拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。 ふふふ、SFや自衛隊ネタなんてさっぱり解らんぜ! と前置きながらも楽しく読ませていただきました。細かいネタが解らないのが口惜しいのですが、こうなったらストーリーをとことん楽しませて頂こうと思います。で、面白かったのかと問われれば素直に面白かったです。色々やらかして左遷てのはやっぱりよくある話なので、そういう動きが面白かったです。せんとくん三世ってどんななのか。あちこちでさんざ弄られてる元祖せんとくんがもにゅんもにゅん動いてるのを想像してしまいましたよ。続きが楽しみです。 | |||
水芭蕉猫 | |||
>>水芭蕉猫さま どうもどうも、感想ありがとうございます。 細かいネタなんて飾りです! と敢えて言い切ってしまうわけですが(笑)、要するにそれらしい雰囲気が出ていればそれでいいわけなので、ストーリーのほうを楽しんでいただければそれで充分嬉しいです。 さて、せんとくん三世とは一体どんな奴なのか……良ければ、後半のほうもお付き合いいただければと思います。 | |||
天野橋立 | |||
せんとくん格好良過ぎてワロタ。キモイとか言って正直すまんかった。 ストーリーや運び、次回への繋ぎ方はまったくもって問題なかったです。次回の三話がたぶん三日後くらいには上がっているだろう、と判断して、期待に胸を膨らませてわくわくしながら待っています。 ところで、二つほど気になったことがある。 一つはバニラダヌキさんが仰っているような、「〜だった。」だったり、「〜〜した。」とか、そういう描写の多用が目立っていたこと。どうにも過去形のような形で表現されていると、せっかくの緊迫シーンでの臨場感が損なわれて置いてけぼりを食らっていってしまっている気になる。ここが残念でした。 もう一つは、前は違和感なかったから気にしなかったのか、あるいは今回からなのかはちょっと時間なくて読み返して確認する暇がないのですが、描写の中で、これが今、「誰の視点」で「誰の思考」なのかがよくわからない箇所が多々。鹿賀なのか持田菜穂子なのか、せんとくんなのか椿井誠司なのか。各人の思考内部の表現描写が同じ章内で混在している部分が多く、違和感が残ってしまった。まぁ自分のことを棚に上げて突いているんですけれども。うひひ。 でもそれらを差し引いても「面白い」と言わせる天野さんにやはり拍手を。 そして「アンコール!アンコール!」と自分は作品の続きを更新しないくせに人の背中ばかりを押す下種な神夜です。 | |||
神夜 | |||
>>神夜さま えーっ? 第三話を三日後に? 何そのむちゃな要求、と愕然としている天野です。 いや、感想というのはありがたいもので、何となくしゃきっとしない部分があるなとは思っていたのですが、このように指摘していただくとなるほどと思いますね。この感想を帰りの電車で読んで、帰り道に喫茶店に立ち寄ってモバイルでとりあえずちょこちょこ微修正かけてみました。(もちろん完全解決とは全然行きませんが。戦闘シーンてのは難しいですな) キモキャラのせんとくんが、まさかの大活躍、という展開を思いついた時点で、後半はほぼ完成したみたいなものでした。戦闘の主役を、完全にSSTから奪う形になりましたが。 | |||
天野橋立 | |||
機械仕掛けとはいえ、せんとくんがあんなに器用に動けるなんて……。でもあれですよ、ネットでよくあるせんとくんパロディ絵でも、マッチョに描かれたせんとくんはかっこいいですよ。仏僧兵みたいで。 そういえば前回の一話はあまり気にならなかったんですけど、今回の二話で気になったのがSSTの空戦。まるで空中で地上戦やってみるみたいでした。慣性や空気抵抗みたいな物理法則系の書き込み増やすと、それっぽくなるのかも。 SFって難しいですよね。特にプロの人たちって、地の文じゃそこまで具体的な数字出さないけど、裏側じゃ関数電卓使って、微分積分しまくって、材質考慮して、精確な計算してるんだろうなぁって思うんですよ。自分は断念してしまいます。一つか二つぐらいの式で計算できるならともかく、連鎖反応するみたいにあらゆる式が絡み合うと、途中でどこ計算してるのかわからなくなります。いつか現象の隅から隅まで数字で出せるようになりたくて、大学物理を趣味と独学でちょこちょこと亀みたいに進めていたりする、大学に通ったことのない自分が(笑) さて、今回は規律を重んじる軍の官僚制を描いたんですから、次は軍よりは自由度の高いPMC(民間軍事会社)を絡めて書くと面白いんじゃないかと自分はおもいました。 | |||
akisan | |||
こんばんは、天野橋立様。上野文です。 やられたw まさかせんとくんがこんな役割を… いい意味で完全に予想を裏切られました。 面白かったです! | |||
上野文 | |||
どうも、鋏屋でございます。続きを読ませていただきました。 いや〜面白かったw せんとくんが高性能でビックリwww アレ量産した方がいいじゃないか? って思ってしまいましたw 久々に『面白いSF』を読んだ気がします。文章上手い方が書くとやっぱり良いですね。余計なことを考えずに小説の中にどっぷり浸かれるのが嬉しいです。 私としては『お約束』に持田さんといい仲になってくれないかな〜って、最後まで期待してました。いや、でもこれで良いんです。加賀さんと持田さんはこれで良いんだw 左遷先の慣れない仕事をする元エースパイロットが、思いがけないアクシデントに合い、その持てる力を使ってみんなを助ける…… 私の大好物なパターンですw いや〜是非シリーズ物として続けていただきたい。次回はもっとSSTに活躍の機会を! とさりげなくリクエストしたりして……w ところで、このSSTってどんなデザインを想像していらっしゃるんです? 私の頭の中ではVF-25のガオーク形態みたいになってるんですが…… いやまあどうでも良いことですけどねw 第3話も(←すでに決めつけてる)期待しております。 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
>>akisanさま 感想ありがとうございます。 うわー、物理法則系ですか。確かにその辺をもっときっちり描いたほうが空中戦らしさは出るかも知れないですね。しかし、僕は物理とかは早々に断念したクチなので、文章力だけで何とかそれらしい感じを出せるか、その辺の勝負になりそうです。 民間軍事会社を出すってのは面白そうです。その裏には株主である某巨大コンツェルンが……とか色々転がせそう。もっとも、その辺の知識もまるっきりなかったりするので、もし書くならばまたそれなりの勉強が必要になりそうですね。 >>上野文さま せんとくんがこういう形で活躍するというのは、今回の話のまさにメインとなる部分だったわけですけども、こんな話を書く人はそうはいないだろうなあと自分でも思います。上野さまの意表をうまく突くことができたのなら、大成功です。 お読みいただき、ありがとうございました。 >>鋏屋さま 後半もお読みいただき、ありがとうございます。 第三話以降はまったく何にも決まってないんですけども、持田さんがまた登場することは間違いないと思います。二人の関係も、もう少し進展させたいなあと考えてるところです。 ちなみにSSTのデザインですが、僕の中では「ダグラム」と、「ボトムズ」の「AT」の中間辺り(どちらかというと、三○系がボトムズ寄り)を想定していますが、もちろん読んだ方の想像通りで構わないと思ってます。いや、マニアックな例えですみませんけども、鋏屋さまならきっと通じるのじゃなかろうかと思ってたり……。 | |||
天野橋立 | |||
こんにちは。 せんとくん三号機には意表をつかれました。しかし性能高すぎるんじゃ……。暴走でもしたらどうするのか。 これで、近畿2府4県のうち1/3を制覇したことになりますね。和歌山、奈良とマイナー系で来たから、次は京阪神のどこかでしょうか。夜の道頓堀川で戦闘とか、あるかも。楽しみにしてます! | |||
中村ケイタロウ | |||
いや、やっぱり面白い! 以前にも指摘した文章そのものに関しては、前回に引き続き今回の第二話後編も、神夜様とはまた別の意味で(つまり狸の文芸・話芸観において)、主に文末に「ああ、朱を入れたい朱を入れたい」などと思いながら読み進めていたのですが――途中から、どーでもよくなりました。どのみち文芸も話芸も、どこまでその世界に同調できるかが、読者や客にとっての値打ちですので。 ひとつ残念だったのは、ラストの戦闘前に、鹿賀が『きたならくん』をまるまる脱ぎ捨ててしまったことでしょうか。いや、なんか『きたならくん』にも愛着あったもんで。 以前、自分もパンダの着ぐるみから少年を脱皮させてやったことがあり、それはまあ『夢との融合→そこからの脱皮→実人生への一歩』みたいな姑息かつミエミエの明喩だったのですが、どうも『きたならくん』の場合、『きたならくん』自体が『矮小な現実』の象徴にも思え、鹿賀はむしろ『きたならくん』に一度適合することによって大人からさらに大人へと脱皮した、そんな暗喩に思えたものですから。 もちろん、まるまる『きたならくん』のまんまSSTを操縦するのは不可能でしょうから、なんかワンポイント残して、さらにエピローグの隠し味に使う、みたいな。……すみません、これは感想というより、芸のクサい狸の、単なる趣味嗜好かも。 | |||
バニラダヌキ | |||
>>中村ケイタロウさま 暴走したせんとthe3rdが周囲の観客を次々とぶちのめし、奈良の町がついに火の海に……てのも話としては面白そうだなあ。そういう展開にしても良かったかも知れないです。今度は滋賀でひこにゃんに暴れさせようかな。 というか、だからそんな何話もとても書けませんって。道頓堀川って、あんな狭いところでどうやって戦闘をするのか。立体ネオン化されたグリコのランナーにSSTが激突して、飛沫のようにガラス片を撒き散らしながら砕け散るグリコ看板、戎橋の上を逃げ惑う紫色の蛍光スーツを着たホストたち、かに道楽のカニに偽装した無人戦闘マシーンが緊急出撃、とかそんなネタちっとも思いつきませんよ。 >>バニラダヌキさま うーん、文末って本当に難しいですね。こればかりは、文章を書き続けてバランスを体得するしか無いのかも知れません。まだまだ修行が足りないですね。 「きたならくん」については、本当はもうちょっとうまく使いたいなとも思ってたのですが、いまいち出番がないままに話がまとまって行ってしまって、こういう風になってしまった次第です。着ぐるみを出した時点で、やはりバニラダヌキさまの「パンダの夢」を思い出したわけですけども、なかなかああうまくは行かないですね。大きく手直しをすることがありましたら、話をもう一つ膨らませて、なんとか「きたならくん」にももうちょっと役目を与えてみたいと思います。 感想、ありがとうございました。 | |||
天野橋立 | |||
ども、ご無沙汰してます。rathiです。まだ一話だけですが、読ませて頂きました。 すげぇ濃密な描写に、リアル近代SFにある意味忠実な設定と、なかなか骨太なSF小説でした。 テロや軍人としての生き様、思想などはリアリティがあって良かったです。 ただその反面、SF小説が廃れてしまった原因がそのまま残っているのが惜しいかなぁと思いました。SFを分っている程、あるいは設定の難しさがあって、これオンリーで読もうとすると結構厳しいものがあるかなぁと。 まぁ、元々そういう層に絞って書いている、というのであれば全然OKなんですが。ちなみに自分は攻殻機動隊やパトレイバーが好きなので、モチロンこの小説は好みですよ? なので自分の話は、あくまで全体的に見て、って意見だとお考え下さい。 アニメだと説明する必要がないから未だに需要は高いんですけどねぇ。 ではでは〜 | |||
rathi | |||
>>rathiさま 感想、どうもありがとうございます。 この作品は、一度僕なりの「格好いいSF」というものを書いてみよう、ということで初めて書いたSFで、あんまり評価もつかないかもなあと思っていたものなのですが、予想外に多くの感想をいただくことができました。そういう意味では、層を絞るとか以前に、全く好きなように書いた物なので、そのようなものを面白かったと言っていただけるのは大変ありがたいことだと思っています。こういうSF作品には潜在的な需要が結構あったのかなあと感じています。 読むほうに関しては、僕は日本SFの第一世代から読んでいるオールドファンと言っていいと思うのですが、その僕から見てもSFというのは本来マイナーなジャンルだと思います。それが特に日本においてこれだけ一般化したというのは、やっぱり漫画やアニメの力というのは偉大だなあと思います。でも、小説のほうも、近年ヒットしたライトノベルの中にも、SFとしても優れた作品も複数ありますし、まだまだ可能性はあると思います。そういう可能性を引き出すようなものを書ければいいなと思うのですが、簡単には行きませんね。 | |||
天野橋立 | |||
こちらの作品も読みました。軍事SFものなんて、滅多に読まないので、勉強させてもらいました。 それにしても、先が読めなくて、話がどこへ行こうとしているのかが、とても興味があります。『大大阪独立戦線』の野望はどうにか阻止できたわけですが、これで終わる組織にも思えないので、これからも何かしら裏で糸でも引いていくのかしら、と予想していたりします。それとも海外勢との小競り合いなどが起きてくるのかな、などなどとさらに物騒な展開を望んでいたりもします。 レールガンについて気になったので、自分でも調べてみたのですが、アメリカでは2020年頃を目処に370km以上も飛距離をかせぐものを開発しているらしいですね。しかし、始めこの作品を読んでて、この飛距離は言い過ぎだろう、と思っていたのですが、本当にそれくらいの飛距離の攻撃が可能だと知り、ちょっとびっくりしてしまいました。 しかし、まさか第二話でこんなにセントくんが活躍するとは思っていませんでした。無機物のロボットが人を守るために奮戦するのは、なんかロマンをそそられるというか、熱いというか、とても好きな展開です。そして、役目を全うして、壊れてしまう、というのもいいんですよね。健気で一途な行動を当たり前にするところに憧れてしまうのです。 さて、今回の事件でようやく鹿賀はSST隊へ復帰することができたわけですが、これから鹿賀を待っているだろう事件がどんなものなのか、次回明らかにされることを楽しみにしてます(多分次回あたり大きく動きそうなんて思ってます)。執筆がんばってくださいね、ではでは。 | |||
白たんぽぽ | |||
>>白たんぽぽさま 感想、どうもありがとうございます。 話がこの先どこへ行こうとしているのか。実は、それは僕にも良く分かりません(笑)そもそも第一話分を書いた時点では、第二話の展開も全く頭にありませんでした。うーん、この辺がある意味、連作小説を書くスリリングさと言えるのかもしれません。 レールガンは、それくらいの射程は充分可能だと思います。第一次大戦の列車砲でさえ、120キロの射程のものがあったくらいですから、その何倍もの初速で弾体を射出する超大型レールガンなら、関西から東京くらいまではむしろ近距離攻撃、という設定です。(本来は、海外攻撃用の兵器として設定しているくらいなので) せんとくんにこういう形で活躍してもらうというアイデアは、実は前半を書き終えた辺りで思い浮かんだのですが、白たんぽぽさんのおっしゃるとおり、ロボットがその身を犠牲にして人を守る、っていう展開は僕も非常に気に入っているところです。例え修理されて見た目は元通りになったとしても、一度失われたものは帰ってこないのだ、という部分も結構こだわったところです。 続編がいつになるか、自分でも見当がつかないのですが、良かったら次回もまたお付き合いください。 | |||
天野橋立 | |||
遅ればせながら拝読しました。水芭蕉猫ですにゃーん。 いやはや、何となく私のボケた頭には大きそうな話だったので後で読もうを繰り返しているうちに流れそうになって慌てて読んだ次第ですハイ済みませんホントにorz で、モノホンのハードSFなんて読んだことの無い私にとってはやっぱり難しかったです。なので今回も話の流れをなぞった感想なのですが……せんとくんがカッコいいじゃないですか!! いや、ほんと皆さま仰ってる通りせんとくんが良いですね。基本的にロボットが人間の利の為に自己犠牲を働くという話には弱いクチです。何かもうね……胸がいっぱいになりますね。戦闘シーンはもう頭でおっつかなくて何が何だか……。SF解れば多少は解るのかなぁ……。 勝手な感想で申し訳ありません;短いですが、この辺で……。んで、せんとくんのカッコよさに座布団一枚。 | |||
水芭蕉猫 | |||
>>水芭蕉猫さま にゃーん。感想ありがとうございます。 いやもう、とてもじゃないですけどもまともなハードSFだなんてとても言えない作品なので、とにかく楽しんで読んでいただけたのならそれで充分ありがたいです。戦闘シーンがわかりにくいというのは、それは単に僕が下手だからだと思います。この作品書くまで、そんな場面全然書いたことなかったし……と言い訳しておきます(笑) せんとくんのエピソードが好評で、嬉しいです。いいですよね、こういうお話。僕も書いていて、思わず涙ぐんでしまったり(これは嘘ですが)。続きを書くならば、またこの手の展開も入れてみたいなあと思ってます。その時は、またよろしくお願いします。 | |||
天野橋立 | |||
合計 | 20点 |