- 『がっこうのせいかつ第一話』 作者:おれはさいきょう / 未分類 未分類
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原稿用紙約2.3枚
「今日から僕も中学生か・・・」
朝。いい天気。4月7日
僕はまだ着慣れない学生服を着て鏡の前に立っていた。
(第一印象が大切だからなぁ・・身だしなみはきちんとしないと)
「雪也ー!!そろそろ行きなさい!!」
「はーい!!」
僕は一階のキッチンにおりて朝食を食べた。
「今日からあなたも中学生なんだから、しっかりやんなさいよ」
母さんの小言も聞いて、僕はかばんを持ち玄関を出た。
いざ、未知なる世界へ
「市立ポギュンヌ中学校入学式」
「あーおーげーばーとおーとしーいざーさらーあばー」
校歌の「仰げば尊し」を歌い終わり、教室へと戻る
ざわざわ・・・わざわざ・・・
(まいったな。ウチのクラスに僕の友達一人もいないよ・・)
気まずい・・・ひたすら気まずい・・・
がらがらー
教室のドアが開いて、先生が入ってきた
「はーい!!みなさん席についてくださーい!!」
先生は手をパンパンと叩いた。教室は静まった。
先生は黒板に自分の名前をかっかっと書いた。
「今日から君たちの担任の坂持金発といいまーす!!」
ふざけた名前だ。偽名なのだろうか。
「よくわかりません。」
メガネをかけた少女が言った
「はいはい!!みなさんに集まってもらったのは他でもありませーん!」
坂持は大声で言った。
「今からみなさんには自己紹介をしてもらいまーす!!」
教室は一瞬にして静まり返った。
続く
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2004/07/02(Fri)21:15:39 公開 / おれはさいきょう
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■作者からのメッセージ
普通の学園生活を描いてみたいと
思います。