オリジナル小説 投稿掲示板『登竜門』へようこそ! ... 創作小説投稿/小説掲示板

 誤動作・不具合に気付いた際には管理板『バグ報告スレッド』へご一報お願い致します。

 システム拡張変更予定(感想書き込みできませんが、作品探したり読むのは早いかと)。
 全作品から原稿枚数順表示や、 評価(ポイント)合計順コメント数順ができます。
 利用者の方々に支えられて開設から10年、これまでで5400件以上の作品。作品の為にもシステムメンテ等して参ります。

 縦書きビューワがNoto Serif JP対応になりました(Androidスマホ対応)。是非「[縦] 」から読んでください。by 運営者:紅堂幹人(@MikitoKudow) Facebook

-20031231 -20040229 -20040430 -20040530 -20040731
-20040930 -20041130 -20050115 -20050315 -20050430
-20050615 -20050731 -20050915 -20051115 -20060120
-20060331 -20060430 -20060630 -20061231 -20070615
-20071031 -20080130 -20080730 -20081130 -20091031
-20100301 -20100831 -20110331 -20120331 -girls_compilation
-completed_01 -completed_02 -completed_03 -completed_04 -incomp_01
-incomp_02 -現行ログ
メニュー
お知らせ・概要など
必読【利用規約】
クッキー環境設定
RSS 1.0 feed
Atom 1.0 feed
リレー小説板β
雑談掲示板
討論・管理掲示板
サポートツール

『鎖無雷屋 1話』 作者:アトラ / 未分類 未分類
全角1420文字
容量2840 bytes
原稿用紙約5.2枚
生物は生きている。

人も、動物も、植物も

体があるから生きている

では体が無いものは?

魂が体から抜けてしまったものは?

普通の人には見えない状態

それは霊といわれる。

霊は生きているのか?死んでいるのか?

普通は「死んでいる」と答えるだろう

そうだろうか?

目に見えなくても魂はあるわけで

その「魂」は確実に「生きている」

では全ての魂は生きているのか?

まだ未練を残して魂が体から抜けるとこの世に残るという。

その未練が無くなり、この世からあの世へ魂が行くとき。

その時に本当に「死んだ」とといえるのではないだろうか?

この物語は「生きている魂」を「死んだ魂」にする人達の物語










  鎖無雷屋    第一話  「出会イハ突然」




「え〜…・だからこの問題は」

前を見ればわけのわからねぇ数学的な図形が黒板にびっしりと書かれ、それを証明する先生。

右を見ればそれを写す生徒

「数学なんざたし算、ひき算、かけ算、わり算ぐらいしか社会じゃ使わないだろ」
おれはボソっと呟いた

ふと外を見ると青い空が広がっていた。

「あぁ…・今の俺なら空飛べそうだわ」

そんな夢みたいなことを呟いているときだった

パコンと頭に軽い衝撃が走った。

「木下、空飛ぶ前にノート写せ」

横を見上げると数学担当の先生が俺を困った顔で見ていた。

「ノート写すなんて紙が無駄じゃん!」

「ノート使わないほうが無駄だろ!てゆーか今授業中!目ぇ開けたまま夢見るな!」

「夢みるのは大事なんだぞ!夢は無限に広がる世界、その世界で空飛びたいって思って何が悪い!?」

「だいたい人が何も無い状態で空飛べるわけないだろ!」

「いや飛べるね!今の俺ならノリで飛べそうな気がする!」

「ノリで生きている奴が言うな!ノリで飛べたらライト兄弟だってビックリだぞ!!」

教室いっぱいに笑い声が聞こえる

まぁそんな感じで学校が終わり、家に帰ってるときだった。

そういや俺、ろくな人生おくってないな

ふとそう思う。

俺が13歳の時、家族を亡くした

交通事故で父さんと母さんと兄ちゃんをなくした。

どうでもいい存在だった

だけどなくなって初めてかけがえのない存在だと気付いた

なくなってから気付くなんて遅すぎるよ…・

別れは突然か…・

いっその事俺も…・

そう考えながら横断歩道を渡っているときだった

横からいきなりすごい音がした。

ズガン!!

何かがぶつかった?体に痛みが走った。

「痛って!!…・あれ?」

なぜだろう?痛みが急に無くなった

「どこも怪我してないし…・おかしいな」

不審に思い、あたりを見回した。するととんでもないものを見てしまった

「…・俺!?ちょっとまてよ!なんで俺が倒れてるんだ!?」

真下に自分が血を流して倒れていた

「そうだ!横からすごい音がして俺に何かがぶつかったんだ、ってことは…・俺は…・」

頭の中を整理しているときだった、「アイツら」が俺の目の前に現れたんだ。

「うわ!誰だ!?」

目の前に黒いツンツンの髪形をした男と青髪のショートカットの女が現れた。

「どぉもぉ〜鎖無雷屋でぇ〜す」

黒いツンツンの髪形をした男が言った

「16歳、木下 雷(キノシタ ライ)、170センチの身長に茶髪、間違いないよ」

続いてショートカットの女が言った

「は・・?なんで俺の事知ってんだよ?」

「鎖無雷屋だからだよ」

それが俺とアイツらとの出会いだったんだ




「出会いは突然」

2005/03/04(Fri)11:47:31 公開 / アトラ
■この作品の著作権はアトラさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初めまして!アトラと申します
まだまだ未熟者ですが今後皆様よろしくおねがいします!
あと鎖無雷屋(さむらいや)と読みます。
この作品に対する感想 - 昇順
感想記事の投稿は現在ありません。
名前 E-Mail 文章感想 簡易感想
簡易感想をラジオボタンで選択した場合、コメント欄の本文は無視され、選んだ定型文(0pt)が投稿されます。

この作品の投稿者 及び 運営スタッフ用編集口
スタッフ用:
投稿者用: 編集 削除