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どうも、鋏屋でございます。 私の印象はとてもシュールな作品。この少女(のようなもの)は幽体のような存在なんだろうか? 何度も読み返しましたが、1度そう考えてしまうとそうとしか思えなくなってくる単純さが恨めしい…… この一見かみ合ってなさそうな会話にどんな意味があるのかも私にはわからなかったです(涙 『たろたろたろ』って流れる液体の表現がなんか妙に心に残りました。この2,3日は何か悶々とする作品が多くて、楽しいですけど知恵熱が出そうですw 鋏屋でした。 | |||
鋏屋 | |||
こんにちは! 羽堕です♪ テーブルの上にはり付いているスライム状の少女が、すごく目に浮かんでしまって怖いなって感じました。でも会話が始まると、そんなのはどこかへ行ってしまって、その少女に語りかける言葉が何だか身勝手に感じてイライラとしてしまって、少女が聞きたいのは「愛しているよ」という言葉じゃないんじゃないかって思って、切なくなりました。 であ次回作を楽しみにしています♪ | |||
羽堕 | |||
拝読しました。水芭蕉猫です。にゃあ。 あぁ、やっぱりこういう話は大好きだ。こういうとろーっとした感じの、手に乗せるととろっとろにとろけてしまうようなキャラクタやお話は好きです。なんというか、一方通行な会話? そんなところが良いなぁと。もしや少女は死んだ何かの魂なのかな? と思ったりしました。本当は他に話したいことがあるのに、けれど伝え切れなくて、という具合なら、本当に切ないな。と。語りかける彼は、他に何を言うべきだったのか、彼じゃないのに考えてしまいました。 | |||
水芭蕉猫 | |||
ども、湖悠です。 最近は切ない作品が多いですな。秋だからでしょうかw 不明な点が多いですが、そこが味のように思えました。想像を掻き立てられますね。一体どういう関係だったのだろうとか、何故ゼリー状になってしまったのだろう、とか。 最後の「愛しているよ」が全ての言葉を包み込んだ気がしました。最後に全てが凝縮されているような、そんな感じでした。 それではっ。 | |||
湖悠 | |||
>鋏屋さま ♪キミに興味、シンシン。だけど聞けずに、モンモン♪ というわけで、ご感想ありがとうございます。 「幽体」という言葉は念頭にありませんでしたが、そう言われるとなんかそんな気もしてきます……。「たろたろたろ」という擬音は、なんとなくそれしかないような感じがしました。 会話の意味については、僕からは何とも申し上げにくいのですが、「隠された真相」とか「解読のコード」とか、読者への挑戦めいたものは、ここには全く何もありません。ご覧になったとおりの内容しかないんです。 >羽堕さま こんにちは。ご感想有難うございます。 そうですよね、具体的に想像すると、怖いですね。僕としては、薄気味悪いと同時に、なんか「おいしそう」っていう感じもしてたんですけどね。黒蜜でもかけて、おなかのあたりにスプーンをぐさっと突き刺して、えぐって食べてみたりして。うふふ……。 ……いや、それにしても、そうか、「身勝手」ですかあ。そうですね、たしかにそうだ。羽堕さんは女の子の気持ちがよくお分かりになってるんだなあ……。 「私」は何を言うべきだったのか、僕は考えてみなければなりません。 >水芭蕉猫さま こんにちは。にゃんにゃかにゃんのにゃん。アーにゃんにゃん。 どうもありがとうございます。好みにうるさい(というのは僕が勝手に持ってるイメージですが)水芭蕉猫さんに、この小説を「大好きだ」とおっしゃっていただけるのは、かなりうれしいです。 一方通行な会話を書くのは、好きです。この小説ほど極端でないにしても、会話の軸はできるだけいつも微妙にずらそうと考えています。ぴったりと合った会話にはリアリティを感じないんです。いつも、何かがずれている。何かが届いていない。それが他者とのかかわり合いというものだと思うので……。 少女が何なのか、生きているのか死んでいるのか、僕にも明言し難いです。ただ、こういうイメージが出てきて、それは僕にとってほとんど現実と言えるものでした。 彼は何を言うべきだったのでしょうか……。何を言うことができただろう……。 >湖悠さま こんにちは。秋は切ないです、確かに。でも僕としては冬の方がもっと切ない気がします。いいですよねえ、冬。僕は好きです。 さて、この小説に関しては、「なぜ」ということは、特に無いと僕は思っているんです。ただこういう現実があるんだ、という感じがします。けっきょくお犬さまさんと同じような言い方になってしまって歯がゆいのですが、作者にとっては、書かれていることが全てなんじゃないかな。 もちろん、小説には、「想像をかきたてるための装置」という側面がありますから、湖悠さんが想像することを楽しんでいただけたなら、とてもうれしいです。いろいろ想像の余地があるとおもいます。ゼリー状の少女は、どんな味だろう、とか……(もういいって)。 「愛しているよ」にそこまでの力があるかどうかに関しては、みなさんの見解が分かれているようです。実際、使いにくい言葉です。使うところを間違えたら、完全に空振りになっちゃうし……。でも、使うべきときに使うべき相手に使ったら、天地を動かせるような言葉でもあるし……。ねえ。困りましたよ。 | |||
中村ケイタロウ | |||
一読しみじみと胸奥の痛んだ狸が中年なら、中村様もやっぱり精神的には……失礼。 ともあれ、こうした『ファンタジー』は、狸の大好物です。ガス管くわえた川端康成先生の肩を筒井康隆先生がぽんぽんと叩いている、なぜだかそんな幻影が脳裏に浮かびました。 | |||
バニラダヌキ | |||
>バニラダヌキさま 「誰が中年じゃい。優しいおにーさんじゃ、おにーさん。なあ、バニラの社長はん、借りた金っちゅうもんはなあ、キッチリ返さんならんもんやねんでェェェェェ!」 「ええええっっ、そ、そら殺生でっせ、N村銀次郎はん!」 ――というわけで、ともあれ、ご感想とご評価、まことにありがとうございます。「少女祭り」を焚き付けた張本人(?)からの評価、うれしいです。 筒井センセーの作品群は確かに念頭にありました。っていうか、常に念頭にあります。ノーベルの川端さんのことは、あんまりよく知らないし、頭に無かったなあ。しかし、万巻の書を読破しておいでのタヌキさまに、そんな両巨頭を想起していただけたのは、まことに名誉なことだと思います。川端先生の肩を叩く筒井先生、なんとなく薄ら笑いを浮かべてそうな気が……。 ところで、ねえ師匠、世間で流通している「シシャモ」の多くが、実は「カラフトシシャモ」であるのと同様に、今の世の中、「ファンタジー」という名前で流通しているものの中に、本物のファンタジーがいかに少ないことか……。そりゃ、カラフトシシャモは旨い魚ですけど。 | |||
中村ケイタロウ | |||
無作為な意味のないものに見えて通じてんのか、だったらその逆もまた通じてんのかな。 | |||
模造の冠を被ったお犬さま | |||
>模造の冠を被ったお犬さまさま 通じてんのかな。通じてんのか通じてないのか分からないということは、通じていないということなのかな。犬や猫とでも、仏像とかでも、通じたと感じることはあるし。 お犬さまさんとも、すごく通じてる感じがすることもあれば、おそろしいほど通じてない気がするときもあります。ご感想どうもありがとうです。 | |||
中村ケイタロウ | |||
作品を読ませていただきました。私的には「ヘイ、マッグ!」と言いながら緑色の小人の宇宙人が出てくれた方が理解しやすいんだけど……スンマセン。この作品の面白さが解りませんでした。では、次回作品を期待しています。 | |||
甘木 | |||
>甘木さん、こんにちは。 ご感想どうもありがとうございます。面白くないときに「面白くない」と言っていただけるのはとても助かります。無理に面白いところを探されてしまうほうが困っちゃいます。 さきにも申しましたとおり、この作品には秘密も仕掛けも真相もなにもありません。ただご覧になったとおりのものですから、「面白さが分からない」と思われたということは、甘木さんにとって面白くない小説だったということにつきると思います。んー、残念だけど、しかたがないです。小説観の違いというより、情緒面での好みや性格の違いかもしれませんし……。 | |||
中村ケイタロウ | |||
[簡易感想] | |||
ミノタウロス | |||
あ、失敗した。 失礼しました、中村様、こんにちは。 何となく書き込みに躊躇してまして……。拝読しておりました。祭ですから、楽しみましょう。ということで、うーん、よく解りませんでした。いや、男の言っている事は解るに、少女の言っている事が全く解らないので、総合的に【解らない】になってしまいました。上手くは言えないのですが、会話のずれやぶれを楽しませるのであれば、もう少し少女の言葉を理解できる物にしていただければ、噛み合わないもどかしさや面白さが伝わるように思いました。←私の感性が足りないから少女の言葉を理解出来ないだけかもしれないですね。作品読み終わって、昔聞いた、七、八才の少女達の会話を思い出しました。一人は明日の宿題について質問していて、もう一人は明日の学校での遊びの約束の確認をしているので、全く話が噛み合わない、というより、何故会話が出来ているのか不思議に思っていました。そして最後、じゃあ、また明日ね!の二人の言葉は合唱したのです。そして私は一人の子に尋ねました、○○ちゃんの言っている事分かったの? 少女は首を傾げて、 ううん、わかんない。ええー!! いいのかよって思いましたが、彼女はどうでも良かったようです。勿論、少女は後で母親から、ちゃんと宿題の確認をするように命じられてました。 本文は理解出来なかったのですが、でも、中村様の意図は、分かった……ような気がします。 では、まだ続く祭を散策してきます。 | |||
ミノタウロス | |||
>ミノタウロスさま どうもこんにちは。おひさしぶりです。お祭り、いいですねえ。コンコンチキチン、コンチキチン。ほら、綿菓子買って来ましたよ。食べたいですか? じゃあ自分で買ってくださいね。 というわけで、ご感想ありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです。躊躇なんかしないでください。悲しくなります。 んー、しかし、えーと、いいえ、会話のズレとかブレを楽しんでいただくことが目的じゃなかったんです。水芭蕉猫さんのご感想へのレスに書いたことは、あれはあくまで一般論で、今回の小説に関しては、そのズレを無限大まで拡大して、少女の言葉は全く分からなくてもかまわないと考えました。全く分からなくてもいいように書いたつもりだったんです。 ですから何も隠してません。ここにはいかなる暗号もありません。何の仕掛けもありません。通常の日本語として読み取り得る以上の内容は、何もありません。考えなくちゃいけないことも、分からなくちゃいけないことも、ありません。このままで読んでいただいて、面白くなかったとしたら、それは僕の意図が実現しきれていなかったということです。その点では「平城京」とか、他の作品と全く同じです。「実は真相は……」なんてものは、何も無いのです。ミノタウロスさんの感性の問題などでは、決してありません。それは信じてくださいと申し上げるほか無いのですが……。 なんか、言い訳みたいですみません。 | |||
中村ケイタロウ | |||
初めまして、水山 虎といいます。 読んだ感想ですが、怖くてトラウマになりそうです。夢に出たら、まさに「たろたろ」とベッドで泣くでしょうね。うん、怖くて感想忘れちまった。 個人的には「……セス……」のところが好きです。 なんだかそこだけは怖くなかったのですよ。 | |||
水山虎 | |||
>水山虎さま おっとびっくり。今頃になって感想をお寄せくださる方がいらっしゃったなんて。気づくのが遅くて申し訳ありません。はじめまして。 怖いものを書こうと意図したのではないですが、「怖い」とお感じになったのは、この文書の意図するところを読み取ってくださったからなのだろうと思います。どうもありがとうございます。 | |||
中村ケイタロウ | |||
[簡易感想]少しだらだらとしすぎた部分がありました。 | |||
Janesa | |||
合計 | 1点 |