- 『欲望と義務の大回転るwa、無修正ダミー関西人のしょうもない率0.02μ』 作者:おすた / ショート*2 未分類
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全角3074文字
容量6148 bytes
原稿用紙約8.3枚
おそらく初めましての方が多いと思います。一年ほど前にここへ通っていた「おすた」といいます。突然訪れてこんなどうしようもないショートショート貼って申し訳ないです。一見すると小説には全く見えませんし、読めません。はっきり言って、モノローグです。でも、読み終えて何も感じない、ということは確実にないと思います。もしも心の広い読者がいましたら、この小説を読んでの率直な感想、お聞かせ下さい。お願いします。
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2008.1.3.0:27ツネニ・ハジマッテル、
まだ一月三日を迎えて三十分しか経ってね。やべ。何コレ。この止めどない筆に対する持続的欲求。走る、走る、もう止まらない、 「止めてみろ、このバーカ」 こらこら。罵詈雑言はこの文字を見つめている、ほら、そこ、光った! そう、何千コ? いや十数コだろ。その目ん玉どもに失礼だ。新年早々。
取り身だし、いや、取り乱してしまった。とにかく俺は何かに追われてるんだ。つか、どう思う? やりたいことをやらないで、やるべきことばかり気にして送る新年て。ね、どう思うの? やりたいこといっぱいあんねんけど、そう、俺には来週試験があるちゅーわけ。でもさ、その試験もくだらんのよ。答えを見ていい試験、ね、どう思う? 単位、単位、言うても、それじゃちょっと俺としても気が抜けるのよ。それとね、先生は俺らの席の真ん中に立ってクルクル回ってるの。誰かカンニングせんかーて。ね、それはさ、ちょいとちゃうんやないの? と俺は疑問に成長するけど、先生は相変わらず丈夫でさ、いくら待っても退化する一方なんよ。もうまいっちゃってさあ。んで、何が言いたいかと言うと、そ。俺は何でこんな答えを巡る努力をひたすらカリカリせなアカンのかということ。
例題出そうか。一匹のネズミがおんねん、俺んちに、そんでネズミは、ベタだけど、チーズ食いたいねん。だから俺がネズミの目の前にチーズ置いてやんの。するとネズミは逃げるはずもないチーズに飛びかかるわけね。でもさ、案の定よ。社会は甘くないわけ。俺が面食らって身動きできんくらいに。チーズはネズミの目の前からヒョイと躍動してコスモへ向かって空気内を移動していくの。ネズミはえっらいおどろいて。突き出た前歯がしーしー泣きだすのよ。ネズミはチーズ食いたいやろうなあ、とぼんやり眺める俺、チーズは高く高く。そしたらネズミはあきらめたんやない、自分のシッポをカリカリ始めた。ボケたんか、全然おもろないぞ、と俺は腹筋ブレーカーなんやけど、まーニコ動や2ちゃんほどではないと。ネズミはひたすらカリカリや。そしたらさ、チーズがそのネズミの鋭利なボケが気になったんか知らんけど、音もなくコスモから離脱するわけよ。ネズミは気にせずカリカリ、カリカリ、カリカリカリカリ。チーズチーズ、カリカリはチーズを引き寄せ、魅惑ビームを飛ばすんや。な、な、なんか来てるでえ。それでもネズミ、自動作永久にカリカリ、カリカリ。もうあかんわ。俺思ってそっぽ向くか向かないか、コンマ0.02秒の差、わかる? この功名さ! マ○オが大ジャンプして岸に着くか着かないか、その数ミクロンの差にヒョイと隠れブロック出て、マ○オ頭突き、まもなく死亡フラグ、まさにそんな感じ。要するにネズミはチーズに飛び掛って捕まえたんやな。ああもうスッキリ。ムネにつっかえてた何やかやがすすーっと抜けてくんよ。もうもうそれは感じるわ。ちょっと自分でイジくったらすぐ、ほら、オーガニズムよ。
どう? この的確なノンフィクション。俺、そのネズミに影響されてどうもこうも、やらなアカンのやなあ、あの回転無修正先生の為に、と思うて。仕方なくやってたんやけど……
ダメなんよ。だって俺、関西人とちゃうし。ムリ言ってんの見え見えでしょ? おかげでこの有り様よ。目ん玉どもにすっかり迷惑かけてる。自画自賛言うて責めないでえ。これは俺のノンフィクション。やりたいことやったらこうなったんや。へ? 待て。止まらへん。俺、ほら回転してる! ダメやって、迷惑迷惑。精神崩壊、バイブによる昇天よ。止ま、お。おーい!
まだ一月三日を迎えて三十分しか経ってね。やべ。何コレ。この止めどない筆に対する持続的欲求。走る、走る、もう止まらない、 「止めてみろ、このバーカ」 こらこら。罵詈雑言はこの文字を見つめている、ほら、そこ、光った! そう、何千コ? いや十数コだろ。その目ん玉どもに失礼だ。新年早々。
取り身だし、いや、取り乱してしまった。とにかく俺は何かに追われてるんだ。つか、どう思う? やりたいことをやらないで、やるべきことばかり気にして送る新年て。ね、どう思うの? やりたいこといっぱいあんねんけど、そう、俺には来週試験があるちゅーわけ。でもさ、その試験もくだらんのよ。答えを見ていい試験、ね、どう思う? 単位、単位、言うても、それじゃちょっと俺としても気が抜けるのよ。それとね、先生は俺らの席の真ん中に立ってクルクル回ってるの。誰かカンニングせんかーて。ね、それはさ、ちょいとちゃうんやないの? と俺は疑問に成長するけど、先生は相変わらず丈夫でさ、いくら待っても退化する一方なんよ。もうまいっちゃってさあ。んで、何が言いたいかと言うと、そ。俺は何でこんな答えを巡る努力をひたすらカリカリせなアカンのかということ。
例題出そうか。一匹のネズミがおんねん、俺んちに、そんでネズミは、ベタだけど、チーズ食いたいねん。だから俺がネズミの目の前にチーズ置いてやんの。するとネズミは逃げるはずもないチーズに飛びかかるわけね。でもさ、案の定よ。社会は甘くないわけ。俺が面食らって身動きできんくらいに。チーズはネズミの目の前からヒョイと躍動してコスモへ向かって空気内を移動していくの。ネズミはえっらいおどろいて。突き出た前歯がしーしー泣きだすのよ。ネズミはチーズ食いたいやろうなあ、とぼんやり眺める俺、チーズは高く高く。そしたらネズミはあきらめたんやない、自分のシッポをカリカリ始めた。ボケたんか、全然おもろないぞ、と俺は腹筋ブレーカーなんやけど、まーニコ動や2ちゃんほどではないと。ネズミはひたすらカリカリや。そしたらさ、チーズがそのネズミの鋭利なボケが気になったんか知らんけど、音もなくコスモから離脱するわけよ。ネズミは気にせずカリカリ、カリカリ、カリカリカリカリ。チーズチーズ、カリカリはチーズを引き寄せ、魅惑ビームを飛ばすんや。な、な、なんか来てるでえ。それでもネズミ、自動作永久にカリカリ、カリカリ。もうあかんわ。俺思ってそっぽ向くか向かないか、コンマ0.02秒の差、わかる? この功名さ! マ○オが大ジャンプして岸に着くか着かないか、その数ミクロンの差にヒョイと隠れブロック出て、マ○オ頭突き、まもなく死亡フラグ、まさにそんな感じ。要するにネズミはチーズに飛び掛って捕まえたんやな。ああもうスッキリ。ムネにつっかえてた何やかやがすすーっと抜けてくんよ。もうもうそれは感じるわ。ちょっと自分でイジくったらすぐ、ほら、オーガニズムよ。
どう? この的確なノンフィクション。俺、そのネズミに影響されてどうもこうも、やらなアカンのやなあ、あの回転無修正先生の為に、と思うて。仕方なくやってたんやけど……
ダメなんよ。だって俺、関西人とちゃうし。ムリ言ってんの見え見えでしょ? おかげでこの有り様よ。目ん玉どもにすっかり迷惑かけてる。自画自賛言うて責めないでえ。これは俺のノンフィクション。やりたいことやったらこうなったんや。へ? 待て。止まらへん。俺、ほら回転してる! ダメやって、迷惑迷惑。精神崩壊、バイブによる昇天よ。止ま、お。おーい! (永久ループ、気が済んだら目覚ませ)
また取り淫してもうた。ほな、見てみい。無修正やがな。だからアカンゆうたのに。もう遅い、帰ろ帰ろ。俺なんて削除されるの落ちやでえ。ん? 待て、もう一時回った。アカンわ。また回転してもうた。
2008.1.3.1:12オワラナイ。ツヅキモシナイ。
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2008/01/03(Thu)02:49:23 公開 / おすた
■この作品の著作権はおすたさんにあります。無断転載は禁止です。
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■作者からのメッセージ
自分自身の内部、飛び交う言語記号を引き付け合うもの同士で構築し、書き上げた作品です。物語としての共有認識はすっかり落ちてしまいましたが、言語同士が結び合っている為に言葉としてはありうるものとなった。それは短期間2008.13.0:27〜1:12の間での合体であり、そのときの私自信が強く反応する信号を選抜しました。故、当時のありのままの自分がそこに映っています。全くモノローグで申し訳ないです。ただ、このショートショートがどこか第三者に向けて発信されているような、そんな感覚に受け取られたので投稿してみました。