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『――奇跡のよみがえり――  (プロローグ〜第2話)』 作者:@かおり@ / 未分類 未分類
全角1648.5文字
容量3297 bytes
原稿用紙約6.05枚
  ――プロローグ――

私には好きな人が居るの…
8年間も愛し続けた人―
でも死んでしまった。
2ヶ月前に交通事故にあって。
私の寿命が分けられたらいいのに。
神様―…。どうか彼に私の命を分けてあげて下さい…。


『馨(かおり)〜! 早く行かないと怒られちゃうよ〜!!』
『美風(みかぜ)〜! ちょっと待ってよ―!!』
『馨! 走るよ!! 次は湯前(ゆのまえ)先生の音楽の授業だよ?』
『ゲッ…マジで!?』
湯前先生は、学校一こわぁい先生…。 なんと不幸なことに私たちはその湯前先生の授業に遅れそうになっているのです。
『マジで! 嘘なんかついたことなかったでしょ?』
『うん…』
私は二ノ宮 馨(にのみや かおり)
こっちの娘(こ)は綺羅 美風(きら みかぜ)小学校3年生からの友達なんだ!
 キ―ンコ―ン カ―ンコ―ン
 走っている所を容赦なくチャイムが鳴り始める。
『ハァ…ハァ…ギリギリセーフだね…美風。』
『危ないとこだったね…』
長い廊下を走ってしんどそうにしている美風を見ながら言う。
『美風…大丈夫?』
『うん…私は大丈夫…馨は大丈夫?』
『うん…大丈…夫…』
 そう言いながらニコッと笑って見せる。
『あれ…?』
『どうしたの? 馨?』
『ちょっと走りすぎてめまいが―…』    

 バタン!!

『馨―!?』 

第1章 ――『命』――
 
『あれ…ココ…何処?』
『馨…気が付いたのね…良かった。馨の家よ。 でももう元気そうね。 もう帰ってもいいかな? あたし今日塾なんだ…』
『うん。 ゴメンね…迷惑かけて。 ―ところで今何時?』
『5時。 いつになってもおきないからビックリしちゃったよ… それに…魘されてるんだもん…そんなに好きだったんだね。 たけちゃんのこと―…。』 
 「たけちゃん」っていうのは私がずっと好きだった人なの。
 本名・野々宮 健(ののみや たける)。
 幼稚園時代からずっとクラスが一緒で、
 小学1年生の時にブランコでもぐらしてたら頭打って頭から大量出血してた の見て助けてくれたんだ!
 優しいでしょ?
『あっ! もうこんな時間だ!! 塾行くね! ゴメンね〜!』
 バタンとドアの閉まる音がした。

(馨…)
『え…? 今誰かに呼ばれた気がしたけど…気のせい?』
(馨)
『この声…もしかしてたけちゃん!?』
(そうだよ。)
『何処に居るの!?』
(横見て。)
『たけちゃん…!! 久しぶり! 来てくれたのね…!!』
(馨が倒れたから気になって…)
『ホントにまた会えるなんて… でもどうして? 死んじゃったんじゃないの?』
(馨が命を分けてくれたからだよ。) 

第1章――終わり――
 
私のこの両手だけでは
    何も救えなかったのだろうか。  

第2章――『運命と奇跡』――

『あの願い、ホントに叶ったの…?』
(うん。)
『神様…ありがとう…』
(ホント。神様に感謝しなきゃね。)
『いつまでこの世界に居られるの?』
(馨の願いが3つ叶うまで。)
『1つ思いついた。』
(何?)
『たけちゃんとずっとそばに居ること。』
(…それはダメ。)
『どうして!?』
(神様に言われたんだ。 それ以外の願いを3つだよ。)
『それ以外願いなんてないよぉ!!』
運命とはなんて残酷なんだろう。 自分の命すら醜く思えてくる。
そう。運命は変えられないんだ。 運命ってなんなんだろう。
『奇跡が起きるかも知れない! まだ運命は決まってはいないはず…』
(もう運命は決まってる! 今頃言ったって遅い!)
『そんな事ない! 信じていれば奇跡は起こる!! 誰だって奇跡を起こせるよ!!』
(奇跡なんか起こりっこない! 信じたって無駄だ! 今までだってそうだった!!)
『そんな事ないよ! 今だって奇跡は起きてる。)
(どれが奇跡だって言うんだ!)
『たけちゃんだって今この世界に居るじゃないか!』
(…そうだったな。 奇跡って…ほんとに起こるんだ…)
『そうだよ。 信じていれば奇跡は起こる。 運命だって変えられる。』
第2章――終わり――
2004/10/26(Tue)17:33:06 公開 / @かおり@
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■作者からのメッセージ
初投稿です^^
頑張って書いたので、レスして下さったら
嬉しいです*^^*
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