- 『モテ☆キミ(短編小説)』 作者:Marlboro / 恋愛小説 ショート*2
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全角1510文字
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原稿用紙約4.6枚
この話はノンフィクションであり、実際の人物、建物などは本当に存在します。
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≪モテないキミに天使が舞い降りた≫〜短編小説〜
2006年12月24日、季節は冬…この日はクリスマス前日でクリスマス・イヴの日である。
夕方から夜にかけて街を出てみればカップルばかりで、俺にとっては嫌気が刺すほどウンザリする気分だ…
昔から俺は女とのふれあいに縁がないらしく、友達は男ばっかで女友達は一人もいない。
来年で二十歳になる言うのに未だに彼女を作った事がなく、そして初体験も未だ未経験…所謂、童貞と言うものだ。
過去を振り返ってみれば確かに女友達なんか俺には出来る訳ないよなぁ…小学生の頃から良く苛められていたし中学生になっても苛められていた。
高校生になってから自分を変えて、入ってみたら割りとすんなり友達がたくさん作れた…が、その高校には女子生徒が1学年の全女子生徒数が8人と言う少なさ。これは厳しいわ…高校を卒業して、専門学校を入学した。
選択科目クラス女子生徒数0人…どうだ、この全くもって女性との縁がない俺(笑)…思わず笑っちまうよな。
そしてモテる訳でもないので、学校以外で彼女を作るのも無理。
俺はとうとう諦めかけて暇な時はネットとかでアニメばかりを見るようになり、そのせいか現実の女性よりアニメのキャラの方が良いと言う鬱な考えに走ってしまいアニオタと言う称号を得てしまった…。
流石に学校や家でアニメばかり見てるのも駄目なので、俺はコンビニでバイトを始める事にしました。
たまには気分転換と言うのも良い心掛けだと思い仕事を始めるようになり、少しだけ心が落ち着き楽になった。
その頃は、年を越して2007年01月21日…この時にバイト練習生として仕事をするようになりました。
今年こそは、女友達を作りたい…願わくば彼女が作れん事を…。俺は色んな神社で必死に、願い事をした。
バイトを始めて約2週間が経つ、そろそろ仕事にも慣れてきた俺は他のバイトの人と良く会話をするようになった。
年の近い女性とも会話出来るようになった俺は、今までにないぐらいの幸せを感じていた。
とは言っても作文1行分もないぐらい少ない会話だ…「疲れましたね〜」とか「これって、どうやるんですか?」など
それでも数年ぶりに女性と会話出来るなんて俺にとっては嬉しくて歓喜を上げてしまうほどの幸せである。
しかし、それも束の間…働いていた女性達は学校の卒業関係や就職関係などで辞めてしまった為、それ以来もう会う事がなかった…。それから数ヶ月間、男ばっかの仕事働きで女性はいるとしてもおばさんばかり…俺に熟女の興味はないので会話はするが恋心など全く反応する訳がない。店長は出世して上の会社に見事昇格し、新たな店長が勤めるようになる。
最初は絡み辛かったが時が経つに連れて会話する回数が増え、今では友達感覚のような感じで会話をしていたりする。
そして季節は夏を迎え、学校は夏休みに入った。夏休みになると各地短期バイト募集中などの張り紙をコンビニで、良く見かける。うちの場合は常にバイト募集中だった…人数が少ないのである。
だが、この夏の中旬頃に一人の女性がバイトを希望しにやってきた…
その子は短期バイトではなく、普通にバイトを希望していた。そして勤務時間は俺と同じの夕方勤務であり、土日だけ勤務と言う契約でバイトに合格した。まぁ店長の場合、希望しているなら誰でも良いと言う感覚だったのだが…
俺は、ちょうど月火金土日の週5でその子と同じ土日に当たり2人きり勤務と言う結果になった。ついにきたか俺!!
その子は見た目が可愛くて身長も小さく純粋な性格で、俺は思った…こんな人を俺は待っていた!!
そう…これが“モテない俺に天使が舞い降りた”時でした…
〜つづく〜
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2008/01/25(Fri)13:45:21 公開 / Marlboro
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■作者からのメッセージ
初めましてMarlboroと言います。小説って書くの凄く難しいですよね、何が難しいかって? 「、」「。」「…」「!」「?」などを入れるタイミングですよ…。何処に入れた方が見易いとか、読み易いってのを考えると余計に難しく感じてしまいます。
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