- 『黒の伝説 【一〜二】』 作者:モンバイ / 未分類 未分類
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原稿用紙約21.25枚
世界が互いに領土をうばいあう愚かな戦争をおえ、新しい生活と平和が始まろうとしていた。だが戦争でうけた大きな傷跡は決して消えることなくずるずると引きずっていた。
エンスキー大陸は世界のほぼ中心にあたる大陸である。そのため戦争中では領土拡大の目的になることは少なくなかった。それでも大陸の東に存在するバウンティア王国は攻めてくる大量の軍隊に城を落とされることなく王国は強大な力をもって勝ち続けた。
そして王国は平和を宣言しどこの大陸にも攻めようとすることは無く、大陸は平和なように思えた。だがしかし、王国の周りの街や村は攻めてくる軍隊により壊滅し人々はうめき死んでいった。大陸に残ったのは王国と山の中に存在する小さな村だけであった。
その戦争が終わり十年が過ぎた。
王国は繁栄し、王国の周りにも多数の街ができた。だが相変わらず壊滅した街や村の残骸そして死んでいった人々や兵隊の亡骸は放置されたままでそこらいったいは不気味な雰囲気をかもし出していた。王国の繁栄の華やかさの裏には轟く暗黒の背景があったのだ。
そして物語は新たな闇と新たな希望を紡いでいく。
第一章
はじきあう剣の音、光る甲冑、ギラギラと照りつける太陽、流れる汗、人々の激しい雨のような声援と盛大な拍手。ここエンスキー大陸にあるバウンティア王国では、年に一度開かれる武闘大会の真っ最中だ。
武闘大会ではさまざまな武器の大会がひらかれそこでその武器を使う一番の人を決めるために行われるいわば最強を決める大会でいつもはにぎやかな王国の城下町はいまでは人影をほとんど見ることができない。
一週間にわたって行われる武闘大会は王国にある闘技場でひらかれ国民が毎年楽しみにしている娯楽であり、熱狂、興奮させるものであった。そして今日は武闘大会最終日、一番人気の大会、剣の部決勝のある日、国民の興奮のボルテージは最高頂に達していた。
「さぁいよいよ決勝です!」
闘技場の中央の戦いの場と呼ばれる選手たちが試合を繰り広げる場所でアナウンスサーが声を張り上げて闘技場をもりあげようとする。
闘技場の中央はアナウンサーのために声が響くようになっている。だが戦いの場はテニスコート四面分の広さそして観客席は約六千人が座れるほど大きいので声が遠くまで届かない。それにつけて人々の声援にアナウンサーの声が飲み込まれてしまうのだ。それでもアナウンサーはそれにかまわず声を張り上げ実況する。
観客の声援が一段と高くなったと思うと闘技場の西にあるゲートからぬっと比較的大きな影があらわれる。
「西ゲートからの登場は、巨体を持ちパワフルな技で相手をなぎ払い、ゆうゆうと決勝まで上ってきました。果敢な重戦士ガオロ・マシュターク!」
アナウンサーがそう叫ぶと声援は盛り返す。
ガオロと呼ばれた選手は長身で一本の木ほどの大きさの剣を軽々と振り回し観客にアピールをした。アピールに対しての拍手と声援がいったんおさまるとアナウンサーは続けた。
「つづきましては、若干18歳の若さでここまでかちのぼり、すばやい身のこなしとすばらしい剣技で相手を圧巻させてきました。そして今はなき王国最強の剣士オーウェン・アームズの息子、リーフレッド・アームズ!」
空気がゆがむような激しい声援が沸くとともに東にあるゲートから大人びた青年が軽そうな皮の鎧を身にまとい、腰に長剣をぶらさげて姿を現した。リーフレッドは控えめにお辞儀をすると観客に笑顔で手をふった。
リーフレッドへの声援がしばらく続くと闘技場の北側にあるゲートから審判が軽そうな剣を持って現れると同時に左右にいた選手たちは互いに中央に集まる。試合の開始が近づいているようだ。
リーフレッドは決して躊躇せず一歩一歩確実に前へ進んでいく。そして審判は、選手が中央に集まったことを確認すると、剣を上に大きく掲げた。
すると選手の二人は互いの剣を交える。審判の次の合図があるまで二人はそのままの状態でいなければならない。
そのときは観客は固唾を呑んで試合が始まるその一瞬を見守るのだ。
リーフッドの握る剣に力がはいる。リーフレッドの長剣はしっかりと鍛錬され鮮やかな鋼の光を反射している。対してガオロの大剣は鈍った黒い光を放っている。まるで野生の狼の眼光のように。
互いの剣は相手をにらめ付け、激しい火花を散らしているように見える。
二人の静寂の間に審判の力のはいった剣が真下に向かって振り下ろされる。審判の合図とともに互いの剣がはじきあう。火花がちる。試合の始まりだ。
声援は再び怒号のように響き渡る。
リーフレッドはある程度の間合いをとり、相手のでかたを見ようとしたが、ガオロはそのまま突撃を仕掛けてきた。 多少の動揺をみせたもののリーフレッドはすぐによける態勢にでた。ガオロが強大な一撃を繰り出すときれいに身を翻し避ける。その一瞬の攻防に観客は沸く。
この大会は相手を戦闘不能にするか、ギブアップさせるまで続けられる。試合で人を殺してしまうことだってありうるのだ。
だがリーフッドは相手をギブアップさせる自信がある。今までの試合もそうやって来たのだ。だからリーフッドには自信があり、技術もあるのだ。決して根拠が無いというわけではない。しかしガオロは相手を次々になぎ倒し、大怪我を負わせたこともあった。遠慮というものがない。その分リーフレッドは不利なのだ。
一通りの攻撃をよけたあと攻撃の態勢にでる。剣を構えるとガオロに走りよる。ガオロはそれを察し迎え撃つ。自分の間合いにはいったとおもったガオロは大剣を振り下ろす。 だがあたらない。リーフレッドは攻撃の届くリーチの手前でとまり、閃光をやり過ごすと、無防備になったガオロの鎧部分に切りかかる。ガオロはその巨体に似合わないすばやさで避ける。そしてある程度の間合いをとる。
まさに激しい攻防戦を展開していた。だがその激しい戦いの中でリーフレッドは迷っていた。このままだと自分が負けてしまうと。
あの凶暴な巨体をどう押さえようかと額に流れる汗をぬぐいながら考えるが思いつかない。そう考えているうちにガオロが大剣を水平に構え速攻をかける。リーフッドはガオロの重い一撃を剣で受けると体に向けて蹴りをいれる。
ガオロがひるんでいる間にすばやく一撃をくらわそうとする。が倒れそうになっているガオロのその無理な体勢から繰り出した一撃がリーフレッドを防御の体勢にさせずをえなかった。
リーフレッドはガオロがしぶといのをみて持久戦にもっていくことをきめ体力勝負にでた。ガオロから間合いをとって切りかかってくるのをひたすら避ける。そしてガオロの周りを駆け回り翻弄し切りかかる。
体力の削り合いになったためか照りつける太陽の熱線のためか、汗がとめどなく流れる。ときおり汗が目にはいり視界が曇る。二人の息はさっきからあがったままだ。だが剣を構えることはやめない。
リーフレッドは勝負に出た。ガオロの正面に向かって駆け出す。ガオロはこんしんの力で大剣を振るう。リーチを見極め体をひねってよけるとそのまますばやく後ろに回りこむ。ガオロは渾身の切りを空振り、大きくスキをつくってしまった。ガオロが次の行動に出る前にふらふらになった足元に足払いを仕掛ける。よろめくガオロ。そこでリーフレッドが正面に回って長剣を叩き込む。当然ガオロは受け止めるがその反動でついに仰向けにして倒れる。ガオロの長身と巨体があだになったのだ。すかさず立ち上がろうとするが首元に剣が突きたてられる。そこでガオロは立ち上がるのをやめた。もう戦う気力が出てこなかった。
審判が剣をすばやく空に掲げる。試合終了の合図。つい決着ががついたのだ。それと同時に闘技場が観客の声につつまれた。紙吹雪をとばして祝賀する者もいる。
リーフレッドは剣を鞘におさめると倒れているガオロに手を差し出す。ガオロはその手をとると立ち上がる。最初は堅い表情を守っていたが、今はかるく笑っていた。
審判が二人を中央に集める。
「勝者リーフレッド・アームズ!!」
多くの観客が一斉に拍手をおくる。指笛などをふいて祝福する人もいる。リーフレッドはは一通りその声援をうけるとガオロと向き合った。
「いい試合だった。また勝負してくれや。来年は相手を降参させて決勝までのぼってみせる。」と言ってガオロは握手を求めてきた。
リーブレッドはそれにこたえ、ガオロの手をとった。
「ああ!」
そういうとガオロはそれに満足し、リーフレッドに背を向けて闘技場のゲートに向かって歩き出した。
観客は出口に向かうガオロにあたたかく拍手をした。
しばらくすると優勝者にむけてラッパが鳴り響く。色とりどりの紙吹雪が飛び交い闘技場全体がリーフレッドを祝福していた。そして観客席の中央の一部が開きこの国の王が観客する専用の王座へ続く階段が現れる。王はすべての試合をここで見守っているのだ。そして今も優勝者にむけての勲章を王座の隣の台の上にのせて優勝者が登ってくるのを待っている。
リーフレッドは審判に案内されその階段をゆっくりと上っていく。最中握手を求めてくる人がかなりいた。そのすべての人に握手をかるくして、登っていった。
王が謁見する場所は日よけの屋根があり、王の左右には王妃や王女がいてそして守衛が二人警護している。リーフレッドは王座の前にひいてある絨毯の上に立つと王の前でひざまずいた。
「そなたの剣技は実によかった。見事じゃったぞ」
王は隣の台に置いてある立派な装飾とバウンティア王国のエンブレムが刻んである金色の勲章を手にとるとすっと席から立ちリーフレッドに授けた。そして再度リーフレッドに盛大に拍手がおくられた。
「そなたの父親のように偉大になるのじゃぞ」
王はそう言うとリーフレッドに王国直属の騎士団に任命した。これこそがリーフレッドがまっていたことだった。
第二章
今日も天気がいいようで木々の隙間から明るい光が差し込んでくる。鳥のさえずりは相変わらずでうるさいぐらいに元気だ。久しぶりに家に帰ってきたからか、森の空気が懐かしく感じた。
大会後、騎士団に任命され後の一週間、騎士団の寮にとまり、いろいろと説明をうけ自己紹介などもして大変だった。このところ大会のことでずっと忙しく、寮や王国内で少しでものんびりできるかと思ったが、これからもできそうに無いことを知って半分あきらめた。そして今日、寮に本格的に移り住むために森の中にある家に帰ってきた。
森の中にに家があるとなにかと不便なところもあるが、剣を鍛えるには最適な場所だった。よく父に教えてもらっていたものだ……。
父は王国最強の剣士で誰からも慕われそして自分の誇りの父親だった。だがある日、父は事故で死んでしまった。どんな事故で死んでしまったか知らない、いやしりたくない。
あの父がそんなことで死んだとは思いたくなかった。だから王国直属の騎士団にはいって本当に事故なんかで死んだのかつきとめたかった。 そしてなにより父に近づきたかった。
しばらく歩くと木々がうっそうしていた場所が急にひらける。そこには小さな小川がゆっくりと流れていて、そこらじゅうにあった木が切り倒された跡の印として切株が数箇所ある。その場所からは空が仰げて、太陽の光がさんさんと降り注ぐ。そして小川の奥には、いかにも手作りで小さめのログハウスが建っている。
小川にかけられている小さな橋を渡ると、その家に近づいて行く。 ――少しかわったか?――
父が死んでから家の中はさびしくなったが、大会に出るために王国に出発する日に見た家の様子と今日の様子はさらに寂しくなったような感じがした。父が生きていて家の中がにぎやかだった時は小川の川の流れや鳥のさえずりは豊かな音色のように聞こえたが、今ではすこし哀愁を感じてしまう。
少しでもこの雰囲気を崩そうとするため明るく、笑顔で家のドアのノブに手をかける。
「ただいま。」
「兄さん!おかえり」
「お帰りなさいリーフレッド」
母のイリエラは、台所で果物の皮をむきながら、妹のイールはダイニングテーブルの椅子に座って読書をしながら、少し驚きながらも優しく、自分の帰りを迎えてくれた。あらかじめ優勝したら、大会の二日間後しばらく帰ってこないことを言っていたが、心配させてしまっと思い二人にあやまった。
母は優しく許してくれたが、妹のほうは許してあげる代わりにお土産と迫ってきた。王国からの帰りに妹が以前からほしがっていた本があったのでそれを土産として渡した。秘密のプレゼントにするつもりがお土産になってしまったが、妹の喜んでいる姿を見て自分もうれしかった。母には、新鮮な果物と野菜を買ってきた。それを渡すといつものようにやさしく微笑んでくれた。だがその顔にはどこか疲れが出ているように見えて、すこしさびしかった。
森に住み始めたのは父の強い要望があったからだと母から聞いた。父は人里はなれた自然の中で森の開放感を感じたいといっていたそうで、母はその森の中で剣の特訓に励んでいる父の姿を眺めていたそうで、そうしているうちに母も森の豊かさを好きになっていったらしい。
暮らしは何かと不便だが父のおかげでお金には苦労することも無く、細々とだが幸せに暮らせていたという。そして自分と妹が生まれたころには、父は暮らしていける最低限のお金以外をすべてボランティアとして、病気の人たちに寄付し、食べ物がない人には、猟をして食べ物を配っていった。
母はそんな父をみて、いくらなんでも人のためにがんばりすぎと言っていたが、 とめようとはしなかった。自分にはそのときの父の行動がわからなかったが、今となっては誇りある働きだと思う。だけどそれがあだとなったかは知らない――いや、あだとなったと考えたくない――が父が死んでからは不便な生活が始まってしまった。だが母は父の生前の行動を責めようとはしなかった。
質素な生活が続いて半年になるとまた新たな問題が隆起した。今まで森の奥地にしか獣は生息しなかったが、森が騒がしくなったのか家の周りにもたびたび現れるようになり、王国にある学校への通学が、森を抜けなければならない妹にとって、危険になってしまった。その結果この家を出なければならないという結論にあたってしまった。父との大切な思い出だけを残して。
この家に帰ってくるのもこれが最後の予定だ。明日の昼には出発することをもうすでに決めていた。
母と妹は王国の王の配慮で王国の城下町で暮らすことになった。父は王国最強の剣士と呼ばれ、王も絶大な信頼をおく衛兵でもあった。そのおかげでだ。
今日はこの森の思い出のたくさんつまった家でゆっくり過ごす事にした。荷物をまとめるのは明日でいい。
母がつくったスープと妹がつくったサラダは最高においしかった。食卓に並ぶいすはひとつ空席だがそれでも楽しかった。
父が作ってくれたベットに寝そべり空気を肺いっぱいに吸い込んだ。
外はもうすっかり夜なのか、空気は冷えていたが、この家の香りと思い出はしっかりと吸い込んで吐き出さないようにした。そしてこれからは自分が母と妹を守っていくことを心に決める。それから布団を頭までかぶり、布団の中でくるまって寝ることにした。それでも景色が恋しく布団から顔をだす。窓の外からはこんこんと月の光が降り注ぎ、どこか切ない雰囲気をかもしだしている。母と妹はもう寝たのか家の中は物音ひとつしない。聞こえるのは近くにある小川の音とかすかな風。
急に涙が出そうになって急いでランプの火を消し、再び布団にもぐる。心に中でまだひとり立ちできないなと思った。
父はとても優しく、かっこよく、勇ましかった。自分の幼いころからの憧れの存在で、父の繰り出す剣技はどれもすばらしく、光り輝いて見えた。
王国にほとんど滞在していて、家に帰ってくることは少なかったが、家に帰ってくると、妹のイールと一緒に一日中遊んでくれて、母はその姿をやさしく見守ってくれていたのを覚えている。
十歳くらいになるとはじめて父に猟へ連れて行ってもらった。そのときの獲物はオオカミでとても素早く動き回っていた覚えがある。父はその動きをよみ、どこでとびかかってくるかを予測していたかのようにあっさりとオオカミを切り裂いた。
父のその動きと剣技はすごかった、がオオカミを殺したときの血しぶきが強烈に頭の中に残った。その光景を思い出すと体が震えてきて怖くなって泣いてしまった。それを見た父は「これが生き物を殺すということだ。目をそむけるな。」とやさしく、だが力強く語ってくれた。幼かった自分にはその語ってくれたことが理解できたとは思っていない。けれど真剣な父の瞳は忘れはしない。
父からはたくさんのことを学んだ。生き物の生と死、命の駆け引き、刃の恐ろしさ。そのことを知った上で自分は剣に引かれた。父のようになるために。そしていつまでも今は見ることのできない父の背中を追い続けるために。
強い風の音で目が覚めた。窓はがたがたと落ち着きの無いように騒ぎ、外では風が轟いてうなっている。
ベットから少しだるそうにたちあがって今にも外れそうな窓を抑えながら外の様子を見る。雨は降っていないが空はどんよりとしていて雲が厚く層を作っているように見える。
素早く身支度をして大きめのリュックの中に荷物を詰め込む。自分の部屋の中にあるすべてのものをがむしゃらに詰め込むだけなので、もっていくものの選別をする必要が無く楽に早く終わった。
台所に行くと母と妹は近い日にする引越しの準備で忙しかった。あたりを見回すと早くも棚に並んでいたはずの食器がすでになかった。
この天気のせいなのか会話の数はあまり少なく、物寂しかった。近い日にここにくる馬車に荷物をつんで王国に移動するらしい。
自分も手伝うというと妹は
「兄さんはもうすぐ王国に行くんだから、のんびりしてて」
と言ってゆっくりすること自分に勧める。
そういわれ昼の出発の時間までの間もう一度この家をみておくことにした。つよい風でも壊れない家に力強さをかんじ父が一生懸命つくったことを思い浮かべた。
外を見る。風はあいかわらず強くふいている。だけどこの風はいずれ止み、青空が顔を出すだろう。そんなような予感がした。
続く。
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2005/08/24(Wed)22:48:50 公開 / モンバイ
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■作者からのメッセージ
初めまして。このたび初めて投稿をさせてもらうモンバイと申します。
つたない文章や不適切な表現があるやと思いますがそういう指摘も含め辛口に批評を
もらいたくてここに投稿しました。
なにぶん忙しく更新も遅くなると思いますが、どうかよろしくお願いします。
ようやく二章を更新できました。一ヶ月ぶりです、はい。
こんなにのろくて大丈夫なのかとかなり心配していますがなんとか書き終えたいとおもってるので、感想は辛口のままどうぞよろしくお願いします。あと―の使い方がいまいちわからないので不適切な使い方の場合は指摘お願いします。では第三章にむけてスローリーかつ全力投球でがんばっていきます!