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こんにちは! 羽堕です♪ 時代背景が分からないので、何とも言えないのですが、殺す前に二人で逃げるという選択肢はなかったのだろうか? 彼女に対して、どのような仕打ちがあったかも分からないけど、少なくとも彼女は生きているのだから。家族に紹介したいと思ったと言う事は、それ以前に主人公と家族との間に何か確執が、あった訳でもなさそうだし。 愛し合っているのに結ばれなかった二人の悲恋は、とても苦しく感じる部分ではあるのですが、家族を殺した動機がイマイチ見えなくて、少しモヤモヤとしました。 四葉のクローバーを、とても上手く使われていて「はぁ」と溜息のでるような切なさもあったように思います。 であ連載の続き&次回作を楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
はじめまして、天野橋立と申します。作品読ませていただきました。 主人公が恋人に逢えなくなってしまったのは、むしろ家族を殺してしまうと言う主人公の短絡的な行動が原因なので、言わば自滅のような感じです。そこを主人公があまり後悔していないように思えて、悲恋と呼ぶにはちょっと自分勝手な印象が否定できませんでした。その辺りをもう少し主人公に葛藤してもらえると、納得がいきやすいように思います。クローバーの使い方がきれいなだけに、惜しいように感じました。 | |||
天野橋立 | |||
拝読しました。水芭蕉猫です。にゃあ。 私、思うのですが、殺すというのは至極難しいようでいて簡単過ぎる選択肢なのではないかなと思います。主人公と家族の間に何らかの確執があったのかは解りませんが、彼女を連れて二人で誰も居ないどこかと遠くへ逃げ出しても良かったんじゃないかと思います。折角彼女さんの方は天涯孤独だったようですし、主人公が何もかも投げ出して、どこか遠くまで逃げれば物語はもっと幸せな結末を迎えたのかもしれないなぁと思いました。最後の四葉のクローバーはなんだかとても温かみがあって好きです。 | |||
水芭蕉猫 | |||
羽堕さん>> 主人公のヘタレさと身勝手さ。指摘されると「あわわわわ」と顔面蒼白になりそうです。オチに比重を置きすぎてしまったのかな、と反省です。 天野橋立さん>> 初めまして^^ 悲恋を押しだすつもりが、ただただ主人公が身勝手だというのを披露するだけの小説になってしまいました(汗) 葛藤、背景をこれからの作品で練習していきたいです。 水芭蕉猫さん>> そもそも家族を殺す、という逮捕理由がいけなかったのかもしれません。家族を殺す、というのは自分の半身を殺すということと同じでありますし、それなら猫さんの言う通り、逃げてしまうという選択肢の方が普通の人なら選ぶでしょう。 クローバーへ、良い形で持っていけるよう、もう一度書き直して、またいつか違う形で投稿できたらなぁ、と思います。 皆さま、こんな作品に批評、感想を下さり本当にありがとうございました。 | |||
湖悠 | |||
こういう話で僕が思い起こすのは、加賀乙彦さんの『ある死刑囚との対話』です。 これは『宣告』という同作者の素地となったものですが、その中での死に際しての手紙の内容は本当に胸打たれるものがあります。 Web上でちょっと探してみたのですが見つからなかったので、手元にある中島義道さんの『哲学の教科書』から少しだけ引用してご紹介します。 夜明け。 まだ外はまっくらですが、おかあさんにもっとたくさん書いてあげたくて、起きました。よく寝たような、うつらうつらのなかに過ぎてしまったような、へんな気分です。おかあさんは? たぶん、ぼくのためにたくさん祈ってくださったことでしょう。ありがとう。もうすぐ、きょうの午前中にはいなくなってしまう。そう思って、今ごろまた泣いているの? ほんとうにごめんなさい。おかあさんの写真は笑っているのに。 きょうも、さして寒くない。髪とツメのこと、よく頼んでみます。きっとだいじょうぶですよ。 まだ眠い。オヤオヤでしょう。でもこんなときにだって、人は眠くなるし、静かでいられるという発見は、なかなかもってたいしたことでしょう。 ………… さあ、おかあさん、七時です。あと一時間で出立する由なので、そろそろペンをおかねばなりません。 ぼくの大好きなおかあさん、優しいおかあさん、いいおかあさん、愛に満ちた、ほんとにほんとにすばらしいおかあさん、世界一のおかあさん、 さようなら! でもまたすぐ会いましょうね。だからあまり泣かぬように。 さようなら、百万べんも、さようなら! (髪の毛とツメを同封します。コレだけでよかった?) 今こそ、ぼくはおかあさんのすぐそば、いや、ふところの中ですよ、おかあさん!! 死刑囚は執行の前夜に家族と過ごす時間を与えられるそうです。 恋人と会えるかどうかは分かりませんが、なんらかの心配りが与えられるのではないかと思います。 はっきり言ってフィクションはノンフィクションに太刀打ちできません。 本物のドラマに対して、あまりにも貧弱な物語しか生み出せないからです。 それでも人が物語を紡ぐのは、そこに何かを込めているからだと思います。 湖悠さんもきっと何か伝えたいものを持っていて、それを表現する方法を模索しているのではないかと。 僕はそんな風に思うので、この作品は決してマイナスに評価されるべきではないと考えます。 | |||
プリウス | |||
プリウスさん>> 遅れてすいません(汗) ポイント修正、たくさんのタメになるお話ありがとございますっ! もう、泣きそうです;; 引用なされた文、すごい言葉ですね。胸にくるものがありました。何かやるせなく、殺される事で何かが変わるのか? と思わされました。そういうものが書きたかったです。 あ、死刑囚って執行の前夜に会えるんですか。調べ足りませんでした>< 伝えたいメッセージを、もっとうまく、そして面白く(興味をもってもらうと言う意味です)表現し、皆さまに送り出せるようになりたいです。 ありがとうございました。 | |||
湖悠 | |||
初めまして。闇音雪空(くらんゆきあ)と申します。 拝読しました。 題名にひかれて本文を見たのですが、死刑囚とクローバーの使い方が切なげで良かったと思います。死ぬ直前の、渡の気持ちである文に、ひかれました。世の中の矛盾、正しさ、というテーマが私は好きなので。もう少し殺人を犯したときの状況や、死ぬ直前の葛藤を詰め込んで欲しかったなあと思いました。次回作を楽しみにしています♪ | |||
闇音雪空 | |||
作品を読ませていただきました。物語としては切なさが出ていて良かったと思いますが、この作品が現代の日本を舞台にしているのなら描写や用語が違います。死刑囚は収容所(刑務所のことかな?)には収監されません。未決囚扱いなので拘置所に収監されます。また死刑は午前9時に行われ非常に事務的です。告悔師が最期の言葉は聞きますが要求を聞くことはありません。死刑システムに違和感を覚えました。物語としては佐棟良美との過去を一部(幸せな思い出)をもう少し書いて欲しかったです。では、次回作品を期待しています。 | |||
甘木 | |||
今更ですが感想を。 部落出身の人間を親が反対する……私は実際父と激しく口論した事があります。中学生の頃に初めて部落という存在を知り、若さ故に私は、親に反対されても好きな人と一緒になると言ったところ、私の父に真面目に反対され、私も真面目に反抗しました。いもしない恋人をめぐり、大喧嘩になったのです。 部落という壁の厚みを殺人という悲しい末路しか道が無かったと思わせるには、余りにも短い小説です。リアルな話で諦めた方々の話はいくつもあります。何度も何度も話しあい、その中で自分の最愛の人を侮辱、罵倒され、例えば彼女が泣きながら『生まれて来なければ良かった』と自殺しようものなら、親でも殺害を考えてしまうかもしれません。 ただ、この物語は悲恋と最後の余韻を読者に与えたいと望むもののようなので、それであれば、部落云々の悲恋は余り……と思います。最後の余韻、素敵だと思うので、勿体ないなと思いいました。 昔の記憶を刺激されるお話でした。 では。 | |||
ミノタウロス | |||
合計 | 0点 |