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こんばんは。最初の記憶は保育園入学時、初日の給食の時間に女の子に泣かされた事の頼家です。因みに給食はカボチャの甘煮でした。へ?きいてない?……作品を読ませていただきました! 「心とはなんぞや?」「魂とはなんぞや?」と考えさせられる作品ですね。たしかに設定としては良くあるのかもしれませんが、故に人間が考え続ける大きな疑問の一つであるともいえますね……。脳が思考や行動をつかさどっているため、科学的に考えれば脳が「心」そのものなのでしょうけど、そんな事では割り切れないこの漠然とした疑問、不安感はいったい何だろう。死んだあと「無」に還ると言われるけれど、その生きている間には決して存在しない「無」の状態に対する不安感。「生きていた間の思いや記憶はどうなるんだ?」「『なくなる』ってどういうことだ?」作品の主題とは違うかもしれませんが、読んでいる間そのことばかり頭によぎりました。「死」や「心」「記憶」について改めて考えさせられるいい作品だとおもいます! では、また次回作をお待ちしております。 頼家 | |||
頼家 | |||
作品、読ませていただきました。 ラストの部分、地下室を見て自分のしたことにぞっとした男が、部屋を焼くという場面が良かったです。ただ、全体の幻想的なトーンに、「こころほぞんき」の設定がちょっとそぐわないかなと思いました。難しいとは思うのですが、ここをもうちょっと工夫して処理すると、この小説はもっと良くなるかなと感じました。 しかし、こういう形でも愛する妻の心(もしくはその残骸)を自分のそばにとどめておこうとした男の気持ちは、分かるような気がします。それが幸せかどうかはわからないですが、人生は幸せになることがすべて、という訳でもありませんしね。自分が執着したものを追い続けるのも、人生の一つの形のような気がします。 | |||
天野橋立 | |||
感情に囚われて繰り返しを望む私とおにんぎょうになってしまったがために繰り返しを拒めない私の、その狭間にいる私が奇跡的に果たした断ち切る決断、という体裁をとるといいんじゃないかと思いました。なんとなく。 | |||
模造の冠を被ったお犬さま | |||
こんにちは。おひたしぶりです。 いろいろ考えさせられました。 大事な存在が死んでしまうというのは、つらいです。受け入れられないのも無理は無いと思います。 先日たまたま、臓器移植について友人と話していて、そのとき僕は、以下のようなことを言いました。「科学の進歩が可能にした技術は、必ず誰かが実現し、使うだろう。倫理や信念にもとづいてそれを断念するという選択肢を、人類は持ち合わせていないのではないか。いいことであれ、悪いことであれ。人工授精も臓器移植も、毒ガスも原爆もそうだった。人クローンもそうだろう」 この主人公を責めることが、誰にできるでしょうか? 僕にはできません。 小説としては、場面や視点の転換が多いのが、少ししんどい気がしました。でも面白かったです。 | |||
中村ケイタロウ | |||
>頼家さん こんばんは。感想全体よりも、最初の二行がどうしても気になってしまいました。なぜ、泣かされたのか。興味深いですね(他人の頭の中って本当に)。科学的にいえば、脳=心である、というご意見には納得するようなできないような。なんかそれって、“厳密にいえば「今」という言葉は存在しない。「ま」を言い終える頃には、「い」を言った時間が終わっているから”と言われているのと、似ているような気がするんです。こう……随分と数学的な考えを持ち込まれてしまったなぁみたいな。でも、病態として脳梗塞を患った方は性格が変わってしまったりもするし……。いやはや、納得できないながら興味深いです。長くてごめんなさい。最近難しいこと考えなくなったから、脳みそのシワがだるんだるんになっております。歳とりましたな、わはは。読んでくださって、ありがとうございました。 >天野橋立さん こんばんは。読んでくださってありがとうございます。いやー、こころほぞんきが浮いちゃいますか。自分でつくっておきながら、自分でも「なんか変なんだよな」とは感じていました。もっとこう、藤○・F・不○雄さんみたいに自由な発想をしちゃおう! とでも思っていたのでしょうかね。どのみち、その目論見は失敗だったようです。「自分の執着したものを追い続けるのも、人生の一つであるような気がする」って、素敵な言葉ですね。ひねくった見方をしちゃうと、その言葉を上手に使えば、ストーカーを擁護できなくもない気がするんだけど。(いや、冗談です。お気を悪くされたらごめんなさい。)この道を進んだらどうなるか、ぼんやりとした形は見えていても、辿りつくのだけが幸せなんじゃなくて、あくせくして頑張って歩いている時間も幸せ! みたいな感じですかね。一生懸命な時間って、輝いていますよね。……私の解釈、間違っていたらごめんなさい。さいごに、読んでくださってありがとうございました。 >模造の冠を被ったお犬さま こんばんは。読んでくださってありがとうございます。なるほど。と言いたいところなんですが、頭の回転がいつも以上に遅いので、もうちょっと頭の中で噛み砕こうと思います。うーんと、話の構成というか、繰り返しを断ち切るまでの精神的葛藤の部分をメインにして、そこを重点的に丁寧に書き込んでいった方が、まとまるよ。といったアドバイス……という解釈でOKですか? 読んでくださってありがとうございました。 >中村ケイタロウさん こんばんは。おさりしぶでひす。 私も、中村さんの感想に、いろいろ考えさせられました。臓器移植かぁ……。倫理や信念にもとづいてそれを断念するという選択肢。持ち合わせている人もいらっしゃるのでしょうが(よく、宗教等の教えに反しますと唱えている女性をテレビ越しに見るので)、それは実現させたい人達の意見やメリット・そして可能性に比較すると小さいものとして扱われるのかもしれないですね。いや、よく知らないくせにべらべら話して(書いて)いますが。そして、その技術がもたらすものに、少しでも良いことや可能性があるなら、かけてみたいと思う気持ちもわかります。だから私も、この主人公を責められないと思います。でも、いいよとも言い切れないものは、やっぱり倫理とかそういうもののせいなのかしら……。小説として、場面や視点の転換が多いのがしんどかったですか。確かに移り過ぎていますね。次回の参考にさせていただきます。読んでいただきましてありがとうございました。 | |||
目黒小夜子 | |||
こんばんは。はじめまして。くちやまです。 ひとを愛することは、ひとにとって、ものすごく大きな希望であると思います。その希望がたたれたときの絶望は、察するに余りあります。想像するだけでもとてもつらいです。 命の尊さを踏みにじってはいけないことは分かっている。でも、大切なものを失って傷ついた心はどうやって癒やせばいいの? と聞かれたら、わたしは言葉を失ってしまいます。心と命を天秤にかけるなんて、そんなこと、できないですよね。 とても繊細に紡がれた文章に胸を打たれました。 2年越しで表に出されたものを偶然読ませていただけたなんて、何だかすごいなぁ。読ませていただけてよかったです。 | |||
くちやまさとこ | |||
いえ、違います(いきなり否定から入る傍若無人さ)。 この物語でいちばん肝要なのは彼の心情であると受け取りました。特に私の決断を受けての、苦渋から受諾までの心境の変化(最初の段階、拒絶がまったく描かれていないことがすこし不思議)。それは目黒さんもわかっているだろうと思っていての、上の感想でした。彼の不甲斐なさ、その表現です。 しかし、それやると普通なんですよね。面白みが殺される。どうしたもんかねー。 | |||
模造の冠を被ったお犬さま | |||
ライトノベル物書きのakisanです。読ませていただきました。 冒頭は面白かったのですが、途中から吸引力がなくなった気がします。すんなり流れに乗れなかったといえばいいのでしょうか。もったいないような感じがします。 あと、これは私の感性が変なのかもしれないのですが、キャラクターが心情を語っているというよりは、キャラクターに心情を説明されている感じがします。 題材はとても面白いと思いました。おそらく書いているときに作者様は頭を常にひねりっぱなしだったのだろうな、と伝わってきます。 一度、目黒小夜子さんの三人称の小説を読んでみたいです。もしこの物語が三人称で表現されたら、彼の見方が変わるような気がするからです。 | |||
akisan | |||
>くちやまさとこさん こんにちは、初めまして。感想を読むだけで繊細な方というイメージが湧いてしまいました。一方的なイメージでごめんなさい。なんだか、そんな素敵な人に読んでいただけるような程素敵な作品じゃない気もするんですが、あたたかいお言葉嬉しいです。こちらこそ読んでいただけて感謝です、ありがとうございます。 >模造の冠を被ったお犬さま こんにちは。感想を読ませていただいて、やっとなるほどと思いました。彼の不甲斐なさの表現か。確かにあっさりし過ぎているかもしれません。死ぬとわかっている人が死ぬ事と、死ぬはずが無いと思っている人が急死する事とでは、残される家族の心情も違うしなぁ。私には、そういう事を素直に受け止める事がなかなかできんのです。変にひねったりこねくり回すのが好きだったので。でも、そんな事をそんな風に受け止められるようになりたいです。だらだら書きましたね。失礼しました。 >akisanさん こんにちは。途中から吸引力がなくなったという言葉には大きく頷きます。書いた私自身も、そんな何かを感じていたからですね。説明されている感じも何となくわかります。説明書みたい、じゃないですか? 実際やってみるとすごく大変なことでも、そこに書いてあることは淡々としていて、真実味がなくて。なんだか、よくわからないうちに書いたから、そういう印象になっちゃうのかもしれません。三人称の作品、昔は書いたんですけど、しばらく書いていませんね。今度挑戦してみようと思います。ありがたい言葉の数々、感謝いたします。では、失礼いたします。 | |||
目黒小夜子 | |||
合計 | 0点 |