- 『情熱刑事』 作者:ジェラウド / アクション アクション
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全角1522文字
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原稿用紙約4.8枚
やつの名前は榊原健二(さかきばらけんじ)。
それを支えているのは福岩署の熱き刑事(デカ)達だ。
情熱刑事第1話
「おはようございます」
今日も榊原は、福岩署にやってきた。榊原は、刑事課に入り自分の席に着くと鞄をおろす
ふと、後ろから先輩の矢沢久美子警部が榊原の肩をポンっと1回たたいて話しかけた
「最近平和だからって気をぬいちゃだめよ。あと、この書類たのんだわ…」
「え‥やだね‥」
「‥何か言った?」
「いいえ、なんでも」
榊原は、フーとため息をつくと書類を書いていく。
「君、お茶」
その時社長は、榊原の後輩の警官にお茶を頼んだ。その警官は、お茶をポットをさわってお茶を入れ、社長に渡すと見回りに行った。榊原は、書類をある程度書いて自分の席のお茶を飲もうとした、その時事件へのアナウンスが鳴る
「お台場で殺人事件発生。お台場で…」
社長が行って来いというと手を叩く。いきなりの放送にびっくりした榊原はお茶をひっくりがえしてしまう。社長の合図で刑事課から全員が出動する。榊原も少し遅れて出動。
榊原は助手席に同僚の蝦夷明(えぞあきら)を乗せてスカイラインクーペがサイレンを鳴らし他のパトカーとともに出動する。
現場に到着したら、他の刑事も調査をしていた。向こうの1人の刑事が福岩署の全員に向かってしゃべった。
「女性を狙った多発殺人です‥」
矢沢は、ふと、お台場で最近女性の遺体が見つかる事件を思い出した。矢沢は、心配そうな顔をした。
「大丈夫っすよ先輩」
それを見た榊原は、微笑みかけて矢沢を励まそうとした。
それから、2日。矢沢と蝦夷は、2人で多発殺人があった、いろいろな場所をしらべた。
蝦夷は、通りすがりの人に犯人と思われる1枚の写真を取り出してその人に尋ねる。
「‥この人知りませんか?最近ここらへんをうろうろされているんです」
「‥‥知りませんな。」
「僕は、このような者です」
蝦夷は、警察手帳を見せた。その時、近くの公園で待っていた矢沢の近くにマスクをかぶった男がナイフを右手につかみ、矢沢に襲い掛かった。
「きゃあああああああ」
矢沢の悲鳴が偶然オンにしていた現場周辺の刑事達への無線を通した。
近くにいた、蝦夷は、いそいで矢沢の場所に駆けつけた。だが、すでに矢沢は男におさえつけられていたのだった。蝦夷は、ホルダーから拳銃を取り出して両手で構える。
犯人が、喋ると同時にサイレンが響いてくる
「俺はなあ‥リ、リストラされたんだ!お前らには‥気持ちがわ、わかるか‥!」
(こいつ‥びびってる。)
矢沢は、犯人の声とナイフを持った右手がふるえてるのを知る。
「じゅ、銃を捨てろ!‥でないと」
そこに、榊原も駆けつける。
「矢沢先輩」
榊原は拳銃を取り出して構えると矢沢の右手が動いているのを知り、よく見てみる。ハッと気がついた榊原は、矢沢の右手の親指が小指をすするのは、犯人が攻撃できない状態だった。
「その人を離せ、離すんだ」
榊原は犯人に銃を構えたまま近づいていく。
「く、く来るな!」
榊原は矢沢が1回静かに小さくうなずいた合図を見て、上に銃を向けて威嚇射撃をした。
その大きな銃声で犯人が驚き、ナイフと矢沢を離した瞬間、警官が飛び込んだ。
「ありがとう、気づいてくれたのね合図に」
「ああ、いえ」
すみで蝦夷は、何のこと?だと思って矢沢と榊原を見ていた。
犯人が手錠を掛けられ、警官2人につれていかれるところを見て、榊原がボソっと言う
「勝って生きろ…負けて死ぬな」
どうやら、無線機に犯人がリストラされていたのも聞こえていた。
矢沢が、榊原と蝦夷の肩をたたいて喋る
「今日は、ありがとう。おごってやるわ」
3人は、その後矢沢のおごりについていった。
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2005/07/21(Thu)14:38:13 公開 / ジェラウド
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■作者からのメッセージ
いろいろな刑事や犯人がでる予定の話です。