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初めまして、鋏屋と申します。御作を読ませていただきました。 なんだろう、映画の「ソウ」をイメージしました。そう考えればありがちな設定になってしまうのですが、さてどうだろう……? 文章は仰るとおり淡々としてますが、破綻なくすんなり読むことが出来ました。欠点と仰っていますが、この物語の少々ダークな空気にあっている気がします。少なくとも私には『欠点』には感じませんでしたよw 私は哲学書とかは読まない人間なのでよくわかりませんし、挙げられている本が実在するかどうかも私にはわかりません。でも雰囲気は伝わりました。この前書きの部分は、作品の冒頭に持ってきてはいかがでしょうか? 悪くない気がしますよw ただ、死のうと考た人間が『助かった』と感じるのが少し違和感を感じます。でもコレはもしかして『本当は死ぬのが怖かった』という感情が働いたことを暗に示しているのかなぁ…… まだ物語の導入部なので何とも言えませんが、作者コメにもある『結末が見えている』というコメントにより、この時点である程度の予想、推理などが付いてしまい、このゲームの相手が誰なのかも何となく想像出来てしまいました。ですが私としては是非ともその予想を裏切って欲しいですね。ここの投稿作品には無い、少し毛並みの違う作品に感じましたのでとても期待しています。 くだらないことをつらつら書き綴りすみませんでした。次回更新をお待ちしております。 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 死にたいと思っている主人公がゲームに参加しようとするのか、それとも何もしないのか、そこらへんがどう動いていくのか期待しています。サラという少女も自分に自信があり、ハッキリとした物良いなど良かったです。そして主人公との間に何があったのか、気になります。 文章は読みやすく、私も内容ともマッチしていて淡々としすぎるなどの印象は、とく感じませんでした。 であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
>鋏屋さん さっそくの感想、ありがとうございます。 淡々とした表現が小説の雰囲気に合っているとのことなので、もう少しこんな感じで進めていこうかと思います。 後は途中で読み手がダレてしまわぬ文章を心がけないとなあ、と思う次第。 文中で紹介している作家、哲学者、画家は全員実在人物です。 今後も色々と人物名が出てくるかもですが、基本的に物語の登場人物以外で架空の人は存在しません。 カミュの『異邦人』なんかは、それひとつで人生観が変わったという人が大勢いるくらい衝撃的な作品で、おすすめですよ。 鋏屋さんの予想、推理は確実に裏切るだろうことを断言しておきます。 >羽堕 感想ありがとうございます。 サラは僕にとってもお気に入りなので、彼女のパートを書くのはとても楽しいのです。 まったくの余談ですが、サラという名前は旧約聖書創世記にアブラハムの妻として登場します。 鋏屋さん、羽堕さん共に、視点が鋭く、色んなところでドキリとしています。 どうしてドキリとしたかは秘密です(笑) けれど、やはりここに投稿して良かったなあと感じています。 それではまた。 | |||
プリウス | |||
どうも、鋏屋でございます。続きを読ませていただきました。 いやいや、普通に面白い。「むかし趣味で小説を書いていた」とのことですが、どのくらいのブランクがあったのでしょうか? 安定した文章でスラスラ読めました。 感コメのレスで私の予想を裏切るとの力強いお言葉に期待が膨らみますw 楽しみな作品が一つ増えたので素直にうれしい。 しかし、今回の更新分を読んで、やはりもう一方の『暗闇少女』は後に読みたかったという気持ちが大きくなりました。彼女が誰であれね。私の脳内でルイのイメージが出来上がってしまっているのが残念です。 ですが、今後の物語がとても気になります。次回更新を期待しながらお待ちしております。 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
↑やべっ、違った。『暗黒少女』でした(汗 作品名間違えるなんて、とんでもなく失礼だ。大変申し訳ないですっ | |||
鋏屋 | |||
>鋏屋さん 再びの感想、ありがとうございます。 何がとは言いませんが、やはり鋏屋さんは鋭い。 あまり感想コメでネタバレしないように注意しないといけませんね(笑) ブランクはおよそ5年です。 僕は今すでに27歳でして、大学を卒業した後しばらく書いていなかったということです。 ただ読書は続けていましたし、会社でも文章を書く機会はありましたから、完全なブランクとは言えないでしょうね。 タイトルについてはどうぞお気になさらず。 『暗黒少女』というのも、「○○少女」というタイトルにするため無理やり考えたものですから(笑) | |||
プリウス | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 私も、どうしてもルイの誘導に見えてしまうのです。こんな特殊な環境の中で、一つの疑念が生まれたら、そこから逃れるのは難しくて、先延ばしにするというのは一見妥当なようで、もの凄く自分を追いつめているような状態だなって。それが分かってルイは言ったんじゃないかなって、それにどっちの理由にしろゲーム相手に感情移入してしまったら、より一層スイッチを押すに押せなくなるから、まさにジレンマだなって、でも結末が見えなくてドキドキとします。 回想は、いいクッションになっていてサラってやっぱり可愛らしい女性だなって。 であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
>羽堕さん 感想ありがとうございます。 確かに、最初からルイに懐疑の眼差しを向けられてしまうという点で、『暗黒少女』はよろしくなかったようですね。 内容的にもミスがありましたので、無かったことにしたい気持ちも無きにしも非ず。 とにかく自分の中でも試行錯誤の複雑怪奇、自分で自分が分からない状態なので、ひとつひとつクリアにしていきたいと思います。 では、今後ともよろしくお願いします。 | |||
プリウス | |||
作品を読ませていただきました。作者様がおっしゃるように淡々とした書き方ですね。でも淡々とした書き方でもガルシンの「四日間」のように心情を醸し出せる書き方もあると思うけど。淡々としている故に物語の世界が鮮明に伝わってくるけど、やはり主人公に同期しづらかったなぁ。 文章自体は読みやすかったですし、過去とのシーンのサンドウィッチ構造も違和感なく構成されていることには感服しています。では、次回更新を期待しています。 | |||
甘木 | |||
>甘木さん お読みいただき、ありがとうございます。 寡聞にして、ガルシンという名前を初めて知りました。 フセーヴォロド・ミハイロヴィチ・ガルシン。 ロシアの作家なのですね。 ついでに『四日間』も調べて読んでみました。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000340/files/1867_20716.html 青空文庫に置いてありました。 やはり自分にとって二葉亭四迷はとっつきにくいなあという印象を再確認。 今後は主人公の心情をいかに読者に示すか、考えてみます。 | |||
プリウス | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 完全に出口がない事を確認してしまい、また気持ちに変化が出てくるのかな(人を寝かせた周りに部屋を作ったんだろうか)。そしてルイは何故、妹と言ったんだろう? やっぱり何か知っているのかな。少女らしいサラのプライドの高さと、それでも主人公に頼りたい気持ちが伝わってきました。どこか話をリードしているルイ、そして、それにハマっている主人公という風に感じました。これが何かの実験だとしたら、主人公のどんな判断を観察したいのかな。そしてサラの死について、それの意味など気になりました。 私だけかもですが「ずいぶん女子高生とは口を聞いていない」って言い回しが、ちょっと違和感があったかもです。 であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
>羽堕さん 指摘ありがとうございます。 修正してみました。 (修正前) 「さて、何かと言われても、何を話せばいいのかな。僕はもう大学三年生で、ずいぶん女子高生とは口を聞いてないからね。もともと女の子と親しく会話するタイプではないから困ってしまうんだよ」 「え、そうなんですか。なんか意外です」 (修正後) 「さて、何かと言われても、何を話せばいいのかな。僕はもう大学三年生で、ずいぶん若い女の子とは口を聞いてないからね。もともと女の子と親しく会話するタイプではないし、困ってしまう」 「そんな。大学生だってまだまだ若いじゃないですか。大して変わりませんよ。でも、なんか意外ですね」 こんな感じだといかがでしょうか。 違和感は無い、かな? それでは今後ともよろしくお願いします。 | |||
プリウス | |||
どうも、鋏屋でございます。続きを読ませて頂きました。 限定された空間で繰り広げられる2人の会話と過去の回想シーンのみで進んでいくこの物語は、登場人物が極めて少なく、本来なら偉く単調なお話のハズなのに、こうもスラスラと読めてしまう事に毎回感心させられますw しっかりと安定した文章なのがその要因の一つだなぁとつくづく思います。だんだんと明らかになっていく主人公の過去に興味をそそられ、ついつい熱中して読んでしまうって感じです。 サラが死んでいる、若しくは植物状態かなにかとは予想していたのですが、最後の一行で裏切られました。しかし、『妹を殺した』というのは、言葉をそのまま素直にとらえて良いのだろうか? それとも何かの喩えなんだろうか? う〜ん、続きがとても気になりますね。面白くなってきました。次回更新をお待ちしております。 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
>鋏屋さん 毎度、感想いただきありがとうございます。 物語も初期の頃は考えながらという感じで書いていましたが、最近は徐々に方向が固まってきました。 いかに結末までソフトランディングさせられるかが今後の課題となります。 それにしても、感想コメントでうかつなことは言えませんね。 「こんな風に考えてます」とか「これはこういう意味です」とか言いたい気持ちがふつふつと。 小説書くよりも制限厳しい気がしてきました(笑) | |||
プリウス | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 主人公が誰かにサラとの事を話したい気持ちって分かるけど、聞く方にしたら重荷にしかならないんじゃないかなと思ったり。でもルイは違うんだろうな。それと生き返らせるって、どういう意味なのか気になりました。サラと主人公の関係は、身勝手な部分も感じるけど、仕方なかったと感じる部分もあって、悲しい結末を選んでしまったんだなと思いました。 呉羽について二日目では「サラのクラスメイトだったはず」という感じで、あまり詳しくは知らないようでしたが、三日目では、サラとの関係や立場など、それなりに知っているような口ぶりで、少しアレ? って思いました。 であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
どうも、鋏屋でございます。続きを読ませていただきました。 う〜ん、私が前回で推理している『ルイ?』とはイメージが違うのが気になります。さてさて、今後の物語の流れが分からなくなってきた感じで楽しみですね♪ 主人公がどのタイミングでこの部屋に来たのかが分からない以上ここからの推理が事実上不可能ですし…… 『生き返らせる』というのがどういう意味なのか、また百歩譲って言葉通りの意味だったとして、ルイがこのシスコンの彼に何を期待して居るんだろう……続きが気になります。 私は哲学には詳しくないのでアレですが、神は神だ→神は生きていた は面白い解釈ですね。でも私もニーチェは無神論者だととらえていますよw 信者への批判により『神』は信仰としての統合性を失ったことを表した言葉と認識しています。ようは弱者のルサンチマンっていうのかな? つまり想像上の存在。まあ、私の読んだ本の中には、そういった概念的な捉え方の他に、ニーチェ自身の『孤独なる自我の叫び』の現れと捉えていた本もありましたけどw しかし破綻のない文章は安心して読めるのでほんと読みやすい。彼がサラを殺してしまうに至った経緯も、同意は出来ないけど理解できる内容だったしそこに矛盾は感じられませんでした。 次回も期待してお待ちしております。 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
うわっ! 神は神だ→神は死んだ じゃん! タイプミスですはずかし〜っ! どうなってんだよ私のATOKは!? | |||
鋏屋 | |||
>羽堕さん 毎度ご感想いただきありがとうございます。 羽堕さんが時々感じる違和感は自然なものだと思います。 指摘の箇所以外にも実は「あれ、変じゃない?」と思うだろう部分がちらほらと。 そういうところは、ついうっかり作ってしまったり、実は意識的に作っていたり。 物語の書き方も、徐々に何かを明らかにという風に考えているので、小さなヒントをちりばめています。 ヒントをちりばめていると言っても、それは何かを推理できる類のものではなく、物語の終わりに「ああ、そうなんだ」と言える程度のヒントです。 それではまた、後半戦もよろしくお願いします。 >鋏屋 二度目のポイント付与ありがとうございます。 何気に嬉しいものですね。 上記でも書きましたが、基本的に何かを推理出来る類の文章ではないのです。 大事な部分は全部隠しながら、でもたまにちら見させながら、描いてます。 「神は死んだ」という言葉を僕は「人が神を殺した」と解釈しています。 ルサンチマンそのものが神ではなく、宗教や道徳というルサンチマンで人が殺したのが神。 それでは、今後ともよろしくお願いします。 | |||
プリウス | |||
こんばんは、プリウス様。上野文です。 御作を読みました。 ニーチェ思想については、私も連載中の小説で扱っているのでニヤニヤとw 何をもって彼が「神」と定義したかは難しいですが、閉塞して行き詰る道徳観と善性の限界に絶望したのかもしれませんね。 小ネタをばらまくだけばらまいて、物語としては珍しいカテゴリーだと思いますが、個人的にはこういうのも好きです。とても興味深かったです。 | |||
上野文 | |||
>上野文さん 感想ありがとうございます。 絶望と言えば絶望先生、ではなくキルケゴール。 死に至る病が絶望、なんてかっこいい。 しかし僕はキルケゴールを読んですらいないので、さすがにこれは使えないなあという感じです。 今後も小ネタをせっせとばらまくつもりなので、よろしくお願いします。 | |||
プリウス | |||
はじめましてプリウス様、頼家と申します。作品を読ませていただきました。 非常に丁寧に書かれた文章、そして無駄の少ない表現。大変勉強させていただきました。 当初、やたら多くの過去の作品や作家、学者の名前が出てくるなぁ……と、話の流れに私の頭が付いて行けるか非常に不安でした。しかし、事ある毎に触れられた『神』や『赦し』に対する記述、また話の中盤で触れられた芥川の『蜘蛛の糸』そして、主人公の自殺の方法とルイの容姿に対する対する描写……(もし、私の考えている)それらが一つの方向性を示唆しているようで、非常に読みやすかったです。ただ、私の中でもまだまだ晴れやらぬ疑問が多々御座いますので。プリウス様の導かれる解答を、クイズ番組に噛り付く子供の如くドキドキしながらお待ちしております^^ 頼家 | |||
有馬 頼家 | |||
>頼家さん 感想ありがとうございます。 頼家さんの考えは推し量れませんが、方向性が一つであるというのはその通りです。 古い作家や学者の名前がどしどし登場するのは、まあ半分は趣味です(笑) さて、テーマとしては当然「死」を置いていますが、意識して登場させていない学問分野があります。 それは物語の後半で語ることにしております。 では、今後ともよろしくお願いします。 | |||
プリウス | |||
こんにちは! 羽堕です♪ こういう展開になるのかと、ちょっと吃驚してしまいました。これから何が真実で、何が真実じゃないかなど分かっていったらいいなと思います。 であ続きを楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
どうも、鋏屋でございます。続きを読ませていただきました。 この過去の検証と夢の中での話はこの物語のターニングポイントなんでしょうね。このミステリアスさがわくわくします。私も実は、サラを殺したと告白する主人公が、自分が刺されたことに全くふれずに物語りが進んで行っているのに疑問に思っていたのですが、コレは何かの伏線なんだなと思いあえてコメントを控えてきました。サラがこの主人公に何を望んでいるのかが、このミステリアスな物語のコアみたいな気がしてなりません。タイトルにある『ジレンマ』が何に起因するのかが、おぼろげながら見えてきた気がします(いや気のせいか?) 何にせよ続きがとても気になりますねw 急かすつもりはないのですがお早い更新を願いつつ、次回もお待ちしております。 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
>羽堕さん 毎度ありがとうございます。 真実は果たして本当に真実なのか。 ひょっとしたらこれ全部まるごと夢なんじゃないか。 なんて最低な夢オチではありませんけど、さすがに(笑) 女性も、秘密が多い方が魅力的だと言いますし。 >鋏屋さん 毎度ありがとうございます。 意味不明なセリフも理解不能なシチュエーションも、理由はきちんと用意しています。 たとえそれが明かされなくとも。 これとは関係ないですが、次回作はミステリィがいいなと考えています。 今書いているこれは推理不能という意味でミステリィではありませんので。 しかし今のところ何のアイディアも無いので確約はしません。 どうすれば人を殺せるかを一所懸命考え中です、と言うと危ない人みたい。 | |||
プリウス | |||
こんにちは! 羽堕です♪ 後半は、少し駆け足だったような気がします。由夢の為の催眠療法だったという形で、私が想像していたようなモノと全然違ってましたが、ハッピーエンドな展開は好きなので良かったです。途中で終わるよりは、完結まで読めて嬉しかったのですが、もう少し後半の一日ごとにもページを割いたり、サラ側の話を入れられても良かったかなと思いました。 であ次回作を楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
どうも、鋏屋です。 まずは、完結おめでとうございます。お疲れさまでございました。 コンスタンスに更新されるのでとても良い雰囲気のまま最後まで読むことが出来たことが正直嬉しいですw ファンの読み手には一番のサービスなんですよね、それって。 上の羽堕殿のコメントと同じく、最後の方は若干駆け足って感じが私も感じました。もう少し続けても良かったんじゃないかなぁと。でもまあ、前回の更新でいろいろと明かしてしまっていたので難しいのかも…… 実を申しますと、この主人公には実体がないのでは? とは感じていたのです。確信したのは前回更新時のおなかの傷と夢。ただ引っかかったのがルイの存在。少女祭りでの暗黒少女を呼んでいたので混乱しましたw 確かに存在するハズのルイ達と会ってるのが腑に落ちなかったんですよ。彼の閉じこめられている部屋も、アレを読んでいたので、ルイ達の規模じゃ実験装置にしてはコスト面に現実味がないから同つじつまを合わせるんだろうって思ってました。 多重人格のカウンセリング、つまりイメージだったんですね。 推理力無いなぁ自分…… くだらない戯れ言を書いてしまってスイマセン。とても楽しく読めました。秋の夜長に楽しいひとときを下さったことに感謝の意を込めて。 それでは次回作もお待ちして……ってわおっ! もう次を投稿してらっしゃる! また読ませていただきますよん。 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
>羽堕さん 最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。 確かに最後は駆け足になってしまいました。 五日目の部分まで書き上げたあたりで、終わりが目前となってしまいまして。 辻褄あわせと引き伸ばしに終始する感じになってしまいました。 本当はもっと主人公に生と死の苦悩を味わわせようと考えていたんですが、自然な形でそこに結び付けられず断念してしまいました。 もっと事前に展開を練る必要があるなあと反省しきりです。 >鋏屋さん 読者に「主人公に実体が無いのでは」と思ってもらえたことがとても嬉しいです。 ずっとそれを意識して書いていたので、おぼろげながらも感じ取ってもらえたことが何よりです。 「多重人格のカウンセリング」なんてものを推理なんて、誰も出来ないと思いますよ。 もし自分が読者の側で、これで推理しろと言われたら怒ります(笑) それではご愛読いただき、ありがとうございました。 | |||
プリウス | |||
初めまして。 ――実は心理カウンセリングでした――という落ちは、映画やドラマで使われていて、正直、夢落ちに近い感覚がある為、私はあまり好きではありません。 カウンセリングだという設定自体を否定はしません。好みの問題かもしれませんし。ただ、私は、もう少し早い段階でカウンセリングである事を読者に解らせ、その上で、主人公の苦悩を読者に知らしめていくという方が、作者様の想いが読者に届くのではないか、と考えます。後、台詞での説明箇所が多く、しかも一つの台詞が長い。キャラの言葉として、生きたやり取りに聞こえない。ここ一番という時の説明台詞であれば引き立ちますが、多過ぎれば、キャラの魅力が薄れてしまうと思われます。随所に散りばめられた思想や真理、哲学などは興味深く、それ故に勿体ないなと思いました。 偉そうな事を申しました。サラが主人公をお兄様――と呼んでいるところに食いついて読み進めた者です、一読者の戯言とお捨て置き下さいませ。 では。 | |||
ミノタウロス | |||
>ミノタウロスさん 感想コメントありがとうございます。 実のところ、僕もこのオチがあまり好きではありません。 ミノタウロスさんの仰るように、もっと早い時点で真相を表に出すべきでした。 苦悩についても描こうとして描けなかったというような感じです。 苦悩させるには主人公の物分りが良すぎでした。 セリフが長くてキャラの魅力が薄れるという指摘については、これはもう目的が別にあるのだと弁明させてください。 語りたいことはあくまで精神の死であって、登場人物は全て道具なのです。 貴重なご意見ありがとうございました。 「戯言」と言われてももはや西尾維新しか頭に浮かんでこないダメ人間ですが、今後ともよろしくお願いします。 | |||
プリウス | |||
こんばんは、プリウス様。上野文です。 まずは完結おめでとうございます! 本作は舞台演劇というか、人形劇というか、そういったイメージがあったので違和感はありませんでした。ただ、やっぱりか、という寂しさを感じてしまったところも少しあります。 軽妙な小ネタと思索が興味深くまた面白かったです。 | |||
上野文 | |||
>上野文さん 感想ありがとうございます。 「やっぱりか」は心にぐさりときますね(汗) 厳しいご意見ありがとうございます。 ところで僕の文章は「舞台」ちっくになっていますのでしょうか。 新たに書き始めた『生徒会長探偵』の方でも同じ印象を持たれた方がいるようで。 自分では意識していないので、どう受け止めるべきか思案中です。 | |||
プリウス | |||
続きを読ませていただきました。完結ご苦労様でした。この降着は途中から見えてきてしまうため意外性がなくもう一捻り欲しかったですね。物語の性質上すべてを明確にできないからしょうがないと言えばしょうがないのですが、苦悩が表面的すぎて同期できませんでした。死と向かい合うには淡々としすぎていた感が最後まで否めませんでした。ミノタウロスさんが指摘されていたように早い段階でカウンセリングだと明かして、苦悩の方に重点を置いた方が読者としては同期がしやすかったと思います。では、次回作品を期待しています。 | |||
甘木 | |||
>甘木さん 「死と向かい合うには……」 これについて、僕がどう考えるかは保留とさせてください。 確かに情感的な方が一般的に共感を得やすいことは分かります。 けれど、カミュの『異邦人』のように、人を殺すこと、自分が死刑になることに対して異常なまでに客観的な物語もあります。 あれを読むと、人の心はこういうあり方も間違いではないのかと考えさせられます。 ただ確かにトルストイの描く死との向き合い方は非常に情感的、鮮やかなまでの苦悩が描かれています。 どちらが読みやすく理解しやすいかといえば断然後者なわけです。 何にせよ今回は色々と詰め込もうとして、うまく消化し切れなかった思いがあります。 今後とも精進いたしますので、よろしくお願いします。 | |||
プリウス | |||
合計 | 4点 |