- 『花のようなあなたを愛して… 第一章あなたとの出会い』 作者:††?†† / リアル・現代 ショート*2
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原稿用紙約4.25枚
高橋 聡高校2年生で、交通事故で入院する。浅倉 静香高校2年生で、入院しているが原因は…。
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小さな花は、見た目以上に
強くたくましく生きていて。
だけれど、ひと時の時間を生き抜けば
すぐ、力尽きてかれるのも事実。
だけれど、そんな花だからこそ
美しい。
あなたのように。
私は、高校2年生のとき、交通事故で全治1ヶ月という大怪我を負った。
そのため、近くの大きな大学病院に入院することになった。
503号室 高橋 聡
一週間がたちなんとか最低限のうごきができるようになってきたころだった。
「あ〜あ。暇だ〜。」
「ガマンしなさい。それじゃあ、また明日ね。」
「う〜ん」
私の部屋は相部屋なため、他に3人の人がいた。
そんななかで、私が気にしていた一人の女性がいた。
その女性は、俺よりすこし上で結構美人だった。
ほとんどの時間を読書ですごしているのだが、結構おしゃべりでよく私とも
話している。
「う〜ひまだ〜。」
その私の声を聞いてか。私のほうをみて、クスクスを笑った。
「だって暇なんだも〜ん」
「ん〜それじゃ、私の本かす?」
気楽に女性は分厚い本をさしだす。
「うえ。なにその本。それ読んだの?」
「ええ。もちろんよ。自慢じゃないけど2日で呼んだわ。」
「暇だね。」
彼女は、またクスクスと笑い本をまた読み始めた。
彼女の名前は、本人から聞いていないが部屋の番号にある名前でわかった。
浅倉 静香
なぜ、彼女のことを名前で呼ばないかといえば、
実際もうすぐ退院するのだから知る必要もないと思ったからだ。
しかし、私と彼女の間はどんどんと短くなるのだった。
次の日、彼女は私を「ねえ。君の名前なんていうんだっけ?」
驚いた。一週間半たってからだというのにそんな質問をしてくるとは。
しかし、なにより驚いたのは、彼女から、私に話しかけてきたということだ。
まあ、とにかく「聡っていいます。」
「へえ。」
この雰囲気ならばいける。私は
「そういえば、そっちの名前も聞いてなかったけどなんていうんですか?」
知っていても、聞いた。
彼女の口から、彼女自身を知りたかったからだ。
「え?私?いってなかったっけ?私は浅倉よ。」
なんとなく、すっきりした気持ちになった私がいた。
「どうせだから歳もいっちゃうけど、私は17歳よ。」
その言葉でまた、私は驚いた。
なんたって同い年だったのだから。
「お…俺も17です」
「やっぱり」
「え?」
「私に敬語使ってたってことは、私年上だと思われてたかな?」
「あ…すいません」
「いいのよ。」
その後二人の話はとまった。
でも、そのとまったというのは、話すことがなくなったからではなかった。
ただなにもいいたくないような雰囲気だった。
「そろそろ。寝よっか?」
「あ、はい」
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2007/07/28(Sat)14:29:36 公開 / ††?††
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■作者からのメッセージ
すいません。ほんとに途中なのに、
今急用ができたので、一章として終わらしていただきます。