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『子犬と素人刑事見習い』 作者:駆使団子 / ミステリ ミステリ
全角604.5文字
容量1209 bytes
原稿用紙約2枚
7時・・今日はいつもより目覚めがいい、マルコは冬の極寒のため中々布団から出れないでいた。そしてなんとか布団から出てコーヒーを飲みながら今日の朝刊を見る。
最近はここら一体の治安が悪くなったせいか、一面も強盗や殺人事件の記事だった。
そして時計を見る。時間は7時15分まだまだ時間はある。
朝早く起きるのもいいものだ・・。などと思いながらテレビを見ながら求人雑誌を開いた
テレビも大体のニュースは新聞と似た内容だった。
マルコは別にそのニュースには興味は無かったし、関係の無いものだと思っていた。
ふとなかなかいい仕事が見つかった。
だがそれも特に気に入らず、暇を潰すため外に出かけた。
外はとても寒かった、確実に氷点下にはなっていた。
マンションを出るとダンボールの中で、小さな子犬が丸まって今にもおなかをすかしているところだった。
だがマルコは無職、金も持ち合わせていないため、2、3回頭をなでてその場を立ち去った。
町はクリスマス、こんなに治安が悪くてもやはり時期が時期だけに子供たちの笑い声が飛び交っている。
こんな光景を見ていると、ふと笑顔が戻ってくる。
そして、クリスマスの活気の中スーパーに入った。
そして家に帰る、まだ子犬はダンボールの中にうずくまっていた。
マルコは結局、その子犬が気にかかっていたので、家に入れた。
そしてスーパーで買ったドックフードを食べさせた。
夜の八時、街ではまだ事件がおきていた・・・。
2005/04/02(Sat)01:51:39 公開 / 駆使団子
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