- 『I must kill you.』 作者:いかれた錬金術師 / アクション サスペンス
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原稿用紙約10.95枚
2022年ASPSこと反テロ組織はテロを止める事に力を入れていた、ASPS隊長高町ことシンという少年はコーセッドチルドレンというテロ組織に深い興味をもった、そしてレジスタンスを調べてるうちにもうひとつの怪しいグループ サンズオブリバティー とういうグループにも不信感をもつ。そんなときにロシアと中国が国連を離脱した。これから始まるなぞめいた世界中の人を犠牲にする地上最悪の運命の物語。
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2 0 1 5 年
国連は戦争廃止に大きく乗り出した、紛争地域や北朝鮮などの土地に多くの兵隊やボランティア団体などを入れた。
その結果5年後には世界から紛争地域などが消えた、まさに理想の世界のはずだった。
しかし行き場を無くした人間がいたテロリストという名を持つものたちだ、彼らはまた自分たちの居場所を作ろうとテロを活発におこしわずかながら危険地帯を作った。
しかしその事態に日本をはじめとする先進国が動きASPS(Anti-terrorism special plane Seki)という組織を作った。
かなりの技術などを使いテロリストの暴走をとよようと必死だった、そしてASPS最高責任者いわいるボスが決まった 高町秋矢(たかまち あきや)という名をもつものだ、彼は16才ながらアメリカ大統領じきじきに指名されたのだ。
その功績から彼は『神(シン)』と呼ばれていた。そして現在は20022年
暗い部屋の中に懐中電灯を口にくわえて何やら資料を読んでる少年がいる、しばらくすると部屋に20代位の女が入ってきた。
「シン、何度も言っているじゃありませんか電気をつけたらいいと」
入ってきた女は部屋の明かりをつけて資料を読んでる少年に注意した。
「だめですよ、ASPSの年間予算は1兆円くらいです、すこしでも節約しないと行けないし電気をつけるの地球温暖化をすすめることになります、それより川村(かわむら)さんこそ何度言ったらわかるんです?シンっていうのは僕の名前じゃないから呼ぶなと何度目ですか?」
「と言ってもみんさんそうよんでますし、いまさらですよ」
川村が言うとシンは深いため息をついて懐中電灯を消し再び資料を読み始めた。
「ところで川村さん、わざわざ何のようですか?」
そうシンが聞くと川村は持っていたかばんから資料を題してシンに渡した、シンはそれを受け取ると少しだけ目を通した。
「これは『コーセッドチルドレン』からのメッセージですか?……あいつらとは関わりたくないのに何でこうも世界最高機関に喧嘩をうってくるんですかね?」
シンが持つ資料には大きくこう書かれていた。
『Dear ASPS. From Cursed children.
気分はどうでしょうか?STT隊長シン殿、我々はあなたの命をもらうために 11月の12日にそちらの本部へプレゼントを送ります。
どうぞご堪能くださいません★
by コーセッドチルドレン副隊長 善(ぜん)』
「本当ですね、あそこのテログループは小さめのグループですが誰一人と捕まってませんし、今までも完全なテロで有名ですし……あなたが一番苦戦してるグループですからね」
少し笑いながら川村が言うがシンはムスっとし言い返す。
「笑い事じゃありませんよ!あそこはホントいやなんですよ、なのによく私に喧嘩を売るでしょう?うざいんですよこれがまた……でプレゼントというのはなんなんですか?」
シンが聞くと笑っていた川村が笑いを止めて真剣な顔でポケットに入っていた写真をとりだした、写真には誰かの生首が移っていた。
すこし息を止めたシンが再び写真をみるわずかだが写真に血痕がついていた。
「この写真はだれですか?」
「……日本の政治家です、その写真と本当の生首が送られてきました、冗談抜きで今回ばかりは本気で国連が動きます」
シンは少し考えると持っていた資料を一気に上へ投げそして写真を破りさっきまでの目ではなく少しばかり目を赤くして部屋の電気を消して部屋をでた。
「いきますよ川村さん、今回の件は私が直接指示をだします、司令部に行きましょう」
そういうとシンは部屋をでて司令部の方に向かい歩きはじめた。
「あっ……はい!」
司令部と大きな扉に書いてある、よこには暗証番号を入力するぼたんがある、その暗証番号を思い出したシンはボタンを押した。行きよいよく扉が開く。
「皆さん、おひさしぶりです!!!」
シンが大声で叫ぶと全員がシンの方をみた、なにしろこの部屋は広いので小声では誰も気づいてはてくれない。
「これはこれはシン殿、これはまたわざわざやって来て下さるとはありがたやありがたや」
すこしばかり老けが顔のおとこがシンに手を合わせながら言う、その態度にはシンは少し困り顔をしながら照れくさそうに頭をかいた。
「ソムリー指揮官、私は仏でもなんでもないですからわざわざ手を合わせないでください、なんだか私が死んだみたいじゃないですか?」
「あっそうですね、もうしわけがない、ところで何にか用ですか?」
「すこしばかり司令塔まで案内してください、母にあいたいんですが」
「シーーンーー!!私はここだぁぁ!!」
シンがソムリーに司令塔まで案内されようとしていると扉のほうに髪が長いめがねの女性が立っていた。
「ちょっ…!高町君!シン殿になんてこというんだ!」
ソムリーがどなるとシンが人差し指をソムリーの口にあてた。
「いいんですよ親子なんだから言葉の使い方なんてどうでもいいでしょう?」
「はぁ…」
シンの方向にさっきの女が一気にはしりだきついいた。頬を顔になすりつけた。
「うぅーん!久しぶりだなわが息子よぉ!!」
「気持ちが悪い!離せババァ!!今はそんなときじゃないだろう!!」
「いいじゃないか親子の一ヶ月ぶりの対面だぞ、すこしはよろこべ!」
「だぁ!!わかったから離れろ!」
シンがそういうとシンの母という女は離した、やっと開放されたシンは荒い呼吸をして服を調えながら女に聞く。
「母さん、今日届けられたレジスタンスの挑戦状知ってるよね?」
シンがたずねると母親らしき女がすこし顔色をかえた。
「えぇ知ってるは私もみたけど気持ちがわるかったもの……オェッ!」
そういうと高町の母は少しだけはいた、それをみたシンがまたはきたくなった。
「まったくいい年こいた女がなにしてんだよ…」
「…でそれで何の用なのよ?」
「情報管理室室長の母さんならしってるはずだよね、レジスタンスの詳しい経緯を」
「えぇだいたいたいわね」
なにやら洞窟のような所にノートパソコンとロウソクが一本ついている、なにやらキャンディーをねめている少年がそのノートパソコンに向かっている、その横には膝をついた一人の少女と少年がいた。
「お呼びですか?善」
「君らにはシンの見張り番役をしてもらうからさ、いそいで日本に行ってシンの様子をみといて」
「はい!」
「君らのコードネームにかけて期待してるよ、白(ハク)に空(クウ)!」
そんなときにシンは母に連れられてASPS本部の資料室でコーセッドチルドレンにまつわる資料を読んでいた。
「……2018年から活動開始してるからまだ4年しか活動してない結構最短いんだね」
「そうそのかわりその手口は華麗で鮮やか姿を見たものもいなければ証拠らしきもの残していない、正直いって謎だらけ、そんなのがアンタにけんか売るなんて中々じゃないの」
コーヒーを飲みながらクスクスと笑う母にシンが聞く
「善と名乗る副隊長とそのた『ハク』と『クウ』と『フラッシュ』って名乗るやつしか分かってない、隊長はまだ分からないの?」
シンが聞くと母はうーんと考えながらコーヒーを飲みながらこういう
「隊長まだ分からない、ただ今の所善ってやつがトップにいるらしいは」
「ふーーん……それに気になるのは同じころに動き出した サンズオブリバティー ってテログループもなんかふつうじゃないな、ワシントンや東京とかかなりのところで派手にやってるくせに目撃者ゼロか…」
バンッ!とすごい音で資料室の扉が開いた、そこには息を切らしハァハァと言っている川村の姿があった。
「シン!大変です、中国とロシアがASPSを支援しないことと国連離脱を発表しました!」
「えっ!?中国とロシアが!?」
なにやらパソコン設備や最新の機械が備わった部屋で数人の子供とひげを生やした中年くらいの男がいた、男はパソコンをしている一人の少年に向かい声をかけた。
「お前の言うとおりに知ってやった、これで満足だろう?私たち中国政府ははASPSも支援しない!これで約束通りしてくれるだろう?」
パソコンをしている少年はうざそうにパソコンに向かいながら答えた。
「お前らに造られた我々が約束を破るわけがない、あぁ約束通り世界の主導権をロシアと中国に渡るようにする……満足だろう?」
「ふん!期待しているよサンズオブリバティーの諸君」
そういうと男は部屋を機嫌悪そうに出て行った。
「海(カイ)と黒(コク)に影(シャドー)をよぶか…ふぅーいそがしくなるぞこれから!」
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2005/11/13(Sun)19:13:38 公開 / いかれた錬金術師
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■作者からのメッセージ
だいぶ前に書いたI can kill you という作品の変更版です。
かなり文章が下手ですがこれから上達していくつもりです。
アドバイスや感想をお待ちしてます。